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ゲストWi-FiとメインWi-Fiの速度差を解消する完全ガイド
セキュリティはそのまま、来客Wi-Fiを快適にする方法(初心者向け)
「ゲストにWi-Fiを貸したら遅い…」
自宅の来客用Wi-Fi(ゲストWi-Fi)が遅いと、動画は止まるし、ビデオ通話は途切れるし、地味に気まずいですよね。
結論から言うと、ゲストWi-Fiが遅い原因は大きく2つです。
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(A) ルーター設定(帯域制限 / QoS / 2.4GHz固定など)
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(B) 電波環境(家の構造・間取り・干渉・チャネル・設置場所)
この2つを順に潰していけば、セキュリティを犠牲にせず、メインWi-Fiに近い体感速度まで改善できるケースが多いです。
まず結論:最短で効く「5ステップ」
いきなりメーカー別の設定に入る前に、まずはこの順番で進めてください。9割はここで方向性が決まります。
STEP 1:同じ場所で「メイン」と「ゲスト」を測る
同じ端末・同じ場所・同じ時間帯で測定します(ここ超重要)。
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Googleで「インターネット速度テスト」
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Fast.com(シンプル)
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Speedtest(Ookla)
目安
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ゲストがメインの 50%以下:設定・周波数帯・チャネルの問題が濃厚
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ゲストがメインの 70〜80%:許容範囲(改善余地はある)
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ほぼ同じ:ゲスト設定は概ねOK(遅いなら回線側・端末側の可能性)
STEP 2:ゲストWi-Fiが「2.4GHz固定」になっていないか
ゲストが2.4GHz固定だと、同じ部屋でも5GHzより体感が落ちやすいです。
可能なら ゲストも5GHzを有効化(対応ルーターの場合)。
STEP 3:ゲストの「帯域制限(Bandwidth Limiting)」を確認
TP-Link / ASUS など一部メーカーは、ゲストに上限Mbpsを付けられます。
意図せず「10Mbps」などになっていると、動画が厳しくなります。
STEP 4:QoS(優先度)がゲストを殺していないか
QoSで「ゲスト=低優先」になっていると、夜の混雑時にゲストが極端に落ちることがあります。
STEP 5:設置場所とチャネル(W52推奨)を見直す
とくにマンションは干渉が多いです。5GHzの**W52(36〜48ch)**に寄せると安定しやすいです(理由は後述)。
ゲストWi-Fiとは?メインWi-Fiと何が違う?
ゲストWi-Fiは、メインの家庭内ネットワークとは分離された訪問者用ネットワークです。
インターネットは使える一方、メイン側のPC・NAS・プリンターなど家庭内機器へのアクセスは遮断されるのが一般的です。
この「分離(隔離)」のおかげで安全性が上がりますが、設定や環境次第で速度差が出ることがあります。
ゲストWi-Fiが遅くなる主な原因(優先度順)
1)帯域幅制限(見えない速度上限)
ルーター側で「ゲストは最大○Mbpsまで」と制限できる機種があります。
これが入っていると、回線が速くてもゲストは伸びません。
2)QoSでゲストが低優先になっている
家族が動画視聴・ゲーム・会議をしている時間帯に、ゲストがガクっと落ちるならこれが濃厚です。
3)ゲストが2.4GHz帯のみ(または2.4GHzに吸い寄せられる)
2.4GHzは届きやすい反面、干渉が多く速度が出にくい傾向があります。
同じ距離なら、基本は 5GHzの方が速いです(ただし壁が多いと逆転もあります)。
4)ルーター性能不足(複数SSID・隔離処理でCPUが詰まる)
古いルーターや廉価モデルだと、ゲスト分離や複数SSID運用で処理が追いつかず速度が落ちることがあります。
5)電波環境(家の構造・間取り・設置場所・干渉・チャネル)
特に集合住宅は干渉が多く、チャネル・設置場所で差が出ます。
初心者でもできる設定変更(まずここだけでOK)
1)ゲストWi-Fiの帯域制限を解除・緩和
管理画面(またはアプリ)で以下を探します。
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「Bandwidth Control / 帯域制御 / 帯域制限」
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「Guest Network Bandwidth」
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「ゲストネットワークの上限」
目安の設定(迷ったら)
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ダウンロード:50〜200Mbps(回線に応じて)
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アップロード:10〜50Mbps(会議があるなら上げる)
※「完全に無制限」でも良いですが、ゲストが大量DLすると家族側が遅くなる可能性があるため、家庭の使い方に合わせて。
2)ゲストでも5GHz(可能なら6GHz)を使う
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ゲストSSIDが 2.4GHzしかない → 5GHzゲストSSIDが作れるか確認
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作れる場合:ゲスト(5GHz)を有効化
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作れない場合:後述の「代替策(別SSID運用)」へ
3)QoS(優先度)を「標準」または「ゲストを下げすぎない」に
QoSが難しければ、まずは
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QoSを一旦OFF → 速度差が縮むか確認
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縮むなら、次に「標準」や「動画優先」などプリセットで調整
4)ルーターの置き場所を最適化(効果が大きい)
初心者でも成果が出やすい「置き場所の鉄板」をまとめます。
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家の中心寄り
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床から1〜2mの高さ
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棚の奥・押し入れ・テレビ裏は避ける
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金属ラック・電子レンジ・水槽の近くは避ける
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2階建てなら「階段付近」など上下に抜ける場所が強い
5)ファームウェア更新(地味に効く)
ゲスト機能の不具合や安定性改善が含まれることがあります。
更新前に、可能なら設定バックアップを取っておくと安心です。
