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「Webサイトを作りたいけど、プログラミングの知識がない」「無料でホームページを公開したい」――そんな悩みを抱えている方に最適なのが、Googleが提供する無料のWebサイト作成ツール「Googleサイト(Google Sites)」です。
Googleサイトは、Googleアカウントさえあれば完全無料で使えるうえ、ドラッグ&ドロップの直感的な操作だけで、見栄えの良いWebサイトを誰でも簡単に作成できます。HTMLやCSSの知識は一切不要です。
この記事では、Googleサイトの基本的な特徴から、実際のサイト作成手順、ページの追加・レイアウト設計、画像や動画の埋め込み方法、公開設定、さらには独自ドメインの設定方法やビジネス活用例まで、初心者の方でも迷わず進められるよう徹底的に解説します。

この記事でわかること
- Googleサイトとは何か、他のWebサイト作成ツールとの違い
- Googleサイトの作成を始める前に準備すべきこと
- サイトの新規作成からページ追加、レイアウト設計までの具体的手順
- 画像・動画・Googleマップなどの埋め込み方法
- サイトの公開設定とアクセス権限の管理方法
- 独自ドメインの設定手順(Google Workspace利用時)
- ビジネスや教育現場でのGoogleサイト活用例
- Googleサイトの制限事項と注意点
Googleサイト(Google Sites)とは?基本を理解しよう
Googleサイトの概要
Googleサイト(Google Sites)は、Googleが無料で提供しているWebサイト作成サービスです。2008年に最初のバージョンがリリースされ、2017年に現在の「新しいGoogleサイト」として大幅にリニューアルされました。
最大の特徴は、コーディング不要で直感的にWebサイトが作れること。テキストの入力、画像の配置、レイアウトの変更など、すべてマウス操作だけで完結します。Google ドキュメントやGoogle スプレッドシートと同じ感覚で使えるため、Googleのサービスに慣れている方なら違和感なく使い始められるでしょう。
Googleサイトの主な特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 完全無料(Googleアカウントがあれば利用可能) |
| 操作方法 | ドラッグ&ドロップで直感的に編集 |
| テンプレート | 多数のテンプレートが用意されており、そのまま使える |
| レスポンシブ対応 | 自動でスマホ・タブレットに最適化される |
| 共同編集 | 複数人でリアルタイムに同時編集が可能 |
| Google連携 | Googleドライブ、カレンダー、YouTube等と簡単に連携 |
| SSL対応 | HTTPS通信が標準で適用される |
| 独自ドメイン | Google Workspace利用時に設定可能 |
他のWebサイト作成ツールとの比較
Webサイトを作成できるツールは数多くありますが、Googleサイトは他のサービスとどう違うのでしょうか。主要なツールと比較してみましょう。
| 項目 | Googleサイト | WordPress.com | Wix |
|---|---|---|---|
| 料金 | 完全無料 | 無料プランあり(制限あり) | 無料プランあり(広告表示あり) |
| 難易度 | とても簡単 | やや難しい | 簡単 |
| デザイン自由度 | やや低い | 高い | 非常に高い |
| Google連携 | 非常に強い | プラグインで対応 | アプリで対応 |
| おすすめ用途 | 社内ポータル、簡易サイト | ブログ、本格的なサイト | デザイン重視のサイト |
Googleサイトはデザインの自由度では他のツールに劣りますが、「とにかく簡単に、無料で、すぐにWebサイトを公開したい」という方には最適な選択肢です。特にGoogle Workspaceを導入している企業や教育機関では、追加コストなしで社内ポータルや情報共有サイトを構築できる点が大きなメリットです。
Googleサイトを始める前の準備
必要なもの
Googleサイトを使い始めるために必要なものは、以下の3つだけです。
- Googleアカウント:Gmailアドレスがあれば既に持っています
- Webブラウザ:Google Chrome推奨(Firefox、Edge、Safariでも利用可能)
- インターネット接続:Googleサイトはオンラインツールのため、ネット接続が必須です
特別なソフトウェアのインストールは一切不要です。パソコンのブラウザからGoogleサイトにアクセスするだけで、すぐに使い始められます。
