※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
オンラインゲームで「ラグい」「カクつく」「回線落ちする」といった経験はありませんか?せっかくの対戦で回線負けしてしまうのは、本当に悔しいですよね。
実は、こうしたオンラインゲームの通信トラブルの多くは、ルーターの性能や設定を見直すことで大幅に改善できます。特に「ゲーミングルーター」と呼ばれる製品には、ゲーム通信を優先的に処理する機能が搭載されており、通常のルーターでは実現できないレベルの低遅延通信が可能です。
この記事では、ゲーミングルーターの選び方から、今すぐできるラグ軽減テクニックまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
この記事でわかること
- オンラインゲームで「回線速度」よりも「Ping値」が重要な理由
- ゲーミングルーターと通常ルーターの具体的な違い
- 失敗しないゲーミングルーターの選び方(7つのチェックポイント)
- ルーター設定でラグを軽減する実践テクニック
- 有線LANと無線LANのメリット・デメリット比較
- 2026年おすすめのゲーミングルーターの特徴

オンラインゲームに回線速度とPing値が重要な理由
オンラインゲームの快適さを左右する通信の指標は、大きく分けて3つあります。まずはこの基本を押さえておきましょう。
回線速度(ダウンロード・アップロード)とは
回線速度とは、1秒間にどれだけのデータを送受信できるかを表す数値で、単位は「Mbps(メガビット毎秒)」です。
- ダウンロード速度:サーバーからデータを受け取る速さ(ゲームのアップデートファイルのダウンロードなど)
- アップロード速度:こちらからサーバーにデータを送る速さ(自分の操作情報をサーバーに送信するなど)
オンラインゲームのプレイ中に必要な通信量は意外と少なく、下り30Mbps・上り10Mbps程度あれば大半のゲームは快適にプレイできます。ただし、ゲームのダウンロードやアップデートには高速な回線があると時間を短縮できます。
Ping値(レイテンシ)がゲームの勝敗を分ける
オンラインゲームで最も重要な指標がPing値(ピン値)です。Ping値とは、自分のデバイスからゲームサーバーまでデータが往復するのにかかる時間のことで、単位は「ms(ミリ秒)」です。
たとえば、FPS(シューティングゲーム)で敵を撃つ場面を考えてみましょう。
- Ping値 10ms:射撃ボタンを押してから0.01秒後にサーバーに届く
- Ping値 100ms:射撃ボタンを押してから0.1秒後にサーバーに届く
わずか0.09秒の差ですが、プロレベルの対戦ではこの差が勝敗を分けます。格闘ゲームやFPSでは、Ping値が高いと「撃ったのに当たらない」「避けたのに食らった」という現象が発生します。
| Ping値 | 体感 | 適しているゲームジャンル |
|---|---|---|
| 0〜15ms | 非常に快適(プロレベル) | FPS、格闘ゲーム、音ゲー |
| 16〜30ms | 快適 | 全ジャンルOK |
| 31〜50ms | 普通(時々引っかかりを感じる) | MOBA、RPG、カードゲーム |
| 51〜100ms | やや遅い | カジュアルゲーム向き |
| 100ms以上 | ラグが目立つ | リアルタイム対戦は厳しい |
パケットロス(パケロス)も見逃せない
パケットロスとは、送受信するデータの一部が途中で消失してしまう現象です。パケットロスが発生すると、キャラクターが突然ワープしたり、攻撃が当たっていないのにダメージを受けるなどの症状が出ます。
理想的にはパケットロス率は0%です。1%を超えると体感でわかるレベルのラグが発生し、3%を超えるとまともにゲームをプレイできなくなります。
ゲームジャンル別に必要な通信環境
| ジャンル | 代表タイトル | 推奨Ping値 | 推奨回線速度 |
|---|---|---|---|
| FPS・TPS | Valorant、Apex Legends、フォートナイト | 20ms以下 | 30Mbps以上 |
| 格闘ゲーム | ストリートファイター6、鉄拳8 | 20ms以下 | 10Mbps以上 |
| MOBA | League of Legends | 30ms以下 | 10Mbps以上 |
| MMORPG | FF14、原神 | 50ms以下 | 20Mbps以上 |
| バトルロイヤル | PUBG、荒野行動 | 30ms以下 | 30Mbps以上 |
ゲーミングルーターと通常ルーターの違い
