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【2026年最新版】Windows 11の電源プランに「高パフォーマンス」が表示されない時の対処法【完全ガイド】
Windows 11の電源設定を開いても「高パフォーマンス」や「最大パフォーマンス」の電源プランが選択肢に表示されないという問題は、多くのユーザーに共通しています。Windows 11ではデフォルトで「バランス」プランしか表示されない仕様になっており、powercfgコマンドを使って手動で追加する必要があります。この記事では、電源プランの追加方法から設定の違い、BIOSとの関係まで完全解説します。
この記事でわかること
- Windows 11で「高パフォーマンス」プランが表示されない理由
- powercfgコマンドで電源プランを追加する具体的な手順
- 「バランス」「高パフォーマンス」「最大パフォーマンス」の違い
- ゲームモードとの連携・相乗効果
- BIOSのCPU設定と電源プランの関係

Windows 11で「高パフォーマンス」が表示されない理由
Windows 11はエネルギー効率を優先した設計になっており、デフォルトでは「バランス」電源プランのみが表示されます。これはMicrosoftがユーザーのバッテリー寿命・電力消費を考慮した設計変更によるものです。特に2025年以降のWindows 11バージョンでは、「省電力」プランも非表示になっているケースが増えています。
電源プランが隠れている主な理由
- Windows 11のデフォルト設定でエネルギー効率重視のバランスプランのみ表示
- OEMメーカー(Dell・HP・Lenovoなど)が独自プランを導入し、標準プランを非表示にしている
- Windowsのアップデートによってカスタムプランがリセットされた
- 省エネ設定が有効になっていてプランの選択肢が制限されている
対処法1: powercfgコマンドで「高パフォーマンス」プランを追加する
最も確実な方法は、コマンドプロンプトまたはPowerShellからpowercfgコマンドを使って電源プランを追加することです。
手順(管理者権限のコマンドプロンプト)
- スタートメニューを右クリックして「ターミナル(管理者)」を選択する
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
powercfg -duplicatescheme 8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c
上記コマンドは「高パフォーマンス」プランのGUID(8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c)を複製して電源設定に追加します。コマンド実行後、電源プランの設定画面を開き直すと「高パフォーマンス」が表示されます。
「最大パフォーマンス」プランを追加する場合
powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61
「最大パフォーマンス」はCPUを常に最高クロックで動作させるプランで、ゲームやレンダリング作業での最大性能が得られますが、消費電力と発熱が大幅に増加します。
| 電源プラン | GUID | 特徴 |
|---|---|---|
| 省電力 | a1841308-3541-4fab-bc81-f71556f20b4a | バッテリー優先。CPUクロックを積極的に下げる |
| バランス(デフォルト) | 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e | 性能 または 省電力のバランス。日常使いに最適 |
| 高パフォーマンス | 8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c | CPUを高クロックで維持。応答性が向上する |
| 最大パフォーマンス | e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61 | 常に最大クロック。消費電力・発熱が大幅増加 |

対処法2: 電源設定から追加されたプランを選択する
powercfgコマンドでプランを追加した後、以下の手順で選択します。
手順
- スタートメニュー → 「設定」を開く
- 「システム」→「電源 および バッテリー」をクリック
- 「電源モード」のプルダウンを確認する(「電源プラン」が表示されている場合はそちらも確認)
- 追加した「高パフォーマンス」または「最大パフォーマンス」を選択する
Windows 11の「設定」アプリに表示されない場合は、コントロールパネルから確認してください。
コントロールパネルから確認する方法
- スタートメニューで「コントロールパネル」と検索して開く
- 「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」をクリック
- 「追加プランの表示」をクリックして隠れているプランを展開する
- 「高パフォーマンス」を選択してラジオボタンをクリックする
対処法3: 各電源プランの違いを理解して最適なプランを選ぶ
電源プランによってCPUの動作方式が根本的に異なります。用途に合わせた選択が重要です。
| 比較項目 | バランス | 高パフォーマンス | 最大パフォーマンス |
|---|---|---|---|
| CPU最小クロック(アイドル時) | 5〜15% | 100% | 100% |
| CPU最大クロック(負荷時) | 100% | 100% | 100% |
| 消費電力(アイドル時) | 低い | 高い | 非常に高い |
| レスポンス(即応性) | 普通 | 良い | 最良 |
| 推奨用途 | 日常作業・ノートPC | ゲーム・動画編集 | ベンチマーク・プロ作業 |
対処法4: ゲームモードとの連携設定
Windows 11のゲームモードと高パフォーマンスの電源プランを組み合わせると、ゲーム中の安定したフレームレートが得られます。
ゲームモードの有効化手順
- 「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」を開く
- 「ゲームモード」トグルをオンにする
- 電源プランを「高パフォーマンス」または「最大パフォーマンス」に設定する
ゲームモードはゲーム実行中にバックグラウンドプロセスのリソース使用を抑制し、CPUとGPUのリソースをゲームに優先配分します。電源プランと組み合わせることで、特にCPUボトルネックが起きやすいゲームで効果を発揮します。
対処法5: BIOSのCPU設定との関係を理解する
電源プランをWindowsで「最大パフォーマンス」にしても、BIOS側でCPU機能が制限されていると効果が出ない場合があります。
BIOSで確認すべき項目
- Intel Turbo Boost / AMD Precision Boost: 最大クロック動作に必要。オフになっていると高パフォーマンスプランでも上限クロックに達しない
- C-States(C1E, C6, C7など): アイドル時の省電力機能。最大パフォーマンスを求める場合は無効化を検討(発熱増加に注意)
- TDP制限(PL1/PL2): 熱設計電力の上限。デフォルト値が低いと高負荷時にクロックが制限される
BIOSの設定変更はシステムの安定性に影響する場合があるため、変更前に設定のバックアップ(または変更前の値のメモ)を取ることを推奨します。

