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Androidスマホを使っていると、突然画面が暗くなって再起動したり、勝手に電源が落ちたりする経験はありませんか?このトラブルは放置すると悪化し、最悪の場合データ損失や故障につながります。この記事では原因の特定から具体的な対処法まで、初心者の方でも実践できるよう丁寧に解説します。
この記事でわかること
- Androidが突然再起動・電源が落ちる主な原因(7〜10パターン)
- 原因ごとの具体的な対処手順(スクリーンショット付き解説)
- Samsung Galaxy・Pixel・AQUOS・Xperiaなど機種別の特有事例
- 再起動ループ(無限再起動)から脱出する方法
- 修理に出すべきかどうかの判断基準
- 今後トラブルを防ぐための予防策
Androidが突然再起動する主な原因一覧
まず全体像を把握しましょう。突然の再起動・電源落ちには主に以下の原因があります。自分のスマホに当てはまるものを確認しながら読み進めてください。
| 原因カテゴリ | 具体的な原因 | 発生しやすい状況 | 緊急度 |
|---|---|---|---|
| バッテリー劣化 | 電池の容量低下・内部抵抗上昇 | バッテリー残量20〜30%台で落ちる | 高 |
| 熱暴走(オーバーヒート) | CPUや充電中の発熱で強制シャットダウン | 夏場・充電中・ゲーム中 | 高 |
| アプリの不具合 | 特定アプリのバグ・メモリリーク | 特定アプリ起動中に毎回落ちる | 中 |
| システムアップデート関連 | OTAアップデート後の不具合・差分エラー | アップデート直後から発生 | 中 |
| ストレージ不足 | 内部ストレージの空き容量不足 | ストレージ残量10%未満 | 中 |
| キャッシュ・OSのバグ | システムキャッシュの破損・蓄積 | 長期間使用・アップデート後 | 低〜中 |
| ハードウェア故障 | 基板・電源回路・コネクタの破損 | 落下・水没後・古い機種 | 高 |
| SIMカード不良 | SIMカードの接触不良・破損 | 電波受信中・通話中 | 中 |
| マルウェア・ウイルス | 不正アプリによるシステム干渉 | 非公式ストアからのAPKインストール後 | 高 |
原因別 詳細対処法
1. バッテリー劣化・熱暴走が原因の場合
こんな症状が出たらバッテリー劣化を疑う
- 残量が20〜30%台で突然電源が落ちる
- 残量の減り方が急に速くなった
- 使用中にスマホがかなり熱くなる
- 機種の購入から2〜3年以上経過している
バッテリー状態の確認方法
Android標準の確認方法(機種によって異なります)
- 「設定」アプリを開く
- 「デバイスケア」または「バッテリー」をタップ
- 「バッテリー状態」または「バッテリー診断」を確認する
隠しメニューで詳細確認する方法
- 電話アプリを開く
- ダイヤルキーで
*#*#4636#*#*と入力する(機種によって異なる) - 「バッテリー情報」をタップ
- 「Battery health」が「Good」以外(Poor / Over voltage等)ならバッテリーが劣化している
Samsungの場合(Galaxy専用)
- 「設定」→「デバイスケア」→「バッテリー」を開く
- 右上の「…」(3点メニュー)→「診断」をタップ
- 「バッテリー状態」を確認。「良好」以外ならバッテリー交換を検討
熱暴走への対処法
- スマホを涼しい場所に移動させ、ケースを外して10〜15分放置する
- 充電しながらの動画再生・ゲームをやめる
- バックグラウンドアプリをすべて終了させる(□ボタンまたはスワイプ操作)
- 使用しないBluetoothやGPSをオフにする
- 「設定」→「バッテリー」→「省電力モード」を有効にして発熱を抑える
バッテリー交換の目安
スマホの使用期間が2年以上で、急な電源落ちが頻発する場合はバッテリー交換が根本解決になります。メーカー公式修理センターやキャリアショップで交換できます。費用は機種によって異なりますが、5,000〜15,000円程度が一般的です。
自分で交換する場合は専用工具が必要です。無理に行うと液晶破損などのリスクがあるため、慣れていない方はプロに依頼することをおすすめします。
2. アプリの不具合・競合が原因の場合
こんな症状が出たらアプリ不具合を疑う
- 特定のアプリを起動するたびに再起動する
- 新しいアプリをインストールしてから症状が始まった
- アップデートしてから急に不安定になった
問題のあるアプリを特定する手順