「ゲーミングルーター」と聞くと、見た目がカッコいいだけで中身は同じでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、ゲーミングルーターには通常のルーターにはない、ゲームプレイに特化した重要な機能が搭載されています。
QoS(Quality of Service)機能
ゲーミングルーターの最大の特徴がQoS(キューオーエス)機能です。QoSとは「通信の優先制御」のことで、家族がYouTubeを見ていても、大容量ファイルをダウンロードしていても、ゲームの通信を最優先で処理してくれる機能です。
通常のルーターでは、すべての通信を「早いもの勝ち」で処理するため、他のデバイスが大量のデータを使っていると、ゲームの通信が後回しにされてラグが発生します。ゲーミングルーターのQoSなら、こうした問題を解消できます。
高性能CPU・大容量メモリ
ゲーミングルーターには、通常のルーターよりもはるかに高性能なCPUと大容量のメモリが搭載されています。これにより、大量のデバイスが同時接続してもルーター自体が処理落ちせず、安定した通信を維持できます。
| 比較項目 | 通常ルーター | ゲーミングルーター |
|---|---|---|
| CPU | シングルコア〜デュアルコア(1GHz前後) | クアッドコア(1.8GHz〜2.5GHz) |
| メモリ | 128MB〜256MB | 512MB〜1GB |
| QoS機能 | なし、または簡易的 | ゲーム専用QoS搭載 |
| 有線LANポート | 1Gbps × 4ポート | 2.5Gbps × 4ポート(上位モデルは10Gbps対応) |
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(最大) | Wi-Fi 6E、Wi-Fi 7対応 |
| アンテナ | 内蔵型(2〜4本) | 外付け高性能(4〜8本) |
| ゲーム専用機能 | なし | ゲームアクセラレーター、専用アプリ等 |
| 価格帯 | 3,000〜15,000円 | 15,000〜60,000円 |
ゲームアクセラレーター機能
一部のゲーミングルーターには、ゲームアクセラレーターと呼ばれる機能が搭載されています。これはゲームの通信パケットを自動検知して、最適なサーバーへの経路を選択してくれる機能です。通常のルーターではインターネットプロバイダーのデフォルト経路を通りますが、ゲームアクセラレーターは最も遅延が少ないルートを自動選択します。
MU-MIMO・ビームフォーミング
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)は、複数のデバイスに同時にデータを送信できる技術です。通常のルーターのSU-MIMO(シングルユーザーマイモ)では、各デバイスに順番にデータを送るため、接続台数が増えると速度が低下します。MU-MIMO対応なら、家族が同時にネットを使っていても速度低下を抑えられます。
ビームフォーミングは、電波を特定のデバイスに集中して飛ばす技術です。通常は全方向に均等に電波を飛ばしますが、ビームフォーミングではゲーム機の位置を検知して、そこに向かって集中的に電波を送ります。これにより、無線接続でも安定した通信が可能になります。

ゲーミングルーターの選び方【7つのチェックポイント】
ゲーミングルーターは製品によって性能が大きく異なります。以下の7つのポイントを確認して、自分の環境に合った製品を選びましょう。
ポイント1:Wi-Fi規格(Wi-Fi 6E / Wi-Fi 7)
2026年現在、ゲーミングルーターを選ぶならWi-Fi 6E以上の対応が必須です。
| Wi-Fi規格 | 周波数帯 | 最大速度(理論値) | ゲーム向き度 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi 5(802.11ac) | 2.4GHz、5GHz | 6.9Gbps | △ 型落ち |
| Wi-Fi 6(802.11ax) | 2.4GHz、5GHz | 9.6Gbps | ○ 最低限 |
| Wi-Fi 6E(802.11ax拡張) | 2.4GHz、5GHz、6GHz | 9.6Gbps | ◎ おすすめ |
| Wi-Fi 7(802.11be) | 2.4GHz、5GHz、6GHz | 46Gbps | ◎◎ 最強 |
Wi-Fi 6Eのメリットは、新たに使える「6GHz帯」です。従来の2.4GHz帯や5GHz帯は、近所のWi-Fiや電子レンジなどの家電と電波が混雑しやすい帯域でした。6GHz帯はまだ利用者が少ないため、電波干渉が極めて少なく、安定した通信が可能です。
