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【2026年最新版】スマホの過充電は大丈夫?バッテリーを長持ちさせる方法【完全ガイド】
「スマホを一晩中充電しっぱなしにしても大丈夫?」「過充電でバッテリーが爆発するって本当?」「最近バッテリーの減りが早くなった気がする…」——こんな疑問や不安を感じていませんか?
スマホのバッテリーに関する情報はインターネット上にあふれていますが、古い情報や誤解に基づいた内容も少なくありません。特に「過充電」については、多くの人が誤った認識を持ったままスマホを使い続けています。
結論から言うと、2026年現在のスマートフォンには過充電防止機能が搭載されており、充電しっぱなしで「過充電」になることはありません。しかし、バッテリーを劣化させる「本当の原因」は別にあり、それを知らないまま使い続けると、1〜2年でバッテリー容量が大幅に低下してしまいます。
この記事では、過充電の真実からリチウムイオンバッテリーの仕組み、そして今日から実践できるバッテリー長持ちテクニックまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

この記事でわかること
- 「過充電」が現代のスマホでは起きない理由
- リチウムイオンバッテリーの基本的な仕組み
- バッテリーを劣化させる本当の原因5つ
- iPhone/Androidのバッテリー管理機能と設定方法
- バッテリーを長持ちさせる具体的な方法10選
- バッテリー交換の目安・費用・方法
- よくある質問(FAQ)
「過充電」の真実——現代のスマホは自動で充電を止めている
まず最も重要なポイントからお伝えします。2026年現在販売されているスマートフォンは、バッテリーが100%になると自動的に充電を停止する仕組みが備わっています。そのため、「過充電」(バッテリーの許容量を超えて充電され続けること)は原理的に発生しません。
なぜ「過充電」の噂が広まったのか
「スマホを充電しっぱなしにすると過充電で壊れる」という話は、実はスマートフォン以前の時代から引き継がれた情報です。
2000年代以前に主流だったニッケルカドミウム(NiCd)電池やニッケル水素(NiMH)電池は、充電制御が不十分なものもあり、過充電によって発熱や劣化が起きるリスクがありました。この時代の「充電しっぱなしはダメ」という常識が、リチウムイオンバッテリーの時代になっても語り継がれてしまっているのです。
スマホの充電制御の仕組み
現代のスマートフォンには、以下のような多層的な充電制御システムが搭載されています。
| 制御レベル | 担当 | 役割 |
|---|---|---|
| ハードウェア制御 | 充電IC(チップ) | 電圧・電流を監視し、上限に達したら充電を停止 |
| バッテリー保護回路 | BMS(バッテリー管理システム) | 過電圧・過電流・過熱を検知して遮断 |
| ソフトウェア制御 | iOS/Android OS | 充電パターンの学習、最適充電の実行 |
| 充電器側制御 | USB PD/充電規格 | スマホ側と通信し、適切な電力を供給 |
つまり、ハードウェアとソフトウェアの二重三重の安全装置によって、バッテリーが満充電を超えて充電されることは防がれています。
ただし「充電しっぱなし」が100%無害というわけではない
過充電は起きませんが、100%の状態を長時間維持すること自体はバッテリーにとって理想的ではありません。リチウムイオンバッテリーは、満充電(100%)に近い状態が長く続くと、内部で化学的なストレスがかかり、劣化が少し早まる傾向があります。
ただし、これは「一晩充電しっぱなし」程度で目に見える劣化が起きるレベルではなく、数年単位で見ると違いが出てくる程度の話です。後述するiPhoneやAndroidの「最適化された充電」機能を活用すれば、この問題もほぼ解消できます。
リチウムイオンバッテリーの仕組みを知ろう
バッテリーを長持ちさせるためには、その仕組みを理解しておくことが大切です。現在のスマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーの基本を、かんたんに解説します。
リチウムイオンバッテリーの基本構造
リチウムイオンバッテリーは、正極(プラス極)と負極(マイナス極)の間をリチウムイオンが移動することで充電・放電を行います。
- 充電時: リチウムイオンが正極から負極へ移動し、エネルギーが蓄えられる
- 放電時: リチウムイオンが負極から正極へ移動し、電気が供給される
この充放電を繰り返すたびに、電極の材料が少しずつ劣化していきます。これが「充放電サイクル」による劣化です。
「充電サイクル」とは?
