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【2026年最新版】MacのMailアプリがメールを受信しない・同期されない対処法【完全ガイド】
MacのMailアプリを開いたのに、新着メールが届いていない。フォルダが更新されない。受信トレイが昨日のまま変わらない——そんな経験をしたことはありませんか?
MacOSに標準搭載されているMailアプリは便利な反面、キャッシュの破損やアカウント設定の乱れ、Keychainとの認証ズレなど、さまざまな原因でメール同期が止まってしまうことがあります。特にmacOS 15 Sequoiaや新たにリリースされたmacOS 26では、システムアップデート後に突然同期が止まるケースも報告されています。
このガイドでは、MacのMailアプリがメールを受信しない・同期されない問題に対して、原因別に具体的な対処法を徹底解説します。iCloud、Gmail、Exchange、YahooメールなどアカウントタイプごとのTipsも網羅しています。

この記事でわかること
- MacのMailアプリが同期しない主な原因とパターン
- MailboxCacheを削除してキャッシュをリセットする方法
- Keychainのパスワード認証をリセットする手順
- iCloud・Gmail・Exchange別の個別対処法
- アカウントを再設定して根本解決する方法
- それでも直らないときの高度なトラブルシューティング
MacのMailアプリが同期しない原因を知ろう
対処法を試す前に、なぜMailアプリの同期が止まるのかを理解しておきましょう。原因を特定することで、最短ルートで解決できます。
主な原因パターン
1. MailboxCacheの破損
Mailアプリは受信したメールデータをローカルにキャッシュ保存します。このキャッシュファイルが破損すると、新着メールを取得できなくなったり、フォルダの内容が正しく表示されなくなったりします。macOSのアップデート後やシステムクラッシュ後に発生しやすいパターンです。
2. Keychainのパスワード認証ズレ
Mailアプリはメールサーバーへの認証情報(パスワード)をmacOSのKeychainに保存しています。パスワード変更後にKeychainが更新されていない場合や、Keychainデータベースが破損した場合、認証に失敗して同期が止まります。
3. ネットワーク接続の問題
Wi-Fiの接続が不安定だったり、特定のポートがルーターやファイアウォールでブロックされていたりすると、メールサーバーへの接続自体が失敗します。VPNを使用している場合も影響を受けることがあります。
4. メールアカウント設定の乱れ
サーバーアドレス、ポート番号、SSL設定などが誤っている場合、接続できません。特にGmailのOAuth認証では、トークンの有効期限切れによって認証が失敗するケースがあります。
5. macOSアップデートによる互換性問題
macOS 26など新しいバージョンへのアップデート後、Mailアプリのデータベース形式が変わり、既存のキャッシュが正しく読み込めなくなることがあります。
基本の確認事項(まずここから)
高度な対処法を試す前に、基本的な項目を確認しましょう。意外とシンプルな原因で解決することがあります。
Mailアプリを再起動する
まず最もシンプルな対処として、Mailアプリを完全に終了して再起動します。
- メニューバーの「メール」をクリック
- 「メールを終了」を選択(またはCommand+Qキー)
- 数秒待ってからMailアプリを再度起動
- 受信ボックスを開いて新着メールが届くか確認
メールボックスを手動で同期する
自動同期が止まっている場合、手動で同期を強制実行できます。
- Mailアプリを開く
- メニューバーの「メールボックス」をクリック
- 「すべてのアカウントのメールを受信」を選択
- または、受信トレイを選択した状態でCommand+Shift+Nキーを押す
インターネット接続を確認する
SafariなどほかのアプリでWebページを開いて、インターネット接続が正常かどうかを確認します。Wi-Fiが不安定な場合は、一度Wi-Fiを切ってから再接続してみましょう。
macOSとMailアプリの最新バージョンを確認する
システム設定 → 一般 → ソフトウェアアップデートから、macOSが最新バージョンになっているか確認します。Mailアプリ自体はmacOSに含まれているため、macOSのアップデートとともに更新されます。
原因別の対処法

対処法1:MailboxCacheを削除する(最も効果的)