Wi-Fi 7は2024年から普及が始まった最新規格で、MLO(マルチリンクオペレーション)という技術により、複数の周波数帯を同時に使って通信できます。ただし、Wi-Fi 7対応のゲーム機やPCはまだ少ないため、予算に余裕がある方向けです。
ポイント2:QoS機能の種類
QoS機能にもグレードがあります。ゲーミングルーターを選ぶなら、アプリケーションレベルのQoSを搭載した製品がおすすめです。
- 帯域制限型QoS:デバイスごとに使える帯域の上限を設定する(基本的なQoS)
- アプリケーション検知型QoS:ゲームの通信パケットを自動的に検知して優先処理する(おすすめ)
- ゲーム専用QoS:特定のゲームタイトルを指定して最優先に設定できる(上位モデル)
ASUSの「Adaptive QoS」やNETGEARの「DumaOS」、TP-Linkの「HomeShield QoS」などが代表的なゲーム向けQoS機能です。
ポイント3:有線LANポートの速度
ゲームで最も安定した通信を求めるなら、有線LAN接続が基本です。そのため、有線LANポートの速度は重要なチェックポイントです。
- 1Gbps(ギガビット):一般的だが、ゲーミングルーターとしてはやや物足りない
- 2.5Gbps(マルチギガ):コストパフォーマンスが良く、2026年時点でおすすめ
- 10Gbps:最速だが対応機器が限られ、価格も高い
2.5Gbps対応のLANポートが最低1つはあるルーターを選びましょう。10Gbps対応の光回線を契約している方は、10GbpsのWAN/LANポートを搭載したモデルがおすすめです。
ポイント4:CPU性能とメモリ容量
ルーターのCPUとメモリは、同時接続台数が多い環境で特に重要です。家族でPCやスマホ、ゲーム機、IoT機器など10台以上を接続する場合は、クアッドコア1.5GHz以上、メモリ512MB以上のモデルを選びましょう。
ポイント5:アンテナ数とカバー範囲
無線LANで接続する場合、アンテナの本数と性能が電波の安定性を左右します。一般的にはアンテナ数が多いほど通信が安定します。
- 1LDK〜2LDK:アンテナ4本で十分
- 3LDK〜4LDK:アンテナ6本以上、またはメッシュWi-Fi対応がおすすめ
- 戸建て(2階以上):メッシュWi-Fiの導入を強く推奨
ポイント6:セキュリティ機能
オンラインゲームでは、DDoS攻撃やIPアドレスの漏洩といったセキュリティリスクもあります。ゲーミングルーターには以下のようなセキュリティ機能が搭載されているものがあります。
- WPA3対応:最新の暗号化規格で、不正アクセスを防止
- VPN対応:通信を暗号化してIPアドレスを隠せる
- DDoS保護:大量のアクセス攻撃からネットワークを守る
- ペアレンタルコントロール:子どもの利用時間や接続先を制限
ポイント7:管理アプリの使いやすさ
ゲーミングルーターの多くは、スマホアプリから各種設定を行えます。QoSの設定やファームウェアの更新、接続デバイスの管理など、直感的に操作できるアプリが付属しているかどうかも選ぶ際のポイントです。
ASUSの「ASUS Router」アプリ、TP-Linkの「Tether」アプリ、NETGEARの「Nighthawk」アプリなどは評判が良く、初心者でも使いやすい設計になっています。
ラグ軽減のためのルーター設定テクニック【実践編】
ゲーミングルーターを購入しただけでは、その性能を100%発揮できません。ここでは、ラグを最小限にするための具体的な設定方法を解説します。
テクニック1:QoS設定でゲーム通信を最優先にする
QoS設定は、ゲーミングルーターの核心機能です。以下の手順で設定しましょう。
設定手順(一般的なゲーミングルーターの場合):
- ブラウザでルーターの管理画面にアクセスする(通常は
192.168.1.1または192.168.0.1) - 「QoS」または「トラフィック管理」メニューを開く
- QoS機能を「有効」にする
- 優先度設定で「ゲーム」カテゴリを「最高」に設定する
- ゲーム機やPCのMACアドレスを登録して、デバイス単位でも優先度を上げる
- 動画ストリーミングやファイルダウンロードの優先度を「低」に設定する
- 設定を保存して再起動する
注意:QoSを有効にすると、ルーターのCPU負荷が上がるため、低性能なルーターではかえって速度が低下する場合があります。ゲーミングルーターなら問題ありませんが、通常のルーターでQoSを使う場合は注意が必要です。
テクニック2:DNSサーバーを変更する