セーフモードで起動して確認する(最も確実な方法)
セーフモードとは、メーカー純正アプリ以外のサードパーティアプリを一時無効化して起動するモードです。セーフモードで再起動が起きなければ、インストールしたアプリが原因です。
セーフモードの起動方法(一般的な手順):
- 電源ボタンを長押しする
- 「電源を切る」または「再起動」が表示されたら長押しする
- 「セーフモードで再起動しますか?」と表示されたら「OK」をタップ
- 画面左下に「セーフモード」と表示されて起動する
※機種によって操作が異なります。Samsungは「電源オフ」を長押し、Pixelは電源ボタン→「電源を切る」を長押し、と機種ごとに異なる場合があります。
原因アプリを特定して対処する手順
- セーフモードで一定時間使用し、再起動が起きないか確認する
- 再起動が起きなければ、インストールしたアプリが原因の可能性が高い
- 最近インストールまたはアップデートしたアプリを1つずつアンインストールする
- アンインストール後に通常モードで再起動して様子を見る
- 症状が解消されたアプリが原因
アプリのキャッシュ・データをクリアする
- 「設定」→「アプリ」(または「アプリと通知」)を開く
- 問題のあるアプリを選択する
- 「ストレージとキャッシュ」をタップ
- 「キャッシュを削除」→次に「データを削除」の順でタップする
- アプリを再起動して動作を確認する
※「データを削除」するとアプリ内のログイン情報や設定がリセットされます。事前にバックアップしてください。
3. システムアップデート関連が原因の場合
こんな症状が出たらアップデート関連を疑う
- AndroidまたはメーカーUIのアップデート後から再起動が始まった
- アップデート中に端末が止まって再起動ループに入った
アップデート後の不具合対処法
システムキャッシュをクリアする
- 「設定」→「ストレージ」を開く
- 「キャッシュデータ」をタップして削除する
- 再起動して様子を見る
リカバリーモードからキャッシュパーティションをワイプする(上級者向け)
- 端末の電源を完全に切る
- 電源ボタン+音量ダウンボタンを同時に長押し(機種によって異なる)してリカバリーモードに入る
- 「Wipe cache partition」を選択する(音量ボタンで移動、電源ボタンで決定)
- 確認画面で「Yes」を選択する
- 「Reboot system now」で再起動する
※この操作でデータは削除されません。ただし、機種によって操作方法が異なるため、事前に機種名で検索して確認してください。
最新アップデートを適用する
古いバグを含むバージョンを使用している場合、メーカーが修正アップデートを配信していることがあります。
- 「設定」→「システム」→「システムアップデート」を開く
- 「アップデートを確認」をタップする
- 利用可能なアップデートがあれば適用する
4. ストレージ不足が原因の場合
こんな症状が出たらストレージ不足を疑う
- 「ストレージが不足しています」という通知が出たことがある
- 写真やアプリが多く、残り容量が10%以下になっている
- 動作がもったりして再起動することがある
ストレージ使用状況の確認と空き容量の確保
- 「設定」→「ストレージ」を開いて現在の使用状況を確認する
- 「写真・動画」「アプリ」「ダウンロード」などのカテゴリごとの使用量を確認する
- 不要な写真・動画を削除するか、Googleフォトにバックアップしてスマホ本体から削除する
- 使っていないアプリをアンインストールする
- 「設定」→「ストレージ」→「空き容量を増やす」または「スマートストレージ」でOSが提案する削除を実行する
目安: 内部ストレージの空き容量は常に15〜20%以上を保つようにしましょう。
Googleフォトを活用した容量節約
- 「Googleフォト」アプリを開く
- メニュー→「空き容量を増やす」をタップ
- Googleフォトにバックアップ済みの写真がスマホ本体から削除されて空き容量が増える
※削除した写真はGoogleフォト(クラウド)に保存されているので消えません。ただしGoogleアカウントの容量(無料15GB)も確認してください。
5. ハードウェア故障が原因の場合
こんな症状が出たらハードウェア故障を疑う
- 落下や水没の後から再起動が始まった
- どの対処法を試しても改善しない
- 充電ポートやボタンの調子が悪い
- バッテリーが膨らんでいる(絶対に使用を続けないこと)
自分でできる確認と応急処置
- SIMカードとSDカードを一度取り外し、端子部分を乾いた柔らかい布で優しく拭く
