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【2026年最新版】Windows 10からWindows 11へのアップグレード完全ガイド
最終更新: 2026年3月 / 対象: Windows 10ユーザー / 所要時間: 約30〜60分(アップグレード実行含む)
⚠️ 重要: Windows 10のサポート終了は2025年10月14日です。サポート終了後はセキュリティ更新が提供されなくなるため、アップグレードまたは新しいPCへの移行を強く推奨します。
「Windows 11に変えたいけど、自分のPCで動くのか不安」「アップグレード方法がわからない」——そんな疑問を解決するのが本記事です。システム要件の確認方法からアップグレード手順、よくある失敗の対処法まで、Windows 10からWindows 11への移行を安全に完了させるためのすべてを解説します。
この記事でわかること
- Windows 11のシステム要件(TPM 2.0等)の確認方法
- PC正常性チェックツールの使い方
- アップグレード前に行うべきバックアップ方法
- アップグレードの実行手順(3つの方法)
- Windows 11の主要新機能の紹介
- アップグレード失敗時のトラブルシューティング

Windows 11のシステム要件を確認しよう
Windows 11に必要なスペック一覧
| 項目 | 最小要件 | 推奨スペック |
|---|---|---|
| プロセッサ | 1GHz以上、2コア以上(64ビット) | Intel第8世代以降 / AMD Ryzen 2000以降 |
| RAM(メモリ) | 4GB以上 | 8GB以上 |
| ストレージ | 64GB以上の空き容量 | 256GB SSD以上 |
| TPM(トラステッドプラットフォームモジュール) | TPM 2.0 必須 | TPM 2.0(必須) |
| セキュアブート | UEFI、セキュアブート対応 | 有効化推奨 |
| ディスプレイ | 720p以上、9インチ以上 | 1080p以上 |
| インターネット | 初期設定時に必要(Homeエディション) | 常時接続推奨 |
最も重要な要件:TPM 2.0とは
Windows 11の最大のハードル、それがTPM 2.0(Trusted Platform Module 2.0)です。これはパソコンのマザーボードに内蔵された小さなセキュリティチップで、暗号化キーの保護やセキュアブートに使われます。
2016年以降に発売されたほとんどのパソコンには搭載されていますが、BIOS/UEFIの設定でオフになっている場合があります。その場合はBIOS設定を変更してTPM 2.0を有効化することで要件を満たせます。
対応プロセッサの世代確認方法
- Intel: 第8世代(Core i-8xxx)以降が対象。第7世代(Core i-7xxx)は対象外
- AMD: Ryzen 2000シリーズ以降が対象。Ryzen 1000シリーズは対象外
Windowsキー + R → 「msinfo32」と入力してEnter → 「プロセッサ」の項目でCPUモデルを確認できます。
PC正常性チェックツールでアップグレード可否を確認する
PC正常性チェックツールのダウンロードと使い方
- Microsoft公式サイトで「PC正常性チェック」を検索してダウンロード(または Windows Update の「Windows 11へのアップグレード」セクションから起動)
- インストール後にアプリを起動
- 「今すぐチェック」ボタンをクリック
- 数秒後に判定結果が表示される
「このPCはWindows 11の要件を満たしていません」と表示された場合
要件を満たしていない項目が具体的に表示されます。主な原因と対処法を以下にまとめます。
原因1: TPM 2.0が無効
BIOS/UEFI設定でTPMを有効化します。
- PCを再起動する
- 起動時にDel・F2・F10 などのキーを押してBIOS画面を開く(機種によって異なる)
- 「Security」または「Advanced」タブを探す
- 「TPM」「Intel PTT」「AMD fTPM」などの項目を「Enabled」に変更
- 「Save and Exit(保存して終了)」を選択
原因2: セキュアブートが無効
- BIOS画面を開く(上記手順と同様)
- 「Boot」タブ → 「Secure Boot」を「Enabled」に変更
- 注意: CSMモードを無効にする必要がある場合があります(ドライブがGPT形式の必要あり)
原因3: CPUが対象外
Intel第7世代以前・古いAMD CPUを搭載しているPCは、正式には対象外です。Microsoftが提供している「非公式アップグレード手順」も存在しますが、サポートが限定される可能性があるため、新しいPCへの買い替えを検討することを推奨します。

