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「モニターアームを使ってみたいけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「取り付けって難しそう…」と悩んでいませんか?
モニターアーム(ディスプレイアーム)は、デスク上のスペースを大幅に広げ、モニターの高さや角度を自由に調整できる便利なアイテムです。しかし、VESA規格や耐荷重、取り付け方式など、購入前に確認すべきポイントが意外と多く、初めての方は戸惑いがちです。
この記事では、モニターアームの基礎知識から選び方のポイント、実際の取り付け手順まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。この記事を読めば、自分にぴったりのモニターアームを選んで、快適なデスク環境を構築できるようになります。

この記事でわかること
- モニターアームを導入する5つのメリット
- VESA規格の確認方法と対応していない場合の対処法
- クランプ式・グロメット式・壁掛け式の違いと選び方
- 耐荷重・可動範囲・アームの種類など選定時のチェックポイント
- 実際の取り付け手順をステップごとに解説
- デュアルモニターアームの選び方と設置のコツ
- 失敗しないための設置テクニックと注意点
モニターアームとは?基本の仕組みを理解しよう
モニターアーム(ディスプレイアーム)とは、PCモニターをデスクの天板や壁面に固定するためのアクセサリーです。モニター付属のスタンドの代わりに使用することで、画面の位置を自由自在に調整できるようになります。
モニターアームの基本構造
一般的なモニターアームは、以下のパーツで構成されています。
- ベース(クランプ部):デスクや壁に固定する土台部分
- 支柱(ポール):高さ方向の調整を担うパーツ
- アーム(関節部):前後・左右の位置調整を行うパーツ。ガススプリング式やメカニカルスプリング式がある
- VESAマウント:モニター背面に取り付けるプレート部分
アームの関節数が多いほど可動範囲が広がり、より柔軟なポジション調整が可能になります。
モニターアームを導入する5つのメリット
モニターアームを使うと、デスク環境が劇的に改善します。具体的なメリットを見ていきましょう。
メリット1:デスクスペースが広がる
モニター付属のスタンドは、意外とデスク上の面積を占有しています。モニターアームを使えばスタンドが不要になり、デスク上のスペースを有効活用できます。キーボードやマウスの操作スペースが広がるだけでなく、書類やノート、タブレットなどを置くスペースも確保できます。
メリット2:モニターの位置を自由に調整できる
モニターアームの最大の魅力は、画面の高さ・角度・奥行き・回転を自由に変えられることです。作業内容に合わせて最適な位置にモニターを配置できるため、姿勢の改善にもつながります。
| 調整方向 | できること | メリット |
|---|---|---|
| 上下(高さ) | 目線の高さに合わせて画面位置を変更 | 首・肩の負担を軽減 |
| 前後(奥行き) | 画面を手前に引いたり奥に押したりできる | 最適な視聴距離を確保 |
| 左右(スイベル) | 画面を左右に回転 | 隣の人に画面を見せるときに便利 |
| チルト(傾き) | 画面を上下方向に傾ける | 映り込み防止・視認性向上 |
| 回転(ピボット) | 画面を90度回転して縦置きに | プログラミングや文書作業に最適 |
メリット3:正しい姿勢で作業できる(エルゴノミクス)
人間工学(エルゴノミクス)の観点では、モニターの上端が目線の高さと同じか、やや下にあるのが理想とされています。モニターアームを使えば、自分の座高や椅子の高さに合わせてモニター位置を微調整でき、長時間のデスクワークでも首や肩への負担を最小限に抑えられます。
メリット4:デスクの掃除がしやすくなる
スタンドがなくなることで、デスク上の掃除が格段にしやすくなります。モニターをスッと奥に押しやれるので、手前のスペースを一気に拭き掃除できます。ケーブルもアームに沿わせて整理できるため、見た目もスッキリします。
メリット5:デュアルモニター環境を構築しやすい