DNS(ドメインネームシステム)は、URLをIPアドレスに変換する仕組みです。プロバイダーのデフォルトDNSは混雑していることが多く、応答速度が遅い場合があります。高速なパブリックDNSに変更することで、通信の応答速度が改善される可能性があります。
おすすめのDNSサーバー:
| サービス名 | プライマリDNS | セカンダリDNS | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Google Public DNS | 8.8.8.8 | 8.8.4.4 | 安定性が高い |
| Cloudflare DNS | 1.1.1.1 | 1.0.0.1 | 速度が速い |
| Quad9 | 9.9.9.9 | 149.112.112.112 | セキュリティ重視 |
ルーターでのDNS変更手順:
- ルーターの管理画面にアクセスする
- 「WAN設定」または「インターネット設定」を開く
- DNS設定を「手動」に変更する
- プライマリDNSとセカンダリDNSを入力する
- 設定を保存して再起動する
テクニック3:ポート開放(ポートフォワーディング)
オンラインゲームの中には、特定のポート番号を使って通信するものがあります。ルーターのファイアウォールがこれらのポートをブロックしていると、通信が不安定になったり、マッチメイキングがうまくいかないことがあります。
主要ゲームの使用ポート例:
| ゲームタイトル | TCPポート | UDPポート |
|---|---|---|
| Apex Legends | 1024-1124, 3216, 9960-9969, 18000, 18060, 18120, 27900-27901 | 1024-1124, 18000, 18060, 18120, 37000-40000 |
| Valorant | 2099, 5222-5223, 8088, 8393-8400 | 7000-8000 |
| フォートナイト | 5222, 5795-5847 | 5222, 5795-5847 |
| PlayStation Network | 80, 443, 1935, 3478-3480 | 3478-3479 |
| Nintendo Switch | 6667, 12400, 28910, 29900-29901 | 1-65535 |
注意:ポート開放はセキュリティリスクを伴います。必要なポートだけを開放し、不要になったら閉じるようにしましょう。また、UPnP(Universal Plug and Play)を有効にしておけば、多くのゲームで自動的にポートが開放されます。
テクニック4:チャンネル設定を最適化する
Wi-Fiルーターは、特定の「チャンネル」を使って電波を飛ばしています。近所のWi-Fiと同じチャンネルを使っていると、電波が干渉してラグの原因になります。
チャンネル最適化の手順:
- Wi-Fiアナライザーアプリ(Android:「WiFi Analyzer」、iOS:「Network Analyzer」など)をインストールする
- 周囲のWi-Fiが使っているチャンネルを確認する
- 使用者が少ないチャンネルを特定する
- ルーターの管理画面で、そのチャンネルに手動設定する
2.4GHz帯のおすすめチャンネル:1ch、6ch、11chのいずれか(互いに干渉しない)
5GHz帯のおすすめ:W52(36-48ch)が安定。DFS対応チャンネル(52-144ch)は気象レーダーとの干渉で一時的に使えなくなる場合がある
6GHz帯:利用者がまだ少ないため、どのチャンネルでも快適
テクニック5:ファームウェアを最新に保つ
ルーターのファームウェア(内蔵ソフトウェア)のアップデートは、セキュリティ対策だけでなく、通信の安定性向上やバグ修正も含まれています。月に1回はアップデートを確認する習慣をつけましょう。
ほとんどのゲーミングルーターはスマホアプリからワンタップでアップデートできます。自動アップデート機能がある場合は有効にしておくと便利です。
テクニック6:ルーターの設置場所を最適化する
ルーターの設置場所は、Wi-Fiの電波品質に大きく影響します。以下のポイントを意識しましょう。
- 高い位置に設置する:電波は上から下に広がりやすいため、棚の上など高い位置が理想
- 家の中央に置く:端に置くと電波が届きにくいエリアが生まれる
- 障害物を避ける:壁、金属製の棚、水槽、電子レンジの近くは電波が弱まる
- 床に直置きしない:床は電波を吸収しやすい
- 他の電子機器から離す:特にBluetooth機器やコードレス電話は2.4GHz帯と干渉する

