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【2026年最新版】PCのBSOD(ブルースクリーン)のエラーコード一覧【完全ガイド】
- BSOD(ブルースクリーンオブデス)とは何か
- 主要なBSODエラーコード一覧と意味
- 原因別の対処法(ドライバー・ハードウェア・ソフトウェア)
- ミニダンプファイルの読み方と解析方法
- BSODの予防方法と定期メンテナンス
- 自力で解決できない場合の対処法
突然画面が真っ青になり、白い文字でエラーメッセージが表示されてPCが再起動する「ブルースクリーン(BSOD)」は、Windowsユーザーなら一度は経験したことがある最も深刻なエラーの一つです。
「また出た…でも何が原因なのかわからない」「エラーコードが出るけど意味がわからない」「データが消えてしまわないか心配」…BSODが発生するとパニックになる方も多いですが、エラーコードを正しく読めれば原因を特定し、適切な対処ができます。
この記事では、BSODの基礎知識からエラーコードの読み方、原因別の対処法まで徹底解説します。

BSODとは何か
BSOD(Blue Screen of Death:死のブルースクリーン)は、Windowsが回復不能な致命的なシステムエラーを検出したときに表示されるエラー画面です。正式名称は「Stop Error(ストップエラー)」または「バグチェック」と呼ばれます。
BSODが発生すると:
- 画面が青色になりエラーコードと説明が表示される
- Windowsが自動的にメモリダンプ(クラッシュ情報)をファイルに保存する
- PCが自動的に再起動される
BSODが発生する主な原因のカテゴリ
| 原因カテゴリ | 具体例 | 頻度 |
|---|---|---|
| ドライバーの問題 | 古い・破損したドライバー、互換性のないドライバー | 最多(全体の約70%) |
| ハードウェアの問題 | RAM故障・SSD/HDD異常・過熱・電源不足 | 多い |
| ソフトウェアの問題 | マルウェア・システムファイル破損・競合するアプリ | 中程度 |
| Windows Update | アップデート後のドライバー・設定の不整合 | 中程度 |
主要BSODエラーコード一覧と対処法
ドライバー関連のエラーコード
| エラーコード | 意味 | 主な原因 |
|---|---|---|
| DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL | ドライバーが不正なメモリアドレスにアクセス | 古い・破損したドライバー、特にネットワーク・GPU |
| DRIVER_POWER_STATE_FAILURE | スリープ・復帰時のドライバーエラー | 電源管理と非互換なドライバー |
| SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED | システムスレッドが例外を処理できなかった | 不具合のあるドライバー(グラフィック・ネットワーク等) |
| PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA | ページングできないメモリ領域でページフォルト発生 | RAMの故障、ドライバーのバグ、ファイル破損 |
| IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL | 割り込み要求レベルの問題 | ドライバーの競合、RAM異常 |
メモリ(RAM)関連のエラーコード
| エラーコード | 意味 | 主な原因 |
|---|---|---|
| MEMORY_MANAGEMENT | メモリ管理エラー | RAM故障・接触不良、ドライバーのメモリリーク |
| BAD_POOL_HEADER | メモリプールのヘッダーが破損 | RAM異常、マルウェア、ドライバーのバグ |
| POOL_CORRUPTION_IN_FILE_AREA | ファイル領域のメモリプールが破損 | RAM不良、ドライバーのバグ |
| ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY | 読み取り専用メモリへの書き込み試行 | ドライバーのバグ、ハードウェア問題 |
ストレージ(SSD/HDD)関連のエラーコード
| エラーコード | 意味 | 主な原因 |
|---|---|---|
| CRITICAL_PROCESS_DIED | 重要なシステムプロセスが異常終了 | システムファイル破損、SSD/HDD異常 |
| NTFS_FILE_SYSTEM | NTFSファイルシステムのエラー | HDD/SSDの物理的な問題、ファイルシステム破損 |
| INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE | 起動デバイスにアクセスできない | SSD/HDDの故障、ストレージドライバーの問題 |
| KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR | カーネルデータをページングファイルから読み込めない | SSD/HDDの不良セクタ、RAMの問題 |
システム・その他のエラーコード
| エラーコード | 意味・原因 | 対処法のポイント |
|---|---|---|
| WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR | ハードウェアエラー(CPU・メモリ・電源の問題が多い) | オーバークロックをやめる、熱管理を確認 |
| DPC_WATCHDOG_VIOLATION | 遅延プロシージャ呼び出しのタイムアウト | SSDファームウェア更新、ドライバー更新 |
| CLOCK_WATCHDOG_TIMEOUT | CPUコアの応答タイムアウト | CPUの過熱確認、オーバークロック解除 |
| SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION | システムサービスが例外を発生させた | ドライバー更新、システムファイル修復 |
| VIDEO_TDR_FAILURE | グラフィックドライバーがタイムアウト | GPUドライバーの再インストール、GPU温度確認 |
| KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED | カーネルモードのプログラムが例外を発生 | ドライバー更新、Windowsアップデート |

原因別の対処法
対処法1:ドライバーの更新・再インストール(最初に試すべき)
BSODの約70%はドライバーの問題が原因です。まずドライバーの確認・更新を行いましょう。
- 「デバイスマネージャー」を開く(スタートを右クリック→デバイスマネージャー)
- 黄色い「!」マークがついているデバイスがないか確認する
- 問題のあるデバイスを右クリック→「ドライバーの更新」
- または、PCメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードして手動インストール
特に確認が必要なドライバー:グラフィック(GPU)・ネットワーク・チップセット・サウンド
対処法2:Windowsメモリ診断でRAMをチェックする
- スタートメニューで「Windows メモリ診断」を検索して開く
- 「今すぐ再起動して問題を確認する」をクリック
- PCが再起動してメモリ診断が実行される(数分〜30分程度)
- 診断完了後Windowsが起動し、結果がイベントビューアーに記録される
対処法3:システムファイルを修復する(SFC・DISM)
システムファイルの破損が原因の場合、以下のコマンドで修復できます。
- スタートを右クリック→「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を開く
- 以下のコマンドを順番に実行する:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow
- 完了後再起動してBSODが解消されるか確認する
対処法4:チェックディスクでストレージを検査する
- 管理者権限のコマンドプロンプトまたはPowerShellを開く
- 以下のコマンドを実行する(Cドライブの場合):
chkdsk C: /f /r
- 「次のシステム起動時にスケジュールしますか?」と表示されたら「Y」を入力してEnter
- 再起動するとチェックディスクが実行される
対処法5:最近インストールしたソフト・ドライバーをアンインストール
BSODが特定のタイミング(ソフトのインストール後・Windowsアップデート後)から発生し始めた場合、最後にインストールしたアプリやドライバーが原因の可能性があります。
- 「設定」→「システム」→「回復」→「以前のバージョンのWindowsに戻す」(Windowsアップデートが原因の場合)
- または「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」から問題のアプリをアンインストール
対処法6:温度管理・冷却の確認
CPU・GPUの過熱もBSODの原因になります。
- 「HWMonitor」や「Core Temp」などのフリーソフトで温度を確認する
- CPUの温度が90℃以上になる場合は冷却不足の可能性大
- PCケース内の掃除(ほこりの除去)・サーマルグリスの塗り直しを検討する
ミニダンプファイルの読み方と解析方法
BSODが発生すると、Windowsは自動的にクラッシュ情報を「ミニダンプファイル」として保存します。このファイルを解析することで、BSODの原因を特定できます。
ミニダンプファイルの場所
ミニダンプファイルは以下の場所に保存されます:
C:\Windows\Minidump\
WinDbgでミニダンプを解析する方法
- Microsoft StoreまたはMicrosoftのサイトから「WinDbg」をインストール
- WinDbgを起動して「File」→「Open Crash Dump」を選択
- Minidumpフォルダ内の「.dmp」ファイルを開く
- 解析が完了すると原因となったドライバー名(例:nvlddmkm.sys)が表示される
BlueScreenViewを使う(より簡単)
「BlueScreenView」(NirSoftのフリーソフト)を使えば、より簡単にミニダンプを解析できます。
- BlueScreenViewをダウンロード・起動
- 過去のBSOD一覧が自動で表示される
- 各BSODをクリックすると原因となったドライバーや詳細情報が確認できる
エラーの原因となるファイルの特定方法
ミニダンプ解析で表示されるファイル名から原因を特定できます。
| ファイル名 | 関連するコンポーネント | 対処法 |
|---|---|---|
| nvlddmkm.sys | NVIDIA グラフィックドライバー | NVIDIAドライバーを再インストール |
| atikmdag.sys / amdkmdap.sys | AMD グラフィックドライバー | AMDドライバーを再インストール |
| ntoskrnl.exe | Windowsカーネル(RAM・ドライバー問題の可能性) | メモリ診断・SFC実行 |
| tcpip.sys | TCP/IPネットワークドライバー | ネットワークドライバーを更新 |
| win32k.sys | Windowsグラフィックサブシステム | Windowsアップデート・グラフィックドライバー更新 |

BSODの予防方法
定期的なメンテナンスで予防する
- Windowsとドライバーを常に最新の状態に保つ:Windows Update・ドライバーの定期更新
- ウイルス・マルウェアのスキャン:Windows Defender またはセキュリティソフトで定期的にスキャン
- PCの内部清掃:3〜6ヶ月に1回、エアダスターでほこりを除去して冷却性能を維持
- ストレージの空き容量確保:Cドライブに常に15〜20%以上の空き容量を確保
- 信頼性の低い電源タップ・電源ユニットを使用しない:電力不足や不安定な電力供給もBSODの原因になる
信頼性モニターで問題を早期発見する
Windowsには「信頼性モニター」という機能があり、システムの問題履歴をグラフ形式で確認できます。
- スタートメニューで「信頼性」と検索→「コンピューターの信頼性履歴を表示する」を開く
- カレンダー形式でBSODやアプリのクラッシュ履歴が表示される
- 問題が多発している日付の前に何が起きたかを確認し、原因を絞り込む
よくある質問(FAQ)
Q1. BSODが発生したらデータは消えますか?
