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【2026年最新版】GitHubの使い方入門完全ガイド
「GitHubって名前は聞いたことあるけど、何なの?」「エンジニアじゃないと使えないの?」と思っていませんか?
GitHubは、プログラマーだけでなく、ドキュメント管理や個人プロジェクトにも活用できる非常に便利なツールです。本記事では、GitHubを全く触ったことがない初心者でも安心してスタートできるよう、基本の「キ」からわかりやすく解説します。
この記事を最後まで読めば、GitHubのアカウント作成から実際のファイル管理まで、一通りの操作が自分でできるようになります。
この記事でわかること
- GitとGitHubの違いと、それぞれの役割
- GitHubアカウントの作成方法とプロフィール設定
- リポジトリの作成・クローン・プッシュの基本操作
- ブランチとプルリクエストの概念と実践的な使い方
- GitHub Desktopを使ったGUI(画面操作)入門
- よくあるエラーの原因と解決策

GitとGitHubの違いを理解しよう
Gitとは何か
Gitは「バージョン管理システム」と呼ばれるソフトウェアです。ファイルの変更履歴を記録して、必要に応じて過去の状態に戻したり、複数人が同時に同じファイルを編集できるようにしたりする仕組みです。
たとえば、Wordで「報告書_最終版.docx」「報告書_最終版2.docx」「報告書_本当の最終版.docx」と何度もファイルをコピーして保存した経験はありませんか?Gitを使えば、1つのファイルのまま「いつ・誰が・何を変えたか」という履歴をきれいに管理できます。
GitHubとは何か
GitHubは、Gitで管理したファイル群(リポジトリ)をインターネット上に保存・公開・共有できるプラットフォームです。Microsoft社が運営しており、世界中の1億人以上の開発者が利用しています(2026年現在)。
GitがローカルPCで動くツールなのに対し、GitHubはクラウドサービスです。GitとGitHubを組み合わせることで、チームでのコラボレーションや、自分のコードを世界に公開することが可能になります。
GitとGitHubの違い(比較表)
| 項目 | Git | GitHub |
|---|---|---|
| 種類 | ソフトウェア(ツール) | Webサービス(プラットフォーム) |
| 動作場所 | ローカルPC | クラウド(インターネット上) |
| 主な機能 | バージョン管理・履歴追跡 | リモート保存・チーム共有・公開 |
| インターネット | 不要(オフラインで使える) | 必要 |
| 費用 | 無料 | 基本無料(有料プランあり) |
GitHubアカウントの作成方法
Step1: GitHub公式サイトにアクセスする
ブラウザで github.com にアクセスします。トップページ右上の「Sign up」ボタンをクリックしてください。
Step2: メールアドレスを入力する
登録に使うメールアドレスを入力します。仕事用・プライベート用、どちらのアドレスでも登録できます。入力後、「Continue」をクリックします。
Step3: パスワードを設定する
強力なパスワードを設定します。GitHubでは以下の条件が必要です。
- 15文字以上、または8文字以上で数字と小文字を含む組み合わせ
パスワード入力後、「Continue」をクリックします。
Step4: ユーザー名を決める
GitHubでのユーザー名を設定します。このユーザー名はURL(例:github.com/あなたのユーザー名)にも使われるので、わかりやすいものにしましょう。他のユーザーと重複しているとエラーになります。
Step5: メール通知の設定
メールでの更新通知を受け取るかどうかを選択します。「y」または「n」を入力してContinueをクリックします(後でも変更可能です)。
Step6: 人間確認(パズル認証)
「Verify your account」というステップでパズル認証が表示されます。指示に従って画像を操作してロボットでないことを確認します。
Step7: メールアドレスの確認
登録したメールアドレスに確認コードが届きます。6桁のコードを入力してアカウントの作成が完了します。
プロフィールを設定しよう
アカウント作成後、右上のアイコンをクリックして「Your profile」からプロフィールページに移動します。「Edit profile」から以下を設定しておきましょう。
- Name(表示名): 本名やニックネームを設定
- Bio(自己紹介): 簡単な自己紹介や専門分野
- Location(場所): 都市名など任意
- プロフィール画像: 顔写真やアイコンを設定すると信頼性がアップ
リポジトリの基本操作
リポジトリとは
リポジトリ(Repository、通称「リポ」または「レポ」)は、ファイルとその変更履歴をまとめて保存する「フォルダ」のようなものです。プロジェクト1つにつきリポジトリ1つが基本です。
Step1: 新しいリポジトリを作成する
GitHubにログインした状態でトップページの「+」アイコン(または「New」ボタン)をクリックし、「New repository」を選択します。
以下の項目を入力します。
- Repository name: リポジトリの名前(スペース不可、ハイフン使用推奨。例:my-first-project)
- Description: リポジトリの説明(任意)
- Public / Private: 公開(Public)か非公開(Private)かを選ぶ
- Initialize with a README: チェックを入れておくと便利(後述)
入力が完了したら「Create repository」をクリックします。

Step2: ローカルにクローンする
GitHubに作ったリポジトリを自分のPC(ローカル環境)にコピーする操作を「クローン(clone)」といいます。
リポジトリページの緑色の「Code」ボタンをクリックすると、クローン用のURLが表示されます。HTTPSのURLをコピーしてください。
ターミナル(Macの場合)またはコマンドプロンプト(Windowsの場合)を開き、以下のコマンドを実行します。
git clone https://github.com/あなたのユーザー名/リポジトリ名.git
これで現在のディレクトリにリポジトリと同名のフォルダが作成されます。
Step3: ファイルを変更してコミットする
クローンしたフォルダ内のファイルを変更・追加します。変更をGitに記録する操作を「コミット(commit)」といいます。
# フォルダに移動
cd リポジトリ名
# 変更したファイルをステージング(記録対象に追加)
git add .
