※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
Google Pixelのスマートフォンには、「クイックタップ(Quick Tap)」という便利な機能が搭載されています。スマホの背面を2回ダブルタップするだけで、スクリーンショットの撮影・懐中電灯のオンオフ・Google Payの起動など、さまざまな操作を素早く実行できます。
この記事では、クイックタップの設定方法から感度の調整、活用シーン、iPhoneの背面タップとの違いまでを徹底解説します。
この記事でわかること
- クイックタップとは何か・対応機種の確認方法
- クイックタップの設定手順(ステップごとに丁寧に解説)
- 割り当てられるアクションの一覧と選び方
- 感度(タップの強さ)の調整方法
- クイックタップが反応しないときの対処法
- iPhoneの背面タップとの違い・比較
クイックタップ(Quick Tap)とは?
クイックタップは、Google Pixelシリーズに搭載されているジェスチャー機能のひとつです。スマートフォンの背面を2回素早くダブルタップ(コツコツと叩く)するだけで、あらかじめ設定したアクションを実行できます。
たとえば次のような使い方ができます。
- 背面を2回タップするだけでスクリーンショットを撮影
- 片手で懐中電灯をすぐにオンにする
- 音楽を再生中・一時停止をすばやく切り替える
- Google Payを瞬時に起動して電子マネー支払い
- Googleアシスタントやスマートホームの操作を起動
ボタン操作なしでアクションを実行できるため、ポケットから出してすぐに操作したい場面や片手しか使えない場面で特に役立ちます。
対応機種と対応OSの確認
クイックタップは、Google Pixel 5以降の機種で利用できます。ただし、正式に対応しているのはPixel 6以降の機種がメインです。
| 機種 | クイックタップ対応 | 必要なOS |
|---|---|---|
| Pixel 5 | ○(一部制限あり) | Android 11以降 |
| Pixel 6 / 6 Pro | ○ | Android 12以降 |
| Pixel 6a | ○ | Android 12以降 |
| Pixel 7 / 7 Pro | ○ | Android 13以降 |
| Pixel 7a | ○ | Android 13以降 |
| Pixel 8 / 8 Pro | ○ | Android 14以降 |
| Pixel 8a | ○ | Android 14以降 |
| Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL | ○ | Android 15以降 |
| Pixel Fold / Pixel 9 Pro Fold | ○ | Android 13以降 |
Pixel 4以前の機種はクイックタップに対応していないため、この機能は使用できません。

クイックタップの設定方法(ステップ別解説)
設定はとても簡単です。以下の手順で進めてください。
ステップ1:「設定」アプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」(歯車マーク)をタップします。
ステップ2:「システム」を選ぶ
設定メニューを下にスクロールして「システム」をタップします。
ステップ3:「ジェスチャー」を開く
「システム」画面内に「ジェスチャー」という項目があります。タップして開きます。
ステップ4:「クイックタップでアクションを開始」を選ぶ
ジェスチャーの一覧の中に「クイックタップでアクションを開始」という項目があります。タップしてください。
ステップ5:クイックタップをオンにする
画面上部にあるスイッチをオン(青色)にします。これでクイックタップが有効になります。
ステップ6:実行するアクションを選ぶ
スイッチをオンにすると、実行するアクションの選択肢が表示されます。好きなアクションを1つ選んでタップしてください。
選べるアクション一覧
クイックタップに割り当てられるアクションは機種・OSバージョンによって若干異なりますが、主に以下のものが選べます。
| アクション名 | 実行される操作 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| スクリーンショット | 現在の画面をキャプチャ | 片手操作時に便利 |
| 通知パネルを開く | 通知ドロワーを表示 | すばやく通知確認したいとき |
| 懐中電灯 | フラッシュライトのオン/オフ | 暗い場所ですぐ使いたいとき |
| 再生/一時停止 | 音楽・動画の再生を切り替え | 運動中・移動中 |
