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iCloudストレージの「その他」を解放する方法|原因と対策を徹底解説
iCloudストレージの使用状況を確認したとき、「その他」という謎のカテゴリが大量の容量を占めていて困っていませんか。写真やバックアップは削除したのに、なぜか空き容量が増えない——そんな経験をお持ちの方は多いはずです。この記事では、iCloudの「その他」の正体から、iPhone・iPad・Mac・iCloud.comそれぞれでの解放方法、さらにはよくある失敗例や定期的なメンテナンス方法まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。
この記事のまとめ

- iCloudストレージの「その他」は、画面サイズの関係で表示しきれない複数のカテゴリをまとめたもの
- 「その他」には、メール・メッセージ・書類・サードパーティアプリのデータなどが含まれる
- 解放するには、不要なバックアップの削除、メッセージの添付ファイル整理、iCloud Driveの整理が効果的
- 削除したデータは「最近削除した項目」から完全に削除しないと容量が解放されない
- 定期的なメンテナンスと適切な設定で「その他」の肥大化を防げる
「その他」カテゴリの正体とは?
iPhoneやiPadの「設定」からiCloudストレージを確認すると、カラフルな棒グラフで使用状況が表示されます。ここに「写真」「バックアップ」などと並んで表示される灰色の「その他」。このカテゴリの正体を理解することが、ストレージ解放の第一歩です。
「その他」は複数カテゴリの集合体
iCloudストレージ画面で表示される「その他」は、実は特定のデータ種類ではなく複数のカテゴリをまとめたラベルです。iPhoneやiPadなど画面の小さいデバイスでは、使用容量の多い上位3カテゴリのみ名前が表示され、それ以外の項目がまとめて「その他」として扱われます。
たとえばメールやメッセージのデータなど、単独では容量が小さい項目がこの「その他」に含まれることがあります。つまり「その他」は謎の不要データではなく、「写真」「バックアップ」など主要項目以外の残りのデータ総称なのです。
なお、Macなど画面の大きい端末では各カテゴリ名がすべて表示されるため、iPhoneで「その他」となっている内訳もMac上で詳細を確認できます。
「その他」に含まれるデータの具体例
では「その他」には具体的にどんなファイルやデータが含まれるのでしょうか。一般的に容量を占めがちな以下のようなデータが「その他」に分類されることがあります。
- メールの添付ファイル:iCloudメールを利用している場合、写真やPDFなど大きな添付ファイルが蓄積すると容量が増えます
- メッセージの添付メディア:iCloudでメッセージを同期している場合、過去の写真・動画などがストレージを消費します
- iCloud Drive上の書類データ:書類やアプリが保存するファイル類。例えば、デスクトップや書類フォルダを同期している場合のファイル類、各種アプリのデータ
- サードパーティ製アプリのデータ:LINEのトーク履歴バックアップ、WhatsAppのバックアップなど、アプリごとにiCloudに保存されているデータ
- ボイスメモ:iCloudで同期される音声メモ。長時間の録音が多いと容量を取ります
- FaceTime:ボイスメールやFaceTimeメッセージ
このように、「その他」には写真やデバイスバックアップ以外の様々なデータが含まれます。特に普段意識しないメールやメッセージの添付ファイル、アプリの書類データなどが蓄積し、大きな容量になるケースが多いです。
混同しやすい「デバイスストレージのその他」との違い
ここで注意していただきたいのが、iCloudストレージの「その他」とiPhoneストレージの「その他(システムデータ)」は全く別物ということです。
| 種類 | 確認場所 | 正体 | 削除可能 |
|---|---|---|---|
| iCloudストレージの「その他」 | 設定 > [自分の名前] > iCloud | 複数カテゴリの統合表示 | 可能 |
| iPhoneストレージの「システムデータ」 | 設定 > 一般 > iPhoneストレージ | キャッシュやログなどの一時ファイル | 不可(自動管理) |
