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【2026年最新版】Macのタイムゾーン・日時設定完全ガイド
- Macの日時・タイムゾーン設定方法(自動・手動)
- 24時間/12時間表示の切り替え方法
- サマータイム対応の仕組みと設定
- NTPサーバーの確認・変更方法
- 海外旅行や在宅勤務時の時差対応テクニック
- 時刻がずれる・同期しない場合の解決方法
Macの時刻が正しく表示されていない、海外出張や旅行に出かけたときに現地時間に合わせたい、メニューバーに複数の地域の時刻を表示したい——こうした時刻・タイムゾーン関連の疑問を持つMacユーザーは意外と多いものです。
本記事では、macOSにおけるタイムゾーンと日時設定を網羅的に解説します。基本的な設定から上級者向けのNTPサーバー設定まで、わかりやすく説明します。

Macの日時・タイムゾーンを設定する基本手順
システム設定から変更する(macOS Ventura以降)
- 左上のAppleメニュー()→「システム設定」を開く
- 左側のサイドバーから「一般」をクリック
- 「日付と時刻」をクリック
- 設定画面が開く(管理者パスワードが必要な場合あり)
システム環境設定から変更する(macOS Monterey以前)
- Appleメニュー→「システム環境設定」を開く
- 「日付と時刻」をクリック
- 鍵アイコンをクリックして管理者パスワードで認証
自動設定と手動設定の違い
自動で日時を設定する(推奨)
「日付と時刻を自動的に設定」をオンにすると、NTPサーバー(インターネット経由の時刻同期サーバー)から正確な時刻が取得されます。インターネット接続がある限り、時刻のズレが自動修正されるため、この方法が推奨です。
手動で日時を設定する
インターネット接続がない環境や、特定の時刻に固定したい場合(動画制作のタイムスタンプ管理など)は手動設定を使います。
- 「日付と時刻を自動的に設定」をオフにする
- 日付フィールドをクリックして年・月・日を入力
- 時刻フィールドで時・分・秒を入力
- 「保存」をクリック
タイムゾーンの設定方法
自動タイムゾーン設定を使う
- 「日付と時刻」設定を開く
- 「タイムゾーン」タブをクリック
- 「現在地に基づいてタイムゾーンを自動的に設定」をオンにする
この機能を使うには「プライバシーとセキュリティ」の「位置情報サービス」が有効になっており、「システムサービス」→「タイムゾーン設定」が許可されている必要があります。
手動でタイムゾーンを設定する
- 「タイムゾーン」タブで「現在地に基づいて…」をオフにする
- 地図上で居住地域をクリックするか、「最も近い都市」の入力欄にタイムゾーンに対応した都市名を入力する
- ドロップダウンから該当の都市を選択する
| タイムゾーン名 | UTC差 | 主な地域 | 入力する都市例 |
|---|---|---|---|
| JST(日本標準時) | UTC+9 | 日本全国 | Tokyo / Osaka |
| PST/PDT(太平洋標準時) | UTC-8 / -7 | 米国西海岸 | Los Angeles |
| EST/EDT(東部標準時) | UTC-5 / -4 | 米国東海岸・ニューヨーク | New York |
| GMT(グリニッジ標準時) | UTC+0 | イギリス(冬) | London |
| CET/CEST(中央欧州時) | UTC+1 / +2 | ドイツ・フランス等 | Berlin / Paris |

