※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
【2026年最新版】MacのPasswordsアプリ設定・活用完全ガイド
macOS Sequoia(macOS 15)で登場した「Passwords(パスワード)」アプリは、これまでSafariの設定内に隠れていたiCloudキーチェーン機能を独立したアプリとして提供する、Apple公式のパスワードマネージャーです。
無料で使えて、iPhoneやiPadとシームレスに連携できる非常に便利なツールです。この記事では、macOS SequoiaのPasswordsアプリの基本設定から実践的な活用方法、そして1Passwordなど他のパスワードマネージャーとの比較まで徹底解説します。
- macOS SequoiaのPasswordsアプリの概要と特徴
- Passwordsアプリの初期設定・基本操作
- パスキー(Passkey)の保存と管理方法
- セキュリティ警告の対応方法
- iCloud Keychainとの連携
- 1PasswordなどサードパーティPWMとの比較

macOS SequoiaのPasswordsアプリとは
Passwordsアプリは、macOS Sequoia(2024年秋リリース)で初めて独立したアプリとして提供されました。iOS 18・iPadOS 18でも同時に搭載されています。
Passwordsアプリで管理できるもの
| 種類 | 内容 | 対応デバイス |
|---|---|---|
| パスワード | Webサイト・アプリのID/パスワード | Mac・iPhone・iPad・Windows |
| パスキー | パスワード不要の生体認証ログイン | Mac・iPhone・iPad |
| 確認コード | 2ファクタ認証(2FA)のワンタイムパスワード | Mac・iPhone・iPad |
| Wi-Fiパスワード | 接続済みWi-Fiネットワークのパスワード | Mac・iPhone・iPad |
Passwordsアプリの主な特徴
- 完全無料:追加費用なし(Apple IDがあれば使える)
- エンドツーエンド暗号化:Appleも内容を読めない高いセキュリティ
- Face ID / Touch ID対応:生体認証でアプリを開ける
- AutoFill連携:Safari・対応Webブラウザで自動入力
- セキュリティチェック機能:漏洩・弱いパスワードを自動検出
- Windows版拡張機能:ChromeまたはEdge拡張機能でWindows PCでも使用可能
Passwordsアプリの初期設定手順
Passwordsアプリの開き方
方法1:アプリケーションフォルダから開く
Finder→「アプリケーション」フォルダ内の「Passwords」をダブルクリックします。
方法2:Spotlightから開く
Command+Spaceでスポットライトを開き、「Passwords」または「パスワード」と入力してEnterを押します。
方法3:Dockに追加する
よく使う場合はDockに追加しておくと素早くアクセスできます。アプリをDockにドラッグ&ドロップするか、Dockのアプリアイコンを右クリック→「オプション」→「Dockに追加」を選択します。
Touch ID / パスコードでのロック設定確認
Passwordsアプリはデフォルトでシステムのログイン認証(Touch IDまたはパスワード)で保護されています。追加設定なしで保護されますが、以下を確認しましょう:
- Passwordsアプリを開く
- メニューバーの「Passwords」→「設定」をクリック
- 「一般」タブで「パスワードの変更を確認する」が有効になっているか確認

パスワードの基本操作
パスワードの追加手順
手順1:Passwordsアプリを開く
手順2:「+」ボタン(新しいパスワード)をクリック
ウィンドウ左下の「+」ボタン、またはメニューバーの「ファイル」→「新しいパスワード」をクリックします。
手順3:必要情報を入力する
- タイトル(サービス名)
- ユーザー名(メールアドレスまたはID)
- パスワード
- URL(Webサイトのアドレス)
- メモ(任意)
手順4:「保存」をクリック
パスワードの自動生成機能
パスワード入力欄の横にある鍵アイコンをクリックすると、強力なランダムパスワードが自動生成されます。生成されたパスワードは自動的に保存されます。
パスワードの強度設定(長さ・記号の有無など)もカスタマイズ可能です:
- パスワード欄の鍵アイコン→「パスワードのオプション」をクリック
- 「ランダムなパスワード」または「覚えやすいパスワード」を選択
- 文字数・記号を含むかどうかを設定
パスキー(Passkey)の保存と管理
パスキーとは
パスキーとは、パスワードを使わずに生体認証(Face IDやTouch ID)でWebサイトやアプリにログインできる次世代の認証技術です。フィッシング詐欺に強く、パスワードの盗難リスクがない安全なログイン方法です。
パスキーの作成・保存手順
パスキーはWebサイト側がサポートしている場合に作成できます。対応サイトでの手順:
- 対応サービス(Google・GitHub・PayPal等)のアカウント設定を開く
- 「セキュリティ」または「パスキーを追加」の項目を探す
- 「パスキーを作成」をクリック
- Touch IDまたはパスワードで認証
- 自動的にPasswordsアプリに保存される
パスキー対応の主要サービス(2026年現在)
| サービス | パスキー対応 | 設定場所 |
|---|---|---|
| ○ | myaccount.google.com → セキュリティ | |
| Apple ID | ○ | appleid.apple.com → サインインとセキュリティ |
| GitHub | ○ | Settings → Password および authentication |
| Microsoft | ○ | account.microsoft.com → セキュリティ |
| Amazon | ○ | アカウントサービス → ログインとセキュリティ |
| PayPal | ○ | 設定 → セキュリティ |
セキュリティ警告への対応
Passwordsアプリにはセキュリティチェック機能があり、問題のあるパスワードを自動検出して警告を表示します。
セキュリティ警告の種類と対応方法
1. 漏洩したパスワード
既知のデータ漏洩インシデントで流出したパスワードと一致した場合に警告が表示されます。
対応:すぐにそのサービスのパスワードを変更し、新しいパスワードをPasswordsアプリで保存する。
2. 弱いパスワード
短すぎる・単純すぎるパスワードに警告が表示されます。
対応:パスワードを変更し、Passwordsアプリの自動生成機能で強力なパスワードを作成する。
3. 使い回しのパスワード
複数のサイトで同じパスワードを使用している場合に警告が表示されます。
対応:各サービスに固有のパスワードを設定する。
セキュリティ警告の確認手順
- Passwordsアプリを開く
- 左サイドバーの「セキュリティ」をクリック
- 表示された問題のあるパスワードを確認する
- 各項目をクリックして「パスワードを変更」リンクからサービスのパスワード変更ページを開く

