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iPhoneの背面タップとは?
iOS 14から搭載された「背面タップ」は、iPhoneの背面を2回または3回タップすることで、あらかじめ設定したアクションを実行できる機能です。物理ボタンを押す必要がなく、片手操作や手軽なショートカットとして非常に便利です。
スクリーンショット撮影、コントロールセンターの表示、ホーム画面への移動、Siriの起動など、さまざまなアクションを背面タップに割り当てられます。本記事では設定手順から活用アイデア、注意点まで徹底解説します。
- 背面タップの有効化手順(iOS 18対応)
- 2回タップ・3回タップへのアクション割り当て方法
- おすすめアクション設定5選
- ケース使用時の注意点と対処法
- 背面タップに対応しているiPhone機種一覧
- 背面タップが反応しないときの対処法

背面タップの対応機種一覧
背面タップはすべてのiPhoneで使えるわけではありません。対応しているのはA12 Bionicチップ以降を搭載したモデルのみです。
| 機種 | 対応 | チップ |
|---|---|---|
| iPhone XS / XS Max / XR | ✅ 対応 | A12 Bionic |
| iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | ✅ 対応 | A13 Bionic |
| iPhone SE(第2世代) | ✅ 対応 | A13 Bionic |
| iPhone 12シリーズ以降 | ✅ 対応 | A14以降 |
| iPhone 16シリーズ | ✅ 対応 | A18 |
| iPhone X / 8以前 | ❌ 非対応 | A11以前 |
背面タップを有効にする方法(設定手順)
ステップ1:設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
ステップ2:アクセシビリティへ進む
設定の一覧から「アクセシビリティ」をタップします。
ステップ3:「タッチ」をタップ
「身体および動作」のカテゴリーにある「タッチ」を選びます。
ステップ4:「背面タップ」をタップ
タッチ設定の一番下にある「背面タップ」を見つけてタップします。
ステップ5:タップ回数を選択してアクションを設定
「2回タップ」または「3回タップ」をタップし、実行したいアクションを選択します。アクションを選んだら、自動的に保存されます。

割り当てられるアクション一覧
背面タップには多種多様なアクションを割り当てられます。カテゴリーごとに紹介します。
システム系アクション
- App スイッチャー:開いているアプリ一覧を表示
- コントロールセンター:コントロールセンターを開く
- ホーム:ホーム画面に戻る
- 通知センター:通知一覧を表示
- Siri:Siriを起動
- スクリーンショット:スクリーンショットを撮影
- スポットライト:検索画面を開く
アクセシビリティ系アクション
- AssistiveTouch:AssistiveTouchメニューを表示
- ズーム:アクセシビリティズームのオン/オフ
- 拡大鏡:カメラの拡大鏡を起動
- VoiceOver:読み上げ機能のオン/オフ
ショートカット系アクション
「ショートカット」カテゴリーには、ショートカットアプリで作成したすべてのショートカットが表示されます。自分でカスタムショートカットを作成すれば、音楽再生、ライト点灯、メモ作成など何でも割り当てられます。
おすすめの背面タップアクション設定5選
おすすめ1:スクリーンショット(2回タップ)
最もポピュラーな設定です。従来のスクリーンショット(サイドボタン+音量ボタン)を押すのが難しい方や、片手で素早くキャプチャしたい場合に最適です。
おすすめ2:コントロールセンター(2回タップ)
コントロールセンターは画面右上から下にスワイプして開きますが、大画面モデルでは片手では届きにくいことがあります。背面タップに割り当てると片手でも瞬時にアクセスできます。
おすすめ3:スクロールアップ(3回タップ)
ショートカットアプリで「最上部にスクロール」ショートカットを作成し、3回タップに割り当てます。長いウェブページを読んでいるときに、すばやく最上部に戻れます。
おすすめ4:拡大鏡(3回タップ)
小さな文字や印刷物を読む際に便利です。3回タップするだけでカメラが拡大鏡モードになります。メガネが手元にないときに特に役立ちます。
おすすめ5:ミュージック(再生/一時停止)
ショートカットで「再生/一時停止」を作成し、背面タップに割り当てます。ポケットから取り出さずに音楽を一時停止できるため非常に便利です。
| アクション | おすすめタップ回数 | こんな人に最適 |
|---|---|---|
| スクリーンショット | 2回 | 頻繁にスクリーンショットを撮る方 |
| コントロールセンター | 2回 | 大画面iPhone使用者 |
| 拡大鏡 | 3回 | 老眼・視力が弱い方 |
| 再生/一時停止 | 2回 | 音楽をよく聴く方 |
| Siri | 3回 | ハンズフリー操作したい方 |

