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【2026年最新版】Windows 11のファイル履歴でバックアップが取れない時の対処法【完全ガイド】

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Windows 11のファイル履歴(File History)は、ドキュメントや写真などを自動でバックアップしてくれる便利な機能ですが、「バックアップが実行されない」「エラーが表示される」「ドライブが見つからないと言われる」といったトラブルが多く報告されています。

本記事では、Windows 11のファイル履歴が機能しない原因を体系的に整理し、設定の確認からドライブの修復まで、初心者でも実行できる対処法をステップ順に解説します。バックアップの重要性を再確認しつつ、確実に動作させるための方法を身につけましょう。

ファイル履歴設定確認

この記事でわかること

  • Windows 11のファイル履歴が動作しない主な原因
  • ファイル履歴サービスの状態確認と再起動手順
  • バックアップドライブの接続・フォーマット問題への対処法
  • イベントビューアーでエラー内容を特定する方法
  • ファイル履歴に代わる代替バックアップ手段の比較

ファイル履歴が動作しない原因の分類

原因カテゴリ 具体的な原因 解決難易度
ドライブの問題 バックアップドライブの未接続・認識エラー・容量不足 低〜中
サービスの停止 File Historyサービスが停止 または 無効化されている 低(サービス再起動のみ)
権限の問題 バックアップ先フォルダへのアクセス権限不足
Windowsアップデートの影響 更新後にファイル履歴の設定がリセットされた 低(再設定のみ)
ファイルシステムの問題 バックアップドライブのファイルシステムエラー 中(chkdsk実行)
バックアップデータの破損 既存のバックアップデータが破損してエラーが発生 中(バックアップリセット)

基礎知識:ファイル履歴の仕組み

Windowsのファイル履歴は、ユーザーライブラリ(ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージック)とデスクトップのファイルを定期的に外付けドライブまたはネットワークドライブに自動コピーする機能です。毎時間ごとにバックアップが実行され、過去のバージョンのファイルをいつでも復元できます。

ただしファイル履歴は「完全なシステムバックアップ」ではありません。Windowsシステム自体やアプリケーションはバックアップ対象外のため、システム障害からの復旧にはシステムイメージバックアップが必要です。

機能 ファイル履歴 バックアップと復元(Windows 7) OneDrive
個人ファイルのバックアップ
バージョン履歴 ✅(30日間)
システムイメージ
必要なストレージ 外付けドライブ または NAS 外付けドライブ クラウド(5GB無料)
自動実行 ✅(毎時間) ✅(スケジュール設定) ✅(リアルタイム)

対処法:ステップバイステップ

ステップ1:ファイル履歴の設定画面でエラー内容を確認する

まずファイル履歴の現在の状態を確認します。

  1. 「スタート」→「設定」(歯車アイコン)を開く
  2. 「システム」→「ストレージ」→「バックアップオプション」を選択
  3. または「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」を開く
  4. エラーメッセージが表示されている場合はメモしておく
  5. 「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして手動実行を試みる

ステップ2:バックアップドライブの接続を確認する

ファイル履歴は専用のバックアップドライブが必要です。

  1. 外付けHDDまたはUSBドライブが物理的に接続されているか確認
  2. 「エクスプローラー」を開いてドライブが認識されているか確認
  3. 認識されていない場合はUSBケーブルを差し直す または 別のUSBポートを試す
  4. ドライブ管理で認識されているが文字が割り当てられていない場合は右クリック→「ドライブ文字とパスの変更」でドライブレターを割り当てる
ドライブ接続確認

ステップ3:File Historyサービスの状態を確認・再起動する

バックグラウンドで動くサービスが停止していると自動バックアップが実行されません。

  1. 「Windows + R」を押して「services.msc」と入力しEnter
  2. サービス一覧で「File History Service」を探す
  3. 状態が「実行中」でない場合は右クリック→「開始」をクリック
  4. スタートアップの種類が「無効」になっている場合は右クリック→「プロパティ」→「スタートアップの種類」を「自動」に変更
  5. 「適用」→「OK」をクリックしてサービスを開始

ステップ4:ドライブのエラーチェック(chkdsk)を実行する

バックアップドライブにファイルシステムエラーがあると書き込みに失敗します。

  1. 「スタート」を右クリック→「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を開く
  2. バックアップドライブのドライブレターを確認する(例:E:)
  3. 以下のコマンドを入力してEnter:
    chkdsk E: /f /r(Eは実際のドライブレターに変更)
  4. ドライブが使用中の場合は次回起動時に実行するか確認される→「Y」を入力
  5. PCを再起動してchkdskの実行完了後にファイル履歴を確認

ステップ5:ファイル履歴のバックアップデータをリセットする

既存のバックアップデータが破損している場合は一からやり直します。

  1. 「コントロールパネル」→「ファイル履歴」を開く
  2. 「ドライブの選択」をクリック
  3. 現在のドライブを選択解除して「OK」
  4. バックアップドライブ内の「FileHistory」フォルダを削除(重要:既存のバックアップは消えます)
  5. 再度「ファイル履歴」でドライブを選択して「有効にする」をクリック

ステップ6:バックアップ対象フォルダの権限を確認する

アクセス権限の問題でバックアップが失敗するケースがあります。

  1. 「コントロールパネル」→「ファイル履歴」→「詳細設定」を開く
  2. 「フォルダーを追加」で対象フォルダを確認
  3. 対象フォルダを右クリック→「プロパティ」→「セキュリティ」タブを開く
  4. 現在のユーザーに「フルコントロール」の権限があるか確認
  5. 権限がない場合は「編集」→ユーザーを追加→「フルコントロール」にチェック