iPhoneストレージの「システムデータ」はキャッシュファイルやログなどが含まれ、ユーザーが直接削除することはできません。一方、iCloudの「その他」は適切な方法で減らすことが可能です。
「その他」が容量を圧迫する原因
「その他」の占有容量が増える主な原因としては、上記のようなデータの蓄積があります。それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
長年分のメール・メッセージ添付ファイルの蓄積
長年分のメール添付ファイルやメッセージの画像・動画が削除されず残っていれば、それだけで数GB以上になることもあります。日本ではLINEを使う方が多いですが、iPhoneに標準搭載されている**メッセージアプリ(iMessage)**を使っている場合、ここに大きな落とし穴があります。
iMessageでやり取りした写真、動画、ボイスメモは自動的にiCloudに同期され、知らないうちに大量のストレージを消費していることがあります。特に、グループメッセージで頻繁に画像や動画を共有している場合、数GB単位でストレージを使用していることも珍しくありません。
iCloud Drive上の不要な大容量ファイル
iCloud Drive上に不要な大容量ファイル(古い書類やバックアップファイルなど)が残っている場合も容量圧迫の一因です。特にデスクトップとドキュメントの同期機能をオンにしている場合、Macのデスクトップに置いた大きなファイルがそのままiCloudにアップロードされ、知らないうちに容量を消費していることがあります。
キャッシュ(一時ファイル)の蓄積
見落としがちなのがキャッシュ(一時ファイル)の蓄積です。iCloudはクラウド上でデータ同期する際に、一時的なキャッシュや処理用のファイルを保存することがあります。通常これらのキャッシュは自動的に管理・削除されますが、何らかの理由で溜まりすぎてしまうと容量を圧迫する場合があります。
例えばiCloud写真やiCloudバックアップの処理途中ファイルが残存したり、アプリの同期データが一時的に二重に保存されたりすると、その他の領域が無駄に大きくなることがあります。
バックアップの不完全な残存
以前のiPhoneのバックアップが途中で止まって残っていたり、古いデバイスのバックアップが削除されず残存していると、iCloudストレージを食い続け「その他(実際はバックアップカテゴリですが小さい画面では表示名に出ない)」が増大します。
機種変更前のiPhoneやiPadの古いバックアップがiCloudに残っていませんか。使わなくなったデバイスのバックアップは、数GB〜数十GBもの容量を占有していることがあります。
サードパーティアプリのデータ同期
多くのアプリがiCloudを使ったデータ同期機能を持っています。例えば、LINEのトーク履歴バックアップ、ゲームのセーブデータ、メモアプリのデータなどです。これらのアプリを多数インストールしていると、それぞれが少しずつストレージを使用し、合計すると大きな容量になることがあります。
iPhone・iPadで「その他」を減らす方法
iPhoneやiPadから、容量を圧迫している「その他」を減らすための具体的な手順を紹介します。初心者の方でも順番に実行すれば大丈夫です。ポイントは、「その他」の中身=自分の不要なデータを整理・削除することです。以下のステップに沿って進めてみましょう。
ステップ1:iCloudストレージの内訳を確認する
まずは何が容量を使っているのか把握します。
- 設定アプリを開く
- 画面上部の**[自分の名前]**をタップ
- **[iCloud]**をタップ
- 「ストレージを管理」(または**「アカウントのストレージを管理」**)をタップ
その画面で、iCloudストレージの内訳一覧が表示されます。上位に表示されるのは主なカテゴリですが、下の方に各アプリやサービスごとの使用容量がリスト化されているので、「その他」に含まれていそうな項目(メール、メッセージ、各種アプリ名など)とその容量をチェックしましょう。
ステップ2:iOS 17以降の「おすすめ」機能を活用する
iOS 17以降をお使いの場合、システムが自動で削除候補を提案してくれる便利な機能があります。
- 設定 > [自分の名前] > [iCloud]
- **「おすすめ」**をタップ
- 表示される削除候補(古いバックアップ、大きなファイルなど)を確認
- 画面の指示に従って不要なものを削除