バッテリーの寿命は「充電サイクル数」で表されることが多いです。1サイクルとは、バッテリー容量の100%分を使い切ること。例えば、50%まで使って充電し、また50%まで使って充電すると、合計で1サイクルとなります。
| 使用パターン | サイクル換算 |
|---|---|
| 100%→0%→100%まで充電 | 1サイクル |
| 100%→50%→100%に充電(2回繰り返し) | 1サイクル |
| 100%→75%→100%に充電(4回繰り返し) | 1サイクル |
一般的なスマートフォンのバッテリーは、500〜800サイクルで初期容量の80%程度まで劣化するとされています。毎日1サイクル使う場合、約1年半〜2年で80%になる計算です。
バッテリーが劣化するとどうなる?
バッテリーが劣化すると、以下のような症状が現れます。
- フル充電しても1日持たなくなる
- 残量表示が不安定になる(突然20%→0%になるなど)
- スマホ本体が膨張する(バッテリー膨張)
- 動作が遅くなる(iPhoneのパフォーマンス管理機能による制限)
- 充電速度が以前より遅く感じる

バッテリーを劣化させる「本当の原因」5つ
過充電は心配する必要がないとわかりました。では、バッテリーを実際に劣化させる原因は何なのでしょうか?ここでは、科学的に実証されている5つの主要な劣化原因を解説します。
原因1: 高温環境での使用・充電
バッテリー劣化の最大の敵は「熱」です。
リチウムイオンバッテリーは高温に非常に弱く、35℃以上の環境に長時間さらされると劣化が加速します。特に注意が必要なのは以下のケースです。
- 直射日光の当たる場所にスマホを置く(車のダッシュボードなど)
- ケースを付けたまま充電して熱がこもる
- 充電しながら動画視聴やゲームをする(「ながら充電」)
- 夏場に布団の中で充電しながらスマホを使う
Appleの公式情報によると、iPhoneの動作温度範囲は0℃〜35℃です。45℃を超える環境では、バッテリー容量に永久的なダメージが生じる可能性があるとされています。
要注意: 充電中にスマホが「持てないほど熱い」と感じたら、すぐに充電を中断してケースを外し、涼しい場所に置いてください。冷蔵庫に入れるのはNG(結露で故障する可能性があります)。
原因2: バッテリー残量0%の状態で放置する
リチウムイオンバッテリーは、残量0%の状態(過放電)で長期間放置されると、内部の化学反応が不可逆的に進み、劣化が進行します。
旅行や出張で使わないスマホを電源オフのまま数週間〜数ヶ月放置すると、バッテリーが完全に放電され、最悪の場合起動できなくなることもあります。
対策: 長期間使わないスマホは、50%程度まで充電した状態で電源を切り、涼しい場所に保管しましょう。月に1回は電源を入れて充電状態を確認するのがベストです。
原因3: 急速充電の多用
急速充電は便利な機能ですが、通常充電に比べてバッテリーへの負荷が大きいのは事実です。急速充電は大きな電流を流すため、バッテリー内部の温度が上がりやすく、結果として劣化を早める原因になり得ます。
| 充電方式 | 充電速度 | バッテリーへの負荷 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|
| 5W通常充電 | 遅い(2〜3時間) | 低い | 就寝中の充電に最適 |
| 20W急速充電 | やや速い(1〜1.5時間) | やや高い | 日常使い可能 |
| 65W以上の超急速充電 | 非常に速い(30〜45分) | 高い | 急いでいるときのみ |
急速充電そのものが「悪」というわけではありません。メーカー各社はバッテリーへの負荷を考慮した設計をしています。ただし、毎回必ず急速充電を使う必要はなく、時間に余裕があるときは通常充電を使うことで、バッテリーの長寿命化に貢献できます。
原因4: 極端な充放電パターン(0%→100%を繰り返す)
バッテリー残量を0%まで使い切ってから100%まで充電するパターンは、リチウムイオンバッテリーにとって負荷が高い使い方です。
リチウムイオンバッテリーは、残量20%〜80%の範囲で使うのが最も負荷が少ないとされています。毎回0%まで使い切る必要はありません。
- 理想的な範囲: 20%〜80%で充放電を繰り返す
- 避けたい範囲: 0%→100%のフルサイクルを毎日繰り返す
- 現実的なおすすめ: 残量が20%前後になったら充電を開始し、80〜90%程度で充電をやめる
ただし、これはあくまで「理想」です。日常生活で常にバッテリー残量を気にしすぎるのはストレスになるので、後述するスマホの自動最適化機能に任せるのが最も合理的です。
