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外付け側のディスプレイ設定画面で、「カラー」タブを選びます。
ディスプレイのプロファイルを調整する時は、ダイアログ右側の「補正…」ボタンを押します。
「ディスプレイキャリブレータ・アシスタント」が起動します。
「輝度」「コントラスト」、「輝度応答曲線、「ガンマ値」、「ホワイトバランス」を設定することができます。
「Appleディスプレイキャリブレータ・アシスタント」初期画面
設定する概要を確認し「続ける」ボタンを押します。
具体的な調整は、外付けディスプレイの設定方法に従って調整を行います。
アシスタント画面では、ホワイトポイント(ホワイトバランス)の設定を行うこともできます。
ディスプレイのミラーリングの設定
内蔵ディスプレイと外付けディスプレイで同じ内容を表示したい時は、「ミラーリング」を選びます。
設定画面の左下にある「ディスプレイをミラーリング」にチェックを入れると、自動的にミラーリングに変更されます。
クラムシェルモード
クラムシェルモードとは、Macノートブックの内蔵ディスプレイを閉じて、外付けディスプレイやプロジェクタをつないで使う使用形態です。あらかじめ、キーボードとマウス(またはトラックパッド)を接続しておく必要はありますが、ディスプレイを閉じた状態でもMacを使うことができます。
ただし、このクラムシェルモードには使用するためのシステム条件があります。
外付けのキーボード、マウスまたはトラックパッドの接続以外に、電源アダプタが接続されていることが必要になります。さらに、Bluetoothデバイスを利用する場合は、「システム環境設定」の「Bluetooth」の詳細設定において、「Bluetoothデバイスでコンピュータのスリープ解除を可能にする」を有効にしておきます。
AirPlayでテレビをモニターとして使うことも可能
AppleTVやAirPlay2対応スマートテレビであれば、AirPlayでBluetooth接続をしてMacの外付けモニターとしてテレビを使用することもできます。
作業用としては適切ではないかもしれませんが、画面共有やプレゼンをする時などに非常に便利です。
Macのおすすめ外付けモニターサイズ
Macの外付けモニターには様々なサイズのものがあります。
24インチ、27インチ、32インチと様々ですので、利用用途に合わせて選択すると良いでしょう。
横長の34~35インチのモニターであれば、デュアルディスプレイにしなくても複数画面を並べることができるのでおすすめです。
仕事用のモニターを探している方はぜひ検討してみてください。
2024年の最新外付けディスプレイ技術とおすすめモデル
2024年現在、外付けディスプレイ技術はますます進化し、Macとの相性が良いモデルも多数登場しています。以下では、最新の技術やおすすめモデルを紹介し、それぞれの利点を解説します。
1. 2024年注目の最新ディスプレイ技術
2024年に注目されるディスプレイ技術には、以下のような特徴があります。
- Mini LEDディスプレイ: Mini LEDは、従来のバックライト方式に比べてより鮮明な色表現と高いコントラストを提供します。特にクリエイティブ作業や動画編集において、その精度の高い色再現性が評価されています。
- OLEDパネル: OLEDパネルは、ピクセルごとに独自の光を発するため、黒の表現が非常に優れています。最新のMac用ディスプレイにはOLEDを搭載したモデルも登場し、映画鑑賞やデザイン作業に最適です。
- 4K、5K、8K解像度のディスプレイ: 解像度の高いディスプレイは、生産性向上に欠かせないアイテムです。4K解像度が標準となり、5Kや8K対応のディスプレイも利用できるようになっています。これにより、細かな画像編集や複数ウィンドウを快適に使用することができます。
- 高リフレッシュレートモニター: 144Hzや240Hzの高リフレッシュレートに対応したディスプレイは、ゲーマーや動画編集者にとって最適です。これらのモニターは、動きの速い映像も滑らかに映し出し、作業効率を大幅に向上させます。
2. 2024年のおすすめ外付けディスプレイモデル
2024年に注目の最新モデルは、以下のようなものがあります。
1. LG UltraFine 5K Display
- 特徴: 5120×2880の解像度と広い視野角を誇るLG UltraFine 5K Displayは、Macユーザーにとって理想的なモニターです。Thunderbolt 3ポートを搭載し、Macとの接続がシームレスです。
