※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
iPhoneの画面が黄色っぽく見える…その原因と解決策をわかりやすく解説
「iPhoneの画面が急に黄色っぽくなった」「なんとなく暖かみのある色になっている」「以前より白が白く見えない」——そんな悩みを抱えていませんか?
実はこの症状、多くの場合は設定の問題であり、故障ではありません。iPhoneには画面の色温度を自動的に調整する「True Tone(トゥルートーン)」や、ブルーライトをカットして暖色系に変える「Night Shift(ナイトシフト)」といった機能が搭載されています。これらが意図せずオンになっていると、画面が黄色っぽく・オレンジがかって見えることがあります。
本記事では、iPhoneの画面が黄色くなる原因を4つに分類し、それぞれの確認・解除方法をスクリーンショット付きの手順で詳しく解説します。初めてiPhoneの設定を触る方でも迷わず操作できるよう、丁寧に説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること
- iPhoneの画面が黄色く見える4つの原因
- True Tone(トゥルートーン)とは何か、オン/オフの切り替え方法
- Night Shift(ナイトシフト)の確認と無効化の手順
- カラーフィルター・自動輝度調整の設定確認方法
- True Tone対応のiPhone機種一覧
- ハードウェア(液晶・OLED)故障との見分け方
- どれを試しても改善しない場合の対処法
1. iPhoneの画面が黄色くなる原因は4つある
iPhoneの画面が黄色っぽく見える場合、原因は大きく分けて以下の4つが考えられます。まずは原因を特定してから、それに合った対処法を試すのが最も効率的です。
| 原因 | 特徴 | 頻度 |
|---|---|---|
| True Toneがオン | 環境光に合わせて自動で暖色系に調整される | ★★★★★(最多) |
| Night Shiftがオン | 夜間モードでブルーライトをカット・オレンジ色化 | ★★★★☆ |
| カラーフィルターが設定されている | アクセシビリティ設定でフィルターがかかっている | ★★☆☆☆ |
| ハードウェア故障 | 液晶またはOLEDパネルの経年劣化または物理的損傷 | ★☆☆☆☆ |
大半のケースではTrue ToneかNight Shiftの設定が原因です。まずはこの2つを確認することをおすすめします。
2. True Tone(トゥルートーン)とは?仕組みと特徴
True Toneとは、Appleが開発したディスプレイの色温度を環境光に合わせて自動調整する技術です。スマートフォンに搭載されたセンサーが周囲の光の色と明るさを計測し、それに基づいて画面の白色点(ホワイトポイント)を自動的に変化させます。
True Toneが生まれた理由
人間の目は「色の恒常性」という特性を持っており、白熱電球の下でも蛍光灯の下でも、白い紙は「白」として認識できます。しかし、スマートフォンの画面は固定の色温度で表示するため、環境光との差が生じて「なんとなく不自然に見える」という問題がありました。
True Toneはこの問題を解決するために設計された機能です。例えば、暖色系の白熱灯の部屋では画面もわずかに暖かみのある色調に変え、蛍光灯の下では少し青みがかった白を表示することで、常に「自然に見える」画面を実現します。
True Toneがオンだと黄色く見える理由
True Toneの仕組みを知ると、なぜ黄色っぽく見えるかが理解できます。
- 白熱電球・電球色LEDの部屋 → 画面が暖色(黄色〜オレンジ色)に調整される
- 太陽光・昼光色蛍光灯の下 → 画面は通常の白色に近い色になる
- 日没後・暗い部屋 → 暖かみのある色温度に調整される傾向がある
つまり、夕方以降や電球色の照明が多い部屋でiPhoneを使用すると、True Toneの機能によって画面が意図的に黄色っぽく調整されるのです。これは故障ではなく正常な動作ですが、「白を白く見せたい」という場合はオフにする必要があります。
True Tone対応のiPhone機種一覧
| iPhone機種 | 発売年 | True Tone |
|---|---|---|
| iPhone 8 / 8 Plus | 2017年 | ✅ 対応(初搭載) |
| iPhone X | 2017年 | ✅ 対応 |
| iPhone XS / XS Max / XR | 2018年 | ✅ 対応 |
| iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | 2019年 | ✅ 対応 |
| iPhone SE(第2世代) | 2020年 | ✅ 対応 |
| iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | 2020年 | ✅ 対応 |
| iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max | 2021年 | ✅ 対応 |
| iPhone SE(第3世代) | 2022年 | ✅ 対応 |
| iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | 2022年 | ✅ 対応 |
| iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max | 2023年 | ✅ 対応 |
| iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max | 2024年 | ✅ 対応 |
| iPhone 7以前 / SE(第1世代) | 〜2016年 | ❌ 非対応 |