iCloud Keychainとの連携
PasswordsアプリはiCloud Keychainをバックエンドとして使用しています。iCloud Keychainが有効であれば、同じApple IDでサインインしているすべてのデバイス間でパスワードが自動的に同期されます。
iCloud Keychainの有効化確認手順
- 「システム設定」→「Apple IDまたは自分の名前」をクリック
- 「iCloud」をクリック
- 「パスワードとキーチェーン」が有効になっているか確認する(オフの場合はオンにする)
Windowsでも使う:iCloud for Windowsのセットアップ
WindowsのChromeまたはEdgeでもPasswordsアプリのパスワードを使いたい場合:
- Windows PCに「iCloud for Windows」をMicrosoft Storeからインストール
- iCloud for Windowsを開き、Apple IDでサインイン
- 「パスワードとキーチェーン」にチェックを入れる
- ブラウザのiCloud Passwords拡張機能をインストールする
1Passwordとの機能比較
Passwordsアプリと人気のサードパーティパスワードマネージャー「1Password」を比較してみましょう。
| 機能 | Apple Passwords | 1Password |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 有料(月約400円〜) |
| Macとの統合 | 完全統合 | 良好(拡張機能必要) |
| Androidサポート | なし | あり |
| クレジットカード保存 | なし(Apple Walletで管理) | あり |
| セキュアノート | なし | あり |
| パスキー | あり | あり |
| 2FAコード | あり | あり |
| 共有(家族) | ファミリー共有で可 | ファミリープランあり |
| Windowsサポート | 限定的(拡張機能のみ) | 完全対応 |
どちらを選ぶべきか
Apple Passwordsがおすすめな人:
- AppleデバイスのみでパスワードおよびAppleエコシステムだけで完結している方
- 無料でパスワード管理を始めたい方
- シンプルな機能で十分な方
1Passwordがおすすめな人:
- AndroidやWindowsも使うマルチプラットフォームユーザー
- クレジットカード・セキュアノートなど多様な情報を管理したい方
- ビジネス用途でチーム共有が必要な方
よくある質問(FAQ)
A. Passwordsアプリ(独立アプリ)はmacOS Sequoia(macOS 15)以降が必要です。それ以前のmacOSでは、Safari→「設定」→「パスワード」からiCloudキーチェーンの内容を確認・管理できます。
A. パスワードはiCloud Keychainに保存されます。エンドツーエンド暗号化されており、Appleでも内容にアクセスすることができません。ローカルのMacにも暗号化されたコピーが保存されます。
A. macOS Sequoiaでは、ChromeやFirefoxでもシステムの自動入力機能を通じてPasswordsアプリのパスワードを使用できます。ブラウザにiCloud Passwords拡張機能をインストールするとさらに便利に使えます。
A. CSV形式のエクスポートファイルをPasswordsアプリにインポートできます(ファイル→インポート)。1Password・Bitwarden・Chromeなど多くのパスワードマネージャーがCSVエクスポートに対応しています。
A. macOS SequoiaのPasswordsアプリではカテゴリ(パスワード・パスキー・確認コード・Wi-Fi・セキュリティ)で分類されます。独自のフォルダを作成する機能は現時点では限定的ですが、今後のアップデートで改善が見込まれます。
A. 同じApple IDでサインインし、両方のデバイスでiCloud Keychainが有効になっていれば自動的に同期されます。Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が必要です。
まとめ
macOS SequoiaのPasswordsアプリは、Appleエコシステムユーザーにとって最もシンプルで強力な無料パスワードマネージャーです。
- macOS Sequoiaで「Passwords」アプリが独立したアプリとして提供された
- パスワード・パスキー・確認コード・Wi-Fiパスワードを一元管理できる
- iCloud Keychainと連携してMac・iPhone・iPadで自動同期される
- セキュリティチェック機能で漏洩・弱いパスワードを自動検出・警告
- パスキー対応で次世代のパスワードレス認証も管理できる
- Androidや詳細な情報管理が必要な場合は1Passwordなどの検討も
パスワード管理はセキュリティの基本中の基本です。まだPasswordsアプリを使っていない方は、ぜひ今日から活用を始めてみてください。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!