この機能を使えば、どのデータを削除すべきかをシステムが教えてくれるので、初心者の方でも安心して作業できます。
ステップ3:不要なiCloudバックアップを削除
最も効果が高い方法の一つです。特に、以前使用していた古いiPhoneやiPadのバックアップが残っている場合は、大幅に容量を解放できます。
- 設定 > [自分の名前] > [iCloud]
- 「ストレージを管理」 > **「バックアップ」**を選ぶ
- 削除したいデバイス名をタップ
- **「バックアップを削除」または「オフにしてiCloudから削除」**をタップ
- 確認画面で**「オフにして削除」**をタップ
重要な注意:バックアップを削除する前に、本当に必要ないか(復元が不要か)を確認しましょう。削除すると対応するバックアップデータがiCloudから消去されます。
現在使用中のデバイスのバックアップ容量を削減する方法
現在使用中のiPhone/iPadのバックアップ容量が大きすぎる場合は、一部アプリのバックアップをオフにすることもできます。
- 「バックアップ」一覧で該当デバイス(このiPhone等)を選ぶ
- その端末でバックアップ対象になっているアプリ一覧と容量が表示される
- 必要のないアプリ(もう使っていないゲームや、大容量データを持つアプリでバックアップしなくてもよいもの)はスイッチをオフ
例えば、写真や動画は他に保存している場合はバックアップから除外するだけで容量節約になります。この設定変更後、不要分のバックアップデータは次回以降iCloudから自動的に削除されます。
ステップ4:iCloud Driveの整理(不要ファイルの削除)
iCloud Driveに保存したファイルが「書類」カテゴリとして容量を取っている場合、その整理で「その他」を減らせます。iPhone/iPadでは「ファイル」アプリを使って簡単に整理できます。
- ファイルアプリを開く
- 画面下部の**「ブラウズ」タブで「iCloud Drive」**を選択
- ここに自分のiCloud Drive上のフォルダやファイルが一覧表示される
- 不要なデータを長押しや右上の「…」メニューから複数選択
- ごみ箱アイコン(削除)をタップ
大きな動画ファイルや重複している書類など、思い当たる不要データをどんどん削除してください(必要なものは事前に別の場所へ移動やダウンロードを推奨)。
重要:削除後、同じくファイルアプリ内の**「最近削除した項目」**フォルダを開き、削除したファイルを完全に消去するのも忘れずに。ここを空にしないと30日間は残って容量を使うため注意です。
ステップ5:iCloudメールの整理
iCloudメール(@icloud.comのアドレス)を利用している場合、メールボックスの整理も有効です。メール自体はテキスト中心で小容量ですが、添付ファイル付きメールは容量を大きく消費します。特に過去に受け取った写真や資料(PDF等)の添付メールが蓄積していると、合計で数GBになることもあります。
iOS最新版での整理方法
iOS最新版では**「iCloud Mail Cleanup」**という便利な機能が追加されています。
- メールアプリを開き、iCloudメールの受信ボックスへ
- 右上の**「…」**をタップ
- **「iCloud Mail Cleanup」**を選択
- 削除するメールの種類を選択して削除
手動で削除する方法
- iPhoneの「メール」アプリで不要なメールを左スワイプして削除
- より効率的には、PCやSafariでiCloud.comにログインし、「メール」からまとめて整理すると楽です
- 受信ボックスだけでなく送信済みやアーカイブに残った大容量メールもチェック
- 不要であればゴミ箱へ移動
削除後は**「ゴミ箱」メールボックスを空にする**のをお忘れなく。ゴミ箱を空にするには、iPhoneの場合は「ゴミ箱」メールボックスを開いて「編集」>「すべて削除」を行います。
ステップ6:メッセージ(iMessage)の整理
メッセージアプリをiCloudで同期している場合、過去のメッセージ履歴もiCloudストレージを消費します。特に写真・動画をたくさん含むやりとりは容量肥大の元です。
個別の添付ファイルを削除する方法
- メッセージアプリを開く
- 整理したい会話を開く
- 画面上部の相手の名前をタップ
- **「写真」セクションで「すべてを見る」**をタップ
- 右上の**「選択」**をタップ