# コミット(変更内容にメッセージを付けて記録)
git commit -m "最初のコミット"
Step4: GitHubにプッシュする
ローカルでコミットした変更をGitHubに反映させる操作を「プッシュ(push)」といいます。
git push origin main
これでGitHub上のリポジトリにも変更が反映されます。ブラウザでリポジトリを確認すると、変更内容が反映されているはずです。
Gitの主要コマンド一覧
| コマンド | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
git clone |
リポジトリをコピー | 初めてリポジトリをPCに取得するとき |
git add |
変更をステージング | コミット前に変更内容を確定するとき |
git commit |
変更を記録 | 一区切りの変更をローカルに保存するとき |
git push |
リモートに反映 | GitHubに変更をアップロードするとき |
git pull |
リモートから取得 | 他の人の変更を自分のPCに取り込むとき |
git status |
状態を確認 | 変更内容を確認したいとき |
git log |
履歴を表示 | コミット履歴を確認したいとき |
ブランチとプルリクエストを使いこなす
ブランチとは
ブランチ(branch)は、メインのコード(mainブランチ)から分岐して作業できる「作業用のコピー」です。木の幹(main)から枝(branch)が分かれているイメージです。
ブランチを使うメリットは、試行錯誤中のコードをメインのコードに影響させずに作業できることです。うまくいったらメインに「マージ」(合流)し、失敗しても削除するだけでメインには影響しません。
新しいブランチを作成する
# 新しいブランチを作成して切り替える
git checkout -b feature/新機能名
# または最新のGit(2.23以降)では
git switch -c feature/新機能名
ブランチ名の命名規則はプロジェクトにより異なりますが、「feature/(機能名)」「fix/(修正内容)」のような形式が一般的です。
プルリクエスト(PR)とは
プルリクエスト(Pull Request、略してPR)は、自分のブランチでの変更をメインブランチに取り込んでほしいと「提案」する仕組みです。チーム開発では、このPRを通じてコードレビュー(他の人がコードをチェックすること)が行われます。
プルリクエストの作成手順
Step1: ブランチに変更をプッシュします。
git push origin feature/新機能名
Step2: GitHubのリポジトリページを開くと、「Compare & pull request」という緑色のバナーが表示されます。クリックします。
Step3: PRのタイトルと説明文を記入します。「何を変更したか」「なぜ変更したか」を明確に書きましょう。
Step4: 「Create pull request」をクリックして完了です。チームメンバーがレビューしてマージすると、変更がmainブランチに反映されます。
GitHub Desktopを使ったGUI操作
GitHub Desktopとは
コマンドライン(ターミナル)が苦手な方には、GitHub Desktopというアプリが便利です。GUIでクリックするだけで、クローン・コミット・プッシュなどの操作が直感的に行えます。
インストール方法
Step1: desktop.github.com にアクセスします。
Step2: 「Download for Windows」または「Download for macOS」ボタンをクリックしてダウンロードします。
Step3: ダウンロードしたインストーラーを実行し、インストールします。
Step4: 起動後、GitHubアカウントでサインインします。
GitHub Desktopでの基本操作
リポジトリのクローン:
「File」メニュー →「Clone Repository」→ リポジトリを選択 →「Clone」ボタン
変更のコミット:
変更したファイルがリスト表示されます。コミットしたいファイルにチェックを入れ、下部の「Summary」欄にコミットメッセージを入力して「Commit to main」ボタンをクリックします。
プッシュ:
「Push origin」ボタンをクリックするだけでGitHubに反映されます。

GitHub DesktopとCLI(コマンドライン)の比較
| 項目 | GitHub Desktop | CLI(ターミナル) |
|---|---|---|
| 操作方法 | マウス・クリック | コマンド入力 |
| 難易度 | 初心者向け | 中級者以上向け |