原因5: 低温環境での使用
高温だけでなく、極端な低温もバッテリーに悪影響を与えます。0℃以下の環境では、リチウムイオンの移動が鈍くなり、バッテリー残量が急激に減ったように見えることがあります。
冬場のスキー場や屋外で「さっきまで50%あったのに突然電源が落ちた」という経験がある方は、これが原因です。温かい場所に戻すと残量が回復することも多いですが、低温での使用を繰り返すと長期的にはバッテリーの劣化に繋がります。
iPhone/Androidのバッテリー管理機能を活用しよう
AppleもGoogleも、バッテリー劣化を防ぐための機能をOSレベルで提供しています。これらを正しく設定するだけで、特に意識しなくてもバッテリーを長持ちさせることができます。
iPhoneのバッテリー管理機能
1. バッテリー充電の最適化(iOS 13以降)
iPhoneがあなたの充電パターンを学習し、就寝中などは80%で充電を一時停止。起床時間に合わせて100%まで充電を完了させる機能です。
設定方法:
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態と充電」をタップ
- 「バッテリー充電の最適化」がオンになっていることを確認
2. 充電上限の設定(iOS 17以降)
iOS 17からは、充電上限を80%に設定する機能が追加されました。バッテリー寿命を最大限延ばしたい方におすすめです。
設定方法:
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」
- 「充電の最適化」をタップ
- 「上限80%」を選択
この設定にすると、充電が80%で停止します。旅行など長時間使う予定があるときは一時的に解除することも可能です。
3. バッテリーの状態を確認する方法
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で、最大容量を確認できます。
- 90%以上: 良好な状態。まだまだ快適に使える
- 80〜89%: やや劣化。バッテリー持ちが気になり始める頃
- 80%未満: バッテリー交換を検討する目安
Androidのバッテリー管理機能
1. アダプティブ充電(Pixel シリーズ)
Google Pixelシリーズには「アダプティブ充電」機能が搭載されています。夜間に充電する際、バッテリーを80%で一旦止め、アラーム設定時刻の直前に100%まで充電を完了させます。
設定方法:
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「アダプティブ充電」をタップ
- スイッチをオンにする
2. 充電上限の設定(Android 15以降)
Android 15以降では、充電を80%で停止する機能が標準搭載されました。Pixelだけでなく、対応するAndroidスマートフォンで利用できます。
設定方法:
- 「設定」→「バッテリー」
- 「充電の最適化」をタップ
- 「80%で停止」を選択
3. メーカー独自のバッテリー保護機能
| メーカー | 機能名 | 内容 |
|---|---|---|
| Samsung Galaxy | バッテリーを保護 | 充電を85%で停止する設定 |
| Sony Xperia | いたわり充電 | 充電パターンを学習し、満充電時間を調整 |
| ASUS | バッテリーケア | 充電上限を80%・90%・100%から選択可能 |
| OPPO/OnePlus | スマート充電 | 夜間充電時に80%で一時停止 |
| Xiaomi | バッテリー保護充電 | 充電を80%で自動停止 |
お使いのスマートフォンにもバッテリー保護機能がある可能性が高いので、「設定」→「バッテリー」から確認してみましょう。

バッテリーを長持ちさせる具体的な方法10選
ここからは、日常生活で実践できるバッテリー長持ちテクニックを具体的にご紹介します。すべてを完璧にやる必要はありませんが、いくつか取り入れるだけでも効果があります。
方法1: 充電最適化機能をオンにする(最重要)
前述のiPhone「バッテリー充電の最適化」やAndroid「アダプティブ充電」を必ずオンにしてください。これだけで、夜間の充電でバッテリーが100%のまま長時間放置されることを防げます。
特別なことをしなくても、OSが自動的にバッテリーを保護してくれるので、最も手軽かつ効果的な方法です。
方法2: 高温を避ける
バッテリー劣化の最大の原因は熱です。以下の点を意識しましょう。
- 車のダッシュボードにスマホを放置しない
- 直射日光が当たる窓際に長時間置かない
