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MacのUniversal Controlとは?iPadと連携して作業効率を上げる方法
MacとiPadを隣に置いて作業していると「一つのキーボード・マウスで両方操作できたら便利なのに」と思ったことはありませんか?それを実現するのがUniversal Control(ユニバーサルコントロール)です。
Universal Controlを使えば、MacのマウスとキーボードでiPadをシームレスに操作できます。ファイルのドラッグ&ドロップや、コピー&ペーストも複数デバイス間で自在に行えます。
この記事では、Universal Controlの設定方法から活用法まで徹底解説します。
- Universal Controlの対応機種と要件
- Mac・iPad両方での有効化手順
- MacとiPad間でのカーソル移動方法
- ファイルドラッグ・ユニバーサルクリップボードの使い方
- Sidecarとの違い・使い分け

Universal Control(ユニバーサルコントロール)とは
Universal Controlは、macOS Monterey(12.3以降)とiPadOS 15.4以降で利用できる機能です。同一のApple IDでサインインした複数のMac/iPadを、1組のキーボードとマウス(またはトラックパッド)で操作できます。
Universal Controlでできること
- MacのマウスカーソルをiPadに移動させて操作
- Macのキーボードでそのままipadに文字入力
- MacからiPadへ(またはその逆に)ファイルをドラッグ&ドロップ
- コピーしたテキスト・画像を別デバイスにペースト(ユニバーサルクリップボード)
- 最大3台のデバイスを横断して操作
対応機種一覧
| デバイス | 対応モデル | 必要OS |
|---|---|---|
| MacBook Pro | 2016年以降 | macOS Monterey 12.3以降 |
| MacBook Air | 2018年以降 | macOS Monterey 12.3以降 |
| Mac mini | 2018年以降 | macOS Monterey 12.3以降 |
| iMac | 2019年以降 | macOS Monterey 12.3以降 |
| Mac Pro | 2019年以降 | macOS Monterey 12.3以降 |
| iPad Pro | 全モデル | iPadOS 15.4以降 |
| iPad Air | 第3世代以降 | iPadOS 15.4以降 |
| iPad mini | 第5世代以降 | iPadOS 15.4以降 |
| iPad(無印) | 第6世代以降 | iPadOS 15.4以降 |
Universal Controlの設定方法
事前準備(必須要件)
- 両デバイスが同じApple IDでサインイン済み
- 両デバイスでBluetooth・Wi-Fiがオン
- 両デバイスがHandoffに対応(設定→一般→AirDrop/Handoff)
- デバイス同士が近い場所にある(目安:10m以内)
Macでの設定手順
- Appleメニュー(左上の)→「システム設定」をクリック
- 「ディスプレイ」をクリック
- 右下の「ユニバーサルコントロール…」ボタンをクリック
- 以下の項目にチェックを入れる:
- 「画面の端にカーソルが来たときにカーソルを他のMacまたはiPadに移動させる」
- 「他のMacまたはiPadとの間でドラッグアンドドロップを許可する」
- 「完了」をクリック
iPadでの設定手順
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「AirPlayとHandoff」をタップ
- 「カーソルとキーボード」(またはUniversal Control)の項目をオンにする