- 削除したい画像・動画をタップして選択
- 「削除」 > **「添付ファイルを削除」**で確定
会話全体を削除する場合は、メッセージ一覧画面で会話を左にスワイプし、ゴミ箱アイコンをタップします。
メッセージの自動削除設定
大量のメッセージを一度に整理する場合は、設定アプリの**「メッセージ」>「メッセージの保存期間」**を活用する方法もあります。
- 設定 > 「メッセージ」
- **「メッセージの保存期間」**を選択
- **「30日」または「1年」**を選択
例えば「1年」に設定すると1年以上前のメッセージは自動削除されるため、古い不要メッセージが溜まっている場合に有効です。ただし必要な履歴まで消えてしまう恐れがあるため、実行前によく確認してください。
ステップ7:その他のアプリデータ削除
「ストレージを管理」の一覧を見ていると、他にも様々なアプリ名が表示されていると思います。例えば「Voice Memos(ボイスメモ)」やサードパーティーのアプリ名があり、数百MB~数GB使っているケースもあるでしょう。そうした項目も「その他」に含まれているデータです。
基本的にそのアプリを開いて不要データを消去すればiCloud上からも削除されます。
ボイスメモの場合:
- 不要な録音をアプリ内で削除
- 併せて「最近削除した項目」フォルダから消去
その他のアプリの場合:
- 不要なクラウドデータ(書類や設定など)をアプリ内で削除
- アプリ自体のiCloud同期をオフにすることで容量を節約
どうしても該当アプリ内で削除操作が見当たらない場合は、iCloudの「ストレージを管理」画面からそのアプリを選択し、「データを削除」(または「書類とデータを削除」)を実行する方法もあります。
注意:この操作を行うとアプリのクラウド上の保存データがすべて消去されるため、そのアプリで大事な情報を同期している場合は注意してください。
ステップ8:写真・動画を整理する
写真や動画は最もストレージを消費しやすいカテゴリです。
- 写真アプリを開く
- 「ライブラリ」 > 「選択」
- 不要な写真・動画を選択してゴミ箱アイコンをタップ
- **「最近削除した項目」**からも完全削除
iOS 16以降をお使いの場合は、重複検出機能も活用しましょう。「アルバム」の「ユーティリティ」セクションに「重複項目」があれば、同じ写真を簡単に統合・削除できます。
「最近削除した項目」を完全に削除する重要性
ここが最も重要なポイントです。iCloudから削除したデータは、すぐには消えません。30日間「最近削除した項目」に保持されます。容量をすぐに解放したい場合は、ここから完全に削除する必要があります。
以上がiPhone・iPad上で「その他」を減らすための主な手順です。順番に実施することで、多くの場合かなりの容量を取り戻せるはずです。
Macで「その他」を減らす方法
Macをお使いの場合も、基本的な方針は同じで不要データの整理です。ただしMacではiCloudストレージの詳細内訳が確認しやすく、作業もPCの大きな画面で行える分、よりスムーズに進められるでしょう。
Macでストレージを確認・管理する
- 画面左上の**Appleメニュー(🍎)から「システム設定」**を開く
- 左サイドバーの**自分の名前(Apple ID)**を選ぶ
- 「iCloud」 > **「ストレージを管理」**をクリック
ここで、各カテゴリの使用量が細かく見られますので、特に大きい項目を把握しましょう。「その他」に相当する細かなカテゴリ(メール、メッセージ、書類など)も個別に表示されるはずです。
不要なバックアップ削除
Macからでも、不要なデバイスのiCloudバックアップを削除できます。
- 上記「ストレージを管理」の一覧から**「バックアップ」**を選ぶ
- 不要なバックアップを選択して削除
Windows PCをお持ちの場合も、iCloud for Windowsアプリから同様の管理が可能です。
Finderを使ってiCloud Driveを整理する
MacではFinderからiCloud Drive内のファイルを直接整理できます。
- Finderを開く
- サイドバーの**「iCloud Drive」**を選択
- 自分のクラウド上のフォルダとファイル一覧が見える
- 不要なファイルやフォルダを選択して右クリックから**「ゴミ箱に入れる」**またはDeleteキーで削除
- 最後にFinderの「ゴミ箱」を空にする
