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【2026年最新版】MacのショートカットアプリでiPhoneと同じ自動化をMacでも使う方法【完全ガイド】

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iPhoneやiPadで使えるショートカットアプリ(Shortcuts)が、macOS Monterey(2021年)からMacでも使えるようになりました。これにより、iPhoneで作成した自動化レシピをそのままMacでも実行できるほか、Mac専用のファイル操作・Finder連携・システム制御といった強力なアクションも利用可能になっています。

この記事では、Macのショートカットアプリの基本から、実用的な自動化レシピの作り方、メニューバーへの登録方法、さらに従来のAutomatorからの移行方法まで、わかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • MacのショートカットアプリとiPhoneのショートカットの関係
  • Macで使えるショートカットアプリの起動方法・画面の見方
  • Mac専用アクション(Finder・ファイル操作・システム制御)の使い方
  • iPhoneのショートカットをMacで実行する方法
  • ショートカットをメニューバー・Dock・右クリックに追加する方法
  • Automatorからショートカットへの移行方法
  • 便利なショートカットレシピ例

MacのショートカットアプリとiPhoneのショートカットの関係

ショートカットアプリは元々iOS 12(2018年)でiPhone向けに登場し、その後iPadOSにも対応しました。macOS MontereyからはついにMacにも搭載されました。

最大の特徴はiCloudを通じてショートカットが同期されることです。iPhoneで作成したショートカットを、そのままMacのショートカットアプリで実行できます(アクションの互換性がある場合)。

比較項目 iPhone/iPad Mac
対応OS iOS 12 / iPadOS 13以降 macOS Monterey(12)以降
iCloud同期 ○(Macでも同期される)
Siriとの連携
メニューバー表示 × ○(Mac独自機能)
Finder連携 × ○(Mac独自機能)
右クリックメニュー連携 × ○(Mac独自機能)
Automatorからのインポート × ○(ワークフローを変換可能)

ショートカットアプリの起動方法

Macでショートカットアプリを起動するには、以下のいずれかの方法を使います。

  • Launchpadからショートカットアイコンをクリック
  • Spotlight検索(Command + Space)で「ショートカット」と入力してEnter
  • Finder → アプリケーション → ショートカット.app をダブルクリック
  • Dockにピン留めしてある場合はDockのアイコンをクリック

初回起動時はiCloudに保存されているiPhoneのショートカットが自動的に同期されます(iCloudにサインインしている場合)。

Macショートカットアプリの基本操作

ショートカットアプリの画面の見方

ショートカットアプリを開くと、以下のような画面構成になっています。

  • 左サイドバー:「すべてのショートカット」「Apple のショートカット」「フォルダ」などのカテゴリ
  • 中央エリア:ショートカットの一覧(グリッドまたはリスト表示)
  • 右エリア:選択中のショートカットのアクション一覧(編集画面)

新しいショートカットを作成するには、画面左上の「+」ボタンをクリックするか、メニューバーの「ファイル」→「新規ショートカット」を選択します。

Mac専用アクションの紹介

Macのショートカットアプリには、iPhone/iPadでは使えないMac専用のアクションが多数用意されています。主なものを紹介します。

Finderアクション

アクション名 できること
Finderアイテムを開く 指定したファイルまたはフォルダをFinderで開く
Finderアイテムを移動 ファイルを指定フォルダに移動する
Finderアイテムをコピー ファイルを別の場所にコピーする
選択済みFinderアイテムを取得 Finderで現在選択中のファイルを取得して処理できる
Finderで表示 指定したファイルをFinderウィンドウで表示・選択状態にする
タグを追加/削除 Finderのカラータグをファイルに付ける/外す

システム制御アクション

アクション名 できること
シェルスクリプトを実行 bashスクリプトを直接実行する
Appを開く 指定したアプリを起動する
通知を表示 macOSの通知センターに通知を出す
音量を設定 Macの音量を指定した値に変更する
スクリーンショットを撮影 自動的にスクリーンショットを撮影・保存する
クリップボードにコピー テキストや結果をクリップボードに保存する