2台のモニターを並べる場合、スタンド同士がぶつかったり、位置の微調整が難しかったりします。デュアルモニターアームを使えば、2台のモニターを1つのクランプで支えられるため、省スペースかつ美しいデュアル環境を実現できます。
モニターアームを選ぶ前に確認すべき3つのポイント
モニターアームを購入する前に、必ず確認しておくべき重要なポイントが3つあります。これを確認せずに購入すると、「取り付けられなかった」「モニターが重すぎた」といったトラブルにつながります。

ポイント1:モニターのVESA規格に対応しているか
VESA(Video Electronics Standards Association)規格とは、モニター背面のネジ穴の位置を統一する国際規格です。モニターアームを使うには、モニターがVESA規格に対応している必要があります。
VESA規格の確認方法
- モニターの仕様書を確認する:「VESA対応」「VESAマウント」「壁掛け対応」などの記載があればOK
- モニター背面を直接確認する:背面に正方形に配置された4つのネジ穴があれば対応しています
- ネジ穴の間隔を測る:定規やメジャーでネジ穴の間隔を測定します
| VESA規格名 | ネジ穴間隔 | 対応モニターサイズの目安 | ネジ規格 |
|---|---|---|---|
| VESA 75×75 | 75mm × 75mm | 15〜24インチ | M4ネジ |
| VESA 100×100 | 100mm × 100mm | 24〜32インチ | M4ネジ |
| VESA 200×200 | 200mm × 200mm | 32〜43インチ | M6ネジ |
| VESA 400×400 | 400mm × 400mm | 43インチ以上 | M8ネジ |
一般的なPCモニター(24〜32インチ)はVESA 75×75またはVESA 100×100に対応しているケースがほとんどです。多くのモニターアームは両方の規格に対応しているため、この範囲であれば心配ありません。
VESA非対応モニターの場合
一部のモニター(特にiMacや一部の薄型ディスプレイ)はVESA規格に対応していません。その場合は以下の方法で対処できます。
- VESA変換アダプターを使用する(モニターの背面やスタンド取り付け部に装着するブラケット)
- ノートPC用アームを使用する(トレイ型でノートPCを載せるタイプ)
- VESA対応モニターへの買い替えを検討する
ポイント2:モニターの重量を確認する
モニターアームには耐荷重(最大何kgまで支えられるか)が設定されています。自分のモニターの重量が耐荷重の範囲内に収まっているか、必ず確認してください。
モニター重量の確認方法:
- モニターの型番で検索し、メーカー公式サイトの仕様表を確認する
- 仕様表の「質量」「重量」欄を見る(スタンドなしの重量を確認すること)
- 記載がなければ家庭用の体重計で実測する
重要:耐荷重には余裕を持たせましょう。モニターの重量がアームの耐荷重ギリギリだと、アームが徐々に下がってきたり、角度調整がうまくいかなかったりすることがあります。耐荷重の70〜80%以内に収まるアームを選ぶのがおすすめです。
ポイント3:デスクの天板の厚さと材質を確認する
クランプ式のモニターアームは、デスクの天板を挟んで固定します。そのため、天板の厚さと材質が対応しているか確認が必要です。
| 確認項目 | 推奨条件 | 注意点 |
|---|---|---|
| 天板の厚さ | 10〜80mm(製品により異なる) | 薄すぎる天板は破損の恐れあり |
| 天板の材質 | 無垢材、MDF、合板 | ガラス天板は使用不可 |
| 天板の奥行き | 60cm以上推奨 | 浅いとアームが壁に当たる場合がある |
| 設置位置の背面 | 天板背面にクランプの余地がある | 幕板(背面の板)があると取り付け不可 |
特に注意が必要なのはガラス天板のデスクです。クランプ式のアームはガラス天板には取り付けられません。ガラスデスクの場合は、壁掛け式やモニタースタンド型を検討しましょう。
モニターアームの取り付け方式を比較【クランプ式・グロメット式・壁掛け式】
モニターアームの取り付け方式は大きく3種類あります。それぞれの特徴を理解して、自分の環境に合った方式を選びましょう。
クランプ式(最も一般的)
