※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
【2026年最新版】Windowsの32bitから64bitに移行する方法【完全ガイド】
- 32bitと64bitの違いと移行が必要な理由
- 現在のWindowsが32bit・64bitどちらかを確認する方法
- 64bitへのクリーンインストール手順(Windows 11対応)
- 移行時の注意点とデータ・ソフトウェアの引き継ぎ方法
「パソコンが重い」「メモリを増設したのに効果がない」「新しいソフトがインストールできない」——こうした問題の原因が32bitのWindowsにある場合があります。
32bit版Windowsは最大4GBまでしかメモリを認識できず、最新のソフトウェアへの対応も限られてきています。この記事では、32bitから64bitへの移行方法をステップバイステップで解説します。

32bitと64bitの違いを理解する
根本的な違い:扱えるメモリ量
32bitと64bitの最も大きな違いは、扱えるメモリ(RAM)の上限です。
| 項目 | 32bit版Windows | 64bit版Windows |
|---|---|---|
| 最大RAM認識量 | 約3.2GB(理論値4GB) | 最大2TB(Home版は128GB) |
| 処理速度 | 基本的に遅い | 64bitアプリでは高速 |
| 対応ソフト | 32bitアプリのみ | 32bit・64bit両対応 |
| セキュリティ | 一部機能なし | Secure Boot・Hyper-V等対応 |
| Windows 11サポート | 非対応(64bit必須) | 対応 |
| 今後の展望 | サポート縮小傾向 | 現在の主流・今後も継続 |
なぜ今すぐ移行すべきか
- Windows 11は64bit専用: Windows 11は32bit版が存在しません。最新OSを使うには64bitが必須
- 最新ソフトが動かない: Adobe製品・各種クリエイティブツール・ゲームの多くが64bit専用になっている
- メモリが無駄になる: 8GB・16GBのメモリを増設しても32bitでは3.2GBしか使われない
- セキュリティリスク: 古い32bit環境はセキュリティアップデートの対象外になりつつある
現在のWindowsが32bit・64bitか確認する方法
Windows 10・11での確認手順
- 「スタート」→「設定(⚙)」をクリック
- 「システム」→「詳細情報」を開く
- 「デバイスの仕様」セクションの「システムの種類」を確認
表示される内容の意味:
- 「64ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ」 → 64bit OS・64bitCPU(移行不要)
- 「32ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ」 → 32bit OS・64bit対応CPU(移行可能!)
- 「32ビット オペレーティング システム、x86 ベース プロセッサ」 → 32bit OS・32bitCPU(CPUが古く移行不可)
移行前の必要確認事項
チェックリスト
| 確認項目 | 確認方法 | 必要な条件 |
|---|---|---|
| CPUが64bit対応か | システム情報でx64確認 | x64ベースプロセッサ |
| RAM容量 | タスクマネージャーで確認 | Windows 11は4GB以上推奨 |
| Windowsプロダクトキー | MOMAまたはシールで確認 | デジタルライセンスでOK |
| ドライバーの64bit対応 | 各デバイスメーカーサイト | 64bit版ドライバーが存在する |
| 重要データのバックアップ | 外付けHDD・クラウドに保存 | 全データのバックアップ完了 |
| USBメモリ(8GB以上) | 手元に用意 | インストールメディア作成用 |
データのバックアップ(最重要)
32bitから64bitへの移行はクリーンインストール(初期化)が必要です。アップグレードインストールでは移行できません。必ず全データをバックアップしてください。
バックアップすべきデータ:
- ドキュメント・写真・動画・音楽(Cドライブのユーザーフォルダ全体)
- ブラウザのブックマーク(Chrome: 同期設定 / Edge: 同期設定)
- メールデータ(Thunderbird等はプロファイルフォルダをコピー)
- ゲームのセーブデータ(クラウド同期していないもの)
- 各種ソフトウェアのライセンスキー・シリアル番号のメモ
- プリンター等の周辺機器ドライバー情報