- 厚手のケースを付けている場合、充電時は外す
- 充電しながら負荷の高いゲームをプレイしない
方法3: 充電しながらの使用を控える
充電中にスマホを操作すると、充電による発熱+使用による発熱のダブルパンチでバッテリー温度が上昇します。特にゲームや動画視聴など負荷の高い操作は避けましょう。
充電中はスマホを置いて休ませるのが理想ですが、メッセージの確認程度の軽い使用であれば問題ありません。
方法4: 純正またはMFi認証の充電器・ケーブルを使う
安価な非認証の充電器やケーブルは、適切な電力制御が行われない場合があります。過電流や不安定な電圧がバッテリーに悪影響を与える可能性があるため、以下のものを使用しましょう。
- Apple純正またはMFi認証(Made for iPhone)の充電器・ケーブル
- USB-IF認証のUSB-Cケーブル
- 信頼できるメーカー(Anker、Belkin、エレコムなど)の製品
方法5: 残量20%〜80%の範囲を心がける
前述の通り、リチウムイオンバッテリーは中間的な充電レベルが最も負荷が低い状態です。厳密に守る必要はありませんが、以下の2点を意識するだけで十分です。
- 残量0%まで使い切らない(20%前後で充電開始)
- 可能であれば80〜90%程度で充電を止める(充電上限設定を活用)
方法6: 画面の明るさを適切に設定する
画面のバックライトは最もバッテリーを消費するパーツの一つです。明るさの自動調整をオンにするか、屋内では手動で明るさを下げることで、バッテリーの消費を抑えられます。
設定方法:
- iPhone: 「設定」→「画面表示と明るさ」→「明るさの自動調節」をオン
- Android: 「設定」→「ディスプレイ」→「明るさの自動調節」をオン
方法7: 不要なバックグラウンドアプリを整理する
バックグラウンドで動いているアプリは、気づかないうちにバッテリーを消費しています。
- iPhone: 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で不要なアプリをオフ
- Android: 「設定」→「アプリ」→各アプリの「バッテリー」→「バックグラウンドでの使用を制限」
ただし、メッセージアプリや地図アプリなど、通知が必要なアプリまでオフにすると不便になるので、使っていないアプリだけをオフにするのがポイントです。
方法8: Wi-Fiを活用する
モバイルデータ通信(4G/5G)はWi-Fiよりもバッテリーを多く消費します。自宅や職場などWi-Fiが使える環境では、Wi-Fi接続を優先することでバッテリー消費を抑えられます。
逆に、Wi-Fiのない場所ではWi-Fi機能をオフにすると、不要なWi-Fiネットワーク検索によるバッテリー消費を防げます。
方法9: 低電力モードを活用する
バッテリーが少なくなったときだけでなく、日常的に低電力モードを使うのも一つの手です。
- iPhone: 「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をオン(コントロールセンターからも切り替え可能)
- Android: 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーセーバー」をオン
低電力モードでは、バックグラウンド更新や一部のアニメーションが制限されますが、通常の使用にはほとんど支障ありません。
方法10: OSとアプリを最新に保つ
OSのアップデートには、バッテリー効率の改善が含まれていることが多いです。また、アプリの古いバージョンには、バッテリーを異常消費するバグが含まれている場合もあります。
- iPhone: 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- Android: 「設定」→「システム」→「システムアップデート」
- アプリ: App StoreやGoogle Playから定期的にアップデート
バッテリーを劣化させるNG行動まとめ
ここまでの内容を踏まえて、避けるべきNG行動を一覧にまとめます。
| NG行動 | 理由 | 代わりにやるべきこと |
|---|---|---|
| 炎天下の車内にスマホを放置 | 60℃以上になりバッテリーが永久損傷 | 日陰に置く、持ち出す |
| 充電しながらゲームを長時間プレイ | 充電+使用の発熱が重なり高温に | 充電中はスマホを休ませる |
| 毎回0%まで使い切る | 過放電はバッテリーの化学的劣化を促進 | 20%前後で充電開始 |
| 100均の充電ケーブルを使う | 過電流、不安定な電圧の可能性 | 認証済みケーブルを使用 |