- おすすめポイント: 色再現性が高く、クリエイティブな作業に最適。
2. Dell UltraSharp 32 4K USB-C Hub Monitor (U3223QE)
- 特徴: 32インチの大画面で、USB-Cポートを搭載し、1本のケーブルで接続が可能です。画面の端から端まで正確な色表現ができ、作業効率を高めます。
- おすすめポイント: 大画面とシンプルな接続で、ビジネスからクリエイティブ作業まで幅広い用途に対応。
3. Apple Pro Display XDR
- 特徴: 6K解像度のApple Pro Display XDRは、プロフェッショナル向けの高性能ディスプレイです。非常に高い明るさとコントラストを提供し、映像制作やデザイン作業に最適です。
- おすすめポイント: 高価格帯ですが、性能に見合った価値を提供します。
3. 最新接続規格とその違い
2024年のディスプレイ接続には、いくつかの重要な規格が存在し、それぞれの利点があります。
- USB-C (DisplayPort Alt Mode): USB-Cは、電源供給と映像出力を1本のケーブルで行うことができるため、MacBookに最適です。最新のMacはUSB-Cポートが標準搭載されているため、接続も簡単です。
- Thunderbolt 4: Thunderbolt 4は、USB-Cの上位互換規格で、より高速なデータ転送とディスプレイ出力を提供します。複数の外付けディスプレイを接続したい場合や、ハイスペックな機器を利用する場合に最適です。
- HDMI 2.1: HDMI 2.1は、特にゲーミングや動画鑑賞向けの高解像度・高リフレッシュレートの出力に対応しています。8Kディスプレイや高リフレッシュレートのモニターを使用する際に役立ちます。
4. 外付けディスプレイを最大限活用するためのTips
外付けディスプレイを効率よく使いこなすための具体的な方法を以下に紹介します。
- クラムシェルモードで省スペース化: ノートPCの画面を閉じたまま外付けディスプレイを使うことで、デスクのスペースを有効活用できます。この設定は、外部キーボードとマウスが接続されている場合に便利です。
- ディスプレイのカラーキャリブレーション: グラフィックデザインや写真編集をする場合、ディスプレイの色を正確に表示するためにキャリブレーションを行いましょう。Macの「システム環境設定」→「ディスプレイ」からキャリブレーションを行うことができます。
- PIP(Picture-in-Picture)機能の活用: 最新のモニターは、複数のソースを同時に表示できるPIP機能を搭載している場合があります。これにより、複数の作業を同時に行うことが可能です。
よくある質問とその回答例
質問1: 外付けディスプレイを接続したのに映らないのですが?
回答: まず、ケーブルやアダプタの接続を確認してください。次に、Macの「システム環境設定」→「ディスプレイ」から「配置」タブを選び、外付けディスプレイが正しく認識されているか確認しましょう。また、外付けディスプレイの電源が入っていることも確認してください。
質問2: ミラーリングと拡張デスクトップの違いは何ですか?
回答: ミラーリングは、Mac内蔵ディスプレイと外付けディスプレイに同じ画面内容を表示します。一方、拡張デスクトップでは、2つのディスプレイを別々に利用でき、異なる作業を同時に行うことが可能です。
質問3: クラムシェルモードを使うための条件は?
回答: クラムシェルモードを使うためには、Macに外付けディスプレイ、キーボード、マウスが接続されており、Macが電源アダプタに接続されている必要があります。また、Bluetoothデバイスを使う場合は、スリープ解除が可能な設定が必要です。
質問4: 外付けディスプレイに最適なサイズは?
回答: 作業用途によりますが、24インチから35インチのモニターがおすすめです。特に横長の34~35インチモニターは、デュアルディスプレイの代わりとして複数画面を並べて作業ができるため、効率的です。
質問5: 外出先でもマルチモニター環境を利用できますか?
回答: はい、ポータブルディスプレイや必要なアダプタ、ケーブルを持ち歩くことで、外出先でもマルチモニター環境を利用できます。
まとめ
このように、外付けディスプレイは作業効率向上のためのツール、プレゼンテーションのためのツールとして、さまざまなシチュエーションでMacを多彩に利用していくことができます。いざという時戸惑わないよう、それぞれの設定を一度試してみておいてください。
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