対処法6: 電源プランが再起動後にリセットされる問題の対処
Windowsアップデート後や再起動後に電源プランが「バランス」に戻ってしまうケースがあります。これはOEMドライバーまたはWindows Updateによる上書きが原因です。
レジストリで優先プランを固定する方法(上級者向け)
- Windowsキー + Rで「regedit」と入力してEnterを押す
- 以下のパスに移動する:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\User\PowerSchemes - 「ActivePowerScheme」の値を使用したいプランのGUIDに変更する
ただし、レジストリの編集はリスクを伴います。変更前に必ずレジストリのバックアップを取得してください。より安全な代替手段として、タスクスケジューラでログオン時にpowercfgコマンドを実行するスクリプトを設定する方法もあります。
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よくある質問(FAQ)
Q. powercfgコマンドを実行したのに電源プランに「高パフォーマンス」が表示されません
コマンドプロンプトまたはPowerShellを「管理者として実行」しているか確認してください。管理者権限がないとコマンドは実行されますがプランが追加されません。また、コマンド実行後は電源設定画面を一度閉じて再度開く必要があります。
Q. 「高パフォーマンス」と「最大パフォーマンス」はどちらを選べばいいですか?
デスクトップPCのゲーム・動画編集用途であれば「最大パフォーマンス」でも問題ありません。ただしノートPCでは発熱とバッテリー消費が激しくなるため「高パフォーマンス」の使用を推奨します。日常的なウェブブラウジングや文書作業では「バランス」で十分です。
Q. 電源プランを変えてもゲームのフレームレートが上がりません
電源プランはCPUの応答性に影響しますが、GPUのパフォーマンスには直接影響しません。GPUがボトルネックになっている場合は電源プランを変えても大きな改善は見込めません。また、グラフィックドライバーの設定(NVIDIA Control Panel または AMD Radeon Software)でもパフォーマンスモードを設定してください。
Q. ノートPCで「最大パフォーマンス」を使うとすぐにバッテリーが切れます
最大パフォーマンスプランはCPUを常時最大クロックで動作させるため、バッテリー消費が非常に激しくなります。AC電源接続時のみ「最大パフォーマンス」を使用し、バッテリー駆動時は「バランス」または「高パフォーマンス」に切り替えることをおすすめします。Windows 11では電源接続状態によって自動でプランを切り替える設定も可能です。
Q. 電源プランを変えたらPCが不安定になりました
最大パフォーマンスプランはCPUへの負荷が高いため、冷却が不十分な場合に熱暴走やシステムの不安定化が起きることがあります。BIOS画面でCPU温度を確認し、90℃を超えるようであればサーマルペーストの塗り直しや冷却ファンの清掃を検討してください。問題が続く場合は「バランス」プランに戻すことをおすすめします。
Q. Windows 11 24H2以降で「電源モード」の表示が変わりました
Windows 11 24H2以降では「電源 および バッテリー」の設定画面が変更され、「電源モード」として「最高の電力効率」「バランス」「最高のパフォーマンス」の3種類で表示されるようになったケースがあります。これはコントロールパネルの電源プランと連動していますが、表示名が異なるため混乱しやすいです。コントロールパネル側で確認することをおすすめします。
まとめ
Windows 11で「高パフォーマンス」電源プランが表示されない場合の解決策をまとめます。
- 管理者権限のコマンドプロンプトを開き、
powercfg -duplicatescheme 8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635cを実行する - コントロールパネル → 電源オプション → 「追加プランの表示」から「高パフォーマンス」を選択する
- ゲーム用途なら「最大パフォーマンス」も追加(GUIDはe9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61)
- ゲームモードと組み合わせることでCPU・GPUリソースをゲームに優先配分できる
- 発熱が激しい場合はBIOSのTurbo Boost設定も確認する
電源プランはPCの用途に合わせて使い分けることが大切です。日常作業は「バランス」、ゲームや動画編集は「高パフォーマンス」、ベンチマーク測定や本格的なプロ作業は「最大パフォーマンス」というように、状況に応じて切り替えることでパフォーマンスと電力消費の最適なバランスが得られます。
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