64bitへのクリーンインストール手順
ステップ1: Windowsのプロダクトキーを確認する
デジタルライセンス(Windows 8以降のOEM版)の場合、プロダクトキーはMicrosoftアカウントに紐付けられているため、キーは不要なことが多いです。念のため確認しておきましょう。
- スタートメニューの検索欄に「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開く
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
wmic path softwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey
表示されたキーをメモしておく(表示されない場合はデジタルライセンス)
ステップ2: Windows 11インストールメディアを作成する
- 別のPCまたは現在のPCでMicrosoft公式サイトにアクセス(support.microsoft.com)
- 「Windows 11をダウンロードする」ページから「メディア作成ツール」をダウンロード
- 8GB以上のUSBメモリを接続(データが全消去されるので注意)
- ツールを起動 → 「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択
- 言語:日本語 / エディション:Windows 11 / アーキテクチャ:64ビット(x64) を選択
- メディアの種類:「USBフラッシュドライブ」を選択
- 作成完了まで待機(20〜40分程度)
ステップ3: BIOSでUSBブートの優先順位を設定する
- PCをシャットダウンし、インストールメディアのUSBを挿入
- 電源を入れながら起動キー(F2・F10・Del・Escのいずれか)を連打してBIOS/UEFI画面を開く
- 「Boot」または「Boot Order」メニューを開く
- 起動順位の1番目を「USB Drive」または「Removable Device」に変更
- F10で「Save and Exit」して再起動
ステップ4: Windowsのクリーンインストールを実行する
- 「Press any key to boot from USB…」の表示が出たらキーを押す
- Windowsセットアップ画面が表示される → 言語:日本語 → 「次へ」
- 「今すぐインストール」をクリック
- プロダクトキーの入力:
- デジタルライセンスの場合:「プロダクトキーがありません」をクリック(後で自動認証される)
- キーがある場合:入力する
- エディションを選択(以前と同じエディションを選ぶ:Home / Pro など)
- 「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)」を選択
- インストール先のドライブを選択。既存のパーティションがある場合はすべて削除して「新規」で作成する
- 「次へ」でインストール開始(20〜40分かかる場合がある)
- 再起動後、初期設定画面が表示される
ステップ5: 初期設定とドライバーのインストール
- 言語・キーボード・タイムゾーン・Wi-Fi接続を設定
- Microsoftアカウントでサインイン(デジタルライセンスはここで自動認証される)
- 初期設定完了後、「Windows Update」を開いて最新の更新プログラムを適用
- デバイスマネージャー(Win+X → デバイスマネージャー)で「!」マークのデバイスがあればドライバーを手動インストール
- バックアップからデータを復元し、必要なソフトウェアを再インストール

移行後の注意点
32bitアプリの互換性
64bit版Windowsは32bitアプリも動作します(WOW64という互換レイヤーが動作)。ただし、以下の例外があります:
- 16bitアプリは動作しない: Windows 3.1時代の非常に古いソフトは64bit Windowsで動作しません
- 32bitドライバーは使えない: プリンターやスキャナーなどのドライバーは64bit版が必要
- 一部のレガシーソフト: 古い業務用ソフトウェアは32bit専用の場合があり、互換性を事前確認要
ドライバーの確認方法
- Win+Xを押し「デバイスマネージャー」を開く
- 黄色の「!」マークがついているデバイスがあれば、ドライバーが未インストール
- 右クリック→「ドライバーの更新」で自動検索、または各メーカーサイトから64bit版を手動ダウンロード
よくある質問(FAQ)
A. できません。32bitから64bitへの変更はクリーンインストールが唯一の方法です。これはOSのアーキテクチャそのものが異なるためで、アップグレードツールでは変更できない仕様です。
A. 手順は同じです。Microsoftのメディア作成ツールで「Windows 10 64bit」のインストールメディアを作成し、クリーンインストールを実行します。ただしWindows 10は2025年10月にサポート終了しているため、Windows 11 64bitへの移行を推奨します。
A. デジタルライセンスはMicrosoftアカウントに紐付いているため、同じアカウントでサインインすれば自動認証されます。それでも認証されない場合は設定 → システム → ライセンス認証から「トラブルシューティング」を実行してください。
A. Windows 11はCPU以外にもTPM 2.0・Secure Boot・最低4GB RAM・64GBストレージなどの要件があります。古いPCではTPM 2.0が無効になっている場合があり、BIOS/UEFIでTPMを有効化することで解決するケースがあります。
A. すべて削除されます。再インストールが必要です。インストール前にソフトウェアのリスト・ライセンスキー・シリアル番号を必ず控えておいてください。
A. 2015年以降に発売されたプリンターはほぼ全機種64bit対応しています。それ以前の製品はメーカーサイトで64bit版ドライバーが提供されているか確認が必要です。ドライバーが提供されていない場合、そのプリンターは64bit環境では使えません。
A. 外付けHDDまたはUSBメモリに保存していた場合、64bitインストール完了後に接続してコピーするだけです。Microsoftアカウントの同期・OneDrive・Googleドライブなどのクラウドを使っていた場合は、サインイン後に自動で同期されます。
A. 主な原因としてドライバーが正しくインストールされていない、または不要なスタートアップアプリが多いことが考えられます。デバイスマネージャーでドライバーを確認し、タスクマネージャーのスタートアップタブで不要なアプリを無効化してみてください。
まとめ
32bitから64bitへの移行はクリーンインストールが必須ですが、手順を理解すれば安全に実行できます。最も大切なのはバックアップを万全にしてから作業を開始することです。
| 移行の流れ | ポイント |
|---|---|
| ①CPUが64bit対応か確認 | システム情報でx64ベースプロセッサか確認 |
| ②全データのバックアップ | 外付けHDD・クラウド両方に保存 |
| ③インストールメディア作成 | 64bit(x64)を選択してUSBに作成 |
| ④クリーンインストール実行 | カスタムインストールを選択 |
| ⑤ドライバー・ソフト再インストール | Windows Updateとデバイスマネージャーで確認 |
移行後は4GB以上のメモリをフルに活用できるようになり、最新ソフトウェアやWindows 11の全機能を利用できるようになります。古い32bit環境からの脱却は、PCパフォーマンスを最大限に引き出す第一歩です。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!