WindowsXPを初期化する手順

公開日：2022/09/18　更新日：2022/09/21　

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WindowsのOSで人気の高いWindowsXP。サポートが終わった今でも利用するユーザーが俄然多くいます。操作性や機敏性など優れたOSのために、XP以降のOSに抵抗がある方も多いようです。今回はそんなWindowsXPの初期化する手順についてご紹介します。人気OSということもあり、初期化手順はいろいろな人がオリジナリティ高いものも含め紹介されていますが、公共性という意味で、今回はWindowsXPのハードディスクの初期化方法と、Dellの公表しているWindowsXPの初期化手順をベースにご紹介します。

今となっては、不具合の出始めたWindowsXPパソコンの廃棄を検討している方もいらっしゃるでしょう。WindowsXPを継続利用するための初期化だけでなく、不具合の出始めたWindowsXPを安全に廃棄に出すために初期化も紹介いたしますのでご興味のある方はぜひ、ご覧ください。

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初期化とは

パソコンの初期化はリカバリーとも言います。工場出荷時や１番最初の状態に戻すことです。

初期化した場合、１番最初の状態に戻るわけですので、後からインストールしたソフト、保存していないデータ、カスタマイズした設定などは全て消えます。ウイルスに感染していた場合は、ウイルスも消えます。

初期化することのメリット、デメリット

初期化することのメリットは、不具合があるシステムなどが元に戻り、パソコンが軽く速く動くようになります。気づかないうちに入っていたスパイウェアなどがいれば、消すことができます。

デメリットとしては、各種ドライバーやソフトウェアを再度インストールし直さなければいけません。バックアップしていない場合、保存していた写真や音楽、文章などが全て消えてしまいます。セキュリティパッチなどが古くなり、最新にするまでに不安定な状態になります。

Windows XPの初期化について

Windows XPの初期化方法に関して紹介します。基本的にイメージリカバリを利用することで、従来のWindows再インストールより簡単な操作で工場出荷時の状態（初期化）へ戻すことができます。

注意事項

事前に注意しておきたいことは以下の通りです。

●ハードディスクのフォーマットをおこなうと、既存のデータは全て消去されますので、事前にパックアップを取っておいてください。

●周辺機器や増設機器は全て外した状態で作業をおこなってください。

●ノートパソコンをお使いの場合は、ACアダプタに接続した状態で作業をおこなってください。

Windows XPのハードディスクを初期化する手順

まずは、Windows XPパソコンの廃棄を検討されている方向けの説明をいたします。パソコンの中には個人情報がたくさん含まれています。データが流出した場合、持ち主の責任となってしまいますから、きちんとテータ削除をしてから廃棄・リサイクルに出しましょう。

①「マイコンピュータ」から「管理」項目をクリックすると「コンピュータの管理」が表示されます。

②「ディスクの管理」を選択すると、「ディスクの初期化」が表示されるので「OK」を選択します。

③これでハードディスクの初期化が完了しました。

④初期化したドライブの「未割り当て」を右クリックして「新しいパーティション」を選択することで、新しいパーティションウィザード」が開きますので「次へ」をクリック。

⑤「プライマリパーティション」の項目にチェックを入れ、「次へ」進んで、パーティションサイズとドライブ文字を決めます。

⑥上記までできたら、「ファイルシステム」を「NTFS」にし、アロケーションユニットサイズ」を『既定値』として、「クイックフォーマットする」にチェックをすると実行します。

どうしても不安な場合は、料金はかかりますが、データ消去サービスをおこなっているパソコンショップもあります。この依頼も名の知れたショップに依頼することをおすすめいたします。

Windows XPを初期化する手順（dellの場合）

①コンピュータの電源を入れ、３秒〜４秒経過すると、「www.dell.com」の画面が表示されます。この画面が表示されたらすぐにキーボードの「CTRL」キーを押しながら、「F11」キーを５回程押します。※画面が表示されている間に、キー入力がされない場合は、Windowsが起動してしまいます。その場合は、１度コンピュータの電源を切り、再度やり直してください。

※この後パソコンの構成によって【パターン１】【パターン２】に分けられ作業が異なります。