実用的なショートカットレシピ例

実際にどのようなショートカットが役立つのか、具体的なレシピ例を紹介します。

レシピ1:デスクトップのファイルを一括整理

デスクトップに散らかったファイルを種類別フォルダに自動分類するショートカットです。

  • アクション1:「Finderアイテムを取得」でデスクトップのファイル一覧を取得
  • アクション2:「フィルタリング」でファイル拡張子ごとに分岐(.png / .pdf / .docxなど)
  • アクション3:「Finderアイテムを移動」で各フォルダに移動

レシピ2:会議開始ルーティン

会議前にワンクリックで環境を整えるショートカットです。

  • アクション1:音量を「30」に設定
  • アクション2:ZoomまたはTeamsアプリを開く
  • アクション3:Slackの通知をオフにするシェルスクリプトを実行
  • アクション4:「会議準備完了!」の通知を表示

レシピ3:選択テキストをGoogle翻訳で翻訳

Safariなどで選択したテキストをすぐに翻訳するショートカットです(iPhoneでも動作可能)。

  • アクション1:「クリップボードのテキストを取得」
  • アクション2:「テキストを翻訳」(ショートカットの組み込みアクション)
  • アクション3:「結果を表示」または「クリップボードにコピー」
Mac専用アクションの追加方法

ショートカットをメニューバーに追加する方法

よく使うショートカットをメニューバーに登録しておくと、どのアプリを使っている最中でもすぐにアクセスできます。

設定手順

ステップ1:ショートカットアプリを開き、メニューバーに追加したいショートカットを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)します。

ステップ2:表示されるコンテキストメニューから「詳細を表示」を選択します。

ステップ3:右側のパネルに「詳細」タブが表示されます。その中の「メニューバーに固定」のチェックボックスをオンにします。

ステップ4:メニューバーにショートカットアプリのアイコン(はさみマーク)が表示されます。クリックすると登録したショートカットの一覧が表示されます。

メニューバーのショートカット一覧から直接クリックするだけで実行できるため、頻繁に使う自動化処理を素早く起動できます。

DockへのショートカットApp追加とクイック起動

ショートカットアプリ本体をDockに追加しておくと、すばやくアクセスできます。さらに、個々のショートカットを独立したアプリとして保存することもできます。

ショートカットをアプリとしてDockに追加する手順

ステップ1:Dockに追加したいショートカットを右クリックします。

ステップ2:「詳細を表示」→「Dockに固定」のチェックをオンにします(macOS Venturaおよびそれ以降では「ランチャーとしてDockに追加」というオプション)。

ステップ3:Dockに専用のアイコンが表示されます。クリックするだけでそのショートカットが実行されます。

Finderの右クリックメニューにショートカットを追加する方法

ファイルを右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューにショートカットを追加すると、ファイル処理の自動化が格段に便利になります。

設定手順

ステップ1:ショートカットアプリを開き、Finderで使いたいショートカットを選択します。

ステップ2:「詳細を表示」を開き、「Finderのクイックアクションとして使用」のチェックをオンにします。

ステップ3:Finderでファイルを右クリック → 「クイックアクション」のサブメニューにショートカットが表示されます。

たとえば「画像をリサイズ」「PDFを結合」「ファイル名に日付を追加」といったショートカットをクイックアクションとして設定しておくと、ファイルを右クリックするだけで一瞬で処理が完了します。

iPhoneのショートカットをMacで実行する方法

iCloudでショートカットが同期されていれば、iPhoneで作成したショートカットはMacのショートカットアプリにも表示されます。

注意点:アクションの互換性

すべてのアクションがMacとiPhoneの両方で動作するわけではありません。以下のようなケースに注意してください。

アクション種類 iPhone Mac
テキスト処理・変換
Web検索・URL処理
カレンダー・リマインダー
カメラ起動・写真撮影 △(FaceTimeカメラ経由)
電話・SMS送信 △(iPhone連携が必要)
NFCタグ・バーコードスキャン ×(非対応)
Finder操作・シェルスクリプト × ○(Mac専用)

Macで実行できないアクションが含まれているショートカットは、アイコンに警告マークが表示されます。その部分のアクションをMac対応のものに差し替えることで動作するようになります。