デスクの天板を上下からC字型の金具で挟み込んで固定する方式です。モニターアーム全体の中で最も広く採用されています。
メリット:
- デスクに穴を開ける必要がない
- 取り付け・取り外しが簡単(工具1本でOK)
- 設置位置の変更も容易
- ほとんどの製品がクランプ式に対応
デメリット:
- 天板の厚さに制限がある(製品の対応範囲を要確認)
- 天板の端にしか取り付けられない
- 天板の背面に幕板がある場合は取り付けられない
グロメット式(穴あけ固定)
デスクの天板にあらかじめ開けた穴(またはケーブル通し穴を流用)にボルトを通して固定する方式です。
メリット:
- クランプ式よりもしっかり固定できる
- 天板の中央付近にも設置可能
- 重いモニターでも安定する
デメリット:
- 天板に穴が必要(既存の穴がなければ開ける必要がある)
- 設置位置の変更が難しい
- 穴の直径が製品に合わない場合がある
壁掛け式
壁面にネジで直接固定する方式です。デスクの天板を使わないため、デスクスペースを最大限に活用できます。
メリット:
- デスクスペースを一切使わない
- 最も安定した固定が可能
- デスクの種類を問わない(ガラス天板でもOK)
デメリット:
- 壁にネジ穴を開ける必要がある(賃貸住宅では注意が必要)
- 壁の構造(石膏ボード・コンクリートなど)を確認する必要がある
- 設置後の位置変更が大変
3方式の比較まとめ
| 比較項目 | クランプ式 | グロメット式 | 壁掛け式 |
|---|---|---|---|
| 取り付けの簡単さ | ◎ 簡単 | ○ やや手間 | △ 難しい |
| 安定性 | ○ 良好 | ◎ 非常に良い | ◎ 非常に良い |
| 設置場所の自由度 | △ 天板端のみ | ○ 穴の位置 | ◎ 壁面全域 |
| デスクへの影響 | ◎ なし | △ 穴あけ必要 | ◎ なし |
| 賃貸住宅との相性 | ◎ 問題なし | △ 穴あけ不可の場合あり | × 原則不可 |
| 価格帯(目安) | 3,000〜20,000円 | 3,000〜15,000円 | 2,000〜10,000円 |
迷ったらクランプ式がおすすめです。取り付けが簡単で、デスクに穴を開ける必要もなく、ほとんどの環境で使えます。初めてモニターアームを導入する方は、まずクランプ式から始めるのが無難です。
アームの種類と選び方【ガススプリング式 vs メカニカル式】
モニターアームの動作機構には主に2つの方式があります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
ガススプリング式(おすすめ)
ガスの圧力でアームの動きをサポートする方式です。軽い力でモニターの高さや角度を変えられるのが特徴です。
- 操作感:非常に軽く、片手で簡単にモニターを動かせる
- 高さ調整:無段階で好きな位置に固定できる
- 耐久性:ガスシリンダーの寿命は約5〜10年
- 価格帯:5,000〜20,000円程度
メカニカルスプリング式
金属バネの力で高さを調整する方式です。構造がシンプルで壊れにくいのが特徴です。
- 操作感:ガス式よりやや重い操作感
- 高さ調整:無段階調整が可能
- 耐久性:金属バネのため非常に長寿命
- 価格帯:8,000〜25,000円程度
固定式(ポール固定型)
支柱に沿って高さ位置を固定するタイプで、頻繁な位置変更には向きませんが、一度決めた位置でしっかり固定したい場合に適しています。価格が安く、2,000〜5,000円程度で購入できます。
頻繁にモニター位置を変える方にはガススプリング式、一度設置したら動かさない方には固定式やメカニカルスプリング式がおすすめです。
モニターアームの取り付け手順【クランプ式】
ここからは、最も一般的なクランプ式モニターアームの取り付け手順を、ステップごとに解説します。初めての方でも15〜30分程度で完了します。

用意するもの
- モニターアーム本体(付属品含む)
- プラスドライバー(付属ネジに合ったサイズ)
- 六角レンチ(多くの製品に付属)
- 柔らかい布やタオル(モニターを伏せるときの保護用)
- メジャーまたは定規
ステップ1:作業スペースを確保する
デスクの上を片付けて、十分な作業スペースを確保しましょう。モニターを横に倒して作業するため、柔らかい布やタオルをデスクに敷いておくと、画面に傷がつきません。
