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【2026年最新版】MacのSafariでパスキーを作成してパスワードなしでサイトにログインする方法【完全ガイド】
「パスワードを何十個も管理するのが面倒…」「パスワードが流出して不正アクセスされた…」そんなセキュリティの悩みを根本から解決するのがパスキー(Passkey)です。
パスキーは、パスワードを一切使わずに安全にログインできる次世代認証技術です。MacのSafariではmacOS Ventura(13)以降からパスキーに対応しており、Touch IDまたはApple Watchを使った指紋・生体認証でサイトに素早くログインできます。
本記事では、パスキーの仕組みから作成方法、実際のログイン手順、よくあるトラブルの解決方法まで、わかりやすく丁寧に解説します。
- パスキーとは何か・パスワードとの違い
- MacのSafariでパスキーを作成する手順
- パスキーでサイトにログインする方法
- iCloudキーチェーンとの連携・他デバイスとの同期
- パスキーが使えない場合のトラブルシューティング
- パスキーの削除・管理方法

パスキーとは?パスワードとの違いを理解しよう
パスキー(Passkey)は、FIDO Alliance(ファイドアライアンス)とW3Cが策定した次世代認証規格「FIDO2/WebAuthn」に基づく認証方法です。Google・Apple・Microsoftが共同で推進しており、現在急速に普及が進んでいます。
パスワードとパスキーの違い
| 項目 | パスワード | パスキー |
|---|---|---|
| 認証方法 | 文字列の入力 | 生体認証(指紋・顔) |
| フィッシング | 騙されると盗まれる | 原理上不可能 |
| 情報漏洩 | サーバーに保存 → 流出リスクあり | 秘密鍵は端末内のみ → 流出なし |
| 利便性 | 覚えるのが大変 | タッチするだけ |
| 管理 | 自分で管理(または管理ツール) | デバイス・クラウドが自動管理 |
パスキーの仕組み(簡単解説)
パスキーは公開鍵暗号という技術を使います。
- パスキー登録時:端末内に「秘密鍵」と「公開鍵」のペアを生成する
- 「公開鍵」だけをサービス側のサーバーに登録する
- ログイン時:サービスから送られた「チャレンジ(乱数)」を、端末内の「秘密鍵」で署名する
- サービス側は「公開鍵」で署名を検証し、本人確認完了
つまり、パスワードのような「共有秘密情報」をサーバーに預けないため、サーバーがハッキングされてもパスキーは流出しません。
Macでパスキーを使うための前提条件
MacのSafariでパスキーを作成・使用するには、以下の条件を満たす必要があります。
| 要件 | 必要な条件 |
|---|---|
| macOSバージョン | macOS Ventura(13.0)以降 |
| ブラウザ | Safari 16以降(推奨)、Chrome 108以降でも利用可 |
| 認証方法 | Touch ID搭載Mac、またはApple Watch |
| iCloudキーチェーン | 有効(パスキーの保存・同期に使用) |
| Apple ID | サインイン済み |
iCloudキーチェーンを有効にする方法
パスキーはiCloudキーチェーンに保存されます。まず有効になっているか確認しましょう。
- Appleメニュー(左上のリンゴアイコン)→「システム設定」を開く
- 上部の自分の名前(Apple IDアカウント)をクリック
- 「iCloud」をクリック
- 「パスワードとキーチェーン」をクリック
- 「このMacを同期」のトグルがオンになっていることを確認
- オフになっている場合はオンに切り替える

SafariでWebサイトにパスキーを作成する手順
パスキーの作成方法はサービスによって若干異なりますが、基本的な流れは共通しています。ここではGoogle アカウントを例に解説します。
Googleアカウントでパスキーを作成する例
ステップ1:Googleアカウントの設定を開く
- Safariで myaccount.google.com にアクセスする
- Googleアカウントにサインインする(まだの場合)
- 「セキュリティ」タブをクリックする
ステップ2:パスキーのセクションを見つける
- 「Googleにサインインする方法」セクションまでスクロール
- 「パスキーと秘密鍵」をクリック
- 「パスキーを作成する」ボタンをクリック
ステップ3:Touch IDで認証する