- 再度正しい向きで装着し直して再起動する
- 充電ケーブル・充電器を別のものに交換してみる
- それでも改善しない場合はメーカー・キャリアの修理窓口へ相談する
バッテリーが膨らんでいる場合は即座に使用を停止してください。膨張したバッテリーは発火・爆発の危険があります。端末をビニール袋に入れ、涼しい場所に保管してメーカーに連絡してください。
6. OSのバグ・キャッシュ破損が原因の場合
キャッシュのクリアと再起動
- 「設定」→「アプリ」→「全てのアプリを表示」を開く
- 右上の「…」→「システムプロセスを表示」をオンにする(機種による)
- 「Google Play ストア」「Google Play サービス」「設定」などシステムアプリのキャッシュを削除する
- 端末を完全に再起動する(電源を長押し→再起動)
開発者オプションで問題を切り分ける
- 「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」を7回連続タップして開発者オプションを有効にする
- 「設定」→「開発者オプション」を開く
- 「バックグラウンドプロセスの制限」を「標準制限なし」に設定する
- 「アニメーションのスケール(ウィンドウ・トランジション・アニメーター)」を全て「0.5×」または「オフ」にすると動作が軽くなる
機種別よくある事例と対処法
Samsung Galaxy シリーズ
| よくある症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 充電中に突然電源が落ちる | 純正以外の充電器使用・バッテリー劣化 | Samsung純正充電器に変更、バッテリー交換を検討 |
| One UI更新後に不安定になった | OTAアップデートの不具合 | デバイスケア→最適化を実行、キャッシュパーティションをワイプ |
| ゲーム中に毎回再起動する | 熱暴走・GPU負荷 | ゲームブースターの「バッテリー節約モード」を有効化、涼しい場所でプレイ |
Galaxy特有の対処法:Device Careで最適化する
- 「設定」→「デバイスケア」を開く
- 「今すぐ最適化」をタップする
- バッテリー・RAM・ストレージ・セキュリティが自動でチェックされ最適化される
- 「バッテリー」→「バッテリー使用量」で電力を多く消費するアプリを確認する
Google Pixel シリーズ
Pixelはいち早くAndroidアップデートを受け取るため、OSのバグが他機種より先に現れることがあります。また「アダプティブバッテリー」の設定不具合が原因の場合もあります。
Pixel特有の対処法
- 「設定」→「バッテリー」→「アダプティブバッテリー」をオフにして様子を見る
- 「設定」→「バッテリー」→「充電の最適化」をオフにして様子を見る
- Google Pixel Repairアプリ(Googleが公式に提供)でシステム診断を行う
- 改善しない場合はGoogle Storeの修理プログラムへ連絡する
AQUOS(シャープ)シリーズ
AQUOSは省電力機能「エコ技」が積極的に動作するため、設定によっては突然スリープ状態になったように見える場合があります。
AQUOS特有の対処法
- 「設定」→「バッテリー」→「エコ技設定」を確認する
- 「画面オフタイマー」が短すぎる場合は延長する
- 「インテリジェントチャージ」をオフにして充電挙動を確認する
Xperia(ソニー)シリーズ
Xperiaは「バッテリーケア」機能(最大充電量を80〜90%に制限)が原因で、残量表示と実際の残量にずれが生じ、突然電源が落ちることがあります。
Xperia特有の対処法
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーケア」を確認する
- 「充電の上限を設定する」が有効になっていれば、一時的にオフにして様子を見る
- バッテリー残量をリセットするために、0%になるまで放電→満充電のサイクルを1〜2回行う
再起動ループ(無限再起動)から脱出する方法
電源を入れるたびにロゴが表示されて再起動を繰り返す「再起動ループ」は特に深刻な状態です。以下の手順で脱出を試みてください。
注意: 以下の操作はデータが失われる可能性があります
ファクトリーリセット(工場出荷状態に戻す)を行うと、連絡先・写真・アプリデータが削除されます。Googleアカウントに同期していたデータは復元できますが、同期していないデータは失われます。
Step 1: 強制再起動を試みる
- 電源ボタン+音量ダウンボタンを7〜10秒長押しする(機種による)