Googleアカウントの確認・作成
Googleアカウントをまだ持っていない場合は、以下の手順で作成できます。
- accounts.google.com にアクセス
- 「アカウントを作成」をクリック
- 名前、メールアドレス、パスワードを入力
- 電話番号による認証を完了
- 利用規約に同意して作成完了
既にGmailを使っている方は、そのアカウントでそのままGoogleサイトにログインできます。
Googleサイトへのアクセス方法
Googleサイトの編集画面には、以下のいずれかの方法でアクセスできます。
- 直接アクセス:ブラウザで
sites.google.comにアクセス - Googleドライブから:Googleドライブを開き、「新規」→「その他」→「Googleサイト」を選択
- Google検索から:「Googleサイト」で検索してアクセス
Googleサイトの作成手順【ステップバイステップ】
ここからは、実際にGoogleサイトでWebサイトを作成する手順を、画面の操作ごとに詳しく解説していきます。

ステップ1:新しいサイトを作成する
- sites.google.com にアクセスしてGoogleアカウントでログインします
- 画面上部に表示される「空白のサイト」をクリックするか、テンプレートギャラリーからお好みのテンプレートを選択します
- 新しいサイトの編集画面が開きます
テンプレートを使う場合のポイント:
- 「テンプレートギャラリー」をクリックすると、用途別のテンプレートが表示されます
- 「プロジェクト」「イベント」「ヘルプセンター」「ポートフォリオ」など、目的に合ったものを選べます
- テンプレートを選んだ後でも、テキストや画像は自由に変更できます
- 迷った場合は「空白のサイト」から始めるのがおすすめです
ステップ2:サイト名とページタイトルを設定する
- 画面左上の「無題のサイト」をクリックして、サイト全体の名前(サイト名)を入力します
- メインページ中央の大きなテキストエリアに、ページのタイトルを入力します
- タイトルの下にある小さなテキストエリアには、サブタイトルやキャッチコピーを入力できます
サイト名の決め方のコツ:
- 短くてわかりやすい名前にする(例:「田中太郎のポートフォリオ」「ABCカフェ」)
- 何のサイトかひと目でわかるようにする
- 後から変更も可能なので、仮の名前でも大丈夫です
ステップ3:ヘッダー画像を設定する
ページの最上部に表示されるヘッダー画像(バナー画像)を設定しましょう。
- ヘッダー部分にマウスを合わせると、左下に「画像を変更」ボタンが表示されます
- クリックして、以下の方法で画像を選択します:
- アップロード:パソコン内の画像ファイルを選択
- 画像を選択:Googleが提供するフリー画像から選ぶ
- 画像を選択したら、表示位置を調整できます
ヘッダーのタイプは4種類から選べます。
| ヘッダータイプ | 説明 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| カバー | 画面全体に画像を表示(最も大きい) | トップページ、ランディングページ |
| 大きいバナー | 画面の約75%の高さで画像を表示 | インパクトを出したいページ |
| バナー | 標準的な高さの画像表示 | 一般的なページ(最も汎用的) |
| タイトルのみ | 画像なし、タイトルテキストのみ | シンプルなページ、下層ページ |
ステップ4:コンテンツを追加する
ヘッダーの下にある本文エリアに、コンテンツを追加していきます。画面右側のパネルから、さまざまな要素を追加できます。
テキストの追加
- 右側パネルの「挿入」タブを選択
- 「テキストボックス」をクリック、またはページ上の空白エリアをダブルクリック
- テキストを入力し、ツールバーで書式を設定します(太字、見出し、リンクなど)
テキスト編集のポイント:
- 見出しは「タイトル」「見出し」「小見出し」「標準テキスト」の4段階から選択
- 太字(Ctrl+B)、斜体(Ctrl+I)、下線(Ctrl+U)のショートカットが使える
- 箇条書きリスト、番号付きリストも利用可能
- テキストの色やサイズも変更できる
画像の追加
- 右側パネルの「挿入」タブで「画像」をクリック
- 以下の方法で画像を追加します:
- アップロード:パソコンから画像を選択
- URL:Web上の画像URLを指定
- Googleドライブ:ドライブ内の画像を選択
- Google画像検索:キーワードで画像を検索して挿入
- 追加した画像はドラッグでサイズ変更、位置調整ができます
その他の要素
テキストと画像以外にも、以下の要素をページに追加できます。
- 埋め込み:URLを指定して外部サイトのコンテンツを埋め込み