iPhone 8以降のすべてのモデルにTrue Toneが搭載されています。つまり、最近のiPhoneユーザーはほぼ全員がTrue Toneを使っています。
3. 対処法①:True Toneをオフにする
最も一般的な原因がTrue Toneです。まずはこれをオフにして、画面の色が変わるか確認してみましょう。
設定アプリからTrue Toneをオフにする手順
手順
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「True Tone」のトグルスイッチをタップしてオフ(グレー)にする
トグルが緑色になっていればオン、グレーになっていればオフです。オフにした直後に画面の色味が変化するのがわかれば、True Toneが原因だったということです。
コントロールセンターからも操作できる
設定アプリを開かなくても、コントロールセンターからTrue Toneのオン/オフを切り替えることができます。
コントロールセンターからの操作手順
- 画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開く(ホームボタンのある機種は画面下から上にスワイプ)
- 明るさスライダーを長押し(または強く押す)する
- 「True Toneをオン」または「True Toneをオフ」のボタンが表示されるのでタップ
この操作でも設定アプリと同様にTrue Toneを切り替えることができます。外出先や素早く操作したい場合に便利です。
True ToneのON/OFFどちらが良いか
True ToneはAppleが「自然に見える画面」を実現するために設計した機能なので、基本的にはオンのままが推奨です。ただし、以下のような場合はオフにすることを検討してください。
- 写真・動画編集など色の正確さが重要な作業をしている
- 画面の色が黄色っぽくて不快に感じる
- 他のデバイスと色を比較したい
- 自分の好みで白い画面を見たい
日常の閲覧・SNSなどの用途ではオンにしておくと、目の疲れが軽減されると言われています。

4. 対処法②:Night Shiftを確認・オフにする
True Toneをオフにしても改善しない場合は、Night Shift(ナイトシフト)が原因である可能性があります。Night ShiftはiOS 9.3から導入された機能で、夜間にブルーライトをカットし、画面を暖色系(オレンジ・黄色)に変えることで睡眠への影響を軽減します。
Night Shiftの確認と設定変更手順
手順
- 「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「Night Shift」をタップ
- 「手動で明日まで有効にする」がオンになっていたらオフにする
- 「スケジュール設定」がオンの場合は、不要であればオフにする
Night Shiftの色温度設定
Night Shiftには「色温度」のスライダーがあり、「暖かく」側(右側)に寄っているほど黄色・オレンジ色が強くなります。スケジュール設定を維持したままでも、スライダーを「冷たく」(左側)に調整することで黄色みを抑えることができます。
| 設定 | 画面の色 | 推奨シーン |
|---|---|---|
| Night Shiftオフ | 通常の白(青みあり) | 日中の作業・色が重要な用途 |
| Night Shift(冷たく寄り) | わずかに暖色 | 夜間の軽作業 |
| Night Shift(暖かく寄り) | 明らかに黄色〜オレンジ | 就寝前のリラックスタイム |
コントロールセンターからNight Shiftを操作する
Night Shiftも明るさスライダーの長押しから操作できます。「Night Shiftをオン/オフ」ボタンが表示されるので、素早く切り替えが可能です。
5. 対処法③:カラーフィルターの設定を確認する
True ToneもNight Shiftもオフなのに画面が黄色い場合は、アクセシビリティのカラーフィルターが設定されている可能性があります。このフィルターは視覚障害がある方向けの機能ですが、誤ってオンにしてしまうケースもあります。
カラーフィルターの確認手順
手順
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「カラーフィルター」をタップ
- 「カラーフィルター」のトグルがオンになっていた場合はオフにする
カラーフィルターには「グレイスケール」「赤/緑フィルター(緑色弱)」「緑/赤フィルター(赤色弱)」「青/黄フィルター(青色弱)」「色合い」の5種類があります。「色合い」が設定されていると、全体的に特定の色がかかって見えることがあります。
ホワイトポイントを下げる設定も確認
同じ「画面表示とテキストサイズ」メニューに「ホワイトポイントを下げる」という設定もあります。これは画面の白の明るさを抑える機能ですが、強くかかっていると画面全体がくすんで黄色がかって見えることがあります。こちらも確認してオフにするか、スライダーを弱く(左側)にしてみてください。
6. 対処法④:自動明るさ調整の設定を確認する
iPhoneには周囲の光の明るさに応じて自動的に画面の明るさを調整する「自動明るさ調整」機能があります。暗い環境では画面が暗くなりますが、それに伴って色温度も変化し、黄色っぽく見えることがあります。
自動明るさ調整の確認・変更手順
手順
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 一番下にある「明るさの自動調節」のトグルを確認する
自動明るさ調整そのものよりも、主な原因はTrue ToneやNight Shiftであることが多いですが、念のため確認しておくと良いでしょう。
7. それでも改善しない場合:ハードウェア故障の見分け方
上記の設定をすべて確認してオフにしても画面が黄色い場合は、ハードウェア(ディスプレイパネル)の問題である可能性があります。ただし、ハードウェア故障は比較的まれなケースです。