A. BSODが発生した時点で保存されていなかったデータは失われますが、ストレージに保存済みのデータは通常失われません。ただし、BSODの原因がSSD・HDDの物理的な故障である場合は、ストレージ自体のデータが失われるリスクがあります。重要なデータは定期的にバックアップすることを強くおすすめします。
Q2. BSODが毎日のように繰り返し発生する
A. 繰り返し発生する場合は、ハードウェアの故障(特にRAM・SSD/HDD)を疑ってください。Windowsメモリ診断やChkDskを実行して確認し、問題が見つかれば早めに交換してください。ハードウェアに問題がない場合は、Windowsの再インストールが最終的な解決策になることがあります。
Q3. セーフモードでBSODが発生しなければ何が原因ですか?
A. セーフモードは最小限のドライバーのみ読み込むため、セーフモードでBSODが発生しない場合はサードパーティのドライバーまたはアプリが原因の可能性が高いです。最近インストールしたドライバーを特定して削除・更新してみてください。
Q4. BSODの後に「自動修復」が起動してループする
A. 自動修復ループは深刻な問題のサインです。①セーフモードで起動してSFC・DISMを実行する ②スタートアップ修復を試みる ③システムの復元を実行する ④最終手段としてWindowsを再インストールする、の順で試してください。
Q5. Windowsアップデート後にBSODが発生するようになった
A. 「設定→Windows Update→更新の履歴→更新プログラムをアンインストール」から最新のアップデートをアンインストールすることで解決できる場合があります。また、PCメーカーのサイトから最新のドライバーをインストールすると解決することもあります。
Q6. BSOD発生時に画面が一瞬で消えて内容が読めない
A. 「設定→システム→詳細なシステム設定→起動と回復→設定」で「自動的に再起動する」のチェックを外すと、BSODの画面が自動的に消えなくなりエラーコードを確認できます。または「信頼性モニター」や「イベントビューアー」で事後確認する方法も有効です。
Q7. BSOD解決後も何か予防策はありますか?
A. 以下の定期メンテナンスが効果的です。①3〜6ヶ月ごとのPC内部の清掃 ②Windowsとドライバーの定期更新 ③重要なデータのバックアップ(外付けHDDまたはクラウド)④信頼性モニターで定期的に問題チェック ⑤ウイルス対策ソフトの常時起動
まとめ
BSODは突然発生して驚かせますが、エラーコードを正しく読み、適切な手順で対処すれば多くの場合は自力で解決できます。
- エラーコードを確認:BSODの画面またはBlueScreenViewで確認
- ドライバーを更新:特にGPU・ネットワーク・チップセットドライバー
- メモリ診断を実行:Windowsメモリ診断でRAMをチェック
- システムファイル修復:DISM・SFCコマンドで修復
- ストレージをチェック:ChkDskで不良セクタを確認
- 温度・冷却を確認:過熱していないか確認し、必要なら清掃
- 最終手段:Windowsを再インストール
BSODが繰り返し発生する場合はRAMやSSD/HDDの物理的な故障が疑われます。重要なデータは普段から外部ストレージやクラウドにバックアップしておくことが、最大のリスク管理になります。
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