ステップ2:モニターのスタンドを取り外す
- モニターの電源を切り、ケーブル類をすべて外す
- モニターを画面を下にして(布の上に)寝かせる
- スタンドのネジを外す(ワンタッチ式のスタンドはロック解除ボタンを押しながら外す)
- スタンドを取り外し、VESA穴を露出させる
注意:取り外したスタンドとネジは保管しておきましょう。将来、モニターアームを外してスタンドに戻す可能性があります。
ステップ3:クランプをデスクに固定する
- デスクの天板にクランプを取り付ける位置を決める(モニターを置きたい位置の真後ろが基本)
- クランプの上部パッドを天板の上面に当てる
- 下部のネジを手で回し、天板の下面からしっかり挟み込む
- 十分に締め込む(手でしっかり回した後、レンチで1/4回転程度追加で締める)
ポイント:天板に傷がつくのを防ぐため、クランプと天板の間にゴムシートやフェルトパッドを挟むのがおすすめです。多くの製品には保護パッドが付属していますが、付属していない場合は100円ショップなどで購入できます。
ステップ4:支柱とアームを組み立てる
- クランプに支柱(ポール)を差し込む、またはネジで固定する
- 支柱にアーム部分を取り付ける(カチッとはまるタイプや、六角ネジで固定するタイプがあります)
- アームの関節部分が適度な硬さで動くことを確認する
ステップ5:モニターをアームに取り付ける
- アーム先端のVESAマウントプレートを確認する(75mm/100mmの切り替えがある場合は、自分のモニターに合った穴位置を使用)
- モニター背面のVESA穴とマウントプレートの穴を合わせる
- 付属のネジ(M4ネジが一般的)で4か所を固定する
- 対角線上に交互にネジを締めていく(均等に力がかかるように)
重要:ネジは強く締めすぎないでください。樹脂製のモニター筐体が割れる場合があります。「ネジが止まったところからさらに1/4回転」程度が目安です。
ステップ6:ガススプリングの強さを調整する
ガススプリング式のアームは、モニターの重量に合わせてスプリングの強さを調整する必要があります。
- モニターを手で支えながら、好みの高さに持っていく
- 手を離してみる
- モニターが下がる場合:アームの根元にある調整ネジ(六角)を時計回りに回して、スプリングを強くする
- モニターが上がる場合:調整ネジを反時計回りに回して、スプリングを弱くする
- 手を離してもモニターがその位置で止まるように微調整する
ステップ7:ケーブルを整理して完成
- モニターのケーブル(電源、映像、USBなど)をアームに沿わせて配線する
- 多くのアームにはケーブルクリップやケーブルガイドが付いているので、それを活用する
- 余ったケーブルはケーブルタイで束ねてスッキリさせる
- 最終的にモニターの位置を微調整して完了
デュアルモニターアームの選び方と設置のコツ
2台のモニターを使いたい場合は、デュアルモニターアームがおすすめです。1つのクランプで2台のモニターを支えられるため、省スペースで済みます。
デュアルモニターアームの種類
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 横並びタイプ | 2台のモニターを左右に配置。最も一般的 | 同サイズのモニター2台を使う人 |
| 上下タイプ | 2台のモニターを上下に配置 | デスクの横幅が狭い人 |
| 独立2本タイプ | シングルアームを2本使用 | 異なるサイズのモニターを使う人 |
デュアルモニターアーム選定時の注意点
- 耐荷重は「1本あたり」で確認する:「耐荷重16kg」と書いてあっても、「合計16kg」なのか「1本あたり16kg」なのか要確認
- デスクの耐荷重も考慮する:モニター2台+アームの重量がデスクの1点に集中するため、天板の強度が不足する場合がある
- 天板補強プレートの使用を推奨:クランプの圧力を分散させる補強プレート(別売りが多い)を天板の下に挟むと安心
デュアルモニター設置のコツ
- メインモニターは正面に:メインで使うモニターは自分の真正面に配置し、サブモニターを左右どちらかに配置する
- モニター同士の隙間を最小限に:ベゼル(フレーム)同士がほぼ触れるくらい寄せると、視線移動がスムーズになる
- 高さを揃える:2台のモニターの上端の高さを揃えると見た目がきれいで、使いやすさも向上する