- 「パスキーを保存しますか?」というダイアログが表示される
- 「Touch IDを使って続ける」をクリック
- MacのTouch IDセンサーに指を置いて認証する
- 「パスキーが保存されました」という確認メッセージが表示されれば完了
Touch IDがないMacの場合、Apple Watchが近くにあれば「Apple Watchで認証」が表示されます。Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックして認証します。
パスキーを作成できる主なサービス(2026年現在)
| サービス | パスキー対応 | 設定場所 |
|---|---|---|
| ✅ 対応 | myaccount.google.com → セキュリティ | |
| Apple ID | ✅ 対応 | appleid.apple.com → サインインとセキュリティ |
| Microsoft | ✅ 対応 | account.microsoft.com → セキュリティ |
| Yahoo! JAPAN | ✅ 対応 | アカウント設定 → セキュリティ |
| GitHub | ✅ 対応 | Settings → Password and authentication |
| Amazon | ✅ 対応 | アカウントサービス → ログインとセキュリティ |
パスキーでサイトにログインする手順
パスキーを作成済みのサービスへのログインは非常に簡単です。
基本的なログイン手順
- Safariでサービスのログインページにアクセス
- メールアドレスまたはユーザー名を入力する(サービスによってはスキップ可)
- 「パスキーを使用してサインイン」または「Touch IDでサインイン」というオプションが表示される
- そのオプションをクリック
- Touch IDセンサーに指を置いて認証する
- 即座にログイン完了
慣れてしまえば、ログイン全体にかかる時間は2〜3秒ほどです。パスワードを入力する従来の方法より圧倒的に速く、セキュリティも高いため、対応サービスではぜひ積極的に活用してください。
iCloudキーチェーンによる他デバイスとの同期
MacのSafariで作成したパスキーは、iCloudキーチェーン経由で自動的に他のAppleデバイスに同期されます。
同期されるデバイス
- 同じApple IDでサインインしたiPhone(iOS 16以降)
- 同じApple IDでサインインしたiPad(iPadOS 16以降)
- 同じApple IDでサインインした他のMac(macOS Ventura以降)
iPhoneでGoogleのパスキーを作成した場合も、Macに自動同期されます。Apple デバイス間であれば、パスキーを一度作ればすべての端末で使えます。
Windowsや他のブラウザでMacのパスキーを使う方法
WindowsパソコンやAndroidスマートフォンなど、Apple以外のデバイスでもMacに保存したパスキーを使うことができます。
- WindowsのChromeなどでログイン画面を開く
- パスキーでのログインを選択する
- 「別のデバイスのパスキーを使用する」または「スマートフォンのパスキー」を選択
- QRコードが表示されるので、iPhoneのカメラで読み取る
- iPhoneのFace ID・Touch IDで認証
- Windowsのブラウザにログイン完了

Macに保存されているパスキーを確認・管理する
保存済みパスキーの確認方法
MacのSafariに保存されているパスキーは、以下の手順で確認できます。
- Safariのメニューバーから「Safari」→「設定」(または環境設定)を開く
- 「パスワード」タブをクリック
- Touch IDで認証するかパスワードを入力
- リストに「パスキー」と表示されているエントリがパスキー対応のサービス
または、システム設定からも確認できます。
- Appleメニュー →「システム設定」を開く
- 「パスワード」をクリック
- Touch IDで認証
- 「パスキー」フィルターで絞り込み可能
パスキーを削除する方法
- 上記の手順でパスワード設定画面を開く
- 削除したいパスキーのエントリをクリック
- 「削除」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで「削除」を選択
注意:パスキーを削除した後は、そのサービスへのパスキーでのログインができなくなります。削除前に、パスワードによるログイン手段が残っているか確認してください。
パスキーが使えない・表示されない場合の対処法