- ボタン:リンク付きのボタンを配置
- 区切り線:コンテンツの区切りを表示
- 折りたたみ可能なテキスト:クリックで展開するFAQ形式のテキスト
- 目次:自動生成される目次(見出しに基づく)
- カルーセル:複数の画像をスライドショー形式で表示
ステップ5:テーマとデザインを変更する
サイト全体の見た目を変更するには、右側パネルの「テーマ」タブを使います。
- 右側パネル上部の「テーマ」タブをクリック
- 用意されているテーマの中から好みのものを選択(シンプル、アリストテレス、ディプロマット、ビジョン、レベルなど)
- テーマを選んだら、フォントスタイルと配色をカスタマイズできます
- 配色は各テーマに3〜4パターン用意されており、クリックするだけで全ページに適用されます
テーマ選びのポイント:
- ビジネス用途なら「シンプル」「ディプロマット」がおすすめ
- カジュアルなサイトなら「ビジョン」「レベル」が映える
- テーマは後からいつでも変更可能(コンテンツは保持される)
ページの追加とナビゲーション設計
1ページだけのサイトも作れますが、複数ページを持つサイトを作ることで、情報を整理して見やすくなります。
新しいページを追加する
- 右側パネルの「ページ」タブをクリック
- パネル下部の「+」アイコンをクリック
- 「新しいページ」を選択
- ページ名を入力して「完了」をクリック
- 自動的にナビゲーションメニューに追加されます
サブページ(子ページ)を作成する
ページを階層構造にすることで、情報をカテゴリ別に整理できます。
- 「ページ」タブで、親ページの上にマウスを合わせる
- 表示される「︙」(三点メニュー)をクリック
- 「サブページを追加」を選択
- サブページ名を入力して「完了」をクリック
サブページは、ナビゲーションメニューでドロップダウンとして表示されます。たとえば以下のような構造が作れます。
- ホーム(トップページ)
- サービス紹介
- サービスA
- サービスB
- 料金プラン
- 会社概要
- お問い合わせ
ページの並び替えと管理
「ページ」タブでは、以下の操作ができます。
- ドラッグ&ドロップ:ページの順番を変更
- ページの複製:既存ページをコピーして新しいページを作成
- ページの削除:不要なページを削除
- ページの非表示:ナビゲーションから非表示にする(ページ自体は存在する)
- ホームページの設定:トップに表示するページを指定
レイアウトを工夫して見やすいサイトを作る
セクションの活用
Googleサイトでは、ページ内を「セクション」で区切ることで、コンテンツを整理して配置できます。各セクションには以下の設定が可能です。
- 背景色の変更:テーマに合わせた複数の色から選択可能
- 背景画像の設定:画像をセクションの背景に配置
- 折りたたみセクション:表示・非表示を切り替え可能
セクションの背景色を交互に変えることで、コンテンツの区切りが明確になり、読みやすいページになります。
カラムレイアウト
Googleサイトでは、コンテンツを横並びに配置する「カラムレイアウト」が利用できます。
- 右側パネルの「挿入」タブから「レイアウト」セクションを確認
- 1カラム、2カラム、3カラム、4カラムなどのレイアウトパターンが用意されています
- 使いたいレイアウトをクリックするとページに追加されます
- 各カラム内にテキストや画像を自由に配置できます
カラムレイアウトの活用例:
| レイアウト | 活用例 |
|---|---|
| 2カラム(均等) | 画像+説明文、ビフォーアフター比較 |
| 3カラム(均等) | 3つのサービス紹介、特徴の比較 |
| 2カラム(左大・右小) | メインコンテンツ+サイドバー的な補足 |
| 4カラム(均等) | チームメンバー紹介、商品一覧 |
Googleサービスとの連携を活用する
Googleサイトの最大の強みのひとつが、他のGoogleサービスとの連携のしやすさです。各サービスのコンテンツをページに直接埋め込むことができます。

YouTubeの動画を埋め込む
- 右側パネルの「挿入」タブで「YouTube」をクリック
- 動画のURLを入力するか、キーワードで検索
- 表示したい動画を選択して「挿入」をクリック
- 動画プレーヤーがページに埋め込まれます
Googleマップを埋め込む
- 右側パネルの「挿入」タブで「マップ」をクリック
- 住所や場所名を入力して検索
- 正しい場所が表示されたら「挿入」をクリック
- インタラクティブな地図がページに表示されます
店舗やオフィスの所在地を示すのに非常に便利です。訪問者はそのまま地図をスクロールしたり、ルート検索したりできます。
Googleカレンダーを埋め込む
- 右側パネルの「挿入」タブで「カレンダー」をクリック
