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「OK Siri、おやすみ」と言うだけで照明を消してアラームをセットする——そんな使い方ができるのが「Siriショートカット」です。iPhoneのショートカットアプリを使うと、自分だけのSiri呼び出しフレーズ(合言葉)を自由に作成できます。この記事では、Siriショートカットの作り方から活用例まで、初心者にも分かりやすく完全解説します。
この記事でわかること
- Siriショートカットとは何か・何ができるか
- ショートカットアプリでSiri呼び出しフレーズを作成する手順
- 便利なショートカットの具体的な作り方(例付き)
- ギャラリーからショートカットを追加する方法
- オートメーション(自動実行)との違い
- よくあるトラブルと解決策
Siriショートカットとは?
Siriショートカットは、iPhoneの「ショートカット」アプリで作成した一連の操作(アクション)に、Siriの呼び出しフレーズを設定する機能です。iOS 12から導入され、現在はiOS 18まで進化を続けています。
例えば:
- 「Siri、帰るよ」→ 自宅への経路を表示+家族にメッセージ送信
- 「Siri、おはよう」→ 天気確認+ニュース読み上げ+音楽再生
- 「Siri、会議開始」→ カメラミュートをオン+カレンダー確認+Zoomを起動
複数のアクションを1つの声のコマンドで実行できるのが最大の特徴です。
ショートカットアプリの基本を理解する
ショートカットアプリはiOS 13以降、iPhoneに標準インストールされています。見当たらない場合はApp Storeで「ショートカット」と検索してインストールできます。
| タブ名 | 内容 |
|---|---|
| ショートカット | 作成済みのショートカット一覧。タップで実行、長押しで編集 |
| オートメーション | 時間・場所・操作など特定の条件で自動実行するルール |
| ギャラリー | Appleや他のユーザーが作成した既製ショートカットを追加できる |
Siriショートカットの作り方(基本手順)
ステップ1:ショートカットアプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧から「ショートカット」アプリ(オレンジ色の背景に白い四角のアイコン)を開きます。
ステップ2:新しいショートカットを作成する
「ショートカット」タブの右上にある「+」ボタンをタップします。新しいショートカットの編集画面が開きます。
ステップ3:アクションを追加する
「アクションを追加」をタップします。カテゴリ一覧またはキーワード検索でやりたいことを探してタップします。

ステップ4:アクションを設定する
追加したアクションをタップすると詳細設定ができます。例えば「メッセージを送信」アクションなら送信先と本文を設定します。
ステップ5:ショートカットに名前をつける
画面上部の「ショートカット名」または右上の「…(詳細)」ボタンをタップし、わかりやすい名前を入力します。この名前がSiriへの呼び出しフレーズになります(後で変更可能)。
ステップ6:Siriへ追加する
「…(詳細)」ボタン→「Siriに追加」をタップします。録音ボタンが表示されるので、Siriに呼びかけるフレーズを録音します(例:「おはようルーティン」「帰るよ」など)。
ステップ7:動作確認する
「Hey Siri(またはサイドボタン長押し)」→ 登録したフレーズを言うと、ショートカットが実行されます。
便利なショートカットの作り方【実例3選】
実例1:「帰るよ」→ 自宅までのルートを表示
作り方:
1. 新規ショートカットを作成し「アクションを追加」をタップ
2. 検索欄に「マップ」と入力→「経路を表示」を選択
3. 「目的地」に「自宅」(連絡先の自宅住所)を設定
4. 名前を「帰るよ」にしてSiriに追加・録音
使い方:「Siri、帰るよ」と言うだけで地図アプリが起動し自宅へのルートが表示されます。
実例2:「おやすみ」→ アラームをセット+音量を下げる
作り方:
1. 新規ショートカットを作成
2. 「アラームをセット」アクションを追加→時刻を設定(例:翌朝7:00)
3. 「音量を設定」アクションを追加→音量を20%に設定
4. 「おやすみモードをオンにする」アクションを追加
5. 名前を「おやすみ」にしてSiriに追加
使い方:「Siri、おやすみ」でアラーム設定・音量調整・おやすみモードが一括実行されます。
実例3:「カフェ検索」→ 近くのカフェをマップで検索
作り方:
1. 新規ショートカットを作成
2. 「近くの場所を検索」アクションを追加→カテゴリに「カフェ」を設定
3. 「マップで開く」アクションを追加し、前のアクションの出力を入力として接続
4. 名前を「カフェ検索」にしてSiriに追加

