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ログイン項目は、特定のユーザがログインしたときに自動的に起動するアプリケーションです。常駐型のアプリケーションや、何らかのアプリケーションの処理を補助するヘルパーアプリケーションがログイン項目として登録されていることがよくあります。
もう使用しなくなったアプリケーションや問題のあるアプリケーションがログイン項目として登録されていないかを確認してください。
1. メニューバーのAppleメニューから「システム環境設定…」を選択します。
2. システム環境設定の「ユーザとグループ」をクリックします。
3. ユーザとグループ環境設定から自分のユーザアカウントを選択し、「ログイン項目」タブをクリックします。
不必要なアプリケーションがある場合、それを選択して「-」ボタンをクリックして登録解除します。問題があるアプリケーションを探す場合は、ひとつずつ登録解除して、その度に起動速度を調べてみてください。
起動項目、LaunchAgents、LaunchDaemonを確認する
起動項目はログインするユーザにかかわらず、Mac起動時に自動的に開かれるアプリケーションです。現在は非推奨となっている設定ですが、古くからあるアプリケーション等で、今でもまれに使用されていることがあります。LaunchAgentsとLaunchDaemonは起動項目に代わるものとして登場した設定項目です。
起動項目やLaunchAgents、LaunchDaemonに不必要なアプリケーションや問題のあるアプリケーションが登録されていないかを確認してください。
起動項目は以下のフォルダにあるアプリケーションが起動されます。
– /System/Library/StartupItems
– /Library/StartupItems
LaunchAgent、LaunchDaemonは以下のフォルダにある設定ファイルによって管理されます。
– ~/Library/LaunchAgents
– /Library/LaunchAgents
– /Library/LaunchDaemons
– /System/Library/LaunchAgents
– /System/Library/LaunchDaemons
それぞれのフォルダを確認するには、以下の手順にしたがってください。
1. Finderを開きます。
2. メニューバーの「移動」から「フォルダへ移動…」を選択します。
3. 「フォルダの場所を入力」に上記のパスを入力し「移動」をクリックします。
4. 表示されたフォルダを確認してください。
起動項目やLaunchAgents、LaunchDaemonを削除するには、対応するアプリケーションのヘルプ等を参照してください。
mac OSの再インストール
ソフトウェアに問題がありMacの起動が遅くなっている場合には、macOSを再インストールするのも有効な手段です。
Mac内部にキャッシュデータがスタックして動作に影響を及ぼしている場合、OSを再インストールすることで起動が遅い問題を解決することができます。
再インストールには時間がかかりますがデータは消去されませんので、夜間に設定しておけばMacを使用できない不便さを感じることなくOSの再インストールを完了することができます。
よくある質問と回答
Q1:再起動しても改善されない場合、次に何をすべき? A1:OSとアプリケーションのアップデートを確認し、ディスク容量に十分な空きがあるか確認してください。
Q2:ディスク容量はどのくらい空けておくべき? A2:全体の10~20%程度の空き容量を確保することが推奨されています。
Q3:セーフモードでの起動は通常の起動より時間がかかるのは正常? A3:はい、セーフモードは診断や修復を行うため、通常より時間がかかるのが普通です。
まとめ
いかがでしたか? 本稿ではMacの起動が遅いときに確認すべき事項について説明しました。Macの起動が遅くなったと感じた時は、本稿を参考して各事項をチェックしてみてください。
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