大きなファイルを見つけるコツ:Finderで**⌘ + F**を押して検索し、「種類」を「ファイルサイズ」に変更、「より大きい」「100MB」などで検索すると効率的です。
大量のファイルを移動する場合はFinder上でドラッグ&ドロップでまとめてゴミ箱へ入れることもできます。
なお、デスクトップや書類フォルダの同期を有効にしている場合、ローカルのデスクトップ上にある不要ファイルを消すだけでもiCloud Drive側から消去されます。整理後はMacのストレージと同時にiCloudの空きも増えるはずです。
デスクトップと書類の同期設定を見直す
Macの「デスクトップとドキュメントの同期」機能がオンになっていると、これらのフォルダの全てのファイルがiCloudに同期されます。大量のファイルがある場合、数十GBもの容量を消費することがあります。
同期を解除する手順
- システム設定 > [自分の名前] > iCloud
- **「iCloud Drive」**をクリック
- **「デスクトップフォルダと書類フォルダ」**のスイッチをオフにする
- 確認ダイアログで**「オフにする」**をクリック
重要な注意:同期をオフにすると、Macのデスクトップからファイルが見えなくなります(iCloudには残ります)。ローカルに残したい場合は、事前に別の場所にコピーしておいてください。
Macでメールの添付ファイルを管理する
Macの「メール」アプリを使ってiCloudメールを管理している場合、添付ファイルの削除が有効です。メール本体は残して添付ファイルだけ削除することで、内容は保存しつつ容量を節約できます。
- メールアプリを開く
- メニューバー > 「表示」 > 「並べ替え」 > 「サイズ」
- 大きいメールが上に表示される
- 対象のメールを選択 > メニューバー > 「メッセージ」 > 「添付ファイルを削除」
これにより選んだメールに紐づくクラウド上の添付ファイルデータが消去されます(IMAPであるiCloudメールではサーバー上の添付も削除される点に注意)。大事な添付ファイルは事前にMacに保存しておくと安心です。
また、削除済みメールボックスを空にすることも忘れないようにしましょう。メールアプリの**「メールボックス」メニューから「削除済み項目を消去」**を選ぶことで、ゴミ箱内のメールを一括削除できます。
Macのメッセージ(App)の整理
Mac上のメッセージアプリでも、不要な会話スレッドや添付ファイルを削除すればiCloud上のデータが減ります。特に容量を食っている大きな動画や画像付きのメッセージはどんどん削除しましょう。
個別の画像だけ削除したい場合、メッセージアプリで会話を開き、画像を右クリックして「削除」を選択します(この操作でiCloud上からも削除されます)。
過去の全メッセージを一気に整理したい場合は、必要に応じてiPhone側での自動削除設定を利用しても構いません。
その他アプリデータ
MacでiCloudを利用するアプリ(写真、連絡先、カレンダー、メモなど)は、それぞれアプリ内で不要データを削除すればiCloud容量も減ります。
- 写真.appで不要な写真を削除すればiCloud写真から削除される
- ボイスメモ.appで録音を削除すればiCloud上のデータも減る
基本的にはiPhoneで行ったのと同じ作業をMac側から実行できるイメージです。Macのほうが操作しやすければ、こちらで整理しても良いでしょう。
iCloud.comでの操作方法
パソコンやスマートフォンのブラウザからiCloud.comにアクセスすることで、どのデバイスからでもiCloudストレージを管理できます。
iCloud.comでの基本操作
- ブラウザで icloud.com にアクセス
- Apple IDとパスワードでサインイン
- 2ファクタ認証の確認コードを入力
サインイン後、以下のサービスにアクセスできます。
- iCloud Drive:ファイルの管理、削除
- 写真:写真・動画の閲覧、削除
- メール:メールの管理、ゴミ箱の削除
「最近削除した項目」の完全削除
iCloud.comでも削除したデータは30日間保持されます。
- iCloud Drive:サイドバーの「最近削除した項目」を選択 > 完全削除
- 写真:「最近削除した項目」アルバムを開く > 選択して削除
データを復元する方法
