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「大人数のTeamsミーティングでグループワークをしたいけど、ブレイクアウトルームの使い方がわからない」「参加者を小グループに分けて議論させたいが、設定方法が複雑そうで困っている」——そんな悩みを持つ方に向けて、この記事ではMicrosoft Teamsのブレイクアウトルーム機能を徹底解説します。
Teamsのブレイクアウトルームは、オンライン研修・ワークショップ・授業などで大変重宝する機能です。2026年現在の最新インターフェースに基づいて、基本から応用まで丁寧に説明します。

- ブレイクアウトルームとは何か・できることの概要
- ブレイクアウトルームの作成・開始手順(詳細ステップ)
- 参加者の手動割り当てと自動割り当ての違い
- ルームへの入室・退室・主催者の巡回方法
- ブレイクアウトルーム中にできること・できないこと
- よくあるトラブルと解決策
ブレイクアウトルームとは?
ブレイクアウトルーム(Breakout Room)とは、大きなミーティングの中から小グループに分かれて個別のセッションを行う機能です。例えば、30人が参加するオンライン研修で参加者を5人ずつ6グループに分けて、それぞれのグループでグループワークや討議を行うといった使い方ができます。
ブレイクアウトルームで何ができるか
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| グループ分け | 最大50のルームを作成可能。参加者を自動または手動で割り当て |
| 音声・ビデオ通話 | 各ルームで独立した音声・映像通話ができる |
| 画面共有 | 各ルーム内でメンバーが画面を共有できる |
| チャット | ルーム内のメンバーとチャットメッセージのやり取りが可能 |
| 主催者の巡回 | 主催者はすべてのルームを自由に出入りして様子を確認できる |
| 全員へのアナウンス | 主催者が全ルームの参加者へ一括でメッセージを送れる |
ブレイクアウトルームを使える条件
- 主催者(オーガナイザー)のみブレイクアウトルームを作成・管理できます
- TeamsのデスクトップアプリとWebブラウザ版で利用可能(一部機能に差あり)
- スマホアプリからも参加は可能ですが、ルームの作成・管理はできません
- Microsoft 365のライセンスが必要(Teams無料版では利用不可の場合あり)
ブレイクアウトルームの作成手順
ブレイクアウトルームはミーティング中に作成します。事前に準備したい場合は、ミーティング開始後すぐに設定を行いましょう。
STEP 1: ミーティング中にブレイクアウトルームを開く
- Teamsのミーティング画面上部のツールバーを確認します
- 「ブレイクアウトルーム」アイコン(分岐した矢印のようなアイコン)をクリックします
- ブレイクアウトルームのパネルが画面右側に表示されます
STEP 2: ルーム数と参加者の割り当て方法を設定する
- パネルが開いたら、「ルーム数」を設定します(1〜50まで指定可能)
- 割り当て方法を選択します:
- 自動: 参加者をランダムに均等分配します
- 手動: 主催者が各ルームに参加者を個別に割り当てます
- 設定が完了したら 「ルームの作成」 をクリックします
STEP 3: ルーム名を設定する(オプション)
デフォルトでは「ルーム 1」「ルーム 2」という名前になりますが、変更できます。
- ルーム名の横にある 「・・・」 をクリックします
- 「ルームの名前を変更」 を選択します
- グループ名(例:「グループA」「討論班1」)を入力してEnterを押します
STEP 4: 手動割り当ての場合 — 参加者をルームに割り当てる

「手動」を選択した場合は、参加者を各ルームに割り当てる作業が必要です。
- 割り当てたいルームの 「参加者を割り当て」 をクリックします
- 参加者のリストが表示されるので、割り当てたい人の名前にチェックを入れます
- 「割り当て」 をクリックして確定します
- 残りのルームにも同様の手順で参加者を割り当てます
STEP 5: ブレイクアウトルームを開始する
- すべてのルームの設定が完了したら、「すべてのルームを開く」 をクリックします
- 参加者全員に「ブレイクアウトルームに移動しますか?」という通知が届きます
- 参加者が「参加する」をクリックするとルームに移動します
ブレイクアウトルーム中の操作方法
主催者がルームを巡回する方法
主催者はブレイクアウトルーム実施中に各ルームを自由に確認できます。
- ブレイクアウトルームパネルで 巡回したいルーム名 をクリックします
- 「入室」 をクリックするとそのルームに参加できます
- 確認が終わったら、「メインミーティングに戻る」 をクリックして元に戻ります
全ルームに一括でアナウンスを送る
- ブレイクアウトルームパネル上部の 「アナウンスを送る」 をクリックします
- メッセージを入力して 「送信」 をクリックします
- 全ルームのすべての参加者にメッセージが届きます(通知も表示されます)
残り時間のカウントダウンを設定する
- ルームパネルの 「・・・」(設定メニュー) から 「タイマーの設定」 を選択します
- 時間(分数)を設定して 「タイマーを開始」 をクリックします
- 各ルームの参加者に残り時間がカウントダウン表示されます
ブレイクアウトルームを終了する
- ブレイクアウトルームパネルで 「すべてのルームを閉じる」 をクリックします
- カウントダウン(通常30秒)の後、全参加者がメインミーティングに自動で戻ります
参加者がブレイクアウトルームに参加する方法
参加者側の操作はシンプルです。
- ルームが開かれると 「ブレイクアウトルームへの参加を要求されています」 という通知が表示されます
- 「参加する」 をクリックするとルームに移動します
- ルーム内ではビデオ・音声・チャットを通常のミーティングと同じように利用できます
- ルームを終了する際は 「ルームから退出する」 をクリックします(メインミーティングには戻れません)