| ユーザー補助機能 | ユーザー補助ショートカット起動 | 拡大鏡・テキスト読み上げ |
| デジタルウォレット(Google Pay) | Google Payを起動 | コンビニ・交通系ICカード支払い |
| Google アシスタント | Googleアシスタントを呼び出し | 音声コマンド・スマートホーム操作 |
| アプリを開く | 指定したアプリを起動 | よく使うアプリをすぐ開きたいとき |
特定のアプリを起動したい場合は「アプリを開く」を選択後、起動させたいアプリを一覧から選んでください。カメラ・メモ・マップ・電話など、インストール済みのほぼすべてのアプリが選択可能です。

感度(タップの強さ)の調整方法
クイックタップはデフォルトでは「通常の感度」に設定されています。誤反応が多い場合や、逆に反応しにくい場合は感度を調整しましょう。
感度の設定場所
クイックタップの設定画面(設定 → システム → ジェスチャー → クイックタップでアクションを開始)の下部に、「感度」のスライダーまたはオプションが表示されています。
機種・OSバージョンによって表示形式が異なりますが、一般的に以下の2パターンです。
- スライダー形式:左右にスライドして強さを細かく調整できる
- 選択式:「通常」「強め」など2〜3種類から選ぶ
感度のおすすめ設定
| 状況 | おすすめ感度 | 理由 |
|---|---|---|
| ポケット内で誤作動する | 感度を低く(強め設定) | 強くタップしないと反応しなくなる |
| タップしても反応しない | 感度を高く(弱め設定) | 軽いタップでも検出しやすくなる |
| ケースを装着している | 感度を高く | ケースがタップを吸収するため |
| 裸で使用している | 標準または低め | 誤検知を防ぐ |
設定を変えたら実際に背面をダブルタップしてテストしてみましょう。設定画面で「テスト」ボタンが表示される機種もあります。
クイックタップが反応しないときの対処法
設定したのに反応しない、または急に動かなくなったという場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
対処法1:感度を上げる
最も多い原因は感度設定です。先述の手順で感度を上げてみましょう。特にスマホケースを使っている場合は、ケースが衝撃を吸収してタップを検出しにくくなります。
対処法2:タップの仕方を確認する
クイックタップは背面中央より少し下のエリアに対して、素早く2回(約0.3秒以内)タップするのが基本です。以下の点を確認してください。
- タップが遅すぎると2回ではなく1回ずつとして認識される
- 指の腹全体ではなく、指先でコツコツと叩く感じで
- カメラ付近(上部)ではなく、背面の中央〜下側を狙う
対処法3:設定が有効になっているか再確認する
設定 → システム → ジェスチャー → クイックタップでアクションを開始、の順に開き、スイッチがオン(青色)になっているか確認してください。アップデート後にリセットされることがあります。
対処法4:Pixelを再起動する
一時的なシステムのバグで動作しなくなることがあります。電源ボタンを長押しして「再起動」をタップしてみましょう。
対処法5:Androidシステムのアップデートを確認
設定 → システム → システムアップデートを開き、最新バージョンになっているか確認します。古いバージョンにはクイックタップ関連のバグが含まれている場合があります。
対処法6:サードパーティ製ケースを外してテストする
厚みのあるケース・バンパー系ケースを使っている場合、素の状態でクイックタップが機能するか確認してみましょう。ケースが問題なら感度を上げるか、よりフィットするケースに変えることを検討してください。

iPhoneの背面タップとの比較
iPhoneにも「背面タップ」という似た機能があります。Google PixelのクイックタップとiPhoneの背面タップを比較してみましょう。
| 比較項目 | Google Pixel クイックタップ | iPhone 背面タップ |
|---|---|---|
| タップ回数 | 2回のみ | 2回タップ・3回タップの2種類 |
| 割り当て可能アクション数 | 1つ | 2つ(ダブル・トリプルで別々) |
| ショートカット連携 | 標準アクションのみ | ショートカットアプリのレシピを実行可能 |
| 対応アプリ起動 | ○(インストール済みアプリ全般) | ○(ショートカット経由で可能) |
| 感度調整 | ○(スライダーまたは段階選択) | ×(固定) |
| 誤作動のしやすさ | 感度調整で制御可能 | やや誤作動しやすいとの声あり |