有線LANと無線LANの徹底比較
ゲームをプレイする上で、「有線LANと無線LAN、どちらが良いの?」という疑問は多くの方が抱えています。結論から言えば、可能な限り有線LANを推奨しますが、環境によっては無線LANでも十分快適にプレイできます。
| 比較項目 | 有線LAN | 無線LAN(Wi-Fi) |
|---|---|---|
| Ping値の安定性 | ◎ 非常に安定(ブレが少ない) | ○〜△ 環境に左右される |
| 最大速度 | ◎ 1Gbps〜10Gbps | ○ 理論値は高いが実効速度は低い |
| パケットロス | ◎ ほぼ0% | △ 電波環境により変動 |
| 設置の手軽さ | △ ケーブル配線が必要 | ◎ ケーブル不要 |
| 電波干渉 | ◎ 影響なし | △ 壁、家電、隣家のWi-Fiと干渉 |
| 移動のしやすさ | × ケーブルの範囲内のみ | ◎ どこでも使える |
| コスト | ○ LANケーブル代のみ | ◎ 追加コストなし |
有線LANがおすすめの人
- FPSや格闘ゲームなど、低遅延が求められるゲームをプレイする人
- ゲーム配信やeスポーツの大会に参加する人
- ルーターとゲーム機が同じ部屋にある人
- 通信の安定性を最優先にしたい人
無線LAN(Wi-Fi)でもOKな人
- RPGやカードゲームなど、多少の遅延が許容されるゲームがメインの人
- Wi-Fi 6E以上対応のルーターとデバイスを使っている人
- ルーターとゲーム機が近い距離にある人(同じ部屋、または隣の部屋)
- ケーブル配線が物理的に難しい環境の人
有線LANケーブルの選び方
有線LANケーブルにも規格があり、古いケーブルでは速度が制限されることがあります。
| カテゴリ | 最大速度 | 最大伝送距離 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| CAT5e | 1Gbps | 100m | △ 最低限 |
| CAT6 | 1Gbps(10Gbps※55mまで) | 100m | ○ コスパ良い |
| CAT6A | 10Gbps | 100m | ◎ おすすめ |
| CAT7 | 10Gbps | 100m | ○ オーバースペック気味 |
| CAT8 | 40Gbps | 30m | △ 一般家庭には不要 |
結論:ゲーム用にはCAT6Aがベストバランスです。10Gbps対応で価格も手頃、将来の回線アップグレードにも対応できます。
ルーターとゲーム機が離れている場合の対策
ルーターとゲーム機が離れた部屋にある場合でも、以下の方法で有線LAN環境を構築できます。
- フラットLANケーブル:薄型のケーブルで、ドアの隙間やカーペットの下を通せる
- PLCアダプター(コンセントLAN):家庭のコンセントを利用してLAN信号を送る機器。電気配線の状態に左右される
- メッシュWi-Fi + 有線バックホール:メッシュ中継機をゲーム機の近くに設置し、中継機からゲーム機へ有線接続する
ルーター以外でラグを減らすコツ
ルーターの設定や機種変更だけでなく、以下のポイントも見直すことでさらにラグを軽減できます。
回線そのものを見直す
いくら高性能なゲーミングルーターを導入しても、インターネット回線自体が遅ければ効果は限定的です。以下の回線がゲーム向けとして評判が良いです。
- 光回線(FTTH):最も安定。NURO光、auひかり、ドコモ光などが人気
- IPv6(IPoE)接続:従来のIPv4(PPPoE)と比べて混雑に強い。プロバイダーがIPv6対応かどうか確認しましょう
- 10Gbps回線:一部地域で提供されている超高速回線。今後の主流
ゲーム機・PCの設定を見直す
- 自動アップデートの時間を設定する:ゲーム中に大容量アップデートが始まるとラグの原因になる
- バックグラウンドアプリを閉じる:クラウド同期やストリーミングサービスを停止する
- ゲーム機のDNS設定も変更する:ルーターだけでなく、ゲーム機側でもDNSを設定すると効果的
- MTU値を最適化する:ゲームによっては MTU値(1回に送れるデータの最大サイズ)を調整すると改善する場合がある(通常は1500で問題なし)
同居人の通信量をコントロールする
家族がNetflixで4K動画を見たり、大容量ファイルをダウンロードしていると、いくらQoSを設定していても影響は完全にはゼロにはなりません。ゲームの大事な対戦前には、家族に協力をお願いするのも立派なラグ対策です。
よくある質問(FAQ)
Q1. ゲーミングルーターは本当に意味があるの?普通のルーターじゃダメ?