ステップ7:イベントビューアーでエラーの詳細を確認する

より詳細なエラー情報を確認して原因を特定します。

  1. 「Windows + X」→「イベントビューアー」を開く
  2. 左ペインで「アプリケーションとサービス ログ」→「Microsoft」→「Windows」→「FileHistory-Engine」を展開
  3. 「操作」タブでエラー(赤い×アイコン)のログを確認
  4. エラーコードや説明文をメモして対処法を検索する

ステップ8:Windowsのシステムファイルチェッカーを実行する

Windowsシステムファイルの破損がファイル履歴に影響している場合があります。

  1. 「スタート」を右クリック→「ターミナル(管理者)」を開く
  2. 以下のコマンドを順番に実行:
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
    完了後に:
    sfc /scannow
  3. 「Windowsリソース保護は破損したファイルを見つけ、正常に修復しました」と表示されたらPCを再起動
  4. ファイル履歴を再度確認する

バックアップドライブの選び方

ドライブの種類 速度 耐久性 価格帯(1TB) おすすめ用途
外付けHDD 中(USB 3.0) 普通(衝撃に弱い) 5,000〜8,000円 デスクトップ据え置き
外付けSSD 高速 高い(衝撃に強い) 8,000〜15,000円 持ち運び または ノートPC
NASドライブ 中(ネットワーク速度依存) 高い(RAID構成可) 20,000円〜 複数台のバックアップ
USBメモリ 低〜中 低い(書き換え回数制限) 1,000〜3,000円 一時的な使用のみ

ファイル履歴に使えるバックアップドライブ

外付けHDD(1〜4TB)
ファイル履歴のバックアップ先として最も一般的。大容量で低コスト。デスクトップPCに最適。
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NASドライブ(ネットワーク接続ストレージ)
ネットワーク越しにバックアップ可能。複数台のPCを一元管理したい家庭・小規模オフィス向け。
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USB 3.0ハブ(セルフパワー)
外付けHDDと他のUSBデバイスを同時に接続するためのハブ。給電不足による認識エラー防止にも効果的。
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バックアップ手動実行

トラブル別対処法クイックリファレンス

エラーメッセージ または 症状 主な原因 対処法
「ファイル履歴ドライブが切断されています」 ドライブ未接続 または 認識エラー 物理接続の確認 → 別ポートで接続
「ファイル履歴はバックアップを完了できませんでした」 ドライブの容量不足 または ファイルシステムエラー 空き容量確認 → chkdsk実行
バックアップが実行されているが完了しない 特定の大容量ファイルの処理に時間がかかっている 除外フォルダの設定で大容量フォルダを除外
「有効にする」ボタンが押せない ドライブが選択されていない または 権限の問題 ドライブを再選択 → 管理者権限で実行
ネットワークドライブが選択できない ネットワーク共有の認証エラー 「詳細設定」→「ネットワークの場所を追加」
バックアップ後に古いバージョンが見つからない 保持期間の設定が短すぎる 「詳細設定」→「バージョンを保存する期間」を変更

よくある質問(FAQ)

Q. ファイル履歴とOneDriveのバックアップは何が違いますか?
A. ファイル履歴はローカルの外付けドライブ(またはNAS)に保存するため、インターネット不要で高速なバックアップが可能です。OneDriveはクラウド保存のためインターネット接続が必要ですが、どこからでもアクセスできます。両方併用するのが理想的です。
Q. ファイル履歴で特定のフォルダだけバックアップから除外できますか?
A. はい。「コントロールパネル」→「ファイル履歴」→「詳細設定」→「フォルダーを除外」から特定フォルダをバックアップ対象から外すことができます。大容量の動画フォルダなどを除外すると処理が速くなります。
Q. バックアップの頻度を変更することはできますか?
A. はい。「詳細設定」→「ファイルのコピーを保存する頻度」から10分〜1日ごとまで変更できます。頻繁にファイルを変更する場合は短いインターバル、ストレージ節約を優先する場合は長いインターバルを選んでください。
Q. 外付けHDDを繋ぎっぱなしにしておく必要がありますか?
A. 自動バックアップを受けるには接続が必要ですが、接続されていない間のファイル変更は次回接続時にまとめてバックアップされます。定期的に接続するだけでも効果的に使えます。
Q. ファイル履歴のバックアップデータはどこに保存されますか?
A. バックアップドライブのルートに「FileHistory」フォルダが作成され、その中にユーザー名でフォルダが分かれて保存されます。フォルダの中身を直接ファイルエクスプローラーで参照することも可能です。
Q. Windowsのシステム自体が壊れた場合もファイル履歴から復元できますか?
A. 個人ファイルの復元は可能ですが、Windowsシステム自体は復元できません。システム障害からの完全復旧にはシステムイメージバックアップ(「バックアップと復元(Windows 7)」機能)が必要です。両方を組み合わせた二重バックアップを推奨します。

まとめ

Windows 11のファイル履歴が機能しない問題は、ほとんどの場合「バックアップドライブの接続確認」「File Historyサービスの再起動」「ドライブのchkdsk実行」の3ステップで解決できます。エラーメッセージが表示されている場合はイベントビューアーで詳細を確認することで、より的確な対処ができます。

ファイル履歴は一度設定すれば自動で動き続ける強力なバックアップ機能です。外付けHDDとOneDriveを組み合わせた二重バックアップ体制を整えることで、ファイルの消失リスクを大幅に低減できます。定期的にバックアップの動作状況を確認する習慣をつけることが、長期的なデータ保護の鍵となります。

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