メーカー別:ゲストWi-Fi設定の具体手順(主要どころ全部)
※機種・ファームウェアで画面名が多少異なります。「近い名前」を探してください。
Buffalo(バッファロー)
アクセス:ブラウザで 192.168.11.1
(ログイン情報は本体ラベルや初期設定カード)
ゲスト有効化の探し方
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「詳細設定」→「無線設定」→「ゲストポート」等
速度改善ポイント
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ゲスト専用の帯域制限がない機種も多いので、遅いなら
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ゲストが2.4GHzになっていないか
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5GHzのSSIDを使えているか
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チャネル混雑・設置場所
を優先して確認。
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NEC Aterm(エヌイーシー)
アクセス:http://aterm.me/ または 192.168.10.1
(Web PWは本体ラベル)
ゲストSSID
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「Wi-Fi設定」→「詳細設定」→「ゲストSSID」
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「ネットワーク分離」ON(基本推奨)
速度改善ポイント
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2.4/5GHzのゲストSSIDが作れるか確認
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バンドステアリングの設定次第で端末が2.4GHzへ寄ることがあるため、必要ならSSID分離で運用。
ELECOM(エレコム)「友だちWi-Fi」系
機能として 2.4GHzのみのタイプがあります。
この場合、メインが5GHzなら速度差は出やすく、改善には限界があります。
現実的な改善策
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速度が必要なら「友だちWi-Fi」は割り切り、
代わりに 5GHzの別SSID(来客用) を作れる機種ならそちらを使う -
できない場合は、買い替え(またはメッシュ)も検討対象。
I-O DATA(アイオーデータ)
アクセス:192.168.0.1(機種により異なる)
ログインは本体・設定シート参照
Guest SSID
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「無線設定」→「Guest SSID機能」→有効化
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2.4/5GHz両方対応の機種もあるので、5GHzゲストを優先
注意
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そもそもGuest SSID非対応の機種もあります(型番で要確認)。
TP-Link(Archer / Deco)
TP-Linkは「帯域制限」を触れる機種があるので、まずそこを疑うのが最短です。
Deco(メッシュ)
アプリ:
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「その他」→「Wi-Fi設定」→「ゲストネットワーク」
Archer(単体ルーター)
管理画面:
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「詳細設定」→「ワイヤレス」→「ゲストネットワーク」
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「帯域幅制御 / Bandwidth Control」または類似項目を確認
速度改善ポイント
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帯域制限を緩和・無効化
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5GHzゲストSSIDを有効化
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メッシュならノード配置の最適化(後述)
ASUS(ASUS Router / AiMesh)
ASUSはゲストに「Bandwidth Limiter」を持つ機種があり、これが原因の本命になりがちです。
※APモードだと一部機能が使えない場合があります。
アクセス:http://www.asusrouter.com または 192.168.1.1
ゲストネットワーク
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「Guest Network」→ 2.4GHz/5GHzのEnable → SSID/パス設定
帯域制限
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「Bandwidth Limiter」→ Yes/No
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値を上げる、またはNo(無効)にする
AiMesh注意
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親機側で設定し、「Sync to AiMesh Node」を有効にしないと、ノード側でゲストが使えない/不安定になることがあります。
NETGEAR(Nighthawk / Orbi)
家庭用モデルは「ゲスト専用帯域制限」が無いことが多いです。
遅いなら 2.4GHz固定/干渉/設置/チャネル を重点的に。
アクセス
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http://www.routerlogin.net(Nighthawk) -
http://orbilogin.com(Orbi)
ゲストネット
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「Guest Network」→ 2.4/5GHzを有効化
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「Allow guests to see each other…」は通常OFF推奨
建物タイプ別:効く対策が変わる(ここ重要)
木造戸建て:比較的通るが「断熱材・上下階」で落ちる
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2階建て:階段付近/中央寄りが強い
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5GHzは速いが、壁が増えると落ちやすい
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ゲストは「同じ部屋=5GHz」「離れた部屋=2.4GHz」など使い分けが現実的
鉄骨:反射・遮蔽+集合住宅の干渉が混ざる
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5GHz優先(干渉回避)
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ルーターを棚奥に置くと一気に死ぬので設置見直しが効く