- 埋め込みたいカレンダーを選択
- 表示モード(月表示、週表示など)を設定
イベントスケジュールや営業カレンダーの共有に活用できます。
Googleドライブのファイルを埋め込む
Googleドライブに保存されている以下のファイルを直接埋め込めます。
- Googleドキュメント:文書やマニュアルの共有
- Googleスプレッドシート:データや表の公開
- Googleスライド:プレゼンテーションの公開
- Googleフォーム:アンケートやお問い合わせフォームの設置
- PDF:資料やカタログの閲覧
特にGoogleフォームとの連携は非常に実用的です。お問い合わせフォームや申し込みフォームをGoogleフォームで作成し、Googleサイトに埋め込むことで、専門的なフォーム開発なしに受付機能を設置できます。
外部コンテンツの埋め込み
Google以外のサービスのコンテンツも、「埋め込み」機能で追加できます。
- 右側パネルの「挿入」タブで「埋め込み」をクリック
- 「URL」タブにWebページのURLを入力
- 「挿入」をクリック
ただし、すべてのWebサイトが埋め込みに対応しているわけではありません。iframeの埋め込みを許可しているサイトのみ表示されます。
サイトの公開設定とアクセス管理
サイトを公開する
サイトの作成が完了したら、いよいよ公開です。
- 画面右上の「公開」ボタンをクリック
- 「ウェブアドレス」を設定します(サイトのURLの一部になります)
- 例:「my-portfolio」と入力すると、URLは
sites.google.com/view/my-portfolioになります
- 例:「my-portfolio」と入力すると、URLは
- 検索設定を確認します
- 「検索エンジンに自分のサイトの表示をリクエストする」にチェックを入れると、Google検索に表示される可能性があります
- 「公開」をクリックして完了
閲覧権限を設定する
公開後、誰がサイトを見られるかを設定できます。
| 設定 | 内容 | 用途 |
|---|---|---|
| 全員に公開 | インターネット上の誰でも閲覧可能 | 一般公開のWebサイト |
| 組織内に制限 | Google Workspace同一組織のメンバーのみ | 社内ポータル |
| 特定のユーザーのみ | 指定したGoogleアカウントのユーザーのみ | 限定公開のサイト |
編集権限の管理
Googleサイトは複数人で共同編集できるため、チームでサイトを管理する場合に便利です。
- 画面右上の「他のユーザーと共有」アイコン(人物マーク)をクリック
- 共有したいユーザーのメールアドレスを入力
- 権限を選択:
- 編集者:コンテンツの追加・変更・削除が可能
- 閲覧者:編集画面を閲覧のみ可能(公開前のプレビュー確認に便利)
- 「送信」をクリック
独自ドメインの設定方法
独自ドメインとは
Googleサイトの標準URLは sites.google.com/view/サイト名 という形式ですが、独自ドメイン(例:www.example.com)を設定することで、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。
独自ドメイン設定の前提条件
- Google Workspaceのアカウントが必要です(無料のGoogleアカウントでは利用不可)
- 使用したい独自ドメインを取得済みであること(Google Domains、お名前.com、ムームードメインなど)
- ドメインのDNS設定を変更できる権限があること
設定手順
- Google Workspace管理コンソール(admin.google.com)にログイン
- 「アプリ」→「Google Workspace」→「Googleサイト」を選択
- 「カスタムURL」の設定画面を開く
- Googleサイトで作成したサイトのURLと、紐付けたい独自ドメインのURLを入力
- ドメインのDNS設定でCNAMEレコードを追加:
- ホスト名:
www(または任意のサブドメイン) - 値:
ghs.googlehosted.com
- ホスト名:
- DNS設定の反映を待つ(最大48時間、通常は数時間)
- 反映後、独自ドメインでサイトにアクセスできることを確認
ビジネスでのGoogleサイト活用例
Googleサイトは個人利用だけでなく、ビジネスシーンでも幅広く活用されています。具体的な活用例を紹介します。
1. 社内ポータルサイト
最も代表的な活用方法です。社内の情報を一箇所にまとめることで、従業員が必要な情報にすぐアクセスできるようになります。
- 社内規定、マニュアル、手続き書類のリンク集
- 各部門の連絡先一覧
- 社内イベントカレンダー(Googleカレンダー埋め込み)