アップグレード前に必ず行うバックアップ
なぜバックアップが重要か
アップグレードの失敗や予期しないデータ損失に備えるため、事前のバックアップは必須です。特に重要なファイル(写真・文書・動画等)は必ず別の場所に保存してください。
バックアップ方法1:外付けHDD/SSDへのバックアップ
- 外付けHDDまたはSSDを接続
- Windowsキー → 「コントロールパネル」を開く
- 「バックアップと復元(Windows 7)」を選択
- 「バックアップの設定」をクリック
- バックアップ先として外付けドライブを選択
- 「今すぐバックアップ」をクリック
バックアップ方法2:OneDriveクラウドバックアップ
- OneDriveアプリを開く(タスクバーの雲アイコン)
- 設定(歯車アイコン)→「設定」→「バックアップ」タブ
- 「バックアップを管理」→デスクトップ・ドキュメント・写真をオンにする
- 「バックアップを開始」をクリック
バックアップ方法3:システムイメージの作成(完全バックアップ)
Windowsのシステムイメージ機能を使えば、現在のWindows 10環境ごとバックアップできます。アップグレード失敗時にこのイメージから完全復元が可能です。
- 「コントロールパネル」→「バックアップと復元(Windows 7)」
- 「システムイメージの作成」をクリック
- 保存先(外付けドライブ推奨)を選択
- 「バックアップの開始」
Windows 11へのアップグレード実行手順
方法1:Windows Update経由(最も簡単・推奨)
- Windowsキー → 「設定」→「Windows Update」を開く
- 「更新プログラムを確認する」をクリック
- 「Windows 11へのアップグレード、無料」と表示されていれば「ダウンロードしてインストール」をクリック
- ダウンロード完了後「今すぐインストール」をクリック
- PC再起動後、インストールが自動で進行(30〜60分程度)
- インストール完了後、設定画面が表示されたら手順に従って設定を完了
表示されない場合は、PCが要件を満たしていないかまだ配信が来ていない可能性があります。
方法2:インストールアシスタントを使う
- MicrosoftのWindows 11ダウンロードページにアクセス
- 「Windows 11インストールアシスタント」をダウンロード
- ダウンロードしたexeファイルを実行
- 使用許諾に同意→「承諾してインストール」をクリック
- ダウンロードとインストールが自動で進む(1〜2時間程度)
- 再起動後にインストール完了
方法3:メディア作成ツールでUSBインストールメディアを作る
クリーンインストールを行う場合や、別のPCにインストールする場合に使います。
- 「メディア作成ツール」をMicrosoft公式サイトからダウンロード
- 8GB以上のUSBメモリを接続
- ツールを実行→「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択
- 言語・エディション・アーキテクチャを設定(通常はデフォルトのまま)
- 「USBフラッシュドライブ」を選択してメディアを作成
- 作成後、インストール先PCにUSBを挿して起動
Windows 11の主要新機能
デザインと操作性の変化
- 中央揃えのスタートメニュー: タスクバーが中央に移動(左揃えに変更も可能)
- 角丸のウィンドウデザイン: より柔らかい外観に
- スナップレイアウト: ウィンドウを最大化ボタンにホバーするだけで分割配置ガイドが表示
- 仮想デスクトップの強化: 各デスクトップに独自の壁紙・アイコン配置が設定可能
生産性向上機能
- Copilot(AI アシスタント): Windows 11 23H2以降から統合。自然言語でPCを操作
- フォーカスセッション: 集中作業タイマーと音楽プレイヤーの統合
- スナップグループ: 複数ウィンドウのレイアウトを保存・復元
セキュリティ強化
- TPM 2.0必須によるBitLocker暗号化の強化
- Windows Helloによる生体認証の標準化
- フィッシング対策の強化(パスワード入力時の警告)

アップグレード失敗時のトラブルシューティング
「インストールが0x8007007F で失敗しました」エラー
ディスクの空き容量不足が原因であることが多いです。
- Cドライブの空き容量を確認(最低64GB必要)
- ディスクのクリーンアップを実行(後述のStorage Senseも活用)
- 不要なアプリをアンインストール
- 再度アップグレードを試みる
「このPCはWindows 11を実行できません」エラー
- PC正常性チェックツールで非対応の要件を特定
- TPMが無効の場合はBIOSで有効化
- セキュアブートが無効の場合はBIOSで有効化
アップグレード後に古いドライバが原因でクラッシュする場合
- 「デバイスマネージャー」を開く(Windowsキー + X → デバイスマネージャー)
- 黄色い警告マークが付いているデバイスを右クリック→「ドライバーの更新」
- 自動更新で解決しない場合は、メーカーサイトから最新ドライバをダウンロード
Windows 11に戻れない場合の強制回復
アップグレード後10日以内であれば、Windows 10に戻すことができます。
- 「設定」→「システム」→「回復」を開く
- 「元に戻す」をクリック
- 理由を選択して「次へ」→「Windows 10に戻す」
10日を過ぎた場合は、事前に作成したシステムイメージバックアップから復元する必要があります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Windows 11のアップグレードは無料ですか?
A. はい、Windows 10の正規ライセンスを持っているユーザーは無料でWindows 11にアップグレードできます。
Q2. アップグレード後にデータは消えますか?
A. Windows Updateやインストールアシスタント経由のアップグレードでは、通常データ・アプリ・設定が保持されます。ただし、万が一に備えてバックアップは必ず取っておいてください。
Q3. TPM 2.0がないPCにWindows 11をインストールする方法はありますか?
A. レジストリを変更して要件チェックをバイパスする非公式の方法がありますが、Microsoft非推奨です。セキュリティ更新や機能更新が配信されない可能性があるため、推奨しません。
Q4. Windows 11にアップグレードするとどのくらい時間がかかりますか?
A. インターネット回線速度・PC性能によりますが、ダウンロードに30〜60分、インストールに30〜60分で合計1〜2時間程度を見込んでください。
Q5. Windows 10のサポート終了後も使い続けることはできますか?
A. OSとしては動作し続けますが、2025年10月14日以降はセキュリティ更新が提供されなくなります。インターネットに接続して使う場合はセキュリティリスクが高まります。
Q6. アップグレード後にスタートメニューの位置を左に戻せますか?
A. はい。「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」を「左揃え」に変更するとWindows 10に近い配置になります。
まとめ:計画的なアップグレードで安全にWindows 11へ移行しよう
Windows 10のサポート終了(2025年10月)を前に、Windows 11へのアップグレードは避けられない課題です。本記事のポイントをまとめます。
- PC正常性チェックツールでTPM 2.0・プロセッサ世代など要件を確認する
- 要件を満たしていない場合、BIOS設定でTPMとセキュアブートを有効化できる
- アップグレード前にOneDriveまたは外付けドライブへのバックアップは必須
- アップグレード方法はWindows Update・インストールアシスタント・USBメディアの3種類
- アップグレード後10日以内なら簡単にWindows 10に戻せる
まずはPC正常性チェックツールで自分のPCが対応しているか確認することから始めましょう。要件を満たしていれば、最もシンプルなWindows Update経由でのアップグレードをお試しください。
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