ブレイクアウトルームでできること・できないこと
| 機能 | ルーム内での利用 | 備考 |
|---|---|---|
| 音声通話 | 利用可 | メインとは独立した音声 |
| ビデオ通話 | 利用可 | – |
| 画面共有 | 利用可 | – |
| チャット | 利用可 | ルーム内のみに送信 |
| ホワイトボード | 利用可 | ルーム専用のホワイトボード |
| 録画 | 不可(制限あり) | ルーム内の録画はメインに影響しない |
| ルーム間の移動(参加者) | 不可 | 主催者のみ可能 |
| メインへの途中復帰 | 一部可 | 設定により異なる |
よくある質問(FAQ)
Q1. ブレイクアウトルームのアイコンが表示されないのはなぜですか?
A. 以下の可能性があります。
- 主催者権限がない: ブレイクアウトルームは主催者のみが管理できます。ミーティングを設定した人(または共同主催者に設定された人)だけに表示されます
- Teamsのバージョンが古い: Teamsを最新バージョンに更新してください
- 管理者による制限: IT管理者がこの機能を無効にしている場合があります。管理者に確認してください
- スマホアプリを使用している: スマホアプリではブレイクアウトルームの作成・管理はできません
Q2. 参加者を後からルーム間で移動させることはできますか?
A. はい、ルームが開いている間でも参加者を別のルームに移動させることができます。ブレイクアウトルームパネルで、移動させたい参加者を右クリック(または「・・・」メニュー)から「別のルームに移動」を選択してください。
Q3. ブレイクアウトルームを事前に設定することはできますか?
A. 2026年現在、Teamsのブレイクアウトルームはミーティング開催後にしか設定できません。ただし、ミーティング開始直後に素早く設定できるよう、ルーム数や割り当て計画をあらかじめ決めておくとスムーズです。
Q4. 参加者が「参加する」をクリックしないとどうなりますか?
A. 参加者が自分でルームに参加しない場合、主催者は「すべての参加者を移動させる」ボタンを押すことで強制的にルームに送ることができます。
Q5. ブレイクアウトルーム中にメインミーティングの音声はどうなりますか?
A. ルームに入ると、メインミーティングの音声は聞こえなくなります。各ルームは完全に独立した音声環境になります。
Q6. ブレイクアウトルームでも録画はできますか?
A. ブレイクアウトルーム内での録画は、メインミーティングの録画設定とは別に扱われます。ルーム内のメンバーが録画を開始することは現在制限されているケースが多く、主催者の設定や組織のポリシーによって異なります。
Q7. 最大何人まで参加できますか?
A. ブレイクアウトルームは最大50ルームまで作成でき、メインミーティングの参加人数制限(最大1,000人)の範囲内で利用できます。ただし、ブレイクアウトルームでの通話品質のため、1ルームあたり参加者が多すぎると通信が重くなることがあります。
まとめ
Microsoft Teamsのブレイクアウトルームは、オンラインでのグループワークや討議をスムーズに行うための強力な機能です。
- 最大50ルームを作成でき、参加者を自動または手動で割り当て可能
- 各ルームで独立した音声・映像・チャット・画面共有が利用できる
- 主催者はすべてのルームを巡回したり一括アナウンスを送ったりできる
- タイマー機能を使えば時間管理もスムーズ
最初は少し設定が多いように感じるかもしれませんが、慣れると非常に直感的に使えるツールです。次回のオンライン研修やワークショップで、ぜひブレイクアウトルームを活用してみてください。
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