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Wi-Fi Analyzerでチャネル混雑を確認(後述)
RC(鉄筋コンクリート):メッシュ or 有線が“勝ち筋”
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壁1枚で5GHzが極端に落ちることがある
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メッシュWi-Fi推奨(できれば有線バックホール)
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ゲストは安定重視で2.4GHzも併用(ただし干渉が多いなら5GHzを調整)
間取り別:機器選びの目安(迷ったらこれ)
| 間取り | 木造/鉄骨の目安 | RCの目安 |
|---|---|---|
| ワンルーム〜1LDK | ルーター1台で十分 | 1台+設置最適化で多くはOK |
| 2LDK〜3LDK | 場合により中継器/メッシュ | 中継器よりメッシュ優先 |
| 4LDK以上 | メッシュ推奨 | メッシュほぼ必須 |
| 2〜3階建て | 中央/階段付近+必要なら各階補強 | メッシュ+(可能なら有線) |
「チャネル最適化」で速度が伸びる(特にマンション)
同じチャネルにWi-Fiが密集すると干渉して遅くなります。
特に集合住宅はここがボトルネックになりがちです。
2.4GHz:1 / 6 / 11のどれか
2.4GHzは基本、干渉しにくい 1 / 6 / 11 のどれかを選びます。
「自動」でもOKですが、混雑が酷い場合は手動固定が効くことがあります。
5GHz:ゲストはW52(36〜48ch)を推奨
5GHzはDFS(レーダー検知)対象チャネルだと、検知時に通信が止まることがあります。
来客の会議や動画が途切れるとストレスなので、ゲスト用途はまず W52(36〜48) を優先。
最新Wi-Fi規格で何が変わる?(買い替え判断の材料)
Wi-Fi 6(11ax):同時接続に強い
端末が多い家庭(家族+来客)ほど、Wi-Fi 6の恩恵が出やすいです。
「混雑時に落ちる」を改善しやすい世代。
Wi-Fi 6E(6GHz):混雑を避けられるが距離に弱い
同じ部屋で使うなら強い。壁が増えると急に落ちやすいので、住宅構造と相性を見て。
Wi-Fi 7:対応端末が揃うと強いが、まずは環境設計が先
MLOなど魅力はありますが、体感改善は「置き方・メッシュ設計・チャネル」が先に効きます。
買い替えは“最後の一手”でOKです。
セキュリティを犠牲にしない速度改善の鉄則
速度を上げたいからといって、ここは絶対に崩さないでください。
絶対にやってはいけない
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「イントラネットアクセス」をON(家庭内機器に触られるリスク)
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クライアント隔離(AP Isolation)をOFFにしてゲスト同士を自由にする
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暗号化を弱くする(オープン/WEPなど)
速度のために調整してよい(安全性を落としにくい)
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帯域制限の緩和(10→50Mbpsなど)
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QoS優先度の調整(ゲストを“低”にしすぎない)
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5GHz(可能なら6GHz)を有効化
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チャネル最適化(W52推奨)
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設置場所の改善、メッシュ導入、有線バックホール
速度測定と切り分け(詰まったときのチェックリスト)
ステップ1:回線が遅いのか?Wi-Fiが遅いのか?
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可能ならPCをルーターへ有線接続して測る
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有線でも遅い → 回線/プロバイダ側の可能性
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有線は速い → Wi-Fi側の問題
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ステップ2:端末側の問題を潰す
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端末を再起動
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VPNやバックグラウンド同期を止める
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同じ端末でメイン/ゲストを比較(端末差を排除)
ステップ3:ゲスト設定の問題を潰す
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帯域制限
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2.4GHz固定
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QoS優先度
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DFSチャネル(W52に寄せる)
まとめ:ゲストWi-Fi高速化チェックリスト(これだけ見ればOK)
優先順位(上から順に効きやすい)
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同条件で速度測定(同端末・同場所・同時間)
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ゲストが2.4GHz固定でないか → 可能なら5GHzゲストを使う
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**帯域制限(Bandwidth Limiting)**を確認(TP-Link/ASUSは特に)
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QoSでゲストが低優先になっていないか
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**5GHzはW52(36〜48ch)**へ(DFS回避で安定)
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ルーター設置場所(中央・高め・開けた場所)
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ファームウェア更新
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広い家/RC造はメッシュ(可能なら有線バックホール)
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それでもダメならルーター買い替え(Wi-Fi 6以降)
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