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Macで外付けHDDをフォーマットする方法とエラー時の対処方法6つ

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3.フォーマットができない、エラーが出る場合には

外付けHDDのフォーマットをしようとした時、うまくいかずにエラーメッセージが表示されてしまうことがあります。

状況や原因は様々ですが、エラーメッセージが出た時に試してみる方法を紹介します。

1.別のMacで試してみる

フォーマットの実行は、お使いのMacの管理者権限のあるユーザーでログインして行なっていますか?

別のユーザーでログインしている時には、HDDのフォーマットはできません。

また、OSがHDDに対応していない可能性もあります。

詳しくは下の「最新のOSにアップグレードする」を参照してください。管理者でログインしていてOSも最新バージョンであるにもかかわらずフォーマットができない場合は、HDDに問題があるか疑ってみます。

購入したばかりのHDDでも欠陥がある場合があります。

使用していたHDDだと壊れている可能性もあります。別のMacで正常にフォーマットできるか試してみましょう。

うまくフォーマットが完了すれば、接続や周辺機器、常駐ソフトなどの影響だったのかもしれません。

別のMacでもフォーマットに失敗する場合は、以下の方法をまず試し、どの方法でもうまくいかない場合はHDDのメーカーへ問い合わせてください。

2.別の方式・フォーマットで試してみる

まず、お使いのMacのプロセッサの種類を確認してみてください。

  1. 画面左上のりんごのマークをクリック、「このMacについて」をダブルクリックして開く
  2. 「プロセッサ」の横にIntelと書いてあるか、PowerPCと書いてあるか確認する
  3. ディスクユーティリティの方式を選択するところで、正しい方式が選択されているか確認、間違っていれば正しいものに変更する
  4. Intelの場合は「GUIDパーティションテーブル」
  5. PowerPCの場合は「Appleパーティションマップ」
  6. フォーマットを再実行

それでもエラーになるときは、フォーマットの形式も変更してみてください。

  1. Macのみで使用するHDDの場合、「OS X 拡張(ジャーナリング)」から「OS X 拡張(ジャーナリング、暗号化)」に変更
  2. MacとWindowsどちらでも使用するHDDの場合、「exFAT」から「MS-DOS(FAT32)」に変更
  3. フォーマットを再実行

3.「diskutil」コマンドを試してみる

ディスクユーティリティアプリケーションでは、以下の場合にフォーマットがエラーになることがあります。

  1. 特定のOS上で大容量HDDをフォーマットしようとした時
  2. 「マスターブートレコード」方式のHDDで、HDD全体のフォーマットはできるが、フォーマットがされていない状態のパーティションのみをフォーマットしようとした時

2番目の場合は「ディスクユーティリティ」で左側からディスクを選択する代わりに、その下のパーティションを選択し、フォーマットしてみるとうまくいく場合があります。

それでもうまくいかなかった場合は、ターミナルからコマンド入力してHDDをフォーマットします。

ターミナルから外付けHDDのフォーマットを実行する方法

「Finder」から「アプリケーション」フォルダを開き、その中の「ユーティリティ」フォルダから「ターミナル」を選ぶ

diskutil list」というコマンドを入力すると、接続されているHDDの一覧が表示される

「diskutil unMountDisk /dev/disk○」というコマンドを入力する。○の部分は先に確認した該当のHDDのディスク番号を入力

Unmount of all volumes on disk○というメッセージが表示されれば、ディスク内のボリューム(パーティション)が消去された状態

「diskutil eraseDisk HFS+ XXXXXX /dev/disk○」というコマンドを入力する。HFS+はOS拡張ジャーナリングのフォーマット形式、XXXXXXはHDDにつける名前、○は該当ディスク番号

「Finished erase on disk○」というメッセージが表示されたら、HDDのフォーマットが完了

「ディスクユーティリティ」でフォーマットされていることを確認する。

二番目の場合は、ターミナルからコマンド入力してHDDの特定のパーティションをフォーマットします。

  1. 「Finder」から「アプリケーション」フォルダを開き、その中の「ユーティリティ」フォルダから「ターミナル」を選ぶ
  2. 「diskutil list」というコマンドを入力すると、接続されているHDDの一覧が表示される
  3. 「diskutil eraseVolume HFS+ XXXXXX /dev/disk○s△」というコマンドを入力する。
  4. HFS+はOS拡張ジャーナリングのフォーマット形式、XXXXXXはHDDにつける名前、○は該当ディスク番号、△はボリューム番号
  5. 「Finished erase volume△ on disk○」というメッセージが表示されたら、パーティションのフォーマットが完了
  6. 「ディスクユーティリティ」でフォーマットされていることを確認する。

次ページ:4.最新のOSにアップグレードする

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