誤って削除してしまった場合は、icloud.com/recoveryから30日以内のデータを復元できます。ファイル、連絡先、カレンダー、ブックマーク、最近削除した写真などの復元が可能です。
iCloud設定の見直しポイント
「その他」を含めiCloudストレージを圧迫しないようにするには、日頃の設定管理も重要です。以下に見直すべきポイントを挙げます。
バックアップの最適化
iCloudバックアップは便利ですが、何でもかんでもバックアップしているとすぐ容量不足になります。
- 設定アプリの**「iCloudバックアップ」**で不要なアプリのバックアップはオフにする
- 例:容量の大きいゲームや、カメラロールは他で管理している場合はオフ
- 古いデバイスのバックアップは定期的に削除(機種変更後に残っているケースが多い)
写真・動画の扱い
写真や動画はiCloud上では「写真」カテゴリとして表示され「その他」ではありませんが、ストレージ全体を圧迫する代表です。
- iCloud写真(フォトライブラリ)を使っている場合、容量に余裕がなければ同期をオフにすることも検討
- ただしオフにするとクラウド上の写真は一定期間後に削除されるため、事前にMacや外部ストレージに写真をダウンロード&保管が必要
- 代替策:Googleフォトなど他のクラウドサービスに写真を移す、外付けHDDにバックアップする
メールの自動整理
iCloudメールを頻繁に使うなら、不要メールを自動で削除する設定も有効です。
- メールアプリの設定で「古いメールを削除」ルールを設定
- 迷惑メールは一定期間で消去するように設定
- 容量の大きなメールは受信時にローカルに保存してサーバーから削除
- 普段から不要メールはすぐ削除する習慣をつける
不要な同期の停止
iCloudで同期できる項目は他にも「ボイスメモ」「Safariデータ」「ヘルスケア」「ゲームのセーブデータ」など色々あります。
基本的にそれほど大きな容量にはなりませんが、使っていない機能であればオフにしておくのも一つです。例えば:
- ボイスメモを使っていないなら設定でオフにすれば将来的な容量増加を防げる
- Safariの読み込みリストなどもオフにできる
ただしオフにするとそのデータの同期・バックアップが取れなくなるため、必要性を考えて判断してください。
定期的なメンテナンス方法と便利ツール
一度整理しても、使っているうちにまたデータは蓄積していきます。iCloudストレージを常に快適に保つには、定期的なメンテナンスが大切です。
月に一度行いたい定期チェック
- ストレージ使用状況の確認:設定アプリのiCloudストレージ画面を開き、容量バーの状況や各カテゴリの使用量を確認
- 「その他」が目立つ場合:再度内訳を確認し、どのデータが増えているか把握
- 不要な写真・動画の削除:特に動画は容量が大きいため優先的に整理
- 「最近削除した項目」の完全削除:30日待たずに削除して容量を即座に解放
- 古いバックアップの確認:使用していないデバイスのバックアップがないか確認
早めに気づけば対処も短時間で済みます。
不要データのこまめな削除習慣
日頃から不要になった写真やメール、書類ファイルなどは放置せず削除する習慣をつけると、大掃除の手間が減ります。特に以下を定期的に実施しましょう。
- メールのゴミ箱を空にする
- 写真アプリの「最近削除した項目」フォルダを空にする
- ファイルアプリの「最近削除した項目」を確認
外部ストレージや別クラウドの活用
iCloudの容量に余裕がない場合、無理にすべてをiCloudに置かず他の保管先を使うのも有効です。
- 大量の写真や動画はUSB接続の外付けHDDにバックアップ
- 重要な書類はGoogle DriveやDropboxに移す
- OneDriveやGoogleフォトなど他社クラウドは追加容量が比較的安価だったり無料枠が大きかったりする
結果的にiCloud上のデータ量を減らせれば、「その他」も増えにくくなります。
iCloud管理ツールの利用
データ整理を助けてくれるツールを活用するのもおすすめです。
- ファイル管理アプリで重複ファイルを検出・削除
- PC用ソフトでiCloudデータを一括ダウンロード&削除
具体的には、Tenorshare社のiCareFoneや、CopyTrans社のiCloud管理ツールなどが知られています。それらを使えばワンクリックで写真を全部PCに保存してiCloudから消す、といったことも可能です。
