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WebView2は、アプリの中にWebページを表示するためにMicrosoftが提供している部品(ランタイム)です。画面の描画にはMicrosoft Edgeのエンジンが使われますが、このランタイムを入れてもEdge本体がインストールされるわけではなく、既定のブラウザーの選択も変更されないと案内されています。アプリ内のWeb表示を支える裏方だと考えると分かりやすいでしょう。
詳しい解説
WebView2(Microsoft Edge WebView2)は、Windows向けアプリの画面の一部にWebページやWeb技術で作られた機能を埋め込むための部品です。これがあることで、アプリ側はブラウザーを別ウィンドウで開かせなくても、自分の画面の中にWebの表示領域を持てるようになります。
描画を担当するのはMicrosoft Edgeのレンダリングエンジンで、複数のアプリが共通のランタイムを利用する形が一般的です。このランタイムの更新は、Officeなどの更新チャネルとは切り離された独自の自動更新のしくみで行われると説明されています。
配布については、2021年4月以降、Microsoft 365 Appsのバージョン2101以降が入ったWindows端末へ順次インストールされてきたとされています。Windows 11にはEvergreen版のWebView2ランタイムが組み込まれているとも案内されています。Microsoftが依存機能の例として挙げているものには、OutlookのRoom Finder(会議室検索)やMeeting Insights、Officeアドインなどがあります。
導入されているかどうかは、「プログラムと機能」(アプリと機能)の一覧に「Microsoft Edge WebView2 Runtime」の項目があるかどうかで確認できます。なお、ボリュームライセンスの永続版であるOffice 2019までのアドインは、Trident(IE11)やEdgeHTMLといった別のしくみを使うと説明されており、どのアプリのどの機能がWebView2を使うかは製品やバージョンによって異なります。
対応範囲や配布方法、更新のしくみは今後変わる可能性があります。手元の環境での正確な条件は、Microsoftの公式ドキュメントで最新の情報をご確認ください。
Windowsのアプリを使っていると、画面の一部にWebページのような領域が表示されることがあります。そこだけ真っ白のままだったり、サインイン画面が出てこなかったりしたとき、ふだん使っているブラウザーの既定を変えたりキャッシュを消したりしても状況が変わらない場合があります。アプリの中のWeb表示は、ブラウザーそのものではなく別の部品が担当していることがあるためです。うまくいかないときは、ブラウザー側だけでなく、アプリやWindows側の状態も確認の対象になると覚えておくと切り分けが早くなります。
別の呼び方
Edge WebView2
WebView2ランタイム
Microsoft Edge WebView2 Runtime
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