- よくある質問(FAQ)ページ
- 新入社員向けオンボーディングガイド
2. プロジェクト管理サイト
プロジェクトの情報を関係者間で共有するためのハブとして活用できます。
- プロジェクト概要とゴール
- スケジュール(Googleスプレッドシート埋め込み)
- 議事録(Googleドキュメント埋め込み)
- 共有ファイルへのリンク集
- メンバー一覧と役割分担
3. 採用サイト・会社紹介ページ
小規模な企業やスタートアップが、手軽に採用情報や会社紹介ページを作成するのに適しています。
- 会社概要、ミッション・ビジョン
- 募集中のポジション
- 社員インタビュー
- オフィス風景の写真
- 応募フォーム(Googleフォーム埋め込み)
4. 教育機関での活用
学校や研修プログラムで、教材や情報の配布に利用されています。
- 授業のシラバスや課題の掲載
- 教材(PDF、スライド)の配布
- スケジュールや連絡事項の共有
- 学生の作品ポートフォリオ
5. イベント・セミナーの案内ページ
イベントの告知から参加受付までを1つのサイトで完結できます。
- イベント概要、日時、場所(Googleマップ埋め込み)
- プログラムの詳細
- 登壇者プロフィール
- 参加申込フォーム(Googleフォーム埋め込み)
- 開催報告や写真ギャラリー
Googleサイトの制限事項と注意点
Googleサイトは非常に便利なツールですが、いくつかの制限事項があります。使い始める前に把握しておきましょう。
| 項目 | 制限内容 |
|---|---|
| HTMLの直接編集 | 不可。ビジュアルエディタのみで編集 |
| CSSのカスタマイズ | 不可。テーマの範囲内でのみデザイン変更可能 |
| JavaScriptの実行 | 不可。カスタムスクリプトは使用できない |
| ECサイト機能 | なし。商品販売やカート機能は搭載されていない |
| ブログ機能 | なし。記事の時系列管理やRSSフィード非対応 |
| アクセス解析 | Google Analyticsの埋め込みが可能(手動設定が必要) |
| 広告表示 | Google AdSenseは利用不可 |
| ストレージ | Googleドライブの容量を使用(無料は15GB) |
これらの制限から、Googleサイトは本格的なECサイトやブログには向いていません。しかし、情報発信、社内ポータル、ポートフォリオ、イベントページなどの用途には十分な機能を備えています。
Googleサイトをもっと便利に使うテクニック
Google Analyticsを設定する
サイトのアクセス状況を分析するために、Google Analyticsを設定しましょう。
- Google Analyticsでプロパティを作成し、測定IDを取得
- Googleサイトの編集画面で、右上の「設定」(歯車アイコン)をクリック
- 「アナリティクス」を選択
- Google AnalyticsのトラッキングID(G-XXXXXXXXXX形式)を入力
- 保存して公開すれば、アクセスデータの収集が始まります
ファビコンを設定する
ファビコンとは、ブラウザのタブに表示される小さなアイコンのことです。設定するとサイトがよりプロフェッショナルに見えます。
- 編集画面の右上「設定」(歯車アイコン)をクリック
- 「ブランドの画像」を選択
- 「ファビコン」セクションで画像をアップロード
- 推奨サイズ:48×48ピクセル以上の正方形画像
サイトのバージョン管理
Googleサイトには自動で変更履歴が保存されます。間違えてコンテンツを消してしまった場合も、過去の状態に復元できます。
- 編集画面の右上にある「︙」(三点メニュー)をクリック
- 「版の履歴」を選択
- 過去のバージョン一覧が表示されるので、復元したいバージョンを選択
- 「この版を復元」をクリック
モバイルでのプレビュー確認
Googleサイトは自動的にレスポンシブデザインが適用されますが、公開前にモバイル表示を確認しておくことをおすすめします。
- 編集画面の上部にある「プレビュー」ボタン(目のアイコン)をクリック
- 画面上部のデバイス切り替えアイコンで、PC・タブレット・スマホの表示を確認
- 各デバイスで見た目が崩れていないか、テキストが読みやすいかチェック
よくある質問(FAQ)
Q1. Googleサイトは本当に完全無料ですか?
はい、Googleアカウント(無料)があれば、Googleサイトの全機能を完全無料で利用できます。広告も表示されません。ただし、独自ドメインの設定にはGoogle Workspace(有料)が必要です。また、サイトに使う画像やファイルはGoogleドライブの容量(無料枠15GB)を消費します。
Q2. Googleサイトで作ったサイトはGoogle検索に表示されますか?