24時間/12時間表示の切り替え
メニューバーの時刻表示を変更する
- 「システム設定」→「コントロールセンター」をクリック
- 「時計」の「オプション…」をクリック(またはメニューバーの時計を右クリック)
- 「時刻の形式」で「24時間表示」または「12時間表示(AM/PM)」を選択
追加の表示オプション
同じ設定画面から以下もカスタマイズできます:
- 秒を表示:時・分・秒まで表示
- フラッシュする時刻の区切り:コロンの点滅
- 日付を表示:曜日や日付を時計と併せて表示
サマータイム(夏時間)対応
日本ではサマータイムは実施されていませんが、海外とのやりとりが多い方や海外旅行時には知っておくべき知識です。
macOSでのサマータイム処理
タイムゾーンを自動設定にしている場合、サマータイムへの切り替えはmacOSが自動的に処理します。たとえばロサンゼルスのタイムゾーンを設定していれば、春の切り替え時に自動でPST(UTC-8)からPDT(UTC-7)に変わります。
手動でタイムゾーンを設定している場合も、タイムゾーンデータベース(tzdata)に基づいてサマータイムの切り替えは自動で行われます。ユーザーが手動で1時間ずらす必要はありません。
NTPサーバーの設定と確認
NTP(Network Time Protocol)サーバーは、インターネット経由で正確な時刻を取得するためのサーバーです。macOSのデフォルトはAppleのNTPサーバー(time.apple.com)が使用されます。
NTPサーバーを変更する方法
- 「システム設定」→「一般」→「日付と時刻」を開く
- 「日付と時刻を自動的に設定」がオンの状態で、サーバー欄(time.apple.comと表示)をクリック
- 別のNTPサーバーアドレスを入力する
主要なNTPサーバー
| サーバー名 | 運営者 | 特徴 |
|---|---|---|
| time.apple.com | Apple | macOSデフォルト・最安定 |
| ntp.nict.jp | 情報通信研究機構(NICT) | 日本の公的機関・高精度 |
| pool.ntp.org | NTP Pool Project | 世界中のサーバーを分散利用 |
| time.google.com | うるう秒対応・高精度 |
海外旅行・出張時の時刻設定
旅行先に合わせて自動でタイムゾーンを変更する
「タイムゾーンを自動的に設定」と「位置情報サービス」を両方オンにしておけば、Macが旅行先のWi-Fiやセルラー情報から現地時間を自動検出します。空港に着いた段階でMacを起動すると自動的に現地時間に切り替わることが多いです。
カレンダーアプリで時差を管理する
macOSのカレンダーアプリには「タイムゾーンのサポート」機能があります。「カレンダー」→「設定」→「詳細」→「タイムゾーンのサポート」をオンにすると、イベントごとに異なるタイムゾーンを設定でき、時差のある海外との打ち合わせ管理に便利です。
世界時計ウィジェットを活用する
macOSの通知センター(右上のウィジェット画面)に「世界時計」ウィジェットを追加すると、複数の都市の現在時刻をメニューバーやデスクトップに表示できます。

時刻がズレる・同期しない場合の対処法
対処法1:時刻の自動設定を一度オフにしてからオンにする
- 「日付と時刻」設定を開く
- 「日付と時刻を自動的に設定」をオフにする
- 数秒待ってから再度オンにする
対処法2:ターミナルで時刻を強制同期する
管理者権限が必要な方法ですが、より確実に時刻を同期できます。
- 「ターミナル」アプリを開く(Launchpad→その他→ターミナル)
- 以下のコマンドを入力してReturn:
sudo sntp -sS time.apple.com
管理者パスワードを入力すると、NTPサーバーから時刻が強制同期されます。
対処法3:システム時刻サービスを再起動する
ターミナルで以下を実行します:
sudo launchctl unload /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.timed.plist
sudo launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.timed.plist
よくある質問(FAQ)
Q1. Macの時刻が数分ズレているがどうすれば直りますか?
A. まず「システム設定」→「一般」→「日付と時刻」で「日付と時刻を自動的に設定」がオンになっているか確認してください。オンでも直らない場合は一度オフにしてオンにし直すか、ターミナルで「sudo sntp -sS time.apple.com」を実行してみてください。
Q2. 海外旅行中、Macの時刻が自動で変わらない場合は?
A. 位置情報サービスの「タイムゾーン設定」が有効になっているか確認してください。「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「タイムゾーン設定」をオンにすることで自動切り替えが有効になります。
Q3. Macの時刻がiPhoneと違う場合はどちらが正しい?
A. 両方とも自動設定が有効であればどちらも正確なはずです。もしズレている場合は、どちらかの自動設定がオフになっているか、NTP同期が正常に行われていない可能性があります。ntp.nict.jpのウェブサイトで現在の正確な時刻を確認できます。
Q4. タイムゾーン設定変更後、カレンダーの予定がずれてしまいました
A. カレンダーアプリの「タイムゾーンのサポート」がオンの場合、タイムゾーン変更で予定時刻が相対的に変わることがあります。カレンダー→設定→詳細でタイムゾーン設定を確認し、必要に応じて予定のタイムゾーンを修正してください。
Q5. メニューバーに複数の都市の時刻を表示することはできますか?
A. macOS標準機能では複数のタイムゾーン時刻をメニューバーに並べて表示する機能はありません。「Menu Weather Pro」や「World Clock Pro」などのサードパーティアプリを使うか、「世界時計」ウィジェットを通知センターに追加する方法があります。
まとめ
Macのタイムゾーン・日時設定について網羅的に解説しました。
- 基本設定:「システム設定」→「一般」→「日付と時刻」から変更(macOS Ventura以降)
- 自動設定を推奨:NTPサーバーで正確な時刻が維持される
- タイムゾーン自動設定:位置情報サービスと連動して現在地のタイムゾーンを自動設定
- 24時間/12時間表示:コントロールセンター→時計→オプションから変更
- NTPサーバー変更:日本では ntp.nict.jp が高精度でおすすめ
- 時刻同期の問題:自動設定を切り替えるかターミナルで強制同期
特にリモートワークや海外との業務で時刻管理が重要な方は、ここで紹介した設定を今すぐ確認してみてください。
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