MailboxCacheはMailアプリが使用するローカルキャッシュファイルです。このファイルが破損すると同期が止まります。削除しても元のメールデータはサーバー上に残っているため、再同期時に取得し直されます。
手順:
- Mailアプリを完全に終了する(Command+Q)
- Finderを開き、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択
- 以下のパスを入力してReturnキーを押す:
~/Library/Mail/V10(macOS バージョンによってV9やV10など異なる) - フォルダ内の「MailData」フォルダを開く
- 「Envelope Index」「Envelope Index-shm」「Envelope Index-wal」ファイルを探してゴミ箱に移動
- Mailアプリを再起動する
- 初回起動時にメールボックスの再構築が自動的に始まる(数分かかる場合がある)
注意:「Envelope Index」ファイルを削除すると、Mailアプリがインデックスを再作成します。メールの件数が多い場合、完全に同期されるまで数分〜数十分かかることがあります。
対処法2:メールボックスを再構築する
Mailアプリには「メールボックスを再構築」機能が用意されており、キャッシュの問題を修正するために使えます。
- Mailアプリを開く
- 左サイドバーで再構築したいメールボックス(例:受信トレイ)を選択
- メニューバーの「メールボックス」→「このメールボックスを再構築」をクリック
- 再構築が完了するまで待つ(メール数によっては数分かかる)
- すべてのメールボックスで繰り返す場合は、各フォルダに対して同様の操作を行う
対処法3:Keychainのパスワードをリセットする
メールサーバーへの認証が失敗している場合、Keychainに保存されているパスワードが古い情報のままになっている可能性があります。
- Finderで「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「キーチェーンアクセス」を開く
- 左サイドバーで「ログイン」を選択
- 検索フィールドにメールプロバイダー名(例:「gmail」「icloud」「exchange」)を入力
- 該当するキーチェーン項目を右クリック→「情報を見る」
- 「パスワードを表示」をチェックし、管理者パスワードを入力
- 表示されたパスワードが古いものであれば、項目を削除する
- Mailアプリを再起動すると、パスワードの再入力を求められる
- 現在の正しいパスワードを入力して保存
対処法4:アカウントをオフにしてから再度オンにする
一時的な接続エラーや設定の乱れは、アカウントを一度無効化してから再度有効化することで解消されることがあります。
- Mailアプリのメニューバーから「メール」→「設定」を開く(Command+カンマ)
- 「アカウント」タブをクリック
- 左側のリストから問題のあるアカウントを選択
- 右下の「このアカウントを有効にする」のチェックを外す
- 数秒待ってから、再度チェックを入れる
- 受信トレイを確認して同期が再開されているか確認する
対処法5:アカウントを完全に削除して再設定する
上記の方法で解決しない場合は、アカウントを削除して最初から設定し直すのが最も確実な方法です。
- Mailアプリの「設定」→「アカウント」を開く
- 問題のあるアカウントを選択して、左下の「-」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで削除を承認する
- Mailアプリを再起動する
- 「設定」→「アカウント」→左下の「+」ボタンをクリック
- メールプロバイダーを選択してアカウント情報を入力
- 自動設定が完了するまで待ち、同期を確認する
メールプロバイダー別の対処法
iCloudメールが同期しない場合
iCloudメールはAppleのサーバーを使用するため、AppleIDの認証状態に問題があると同期が止まります。
- システム設定を開き、「AppleID」をクリックする
- 「iCloud」の項目で「メール」がオンになっているか確認する
- 一度オフにして、数秒後に再度オンにする
- AppleIDからサインアウトして再サインインする方法も有効(この操作はほかのiCloudサービスにも影響するため注意)
- iCloudのシステムステータスページ(apple.com/jp/support/systemstatus/)でサーバー障害が起きていないか確認する
Gmailが同期しない場合
GmailはOAuth認証(トークン方式)を使用しているため、トークンの有効期限切れや権限の変更が同期停止の原因になります。