MacとiPad間でカーソルを移動させる方法
基本操作:画面端でスライドする
- MacとiPadを隣に並べる(左右どちらでもOK)
- Macのマウスカーソルを画面の端(iPadが置いてある側)に移動させる
- そのまま画面の外に押し出すと、カーソルがiPadに移動する
- iPadに移動したカーソルをそのままiPadで操作できる
デバイスの配置を設定する(ディスプレイ設定)
デバイスを実際の配置に合わせて設定することで、より自然にカーソルが移動します。
- 「システム設定」→「ディスプレイ」を開く
- ディスプレイの配置画面でiPadのアイコンをドラッグ
- 実際の物理的な配置(左・右・上・下)に合わせて移動させる
- 「完了」をクリック
ファイルのドラッグ&ドロップ
Universal Controlの最も便利な機能の一つが、デバイス間でのファイルのドラッグ&ドロップです。
MacからiPadへファイルを送る
- Macでファイルを選択
- そのままドラッグしてiPadの画面に移動
- iPadの対応アプリ(ファイルアプリ、写真アプリ等)の上でドロップ
iPadからMacへファイルを送る
- iPadでファイルを長押し → ドラッグを開始
- そのままMacの画面に移動させてドロップ
- Macのアプリ(Finder・メール等)にドロップすれば使用可能
テキスト、画像(JPEG・PNG・HEIF等)、PDF、動画、音声ファイルなどほぼすべての形式に対応しています。ただし、アプリが受け付けるファイル形式のみ使用できます。
ユニバーサルクリップボード
ユニバーサルクリップボードはUniversal Controlと独立した機能ですが、組み合わせることでさらに便利になります。
使い方
- Macでテキストや画像をコピー(Command + C)
- iPadで貼り付け(長押し → ペースト)
- 逆も同様:iPadでコピーしたものをMacにペーストできる
コピーした内容は約2分間だけ別デバイスからアクセスできます。時間内にペーストしてください。
Universal Control vs Sidecar:使い分け
| 機能 | Universal Control | Sidecar |
|---|---|---|
| 目的 | 別デバイスを独立して操作 | iPadをMacの外部ディスプレイとして使用 |
| iPadの動作 | 独自のiPadOSアプリが動く | Macの画面を映すだけ |
| Apple Pencil | iPadアプリで使用可 | Macアプリの操作に使用可 |
| ファイル共有 | ドラッグ&ドロップ可能 | 不可(同一Mac上の操作) |
| 向いている用途 | 2台を並行して使う | 画面を広げたい |

よくあるトラブルと解決法
カーソルがiPadに移動しない
確認事項
- 両デバイスのBluetooth・Wi-FiがONになっているか確認
- 同じApple IDでサインインしているか確認
- Handoffが有効になっているか確認(設定→一般→AirDrop/Handoff)
- デバイスを再起動して再接続を試みる
接続が途切れる
解決方法
- デバイスを近くに置く(10m以内推奨)
- Wi-Fi環境を改善する(同じルーターに接続)
- Macのディスプレイ設定でデバイスの配置を再設定
よくある質問(FAQ)
Q1. Universal ControlはiPhoneでも使えますか?
A. 現時点ではMacとiPadの組み合わせのみ対応しています。iPhoneには対応していません。
Q2. Wi-Fiなしで使えますか?
A. Wi-Fiがオンになっている必要がありますが、実際のインターネット接続は不要です。デバイス同士がBluetoothとWi-Fiで直接通信するためです。
Q3. Mac同士でも使えますか?
A. はい!MacとMacでも同様に使えます。最大3台のデバイスを1組のキーボード・マウスで操作できます。
Q4. Universal Controlを使うとiPadのバッテリーは消耗しやすくなりますか?
A. Bluetooth・Wi-Fiを使うため、通常より若干消耗が増えます。長時間使用する場合は充電しながら使うことをおすすめします。
Q5. SidecarとUniversal Controlを同時に使えますか?
A. 同一のiPadで同時使用はできません。一方を使用中は他方は利用不可です。
まとめ
Universal Controlは、MacとiPadを使う人にとって画期的な機能です。一度設定してしまえば、カーソルを端まで動かすだけで自然にデバイスを切り替えられます。
- 設定:Macのディスプレイ設定 + iPadのHandoff設定を有効化
- 操作:カーソルを画面端に移動させるだけでiPadに切り替え
- ファイル共有:ドラッグ&ドロップでデバイス間のやり取りが可能
- 使い分け:画面拡張ならSidecar、独立操作ならUniversal Control
MacとiPadをセットで使っている方は、ぜひUniversal Controlを活用して作業効率を高めてください。
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