| 視覚的な変更確認 | 差分が見やすい | オプション指定が必要 |
| 機能の網羅性 | 基本操作に特化 | 全操作に対応 |
| スピード | やや低速 | 慣れれば高速 |
よくある問題と解決策
エラー1: 認証エラー(Authentication failed)
GitHubがパスワード認証を廃止したため、コマンドラインでのHTTPS接続にはPersonal Access Token(PAT)が必要です。
解決方法:
- GitHubの「Settings」→「Developer settings」→「Personal access tokens」→「Tokens (classic)」に移動
- 「Generate new token」をクリックしてトークンを生成(scopeは「repo」にチェック)
- 生成されたトークンをパスワードの代わりに使用
エラー2: コンフリクト(Conflict)が発生した
複数人が同じファイルの同じ行を変更するとコンフリクト(競合)が発生します。ファイルを開くと以下のような記号が表示されます。
<<<<<<< HEAD
自分の変更内容
=======
相手の変更内容
>>>>>>> feature/xxx
どちらを採用するかを手動で決め、記号を削除してから再コミットします。
エラー3: push が拒否される(rejected)
リモートに自分のローカルにない変更がある場合、プッシュが拒否されます。
git pull origin main
# コンフリクトがあれば解消してから
git push origin main
よくある質問(FAQ)
Q1. GitHubは英語サイトですが、日本語で使えますか?
GitHubの管理画面は基本的に英語です。ただし、一部の設定から「Japanese(日本語)」を選択することで部分的に日本語化できます。また、リポジトリのREADMEやIssueは日本語で書いて問題ありません。
Q2. GitHubは無料で使えますか?
個人利用であれば基本的に無料です。無料プランでも、パブリック・プライベートリポジトリの両方が無制限で作成できます。チーム向けの高度な機能(CIの拡張、セキュリティ機能等)は有料プランが必要です。
Q3. Gitをインストールしていない場合はどうする?
Windowsは git-scm.com からGit for Windowsをダウンロードしてインストールします。Macはターミナルで git --version と入力すると自動でインストールを促されます(Xcode Command Line Toolsのインストール)。
Q4. READMEファイルとは何ですか?
README.md はリポジトリの「説明書」です。プロジェクトの概要、インストール方法、使い方などを書きます。Markdown(.md)形式で書くと、GitHubが自動で読みやすく表示してくれます。リポジトリ作成時に「Initialize with a README」にチェックを入れると自動作成されます。
Q5. プライベートリポジトリとパブリックリポジトリの違いは?
パブリックは誰でも閲覧可能、プライベートは自分または指定した人だけが見られます。個人のプロジェクトや仕事関係のコードはプライベート、オープンソースとして公開したいコードはパブリックにするのが一般的です。
Q6. フォーク(Fork)とクローン(Clone)の違いは?
クローンは自分のローカルPCにコピーを作ること、フォークは他人のGitHubリポジトリを自分のGitHubアカウントにコピーすることです。フォーク後にクローンするというフローが一般的です。他人のOSSプロジェクトに貢献したい場合は、まずフォークしてから作業します。
Q7. コミットメッセージはどう書けばいいですか?
「何をしたか」を簡潔に日本語または英語で書きます。例えば「ヘッダーのデザインを修正」「ログイン機能を追加」「バグ修正: パスワードリセットメールが届かない問題」のように具体的に書くと、後で履歴を振り返ったときにわかりやすくなります。
まとめ
GitHubは最初こそ難しく感じるかもしれませんが、基本の操作(クローン・コミット・プッシュ)をマスターすれば、ファイル管理がぐっと楽になります。
まずはアカウント作成と最初のリポジトリ作成から始めてみてください。GitHub Desktopを使えばコマンドなしでも操作できるので、コマンドが苦手な方はそちらから入るのがおすすめです。
慣れてきたらブランチやプルリクエストを活用して、チーム開発の醍醐味を体験してみましょう。GitHubは使えば使うほど便利さを実感できるツールです。ぜひ日常的に活用してみてください。
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