- 端末が振動したり画面が暗くなったら長押しをやめる
- 正常に起動するか確認する
Step 2: リカバリーモードからキャッシュパーティションをワイプする
- 端末の電源が完全に切れた状態から、電源ボタン+音量ダウン(または音量アップ)を同時に長押しする
- Androidロボットのマークが表示されたらリカバリーモードに入れている合図
- 音量ボタンで「Wipe cache partition」を選択し、電源ボタンで決定する
- 完了後「Reboot system now」で再起動する
Step 3: ファクトリーリセット(最終手段)
Step 1〜2で改善しない場合の最終手段です。データがすべて消えるため、可能であれば事前にバックアップを取ってください。
通常時のファクトリーリセット手順
- 「設定」→「一般管理」(Samsungの場合)または「システム」を開く
- 「リセット」→「工場出荷状態へのリセット」を選択する
- 内容を確認して「リセット」→「すべて削除」をタップする
- PINまたはパスワードを入力して実行する
リカバリーモードからのファクトリーリセット手順(再起動ループ中)
- リカバリーモードに入る(Step 2の1〜2と同じ)
- 「Wipe data / factory reset」を選択する
- 「Factory data reset」を選択して実行する
- 完了後「Reboot system now」を選択する
修理・交換の判断基準
以下のチェックリストを参考に、修理または機種変更を検討してください。
| 状況 | 推奨アクション | 目安費用 |
|---|---|---|
| 使用2年以上・バッテリー劣化が主因 | メーカー純正バッテリー交換 | 5,000〜15,000円 |
| 落下・水没後に発生した | キャリア・メーカー修理窓口へ | 15,000〜50,000円以上 |
| 購入から4〜5年以上経過 | 機種変更を検討 | 新機種購入 |
| 保証期間内(購入1年以内) | 無償修理を申し込む | 無料(メーカー保証内) |
| キャリアの補償サービスに加入中 | 補償サービスで交換申請 | 自己負担3,000〜10,000円程度 |
修理を依頼できる主な窓口
- キャリアショップ(ドコモ・au・ソフトバンク): 補償サービス加入者はここで手続きが可能
- メーカー公式修理センター: Samsung、Google、シャープ、ソニーなど各社が修理窓口を設置
- スマホ修理専門店: 非正規修理だが費用が安い場合がある。ただし保証が無効になる可能性あり
- 家電量販店の修理窓口: ヨドバシカメラ、ビックカメラなどがメーカー代理で受け付け
今後の予防策
再起動トラブルを繰り返さないために、日頃から以下を意識しましょう。
バッテリー管理
- 充電は20〜80%の範囲で管理する
- 充電しながらのゲームを避ける
- 就寝中の長時間充電を控える
- 純正または認証済み充電器を使う
アプリ管理
- アプリは公式Google Playからのみインストール
- 使わないアプリは定期的にアンインストール
- アプリとOSを常に最新の状態に保つ
ストレージ管理
- 空き容量を常に15〜20%以上確保
- 写真はGoogleフォトに定期バックアップ
- ダウンロードフォルダを月1回整理
よくある質問(FAQ)
まとめ
Androidが突然再起動する場合の対処手順まとめ
- まずセーフモードで起動して、サードパーティアプリが原因かどうかを切り分ける
- バッテリー状態を確認し、劣化しているなら交換を検討する
- アプリのキャッシュとシステムキャッシュをクリアして再起動する
- OSとアプリを最新版に更新してバグを修正する
- ストレージの空き容量が15%以上あるか確認して、不要データを削除する
- すべて試しても改善しない場合はファクトリーリセットを試みる
- それでも症状が続く場合は修理窓口へ持ち込む(ハードウェア故障の可能性)
Androidの突然再起動は多くの場合、自分で対処できるソフトウェア的な原因(アプリの不具合・キャッシュ破損・ストレージ不足)です。まずはセーフモードでの切り分けと、各種キャッシュのクリアを試してみてください。
バッテリー劣化が疑われる場合は、早めに修理窓口でバッテリー交換を依頼するのが最も確実な解決方法です。使用から2〜3年経過している機種で頻繁に再起動が起きているなら、機種変更も視野に入れて検討してみてください。
この記事が皆さんのスマホトラブル解決に役立てば幸いです。
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