- 緩やかなカーブで配置する:2台のモニターを少し内側に向けて、自分を中心に緩やかな弧を描くように配置すると、どちらのモニターも見やすくなる
失敗しないための設置テクニックと注意点
モニターアームの設置でよくあるトラブルと、その対処法を紹介します。
天板の補強テクニック
薄い天板やパーティクルボード製の天板は、クランプの圧力で凹んだり割れたりすることがあります。以下の方法で補強しましょう。
- 補強プレートを使う:天板の下面にスチール製プレートを当てて、圧力を分散させる
- 合板を挟む:ホームセンターで購入した薄い合板(5mm程度)をクランプと天板の間に挟む
- クランプ位置を端から少し内側にする:天板の端ギリギリよりも、少し内側の方が強度が高い
モニターが下がってくる場合の対処法
設置後にモニターが徐々に下がってくる場合は、以下を確認してください。
- ガススプリングの調整:調整ネジを時計回りに回してスプリングを強くする
- 耐荷重オーバー:モニターが重すぎる場合は、より耐荷重の大きいアームに交換する
- 関節の締め付け:各関節部のネジが緩んでいないか確認し、増し締めする
ケーブルマネジメントのコツ
モニターアームを導入したのにケーブルがぐちゃぐちゃでは台無しです。以下のコツできれいにまとめましょう。
- アーム付属のケーブルガイドを最大限活用する
- マジックテープ式のケーブルタイで束ねる(結束バンドより再利用しやすい)
- ケーブルの長さに余裕を持たせる(アームを動かしたときにケーブルが引っ張られないように)
- 電源タップをデスク裏に貼り付けると、さらにスッキリする
エルゴノミクスに基づいた最適な画面位置
せっかくモニターアームを導入するなら、人間工学に基づいた最適な位置に設定しましょう。
| 項目 | 推奨値 | 理由 |
|---|---|---|
| 画面までの距離 | 40〜70cm(腕を伸ばして届く距離) | 目の疲労を最小限にする |
| 画面の高さ | 画面の上端が目線の高さと同じかやや下 | 首を上げる動作を減らす |
| 画面の角度(チルト) | 10〜20度上向き | 自然な視線の角度に合わせる |
| 画面の位置 | 体の正面(左右対称) | 首のねじれを防ぐ |
モニターアームの選び方チェックリスト
ここまでの内容をまとめた、購入前のチェックリストです。モニターアームを選ぶ際にお役立てください。
購入前チェックリスト
- □ モニターがVESA規格に対応しているか確認した
- □ モニターの重量(スタンドなし)を確認した
- □ アームの耐荷重がモニター重量の1.2倍以上ある
- □ デスクの天板の厚さを測定した
- □ 天板の材質を確認した(ガラスではないか)
- □ 天板の背面にクランプの余地があることを確認した
- □ 取り付け方式(クランプ式/グロメット式/壁掛け式)を決めた
- □ アームの種類(ガススプリング式/メカニカル式/固定式)を決めた
- □ シングルかデュアルかを決めた
- □ ケーブルマネジメント機能の有無を確認した
よくある質問(FAQ)
Q1. モニターアームは何インチまで対応していますか?
製品によって異なりますが、一般的なモニターアームは17〜32インチ程度に対応しています。34インチ以上の大型ウルトラワイドモニターを使用する場合は、専用の大型モニターアーム(耐荷重10kg以上)を選ぶ必要があります。40インチ以上のモニターにはVESA 200×200対応のアームが必要になることが多いです。
Q2. 賃貸住宅でもモニターアームは使えますか?
はい、クランプ式のモニターアームなら問題なく使えます。デスクに挟むだけで、壁や天井に穴を開ける必要がありません。グロメット式(天板に穴を開ける)や壁掛け式は、賃貸住宅では避けた方が無難です。退去時の原状回復が必要になる場合があります。
Q3. ガラス天板のデスクにモニターアームは取り付けられますか?
クランプ式やグロメット式はガラス天板には取り付けられません。ガラスが割れる危険性があります。ガラスデスクの場合は、壁掛け式を使うか、自立式(フリースタンディング型)のモニタースタンドを検討してください。また、デスクの買い替えも一つの選択肢です。
Q4. モニターアームを取り付けたら、モニターが勝手に下がってきます。どうすればいいですか?