ケース使用時の注意点
iPhoneケースを使用している場合、背面タップの感度が変わることがあります。
ケースの厚さと素材の影響
- 薄型ケース(1mm以下):ほぼ影響なし。通常通り反応する
- 標準ケース(1〜3mm):やや強めにタップする必要がある場合がある
- 厚いケース(3mm以上):反応しないことが多い。背面タップには不向き
- シリコン・ゴム系素材:衝撃吸収性が高く、タップの振動が伝わりにくい
- プラスチック・ハードケース:比較的反応しやすい
- 手帳型ケース(背面カバーあり):背面をカバーするため反応しにくい
ケース使用時の対処法
- 設定でタップの感度に関する調整は現時点ではできないため、より強くタップする
- 薄型のTPUまたはポリカーボネートケースに変更する
- ケースを外した状態で動作確認し、ケースが原因かどうかを切り分ける
背面タップが反応しないときの対処法
原因1:設定が正しくない
設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ を確認し、2回タップと3回タップにアクションが設定されているか確認してください。「なし」になっていると反応しません。
原因2:タップが速すぎる・遅すぎる
背面タップはリズムよくトントンとタップする必要があります。1秒以内に2回タップしてください。インターバルが長すぎると認識されません。
原因3:タップ位置が正しくない
背面タップが最も反応しやすい場所は、iPhoneのリンゴロゴ付近(背面中央)です。端の方をタップしても反応しにくいことがあります。
原因4:ケースが厚すぎる
前述のとおり、ケースが原因の場合はケースを外してテストしてみてください。
原因5:iOSを最新版にアップデートする
古いiOSバージョンでは背面タップの精度が低い場合があります。設定 → 一般 → ソフトウェアアップデートから最新版を適用してください。
よくある質問(FAQ)
A. テーブルに置いたとき、ポケットの中などで誤作動することがあります。ただし、Appleの機械学習アルゴリズムが意図しないタップを判別するよう設計されており、実際の誤作動は少ないです。気になる場合はアクションをスクリーンショットのような無害なものに設定しておくと安心です。
A. はい、加速度センサーとジャイロスコープを組み合わせて、意図的なタップとドロップ・衝撃を区別しています。ただし完璧ではないため、特に3回タップは誤検知しやすい傾向があります。
A. 一部のAndroid端末(特にPixelやOnePlusなど)でも「ダブルタップ背面」の機能が搭載されています。ただし機種によって実装が異なり、iPhoneほどのアクション数には対応していないことが多いです。
A. 直接オートメーションを起動することはできません。ただし、ショートカットアプリで作成した「ショートカット」(手動実行型)を背面タップに割り当てることは可能です。
A. いいえ、背面タップはFace IDや Touch IDとは独立しています。ロック画面中に背面タップを設定したアクションが実行された場合、アクションによってはロック解除が求められることがあります。
A. 設定画面上は同じアクションを選択できますが、意味がないため、それぞれ別のアクションを割り当てることをおすすめします。
A. 背面タップ自体に音は出ません。ただし、割り当てたアクション(スクリーンショットなど)がシャッター音を出す場合があります。マナーモードにすることで消音できます。
A. はい、iPhone SE(第2世代・2020年モデル)はA13 Bionicチップを搭載しているため、背面タップに対応しています。ただしiOS 14以上へのアップデートが必要です。
A. 設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ → 「2回タップ」と「3回タップ」の両方を「なし」に設定するとオフになります。
A. 背面タップ自体はApple WatchやAirPodsとの直接連携機能はありませんが、ショートカットアプリ経由でAirPlayの切り替えや音楽コントロールなど間接的な操作は可能です。
まとめ
iPhoneの背面タップは、iOS 14以降のA12 Bionic以降搭載機種で利用できる非常に便利な機能です。スクリーンショット、コントロールセンター、ショートカットなど日常的に使うアクションを割り当てることで、操作効率が大幅に向上します。
ケースの厚さによって反応が変わることがある点を把握しておけば、快適に使い続けられます。まずは「2回タップ→スクリーンショット」から試してみてください。一度慣れると手放せない機能になるはずです。
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