対処1:iCloudキーチェーンを確認する
- システム設定 → 自分の名前(Apple ID)→ iCloud をクリック
- 「パスワードとキーチェーン」をクリック
- 「このMacを同期」がオンになっているか確認する
- オフの場合はオンにして少し待つ
対処2:Safariのパスキー設定を確認する
- Safari →「設定」→「パスワード」タブを開く
- 「パスワードとパスキーを自動入力」にチェックが入っているか確認
- チェックが外れている場合は有効にする
対処3:macOSを最新バージョンにアップデートする
- システム設定 →「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く
- アップデートが利用可能な場合はインストールする
- macOS Ventura(13)未満の場合はアップグレードが必要
対処4:Safariを最新バージョンにする
SafariはmacOSのアップデートと連動しています。macOSを最新にすれば、Safariも最新バージョンになります。
対処5:Apple IDのサインイン状態を確認する
- システム設定の上部にある自分の名前をクリック
- Apple IDにサインインしていることを確認
- サインアウト状態の場合は再サインインする
よくある質問(FAQ)
A. パスキーを設定しても、ほとんどのサービスではパスワードは削除されずに残ります。パスキーはパスワードに加えて使える「より便利で安全なログイン方法」として追加されます。将来的にはパスワード完全廃止に移行するサービスも増えていますが、現時点では共存が基本です。
A. パスキーはiCloudキーチェーンに保存・同期されています。新しいMacに同じApple IDでサインインすれば、自動的にパスキーが復元されます。端末固有の情報ではなくApple IDに紐づいているため、機種変更後も安心して使えます。
A. はい、使えます。Touch IDのないMacでは、近くにあるApple WatchやiPhone(カメラでのQRコード読み取り方式)を使って認証できます。ただしApple WatchまたはiPhoneが必要です。
A. 現時点では非常に安全とされています。パスキーの秘密鍵はデバイスのセキュアエレメントと呼ばれる保護された領域に保存され、外部に取り出すことはできません。また、フィッシングサイトへの入力を原理的に防ぐ構造になっています。
A. Chrome 108以降では対応しています。ただし、ChromeでiCloudキーチェーンのパスキーを使うには、iCloudキーチェーンのChrome拡張機能(「iCloud パスワードと Keychain」)が必要な場合があります。Firefoxは2025年時点でパスキー対応が進んでいます。
A. はい。AndroidはGoogle パスワードマネージャーでパスキーを管理します。MacのSafariで作成したパスキーはAppleエコシステムで同期され、AndroidではQRコード経由でMacやiPhoneのパスキーを借りてログインする形になります。Apple・Google間でパスキーを共有する直接的な同期は現時点では対応していません。
A. Touch IDがないMacでパスキー認証を行う際、近くのApple Watchでの認証が自動的に提案されます。Apple Watchが手首に装着されロック解除状態であれば、Watchのサイドボタンをダブルクリックするだけで認証が完了します。
まとめ
MacのSafariでのパスキー設定は、一度セットアップしてしまえば日々のログインを劇的に楽にしてくれます。本記事の要点をまとめます。
- パスキーの利点:フィッシング被害ゼロ・パスワード流出リスクなし・Touch IDでワンタッチログイン
- 必要な条件:macOS Ventura以降・iCloudキーチェーン有効・Touch IDまたはApple Watch
- 作成方法:各サービスのセキュリティ設定 → パスキーを作成 → Touch IDで認証
- 自動同期:iCloudキーチェーン経由でiPhone・iPad・他のMacと自動同期
- 管理方法:Safari設定またはシステム設定 → パスワードから確認・削除可能
Google・Yahoo! JAPAN・Amazonなど、日常的に使うサービスから順番にパスキーを設定していくことをおすすめします。一度使い始めると、パスワードへの戻りたくなるほど快適です。ぜひ今日から試してみてください。
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