ガススプリング式の場合、スプリングの強さ調整が不足しています。アームの根元付近にある六角ネジ(テンション調整ネジ)を時計回りに回してスプリングを強くしてください。それでも改善しない場合は、モニターの重量がアームの耐荷重を超えている可能性があります。モニター重量を再確認し、必要に応じてより耐荷重の大きいアームに交換してください。
Q5. モニターアームのネジが合わない場合はどうすればいいですか?
VESAマウントに使用するネジは一般的にM4×10mmです。付属ネジが長すぎてモニターに入らない場合は、ホームセンターでM4の短いネジ(8mmなど)を購入してください。逆に短すぎる場合はM4の長いネジを用意しましょう。また、ネジ穴が合わない場合はスペーサー(ワッシャー)で厚み調整ができます。
Q6. デュアルモニターアームとシングルアーム2本では、どちらがいいですか?
同じサイズのモニター2台を使うならデュアルモニターアームがおすすめです。クランプが1つで済み、デスクスペースも節約できます。一方、異なるサイズのモニター(例:27インチ+24インチ)を使う場合は、シングルアーム2本の方が個別に高さや角度を調整しやすく、柔軟性が高いです。
Q7. モニターアームを使うとデスクに傷がつきませんか?
そのまま取り付けると、クランプの圧力で天板に凹みや傷がつくことがあります。対策として、クランプと天板の間にゴムシートやフェルトパッドを挟むのが効果的です。多くの製品には保護パッドが付属していますが、より大きなパッドに交換するとさらに安心です。また、天板補強プレート(スチール製の板)を使えば、圧力を広い面積に分散できます。
Q8. モニターアームのアーム部分が動かない(硬すぎる)場合は?
新品のアームは関節部分が硬めに設定されていることがあります。各関節にある調整ネジ(六角)を反時計回りに少しずつ緩めてみてください。ただし、緩めすぎるとモニターが不安定になるため、少しずつ調整するのがポイントです。何度か動かしているうちに馴染んでくることもあります。
Q9. モニターアームの寿命はどれくらいですか?
一般的なモニターアームの寿命は5〜10年程度です。ガススプリング式のアームは、ガスシリンダーの経年劣化により徐々にスプリングの力が弱くなります。「モニターが少しずつ下がるようになった」と感じたら、交換時期のサインです。メカニカルスプリング式は金属バネのため、さらに長寿命です。
Q10. ノートPCもモニターアームに取り付けられますか?
はい、ノートPC用のトレイ(ラップトップトレイ)を使えば可能です。通常のVESAマウント部分にトレイを取り付け、その上にノートPCを載せる形になります。外部モニターとノートPCを両方アームに載せれば、デスクが完全にフリーになり、広々とした作業スペースが手に入ります。
まとめ
モニターアームは、デスク環境を大幅に改善できる非常に便利なアイテムです。最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。
この記事のまとめ
- 購入前の3大確認:VESA規格の対応、モニター重量、デスク天板の厚さと材質
- 取り付け方式:初心者はクランプ式が最もおすすめ(穴あけ不要・設置簡単)
- アームの種類:頻繁に位置を変えるならガススプリング式、固定で使うなら固定式
- 耐荷重に余裕を持つ:モニター重量の1.2倍以上の耐荷重があると安心
- 設置時のポイント:対角線にネジ締め、ガススプリングの強さ調整を忘れずに
- エルゴノミクス:画面上端が目線の高さ、画面まで40〜70cmの距離が理想
- デュアルモニター:同サイズならデュアルアーム、異サイズならシングル2本がおすすめ
モニターアームは一度導入すると「なぜもっと早く使わなかったのか」と感じる方がほとんどです。この記事を参考に、自分の環境にぴったりのモニターアームを見つけて、快適なデスク環境を手に入れてください。
特に在宅ワークやリモートワークが増えた昨今、自宅のデスク環境への投資は作業効率と健康の両面で大きなリターンをもたらします。まずはお使いのモニターのVESA規格と重量を確認するところから始めてみましょう。
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