ただし基本的な操作は手動でも十分できますので、無理に購入しなくてもOKです。ご自身が管理しきれないほど大量のデータがある場合の手段として覚えておくと良いでしょう。
Apple公式サービスの活用
もしどうしてもデータを減らせない場合、AppleのiCloud+プランの検討も最後の手段です。
- 50GB(月額150円)、200GB(月額450円)、2TB(月額1,500円)などのプランあり
- ファミリー共有で家族最大6人で共有可能(200GB以上のプラン)
- 家族とシェアしているなら大容量プランの方が安心
ただ、課金せずとも上記の整理術でかなり容量に余裕を持たせられるケースが多いです。まずは無料でできる整理を試してみて、どうしても足りなければプラン変更を検討しましょう。
よくある失敗例と注意点(やってはいけないこと)
iCloudストレージ整理における注意点をまとめます。誤った操作をすると大切なデータを失いかねませんので、以下を心に留めて安全におこないましょう。
失敗1:不用意に重要データを削除してしまう
当たり前ですが、削除したデータは基本的に元に戻せません(30日以内なら「最近削除した項目」から復元可能)。メールの添付削除などを行う際は、本当に不要か慎重に判断してください。
特にiCloud上のみ保存している写真や書類を消すと他にコピーが無ければ取り返しがつきません。必要なら削除前に必ずローカルに保存・バックアップを取ってください。
失敗2:「その他」=消しても良いデータと誤解する
「その他」に含まれるのは自分のデータです。不明な項目だからといって闇雲に消せば良いわけではありません。
例えばアプリのクラウドデータを削除すると、そのアプリ内の情報(ゲームのセーブデータや設定など)まで失われます。何のデータか理解した上で削除することが大事です。不明な項目は無理に消さず、そのアプリを起動して確認するか、必要ならネットで調べてから判断しましょう。
失敗3:iCloud写真をオフにして写真が見えなくなる
iCloud写真をオフにすると、iPhoneにオリジナルの写真がダウンロードされていない場合、サムネイルのみが残り高解像度の写真にアクセスできなくなることがあります。
対策:オフにする前に、設定 > [自分の名前] > iCloud > 写真で「オリジナルをダウンロード」を選択し、ダウンロードが完了するまで待ちます。
失敗4:削除が他のデバイスにも反映されることを知らない
iCloudで同期されているデータを1つのデバイスで削除すると、同じApple IDでサインインしている全てのデバイスから削除されます。
対策:削除前に必ずバックアップを取る、または同期をオフにしてからデバイス単体で削除します。
失敗5:デバイスからサインアウトしてもストレージは減らない
iCloudからサインアウトすれば「その他」が消えるのでは?と考える方もいるかもしれませんが、サインアウトはデータの同期を解除するだけでクラウド上の容量使用量には変化ありません。
むしろ誤ってサインアウト時に「iPhone上のデータを削除」を選ぶと端末内のデータが消えてしまいます。ストレージ整理の目的でサインアウト操作は行わないようにしてください。
失敗6:設定を極端に変更する
容量確保のためとはいえ、必要な同期までオフにしてしまうと思わぬ不便が生じます。
例えば写真の同期をオフにした結果、デバイス間で写真が共有されずバックアップも取られなくなるといったことがあります。便利さと容量節約のバランスを考え、普段の使い方に支障が出ない範囲で最適化することを意識しましょう。
失敗7:大事なバックアップまで削除してしまう
不要なバックアップは消して良いですが、万一に備えておきたいバックアップまで消さないよう注意です。特に最新のデバイスのバックアップは基本的に残しておき、過去の古いものだけ消すのが安全です。
また、iCloudで消す代わりにパソコンへ暗号化バックアップを保存しておく方法もあります。バックアップを整理する際は「本当に復元が不要か?」をよく考えて判断しましょう。
失敗8:「最近削除した項目」を確認せずに復元を諦める
削除したデータは30日間は復元可能です。誤って削除してしまった場合は、まず「最近削除した項目」を確認しましょう。また、icloud.com/recoveryからも復元操作が可能です。
失敗9:ストレージ容量オーバーでバックアップが止まっていることに気づかない
「iCloudストレージがいっぱいです」という通知を無視していると、自動バックアップが停止している可能性があります。万が一の時にデータを復元できなくなる恐れがあるため、定期的にストレージ状況を確認してください。