Automatorからショートカットへの移行方法

macOS以前からAutomatorを使って自動化処理を作ってきたユーザーは、ショートカットアプリへの移行を検討しているかもしれません。

AutomatorとショートカットアプリのWorkflowインポート

ショートカットアプリは、Automatorのワークフローファイル(.workflow)を一部インポートできます。ただし、完全な変換ではなく、対応するアクションのみが変換されます。

インポート手順:ショートカットアプリのメニューバー「ファイル」→「インポート」→ .workflowファイルを選択します。

AutomatorとショートカットアプリのUniversal機能比較

機能 Automator ショートカットアプリ
対応OS macOSのみ iPhone/iPad/Mac
iCloud同期 ×
Siri連携 ×
シェルスクリプト実行
GUIの使いやすさ やや難しい 直感的で簡単
フォルダアクション △(フォルダオートメーションは限定的)
将来の継続性 将来的に廃止予定の可能性 Appleが積極的に強化中

Appleはショートカットアプリをより強化する方針であり、Automatorは将来的に廃止される可能性があります。新しい自動化処理はショートカットアプリで作ることをおすすめします。

メニューバー登録と右クリック活用

キーボードショートカットを割り当てる方法

各ショートカットにキーボードショートカット(ホットキー)を割り当てることで、キーボードだけで実行できるようになります。

設定手順

ステップ1:ショートカットアプリでキーボードショートカットを設定したいショートカットを右クリック → 「詳細を表示」をクリックします。

ステップ2:「詳細」タブの中に「キーボードショートカット」という項目があります。テキストフィールドをクリックして、割り当てたいキーの組み合わせを押します。

ステップ3:設定したキーを押すと、どのアプリを使っていても即座にショートカットが実行されます。

既存のキーボードショートカットとの重複に注意してください。Command + Option + Controlなどの修飾キーを組み合わせると衝突しにくくなります。

よくある質問(FAQ)

Q1. macOS MontereyよりMacのOSが古い場合はどうすればよいですか?

macOS Monterey(12.0)以降でないとショートカットアプリは使えません。macOS Big Sur以前をお使いの場合は、macOSのアップデートが必要です。システム設定(またはシステム環境設定)→「ソフトウェアアップデート」から確認してください。

Q2. iPhoneで作ったショートカットがMacに表示されません

iCloudの同期が有効になっているか確認してください。システム設定 → Apple ID → iCloud → 「ショートカット」がオンになっているか確認します。両デバイスで同じApple IDにサインインしている必要もあります。

Q3. シェルスクリプトを実行するアクションはどこにありますか?

ショートカットエディタの右側のアクション検索バーで「シェルスクリプト」と入力すると「シェルスクリプトを実行」アクションが見つかります。このアクションにbashスクリプトを直接記述できます。

Q4. ショートカットアプリでExcelファイルを自動処理できますか?

はい、「スプレッドシートを開く」アクションやApple Scriptとの組み合わせで処理できます。ただし複雑なExcel操作はPythonスクリプトとシェルスクリプトアクションを組み合わせる方が実用的な場合があります。

Q5. ショートカットの実行を自動化(スケジュール実行)できますか?

macOS Montereyの時点では、Macのショートカットアプリに直接的なスケジュール実行機能はありません。カレンダーのイベント通知と組み合わせる方法や、「自動化」機能(macOS Ventura以降で強化)を利用する方法があります。

Q6. ショートカットアプリをアンインストールできますか?

ショートカットアプリはmacOSの標準アプリのため、通常の方法ではアンインストールできません。使わない場合はDockやメニューバーから削除するだけで構いません。

まとめ

MacのショートカットアプリはiPhoneと同じ感覚で使えながら、Mac独自のFinderアクションやシェルスクリプト実行など強力な機能も備えています。

  • 対応OS:macOS Monterey(12)以降
  • iCloud同期:iPhoneのショートカットがMacでも使える
  • Mac専用アクション:Finderアクション・シェルスクリプト・システム制御
  • 起動方法:メニューバー・Dock・右クリックメニューから実行可能
  • Automatorからの移行:.workflowファイルのインポートで一部引き継ぎ可能

まずはiPhoneで使っていたショートカットをMacで実行してみるところから始め、徐々にMac専用のアクションを組み合わせた自動化レシピを作ってみましょう。

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