| 使わないスマホを0%のまま放置 | 過放電でバッテリーが起動不能になる | 50%で保管、月1回充電確認 |
| 充電最適化機能をオフにしている | 100%で長時間待機し化学的ストレス | 最適化機能をオンにする |
バッテリー交換の目安と方法
どれだけ丁寧に使っても、バッテリーは消耗品です。いずれは交換が必要になります。ここでは、交換の目安と方法を解説します。
バッテリー交換を検討すべきサイン
- 最大容量が80%を下回った(iPhoneの場合「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で確認)
- フル充電しても半日持たない
- 残量表示が不安定(50%→20%→40%のように上下する)
- スマホ本体が膨らんでいる(バッテリー膨張。即座に使用を中止すべき)
- 充電が異常に遅い
- スマホが勝手にシャットダウンする
危険: バッテリーが膨張して背面パネルや画面が浮いている場合は、発火の危険があります。すぐに使用を中止し、正規のサービスセンターに持ち込んでください。
iPhoneのバッテリー交換
| 交換先 | 費用目安(2026年時点) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| Apple Store/正規サービスプロバイダ | 11,200円〜14,900円 | 純正部品、品質保証 | 予約が必要、数日かかる場合あり |
| AppleCare+加入済み | 0円(80%未満の場合) | 無料で交換可能 | 加入していることが条件 |
| 街の修理店(非正規) | 5,000円〜8,000円 | 即日対応、安価 | Apple保証が無効になる可能性 |
おすすめ: 可能であればApple正規のサービスを利用しましょう。非正規店で交換すると、iOS上で「不明な部品」と表示されたり、バッテリーの健康状態の表示が使えなくなる場合があります。
Androidのバッテリー交換
Androidスマートフォンの場合、メーカーやキャリアのサービスセンターで交換できます。
| メーカー | 交換費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| Samsung Galaxy | 8,000円〜12,000円 | Galaxy Harajuku、正規代理店で対応 |
| Google Pixel | 9,000円〜12,000円 | iCrackedなど正規パートナー |
| Sony Xperia | 8,000円〜11,000円 | ソニーストア、ドコモショップなど |
| その他のAndroid | 5,000円〜10,000円 | キャリアショップ、街の修理店 |
バッテリー交換 vs 機種変更の判断基準
バッテリーだけでなく、スマホ本体の状態も考慮して判断しましょう。
| 判断ポイント | バッテリー交換がおすすめ | 機種変更がおすすめ |
|---|---|---|
| 使用年数 | 2〜3年以内 | 4年以上 |
| OSアップデート | まだサポート対象 | サポート終了済み |
| 動作速度 | バッテリー以外は快適 | 全体的にもっさり |
| 画面・本体の状態 | きれいな状態 | 画面割れ、傷が多い |
| 交換費用 | 1万円前後で済む | 本体価格の3割以上かかる |
よくある質問(FAQ)
Q1. スマホを一晩中充電しっぱなしにしても大丈夫ですか?
A. はい、基本的に問題ありません。現代のスマートフォンは100%になると自動的に充電を停止します。さらに、iPhoneの「バッテリー充電の最適化」やAndroidの「アダプティブ充電」をオンにしておけば、起床時間に合わせて充電をコントロールしてくれるので、バッテリーへの負荷を最小限に抑えられます。
Q2. バッテリー残量が何%のときに充電するのがベストですか?
A. 理想的には残量20%〜30%で充電を開始し、80%〜90%程度で止めるのがベストです。ただし、神経質になる必要はありません。iOSやAndroidの充電最適化機能をオンにしておけば、OS側が自動で調整してくれます。0%まで使い切ることだけは避けましょう。
Q3. 急速充電はバッテリーに悪いですか?
A. 「悪い」とまでは言えませんが、通常充電よりも負荷が高いのは事実です。急速充電は大きな電流を流すため発熱が増えます。時間に余裕があるときは通常の5W〜10Wの充電器を使い、急いでいるときだけ急速充電を使う——というバランスがおすすめです。
Q4. ワイヤレス充電はバッテリーに悪影響がありますか?