トラブルシューティング
削除したのに容量が減らない場合
原因1:「最近削除した項目」にデータが残っている
写真、ファイル、メッセージなど各アプリの「最近削除した項目」を完全に削除してください。
原因2:同期の反映に時間がかかっている
Wi-Fiに接続した状態で数時間待ち、デバイスを再起動してみてください。iCloudの同期は、特にデータ量が多い場合、完了までに時間がかかることがあります。
原因3:複数デバイスで同期中
複数のAppleデバイスを使用している場合、全てのデバイスで同期が完了するまでストレージの表示が正確でないことがあります。
ストレージ表示がおかしい場合
- デバイスを再起動する
- Wi-Fi接続を確認し、安定したネットワークに接続する
- iCloudからサインアウトして再度サインインする(データは消えません)
サインアウトの手順:設定 > [自分の名前] > 画面下部の「サインアウト」
ただし、前述の通り、ストレージ整理の目的でサインアウトしても意味がないため、あくまで表示の更新が目的の場合のみ実施してください。
同期エラーが発生する場合
- インターネット接続が安定しているか確認
- 設定 > 一般 > 日付と時刻で「自動設定」がオンになっているか確認
- Apple システム状況ページ(apple.com/jp/support/systemstatus/)でiCloudサービスに障害がないか確認
- iOSを最新バージョンにアップデート
よくある質問(FAQ)
Q. iCloud+にアップグレードすべきですか?
容量不足に悩んでいる場合、**50GB(月額150円)**へのアップグレードは検討の価値があります。特に写真や動画を多く撮影する方、複数のAppleデバイスを使用している方には、200GB(月額450円)や2TB(月額1,500円)プランもおすすめです。
Q. 「その他」を完全にゼロにできますか?
「その他」には必要なシステムデータも含まれるため、完全にゼロにすることはできません。しかし、この記事で紹介した方法で大幅に削減することは可能です。
Q. iCloud以外にバックアップを取る方法はありますか?
はい。iPhoneをパソコンに接続し、**Finder(Mac)またはiTunes(Windows)**でローカルバックアップを取ることができます。重要なデータは複数の場所にバックアップすることをおすすめします。
Q. 家族とストレージを共有できますか?
iCloud+のファミリー共有機能を使えば、200GB以上のプランを家族最大6人で共有できます。例えば200GBプランなら、4人家族で1人あたり約50GB相当を利用できる計算になります。
Q. 5GBの無料枠でもやり繰りできますか?
日頃から少し気を付けるだけで5GBの無料枠でも意外とやり繰りできます。特に以下を実践すれば十分です。
- iCloud写真をオフにして外部ストレージやGoogleフォトを利用
- 不要なバックアップを定期的に削除
- メッセージの保存期間を制限
- メールやファイルをこまめに整理
まとめ
iCloudストレージの「その他」は、画面サイズの制約により複数のカテゴリがまとめて表示されているものです。正体がわかれば、適切な方法で効果的にストレージを解放できます。
ポイントは、「その他」は特殊な迷惑データではなく自分のデータの集まりだということ、そして定期的な整理と設定の工夫で十分に容量を確保できるということです。
最も効果が高いのは、古いバックアップの削除、メッセージの添付ファイル整理、iCloud Driveの整理、そして**「最近削除した項目」の完全削除**です。特に「最近削除した項目」は見落としがちですが、ここを空にしないと実際に容量は解放されません。
定期的なメンテナンスを習慣にすることで、「いつの間にかストレージがいっぱい」という状況を防ぐことができます。月に一度のストレージチェック、不要データのこまめな削除、適切なバックアップ設定を心がけましょう。
困ったときはまたAppleのサポート情報や各種ツールも活用しながら、快適なiCloudライフを送っていただければと思います。この記事を参考に、ぜひ出来る範囲からお試しください。お疲れ様でした!
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