一人暮らしで他にネットを使う人がいない場合は、通常のルーターでも十分な場合があります。しかし、家族でネットを共有している環境や、FPSなどの低遅延が求められるゲームをプレイするなら、ゲーミングルーターのQoS機能は大きな効果があります。特に「ゲーム中に他の家族がYouTubeを見るとラグる」という症状がある方には強くおすすめします。
Q2. Wi-Fi 7対応のゲーミングルーターを買うべき?
2026年時点では、Wi-Fi 7対応のゲーム機やPCはまだ限られています。現時点ではWi-Fi 6E対応モデルがコストパフォーマンス最高です。ただし、今後数年使い続けることを考えると、予算に余裕があればWi-Fi 7モデルを選んでおくと将来的にも安心です。
Q3. PS5やNintendo Switchでもゲーミングルーターの効果はある?
はい、効果はあります。特にPS5は有線LAN(1Gbps)とWi-Fi 6に対応しているため、ゲーミングルーターのQoSやビームフォーミングの恩恵を受けられます。Nintendo Switchはwi-Fi 5までの対応ですが、QoSによる優先制御やDNS変更による高速化は十分に効果があります。
Q4. ゲーミングルーターの寿命はどれくらい?
一般的に、ルーターの買い替えサイクルは4〜5年と言われています。Wi-Fi規格は数年ごとに新しいものが登場するため、古いルーターでは最新デバイスの性能を活かしきれません。また、ファームウェアのサポート終了(セキュリティアップデートが停止)も買い替えの目安です。
Q5. メッシュWi-Fiとゲーミングルーター、どちらが良い?
目的が異なります。メッシュWi-Fiは広い家全体にWi-Fiを行き渡らせるのが得意で、ゲーミングルーターはゲーム通信の低遅延・優先処理が得意です。広い家でゲームもする場合は、ゲーミングルーター対応のメッシュWi-Fi製品(ASUS AiMesh対応モデルなど)を選ぶのがベストです。
Q6. ポート開放は危険?セキュリティが心配です
ポート開放にはリスクがありますが、ゲームに必要なポートだけを限定的に開放し、不要になったら閉じる運用であれば、実害が出ることはまれです。心配な方は、ポート開放の代わりにUPnP機能を有効にすることで、ゲームが必要なときだけ自動的にポートを開閉してくれます。
Q7. 回線速度は速いのにラグが発生するのはなぜ?
回線速度(Mbps)が速くても、Ping値が高い場合やパケットロスが発生している場合はラグを感じます。また、Wi-Fiの電波干渉、ルーターの性能不足(CPU処理落ち)、プロバイダーの混雑(特に夜間)なども原因になります。速度テストだけでなく、Ping値とパケットロス率も確認しましょう。
Q8. ゲーミングルーターの予算はどれくらい必要?
目安として、15,000〜25,000円の価格帯でQoS、Wi-Fi 6E、2.5Gbps LANポート搭載の十分な性能のモデルが手に入ります。30,000円以上のハイエンドモデルは、Wi-Fi 7対応や10Gbps LANポート、ゲームアクセラレーターなどの追加機能が搭載されています。まずは20,000円前後のモデルから始めるのがおすすめです。
まとめ
オンラインゲームのラグを解消するためのポイントを振り返りましょう。
この記事のまとめ
- Ping値が最重要:回線速度よりもPing値(遅延)がゲーム体験を左右する
- ゲーミングルーターのメリット:QoS、高性能CPU、ゲームアクセラレーターなど専用機能で低遅延を実現
- 選び方のポイント:Wi-Fi 6E以上、QoS機能の種類、2.5Gbps以上のLANポート、CPU性能をチェック
- 設定が重要:QoS優先設定、DNS変更、チャンネル最適化、ファームウェア更新を実施する
- 有線LAN推奨:可能な限り有線LAN(CAT6Aケーブル)で接続する
- 回線も見直す:IPv6(IPoE)対応の光回線がゲーム向き
ゲーミングルーターは決して安い買い物ではありませんが、毎日のゲーム体験を大きく改善してくれる投資です。まずは今のルーターの設定見直し(DNS変更、QoS設定、チャンネル変更)から始めて、それでも改善しない場合にゲーミングルーターへの買い替えを検討してみてください。
快適な通信環境で、ストレスフリーなゲームライフを楽しみましょう!
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!