ハードウェア問題のチェックポイント
以下の症状がある場合はディスプレイのハードウェア問題を疑ってください。
- 黄色みが画面の一部だけに偏っている(特に端や角)
- 設定を全部オフにしてもまったく改善しない
- 落下・水没の後から症状が始まった
- 黄色みに加えて表示のムラや滲みがある
- 画面を強く押すと色が変わる
- 画面を傾けると見え方が変わる(液晶の場合は正常な視野角内での変化は許容範囲)
新品・購入直後に黄色い場合(バックライトの慣らし期間)
iPhoneを新しく購入した直後に「前の機種と比べて黄色い」と感じる方もいます。これはディスプレイの慣らし期間によるもので、数日〜数週間使用することで安定することがあります。特にOLEDディスプレイ搭載モデルで起きやすい現象です。
また、工場出荷時の接着剤が完全に乾燥していないために黄色く見えることも報告されており、これは自然に解消されることがほとんどです。
ハードウェア問題の対処法
ハードウェアが原因と判断された場合は、以下の対応を検討してください。
| 状況 | 対応方法 |
|---|---|
| 購入から1年以内 | AppleCareまたはApple正規サービスプロバイダへ(無償修理の可能性あり) |
| AppleCare+加入中 | 加入内容に応じて修理または交換対応 |
| 保証期間外・落下が原因 | 有償修理(Apple Store、Apple正規サービスプロバイダ) |
| 費用を抑えたい | Apple認定外の修理店(非正規品パーツ使用の場合あり) |
なお、非正規修理店でのディスプレイ交換後は、True Toneが正常に機能しなくなる場合があります。これは、True ToneのキャリブレーションデータがApple純正ディスプレイに紐づいているためです。修理後にTrue Toneを使いたい場合は、Apple正規の修理店での対応を選ぶことをおすすめします。
8. 試すべき対処法のまとめ(チェックリスト)
画面が黄色い場合は、以下の順番で試してみてください。
対処法チェックリスト
- ☐ 設定 → 画面表示と明るさ → True Tone をオフにする
- ☐ 設定 → 画面表示と明るさ → Night Shift をオフにする(スケジュールも)
- ☐ 設定 → アクセシビリティ → 画面表示とテキストサイズ → カラーフィルター をオフにする
- ☐ 設定 → アクセシビリティ → 画面表示とテキストサイズ → ホワイトポイントを下げる をオフにする
- ☐ 設定 → アクセシビリティ → 画面表示とテキストサイズ → 明るさの自動調節 を確認する
- ☐ iPhoneを再起動してみる
- ☐ 上記すべてで改善しない場合はApple Storeに相談
9. True Toneと色のプロ向け設定:表示設定のカスタマイズ
iPhoneには、True ToneやNight Shiftの他にも画面の色に関連するいくつかの設定があります。写真・動画・デザインなどのプロフェッショナルな用途では、これらを理解して適切に設定することが重要です。
色域(ワイドカラー / P3)について
iPhone 7以降のモデルはP3ワイドカラーに対応しており、一般的なsRGBより広い色域を表示できます。P3ワイドカラーでは、特に赤・緑が従来よりも鮮やかに表示されます。この仕様上、sRGBの画像をP3のディスプレイで見ると「なんとなく彩度が高い」または「色が違う」と感じることがあります。
ただし、これは黄色みとは別の問題であり、設定で変更はできません。写真編集などでsRGBと同じ色を確認したい場合は、色空間の違いを前提として作業することが必要です。
iPhoneを再起動する
ソフトウェアの一時的なバグで色表示がおかしくなることもあります。設定変更でも改善しない場合は、一度iPhoneを再起動してみましょう。
iPhoneの再起動手順(iPhone X以降)
- サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」スライダーが表示されたら右にスライド
- 電源が切れたら、サイドボタンを長押して再起動
iOSを最新バージョンにアップデートする
iOSのバグが原因で画面の色がおかしくなるケースもあります。設定 → 一般 → ソフトウェアアップデートを確認して、利用可能なアップデートがあれば適用してみてください。
よくある質問(FAQ)
まとめ
iPhoneの画面が黄色っぽく見える原因と対処法について解説しました。最後にポイントを整理しておきましょう。
この記事のまとめ
- 原因の大半はTrue ToneまたはNight Shiftの設定によるもので、故障ではない
- True Toneは環境光に合わせて自動的に色温度を調整する機能。iPhone 8以降に搭載
- 設定 → 画面表示と明るさでTrue ToneとNight Shiftのオン/オフを確認できる
- カラーフィルター・ホワイトポイント低下も黄色みの原因になる場合がある
- 画面の一部分だけ黄色い・設定変更で改善しない場合はハードウェア故障の可能性
- ハードウェア問題はApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダに相談する
- 非正規修理後はTrue Toneが機能しなくなることがあるため、修理は正規店が安心
iPhoneのディスプレイ関連の設定は多岐にわたるため、一つずつ確認しながら試してみてください。True ToneをオフにするかNight Shiftを調整するだけで、ほとんどのケースで解決できます。それでも改善しない場合は、無理に自己解決しようとせず、Apple Storeへの相談をおすすめします。
この記事が、iPhoneの画面の黄色み問題の解決に役立てば幸いです。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!