- Mailアプリの設定 → アカウントでGmailを選択し、「サインアウト」してから再度サインインする
- Googleアカウントのセキュリティ設定(myaccount.google.com/security)で「Mail」のアクセスが許可されているか確認する
- 「安全性の低いアプリのアクセス」設定は現在Googleでは廃止されているため、OAuth経由の認証を使う
- GmailのIMAP設定が有効になっているか確認する(Gmailの設定 → すべての設定を表示 → 転送とPOP/IMAP → IMAPを有効にする)
- Gmailの容量上限(15GB)を超えていると受信できなくなるため、ストレージ使用量を確認する
Exchange(Microsoft 365/Outlook)が同期しない場合
企業のExchangeサーバーに接続している場合、サーバー側の設定やIT管理者のポリシー変更が影響することがあります。
- Mailアプリの設定 → アカウントでExchangeアカウントのサーバーアドレスを確認する
- 「autodiscover」機能が正しく機能しているかIT管理者に確認する
- 多要素認証(MFA)が有効な場合、アプリパスワードを生成して使用する必要がある
- モダン認証(OAuth)が組織で有効になっているか確認する
- Exchangeアカウントを削除して、WebブラウザでExchangeにサインインした後、再設定する
Yahooメールが同期しない場合
- Yahooメールの設定でIMAPアクセスが許可されているか確認する
- Yahooのセキュリティ設定でアプリパスワードを生成して使用する(2段階認証が有効な場合)
- IMAPサーバー:imap.mail.yahoo.co.jp / ポート:993 / SSL:有効
- SMTPサーバー:smtp.mail.yahoo.co.jp / ポート:465 または 587
高度なトラブルシューティング

ターミナルでMailプロセスを確認・強制終了する
Mailアプリが応答しない、または非表示のMailプロセスがバックグラウンドで動き続けている場合は、ターミナルから強制終了できます。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を開く
- 以下のコマンドを入力してReturnキーを押す:
killall Mail - 次のコマンドでMailのデータベースを確認する:
sqlite3 ~/Library/Mail/V10/MailData/"Envelope Index" ".tables" - Mailアプリを再起動して同期を確認する
Mail環境設定ファイルをリセットする
Mailアプリの設定ファイルが破損している場合は、環境設定ファイルをリセットすることで解決できます。
- Mailアプリを終了する
- Finderで「移動」→「フォルダへ移動」を選択
~/Library/Preferences/を開くcom.apple.mail.plistファイルを探してデスクトップに移動(バックアップとして保存)- Mailアプリを再起動すると、新しい設定ファイルが自動作成される
- アカウント情報を再設定する
macOSのシステム診断を実行する
より深刻なシステムレベルの問題がある場合は、macOSの診断ツールを使用します。
- Macを再起動し、起動直後にCommandキーとRキーを同時に長押しする
- macOSのリカバリーモードに入ったら「ディスクユーティリティ」を選択
- 「First Aid」を実行してディスクエラーを修復する
- 通常のmacOSで再起動した後、Mailアプリを再確認する
別のユーザーアカウントでテストする
問題が特定のユーザーアカウントの設定に起因しているか確認するため、Macに別のテスト用ユーザーを作成してMailアプリを試すことができます。
- システム設定 → ユーザーとグループ → 新規ユーザーを追加
- テストユーザーでログイン
- Mailアプリでアカウントを設定して同期を確認
- 新しいユーザーで正常に同期できれば、元のユーザーの設定ファイルに問題がある
よくある症状と対応する対処法の早見表
| 症状 | 考えられる原因 | 推奨対処法 |
|---|---|---|
| 新着メールが届かない | キャッシュ破損、認証エラー | MailboxCache削除、Keychain確認 |
| フォルダが空になっている | IMAPフォルダの同期ズレ | メールボックスの再構築 |
| パスワードを繰り返し聞かれる | Keychainの認証ズレ | Keychainのパスワードリセット |