A. ワイヤレス充電(Qi充電)は有線充電に比べて充電効率がやや低く、発熱しやすい傾向があります。そのため、バッテリーへの負荷は有線充電より若干高いです。ただし、スマホ側の温度管理機能が適切に動作していれば、大きな問題にはなりません。充電パッド上でスマホの位置がずれていると効率が落ちて発熱が増すので、正しい位置に置くことを心がけましょう。
Q5. バッテリーの「最大容量」は何%になったら交換すべきですか?
A. 一般的な目安は80%を下回ったときです。Appleの公式見解でも、iPhoneのバッテリーは500サイクル後に最大容量80%を維持するよう設計されており、80%未満になるとAppleCare+で無償交換の対象になります。80%未満でもスマホ自体は使えますが、バッテリー持ちが著しく悪化するため、快適に使いたいなら交換を検討しましょう。
Q6. モバイルバッテリーで充電するのはスマホのバッテリーに良くないですか?
A. モバイルバッテリー自体がスマホに悪影響を与えることはありません。ただし、モバイルバッテリーの品質(出力の安定性)は製品によって異なります。PSEマーク付きで信頼できるメーカーのモバイルバッテリーを使えば、自宅のコンセントから充電するのと同様に安全です。
Q7. 新品のスマホは最初に0%まで使い切ってから充電すべきですか?
A. いいえ、その必要はありません。これはニッケルカドミウム電池時代の「メモリー効果」対策として行われていた方法であり、リチウムイオンバッテリーには当てはまりません。新品のスマホは箱から出したらすぐに充電して使い始めてOKです。
Q8. スマホの電源を切っているときもバッテリーは劣化しますか?
A. 電源を切っていても、バッテリーはゆっくりと自然放電しています。これ自体は微量なので問題ありませんが、数ヶ月以上放置してバッテリーが完全に空になると、過放電によりバッテリーが劣化します。長期間使わないスマホは50%程度まで充電した状態で保管し、月に1回は充電状態を確認しましょう。
Q9. バッテリー節約アプリは効果がありますか?
A. Google PlayやApp Storeにある「バッテリー節約」を謳うアプリの多くは、効果がないか、むしろ逆効果です。これらのアプリ自体がバックグラウンドで動作してバッテリーを消費するケースが多く、中には広告表示が主目的のものも存在します。iOSやAndroidに標準搭載されているバッテリー管理機能で十分なので、サードパーティのバッテリー節約アプリは不要です。
Q10. 5Gに接続するとバッテリーの減りが早いのですが、対策はありますか?
A. 5G通信は4Gに比べてバッテリー消費が大きい傾向があります。特に5Gエリアと4Gエリアの境界付近では、頻繁な切り替えによりさらに消費が増えます。5Gの高速通信が不要な場面では、以下の設定で4Gに固定できます。
- iPhone: 「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「音声通話とデータ」→「4G」を選択
- Android: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「優先ネットワークの種類」→「4G」を選択
まとめ
この記事では、スマホの「過充電」の真実と、バッテリーを長持ちさせるための方法を詳しく解説しました。最後に重要なポイントをおさらいします。
この記事のポイント
- 「過充電」は現代のスマホでは起きない——充電ICとOSが自動で停止する
- バッテリー劣化の最大の敵は「熱」——高温環境を避けることが最重要
- 0%まで使い切らない——20%前後で充電開始が理想
- 充電最適化機能は必ずオン——OSに任せるのが最も合理的
- 急速充電は必要なときだけ——時間があれば通常充電を使う
- 最大容量80%未満が交換の目安——バッテリー膨張は即使用中止
バッテリーの寿命を意識しすぎてスマホの利便性を犠牲にする必要はありません。充電最適化機能をオンにして、高温を避け、0%まで使い切らない——この3つを心がけるだけで、バッテリーは十分に長持ちします。
もしバッテリーの劣化が進んでいると感じたら、まずは「設定」からバッテリーの状態を確認し、必要に応じて正規のサービスセンターでの交換を検討してみてください。適切なケアで、大切なスマホを長く快適に使い続けましょう。
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