| 設定の場所 | 設定 → システム → ジェスチャー | 設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ |
iPhoneの背面タップは2回・3回と2パターン設定できる点が強みです。一方、Google Pixelのクイックタップは感度を細かく調整できる点と、設定がシンプルで初心者でも使いやすい点が特徴です。
クイックタップの活用シーン例
実際の生活でクイックタップをどのように使うと便利なのか、具体的なシーンをご紹介します。
シーン1:電車・バスでの移動中
片手で吊革をつかみながらも、背面をダブルタップするだけで音楽の再生・一時停止ができます。イヤホンのボタンを探す必要がなくなります。
シーン2:コンビニ・スーパーでの支払い
「デジタルウォレット(Google Pay)」に設定しておくと、背面を2回タップするだけでGoogle Payが起動します。財布をバッグから出す手間を省けます。
シーン3:暗い場所での懐中電灯
夜間の外出時や停電時に、スマホを取り出してすぐに背面をダブルタップするだけで懐中電灯が点灯します。通知パネルを開いてアイコンを探す必要がありません。
シーン4:証拠を素早くスクリーンショット
「スクリーンショット」に設定しておけば、電源ボタンと音量ボタンを同時押しする必要がなくなります。片手でも確実にスクリーンショットが撮れます。
シーン5:特定アプリへのすばやいアクセス
「アプリを開く」でカメラアプリを設定しておくと、スマホを取り出して背面を2回タップするだけでカメラが起動します。シャッターチャンスを逃しにくくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. ケースを付けていると使えませんか?
ケースを付けていても使えます。ただし、ケースが厚いほどタップの振動が伝わりにくくなるため、感度を高めに設定してください。バンパー型・手帳型ケースの場合は特に感度を上げることをおすすめします。
Q2. 寝転んでいると誤作動しませんか?
寝転んで机や床に置いたときに誤作動することがあります。その場合は感度を低く(強めタップ設定)にすることで誤作動を減らせます。または使わないときはクイックタップをオフにするのも方法のひとつです。
Q3. Pixel以外のAndroidスマホで使えますか?
クイックタップはGoogle Pixel専用の機能です。他のAndroidメーカー(Samsung・OPPO・AQUOS等)には標準搭載されていません。ただし、一部のメーカーは独自の背面タップ機能を実装している場合があります。
Q4. クイックタップで設定できるアプリに制限はありますか?
基本的にインストール済みのすべてのアプリを選択できます。ただし、一部のシステムアプリや特殊なアプリは表示されない場合があります。
Q5. Googleアシスタントが廃止された後はどうなりますか?
2024年以降、GoogleはGoogleアシスタントをGeminiに置き換えを進めています。最新のPixelではクイックタップのアクションとして「Gemini」が選べる場合があります。設定画面で確認してみてください。
Q6. クイックタップとアクティブエッジは別機能ですか?
はい、別機能です。アクティブエッジはPixel 2〜5で搭載されていたスマホの側面を握る(スクイーズする)ジェスチャー機能です。Pixel 6以降では廃止され、代わりにクイックタップが主なジェスチャー機能として引き継がれています。
Q7. Pixel 6と9では設定画面が違いますか?
基本的な設定場所(設定 → システム → ジェスチャー)は同じですが、UIのデザインや感度設定の表示形式がAndroidバージョンによって多少異なります。いずれも「クイックタップ」という名称で見つかります。
まとめ
Google Pixelのクイックタップは、スマホの背面を2回ダブルタップするだけでさまざまな操作を瞬時に実行できる便利な機能です。
- 設定場所:設定 → システム → ジェスチャー → クイックタップでアクションを開始
- 割り当てられるアクション:スクリーンショット・懐中電灯・音楽再生・Google Pay・アプリ起動など
- 感度調整:ケース使用時は感度を上げ、誤作動が多い場合は感度を下げる
- 対応機種:Google Pixel 5以降(Pixel 6以降が安定して利用可能)
自分がよく使う操作をクイックタップに割り当てることで、日常のスマホ操作がぐっとスムーズになります。まずは懐中電灯やスクリーンショットなど、すぐに使えるアクションから試してみましょう。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!