| Gmailのみ同期しない | OAuthトークン失効 | サインアウトして再サインイン |
| iCloudメールのみ届かない | AppleIDの認証問題 | iCloudの設定でメールをオフ→オン |
| アップデート後から動かない | データベース形式の変更 | Envelope Indexを削除して再構築 |
| MailアプリがCPUを大量消費 | インデックス再作成中 | しばらく待つ(完了すれば正常化) |
同期を安定させるための日頃の設定
自動メール受信の間隔を設定する
Mailアプリが自動でメールをチェックする間隔が長く設定されていると、新着メールの通知が遅れることがあります。Mailの設定 → 一般 → 新規メッセージを確認:「自動的に」に設定しておくと、プッシュ通知対応のサーバーからはリアルタイムで受信できます。
IMAPフォルダのサブスクリプションを確認する
Mailアプリの設定 → アカウント → 対象アカウントを選択 → 「メールボックスのふるまい」タブで、どのサーバーフォルダを同期するか設定できます。重要なフォルダが同期対象から外れていないか確認しましょう。
省エネ設定の見直し
システム設定 → バッテリー(またはエネルギー節約)で「ネットワークアクセスが必要な場合はスリープを防ぐ」を有効にすると、Mac がスリープ中でもメールを受信し続けます。
よくある質問(FAQ)
Q1. MailboxCacheを削除したらメールが消えませんか?
キャッシュを削除しても、サーバー上にメールが保存されているIMAP方式であればデータは消えません。Mailアプリを再起動すると自動的にサーバーからメールが再ダウンロードされます。ただし、POP3方式でサーバーにコピーを残さない設定にしている場合は、慎重に行ってください。また、操作前にMailアプリの「メール」→「バックアップを作成」でバックアップを取ることをお勧めします。
Q2. Gmailのメールが届くまで時間がかかります
GmailのIMAPは「Push」ではなく「Fetch」方式のため、設定した間隔でMailがサーバーにアクセスしてメールを取得します。Mailアプリの設定 → 一般 → 新規メッセージを確認 を「自動的に」または「1分ごと」にすると改善されます。リアルタイム通知が必要であればGmailアプリの使用も検討してください。
Q3. パスワードを変更したのにMailアプリに反映されません
パスワードを変更した場合、Keychainに保存されている古いパスワードが使われ続けてしまいます。キーチェーンアクセスを開いて該当のパスワード項目を削除するか、Mailアプリの設定 → アカウント → 対象アカウントを選択 → 「アカウント情報」タブ → パスワード欄に新しいパスワードを入力して保存してください。
Q4. macOS 26にアップデートしたらMailアプリが全く動かなくなりました
macOSの大型アップデート後にMailアプリのデータベース形式が更新されることがあります。まずMailアプリを完全に終了し、「~/Library/Mail/」フォルダ内の「MailData」にある「Envelope Index」関連ファイルを削除してから再起動してください。それでも解決しない場合は、Mailアプリの環境設定ファイル(com.apple.mail.plist)を削除してゼロから設定し直す方法が最も確実です。
まとめ
MacのMailアプリがメールを受信しない・同期されない問題は、原因によって適切な対処法が異なります。まずは基本的な再起動や手動同期を試し、それでも解決しない場合はMailboxCacheの削除やKeychainのリセットを行いましょう。
アカウントタイプ(iCloud・Gmail・Exchange)によって対処法が異なる点も重要です。特にGmailのOAuth認証は有効期限があるため、定期的な再認証が必要になる場合があります。
重要なポイントをまとめると:
- まず手動同期(Command+Shift+N)と再起動を試す
- MailboxCache(Envelope Index)の削除が最も効果的なキャッシュ修復方法
- パスワードを繰り返し聞かれる場合はKeychainアクセスで古い認証情報を削除する
- Gmailの場合はIMAPが有効になっているかとOAuth認証の状態を確認する
- 最終手段はアカウントの削除と再設定
この記事の対処法をステップごとに試していけば、ほとんどのMailアプリ同期問題は解決できます。複数のメールアカウントを管理している場合は、それぞれのアカウントで個別に確認を行うことが大切です。
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