はい、公開設定で「検索エンジンに表示をリクエスト」にチェックを入れれば、Google検索に表示される可能性があります。ただし、SEO(検索エンジン最適化)の細かい設定(メタディスクリプションの個別設定など)は制限があるため、本格的なSEO対策が必要なサイトには向いていません。
Q3. スマートフォンからGoogleサイトを編集できますか?
2026年現在、スマートフォンのブラウザからGoogleサイトの編集画面にアクセスすることは可能ですが、編集機能はデスクトップ版に最適化されています。パソコンでの編集を推奨します。なお、作成したサイトの閲覧はスマートフォンでも問題なく行えます。
Q4. Googleサイトに問い合わせフォームを設置できますか?
Googleサイト自体にフォーム機能はありませんが、Googleフォームを作成して埋め込むことで、お問い合わせフォーム、アンケート、申込フォームなどを設置できます。回答はGoogleスプレッドシートで自動集計されるため、管理も簡単です。
Q5. 作成したサイトを削除するにはどうすればよいですか?
sites.google.comにアクセスし、削除したいサイトの右下にある「︙」メニューから「削除」を選択します。削除されたサイトは30日間ゴミ箱に保存され、その間は復元可能です。30日を過ぎると完全に削除されます。
Q6. Googleサイトで作れるページ数に上限はありますか?
公式には明確な上限は公表されていませんが、実用上は数百ページまで問題なく作成できます。ただし、ページ数が増えすぎるとナビゲーションが複雑になるため、50ページ程度を目安に構成を工夫することをおすすめします。大規模なサイトの場合は、用途別にサイトを分けるのも一つの方法です。
Q7. Googleサイトにパスワード保護をかけられますか?
Googleサイトには直接的なパスワード保護機能はありませんが、閲覧権限を特定のGoogleアカウントに限定することで、実質的なアクセス制限が可能です。また、Google Workspaceを利用している場合は、組織内メンバーのみに公開する設定ができます。
Q8. 旧Googleサイト(クラシック版)から新しいGoogleサイトに移行できますか?
はい、Googleは旧バージョンからの移行ツールを提供しています。旧サイトの編集画面から「新しいGoogleサイトに変換」オプションを使用できます。ただし、旧版の一部機能(HTMLの直接編集、カスタムCSS)は新版では利用できないため、完全な互換性はありません。変換後に手動での調整が必要になる場合があります。
Q9. Googleサイトの公開URLを後から変更できますか?
はい、公開後でもURLの変更は可能です。「公開」ボタンの横にある下矢印から「公開設定」を開き、ウェブアドレスを変更できます。ただし、URLを変更すると旧URLではアクセスできなくなるため、既にURLを共有している場合は注意が必要です。
Q10. Googleサイトで商品を販売することはできますか?
GoogleサイトにはECサイト機能(ショッピングカート、決済機能)は搭載されていません。商品の紹介ページは作成できますが、オンライン決済を行うには外部サービス(Stripe、PayPalなど)の決済リンクを埋め込むか、別途ECプラットフォーム(Shopify、BASEなど)を利用する必要があります。
まとめ
Googleサイトは、プログラミングの知識がなくても、Googleアカウントさえあれば誰でも無料でWebサイトを作成できる優れたツールです。
この記事で解説した内容をまとめると、以下のポイントが重要です。
- 完全無料でWebサイトを作成・公開できる
- ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、コーディング不要
- テンプレートを使えば、数分でサイトの骨格が完成する
- YouTube、Googleマップ、GoogleフォームなどGoogleサービスとの連携が強力
- レスポンシブ対応でスマートフォンでも自動的に最適表示される
- 共同編集機能でチームでのサイト運営が可能
- Google Workspaceを利用すれば独自ドメインの設定も可能
- 社内ポータル、プロジェクト管理、イベントページなどビジネス活用の幅が広い
一方で、HTMLやCSSの直接編集ができない、ECサイト機能がないなど、デザインの自由度や高度な機能面では制限がある点も理解しておく必要があります。
まずは「空白のサイト」から始めて、テキストと画像を配置するところから試してみてください。Googleサイトのシンプルさに驚くはずです。慣れてきたらテンプレートを活用したり、Googleフォームを埋め込んだりして、サイトを少しずつ充実させていきましょう。
Webサイトを持つことで、情報発信の幅が大きく広がります。ぜひGoogleサイトを活用して、あなただけのWebサイトを作ってみてください。
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