ギャラリーから既製ショートカットを追加する方法
ゼロから作るのが難しい場合は、Appleが用意している既製ショートカットを使うのがお勧めです。
ギャラリーの使い方
ステップ1: ショートカットアプリの「ギャラリー」タブをタップします。
ステップ2: 「おすすめ」「仕事効率化」「旅行」などのカテゴリから使いたいショートカットを探します。
ステップ3: 気に入ったショートカットをタップし「ショートカットを追加」ボタンをタップします。
ステップ4: 追加後に「ショートカット」タブに表示されます。「…(詳細)」からSiriフレーズを設定できます。
| ショートカット名 | できること | カテゴリ |
|---|---|---|
| 次のバスを調べる | 現在地から目的地のバス経路を検索 | 移動 |
| 水を飲んだ | ヘルスケアアプリに水分補給を記録 | 健康 |
| 充電を開始 | 充電開始時刻をメモに記録 | ユーティリティ |
| テキストを翻訳 | クリップボードのテキストを翻訳 | 生産性 |
| QRコードをスキャン | カメラでQRコードを読み取る | ユーティリティ |
Siriショートカットを呼び出す3つの方法
- Siri音声: 「ヘイSiri、〇〇」と話しかける(最も手軽)
- ホーム画面にアイコン追加: ショートカットアプリからホーム画面に追加するとアプリアイコンのようにタップで実行
- ウィジェット: ホーム画面やロック画面にショートカットウィジェットを追加すると複数のショートカットにすぐアクセス可能

よくある質問(FAQ)
Q1. Siriに追加するフレーズは日本語で設定できますか?
A. はい。Siriの言語設定が日本語になっていれば、日本語フレーズで録音・登録できます。「設定」→「Siriと検索」→「言語」が「日本語」になっているか確認してください。
Q2. ショートカットがSiriに登録できません。どうすればよいですか?
A. 「設定」→「Siriと検索」→「Hey Siri を聞き取る」がオンになっているか確認してください。またペアレンタルコントロールや管理プロファイルによってSiriが制限されている場合もあります。
Q3. ショートカットを実行しても確認ダイアログが毎回出ます
A. セキュリティ上、一部のアクション(メッセージ送信、Web閲覧など)は実行前に確認を求めます。「ショートカットを実行する前に確認」設定をオフにすることで自動実行できますが、意図しない動作に注意してください。ショートカットの詳細設定→「プライバシー」から変更できます。
Q4. Siriショートカットは他のiPhoneユーザーと共有できますか?
A. はい。ショートカットの詳細画面からiCloudリンクを生成して共有できます。受け取った側はリンクをタップするだけでショートカットを追加できます。
Q5. ショートカットはiCloudで同期されますか?
A. はい。同じApple IDでサインインしているiPhone・iPad・Mac間でショートカットが自動同期されます。「設定」→「iCloud」→「ショートカット」がオンになっていることを確認してください。
Q6. 第三者アプリの操作もショートカットに組み込めますか?
A. はい。Siriショートカットに対応しているアプリであれば、そのアクションをショートカットに追加できます。対応アプリは年々増えており、SpotifyやLINE、Google マップなども対応しています。
Q7. ショートカットを間違えて削除した場合、復元できますか?
A. iCloudバックアップから復元することで、削除前の状態に戻せる可能性があります。ただし通常の「元に戻す」操作はありません。大切なショートカットはiCloudリンクを保存しておくと安全です。
Q8. オートメーションとショートカットの違いは何ですか?
A. ショートカットは「手動で実行(声やタップ)」するもの、オートメーションは「特定の条件(時間・場所・充電接続など)を満たしたときに自動実行」するものです。例えば「毎朝7時に天気を読み上げる」はオートメーションで設定します。
Q9. Siriフレーズは後から変更できますか?
A. はい。ショートカットの詳細(…ボタン)→「Siriに追加」から既存のフレーズを削除して新しいフレーズに録音し直すことができます。
Q10. Apple Watchでもショートカットは使えますか?
A. はい。Apple WatchのSiriにも同じショートカットフレーズで呼び出せます。またApple WatchのショートカットアプリからもiPhoneと同期したショートカットを実行できます。
まとめ
Siriショートカットを活用することで、毎日の繰り返し操作を大幅に効率化できます。この記事のポイントをまとめます:
- 作成手順: ショートカットアプリ→「+」→アクション追加→名前設定→「Siriに追加」でフレーズ録音
- 活用例: 帰宅ルート表示、おやすみルーティン、近くのカフェ検索など
- 手軽に始めるなら: ギャラリーから既製ショートカットを追加
- 呼び出し方: Siri音声・ホーム画面アイコン・ウィジェットの3種類
最初はシンプルな1ステップのショートカットから始めて、慣れてきたら複数のアクションを組み合わせてみましょう。一度作れば毎日使える便利ツールになります。
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