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テレビ番組を録画した外付けHDDなどのデータを、録画した機器以外の対応機器でも再生できるようにするためのコンテンツ保護技術・規格です。通常の録画は録画したテレビ本体に暗号化でひも付くため買い替えると見られなくなりますが、SeeQVault対応機器同士なら録画番組を引き継げる場合があります。
詳しい解説
SeeQVault(シーキューボルト)は、テレビ番組の録画データを、録画したテレビやレコーダーとは別の対応機器でも再生できるようにすることを目指したコンテンツ保護技術・規格です。パナソニック・サムスン・ソニー・東芝の4社が中心となって開発したもので、2013年ごろからライセンス提供が始まったとされています。
通常、テレビの外付けHDD録画は、録画した機器固有の情報と結び付いた暗号化で保護されるため、テレビが故障したり買い替えたりすると、それまでの録画番組は再生できなくなります。SeeQVaultは、著作権保護を維持したまま録画データを対応機器間で引き継げるように設計されており、対応HDDを別の対応テレビやレコーダーにつなぎ替えて再生できる場合があります。
利用するには、テレビ・レコーダー側と外付けHDD(などの記録メディア)側の両方がSeeQVaultに対応していることが前提です。機器によっては、HDDをSeeQVault形式でフォーマットする、録画後に番組をSeeQVault形式へ変換(ダビング)するといった操作が必要になる場合があります。
注意点として、再生互換性は主に同じメーカーの機器同士で確認されており、メーカーをまたぐ組み合わせでは再生できないことが多いとされています。また、近年はSeeQVaultに対応するテレビ・レコーダー・HDDの新製品が減り、縮小傾向にあるともいわれています。
対応状況や使える機能の範囲は機器の組み合わせごとに異なるため、購入や買い替えの前に、メーカー公式サイトの対応表や取扱説明書で最新情報を確認することをおすすめします。
長年使ったテレビが故障して買い替えたところ、外付けHDDに撮りためた番組が新しいテレビでは一切再生できなかった――これが通常のテレビ録画の弱点です。SeeQVault対応のテレビとHDDの組み合わせで録画・保存しておけば、同じメーカーの対応機種への買い替えなら録画番組を引き継げる場合があります。ただしメーカーをまたぐ再生は難しいことが多いため、購入前に公式の対応表を確認しておくと安心です。
別の呼び方
シーキューボルト
シーキューヴォルト
SQV
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