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それでは、転送サービスとIP電話サービスの具体的な導入方法の話に移ります。
手順としては
- 1.IP電話サービスへ加入し番号取得
- 2.IP電話アプリインストール
- 3.IP電話アプリの設定
- 4.キャリア(MVNO)にて、転送先電話番号の設定
という流れになります。mineoユーザーはLaLaCall、それ以外はFUSION IP-Phoneになろうかと思いますが、それぞれ設定方法が違います。
FUSION IP-PhoneはWebページ、mineoはアプリからの設定が主となります。
では、順に見てきます。
1.IP電話サービスへ加入し番号取得
【FUSION IP-Phone】
1.注意事項(お申込みの前に)へアクセスします。料金等の注意事項が書かれていますのでよく確認します。同意後、「申込みフォームへ」をクリックします。
2.開いた画面より、仮登録申請をします。メールアドレスを入力し、「メール登録」をクリックします。
3.入力したメールアドレス先に、「仮登録のお知らせ」メールが届きますので、記載のアドレスへアクセスします。
4.「同意します」にチェックを入れ、「登録を続ける」ボタンをクリックします。
5.必要事項(パスワードや個人情報)を入力し、「入力情報確認」ボタンをクリックします。クレジットカード番号が必要です。
6.入力内容がレビューされます。間違いなければ「登録完了」ボタンをクリックします。
7.FUSION IP-Phone SMARTトップページから、「MYページログイン」ボタンをクリックし、ログインページに行きます。
8.画面右上の「ログイン」欄に登録したメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押します。
9.「ユーザーアカウント情報表示」をクリックし、「SIPアカウント」「SIPアカウントパスワード」を確認します。アプリのログインで必要になるのでメモします。
10.留守番電話の設定をします。MYページの「各種設定」をクリックします。
11.「着信転送/留守番電話設定」をクリックします。
12.「留守番電話設定」の方を選択し、「着信メール通知あり」または「着信メール通知+録音データファイル添付」を選びます。
これで、留守番電話の設定完了です。
【LaLaCall】
(※mineoに加入済(eoID取得済)前提とします。「コンテンツユーザー」未登録の場合は、こちらの登録を先に済ませておきます。)
1.LaLaCallログインページより、ログインします。
2.決済方法を選択し、「入力内容確認」→「決済方法を確定」の順でタップします。
3.提示された電話番号から一つ選択し、「選択」をタップします。
4.電話番号が表示されますので、確認後、「番号を確定し申込み」をタップします。
以降の設定はアプリからとなります。アプリをインストールしてください。
2.IP電話アプリインストール
AppStoreから、IP電話アプリをインストールします。
【FUSION IP-Phone】や【LaLaCall】を取り上げてご紹介します。
3.IP電話アプリの設定
【FUSION IP-Phone】
設定は終わっていますので、ここはアプリを利用可能にする手順となります。
1.アプリを起動し、「SIPアカウント」「SIPパスワード」を入力し「保存」ボタンをタップします。
2.ログイン後、画面右上の電話アイコンが緑色になっていれば使用可能です。
【LaLaCall】
1.アプリを起動し、eoID/eoIDパスワードでログインします。
2.設定できる050の電話番号一覧が現れます。先ほど取得した番号を選択します。
3.「コールバック」画面が出てきます。枠内に連絡の取れる電話番号を入力し、「次へ」をタップします。
4.表示された暗証番号をメモする等してから、「コールバック」をタップします。
5.3.で設定した電話番号に電話がかかってきますので応答し、4.の暗証番号を入力します。
6.通話終了後、「次へ」をタップします。
7.各種設定が行えますが、ひとまずはプッシュ通知(アプリ未起動状態でも着信できる)をONにしておけばいいと思います。
8.アプリの設定画面からオプション設定画面へ進み、「留守番電話/転送設定」をタップします。
9.「留守番電話/転送設定」で詳細を設定します。ひとまずは
・条件設定:留守番電話専用にするのであれば「全ての着信」でいいと思います。
・留守番電話のメール通知:留守電が録音されたことを指定のメールアドレスへ通知する
・呼出秒数設定:留守番電話に切り替わるまでの秒数…留守番電話専用にするのであれば最短の7秒でいいと思います。
くらいを設定しておけばよいかと思います。
これで、留守番電話の設定完了です。
4.キャリア(MVNO)にて、転送先電話番号の設定
上で取得した050電話番号を使って、転送サービスを設定します。
【docomo】
前もって、「ドコモオンライン手続き」より、利用申込みが必要です。
iPhoneでは、「ダイヤルボタン操作(電話アプリのキーパッド)」からのみ設定できます。
1.1429→3の順に押します。
2.050電話番号を入力します。
3.2.の番号が復唱されます。良ければ”#”を、やり直す場合は”*”を押します。
4.完了
【au】
前もっての利用申し込みは不要です。
iPhoneでは、「ダイヤルボタン操作(電話アプリのキーパッド)」からのみ設定できます。
1.1422+転送先050電話番号を押します。
2.完了
※注意:”1424″は「フル転送」です。iPhoneへかかってきた電話がすぐさま050へ転送されてしまいますのでご注意ください。
【格安SIM】
各社の「系列」(docomo系か、au系か)で変わってきますが、系列に応じて上記に準じています。docomo系の場合は前もって、各社のサポートページより利用申請が必要ですのでご注意ください。
よくある質問とその回答例
Q1: iPhoneには「伝言メモ」の機能はありますか? A1: いいえ、iPhoneには「伝言メモ」の機能はありません。留守番電話を利用するには、キャリアの留守番電話サービスを使う必要があります。
Q2: キャリアの留守番電話サービスは有料ですか? A2: キャリアによって異なります。Softbankは無料ですが、docomoやauでは月額300円がかかります。格安SIMでは、Y!mobileのみ無料で提供しています。
Q3: 留守番電話を無料で使う方法はありますか? A3: キャリアの転送サービスを使って、IP電話サービスに転送する方法があります。FUSION IP-Phoneのような無料のサービスを利用すれば、無料で留守番電話機能を利用可能です。
Q4: 「Visual Voicemail」とは何ですか? A4: 「Visual Voicemail」は、留守電を一覧表示し、必要なものだけを選んで再生できるiPhoneの機能です。各キャリアの留守番電話サービスに対応しています。
まとめ
iPhoneでの留守番電話サービスの導入方法について説明いたしました。IP電話への加入が必要など、面倒なところがありますが、着信が無い限りは無料ですので利用価値はあると思います。
この方法はU-mobileでは利用できませんので、そこだけはご注意ください。また、mineoユーザーの皆様はLaLaCallを使ったほうがアカウント関連の一括管理ができる上、通話料以外は無料ですのでお得かと思います。
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