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組戻し(くみもどし)

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一般IT用語

読みくみもどし
英語Recall of Remittance

ひとことでいうと

組戻し(くみもどし)は、いったん完了した銀行振込を取り消して資金を戻してもらうよう、金融機関に依頼する手続きです。振込先の口座番号を間違えた場合や、不正送金の被害に遭った場合などに依頼されます。ただし原則として受取人の同意が必要とされ、必ず資金が戻るとは限らない点に注意が必要です。

詳しい解説

組戻しとは、銀行振込の手続きが完了した後に、依頼人(振り込んだ側)からの申し出によって、その振込を取り消し、資金を返してもらうよう金融機関に依頼する手続きのことです。振込先の口座番号を間違えて送金してしまった場合や、ネットバンキングの不正送金の被害に遭った場合などに依頼されます。

注意したいのは、いったん相手の口座に入金された資金は、法律上その受取人のものとして扱われるという点です。そのため組戻しには原則として受取人の同意(返金の承諾)が必要とされ、金融機関が一方的に資金を引き戻せるわけではありません。依頼を受けた金融機関が受取人側の金融機関を通じて受取人へ連絡し、承諾が得られてはじめて資金が戻る、という流れが一般的とされています。

したがって、受取人と連絡が取れない場合、同意が得られない場合、すでに資金が引き出されてしまっている場合などは、資金が戻らないことも少なくありません。また、組戻しには手数料がかかる場合があります。

詐欺による送金の場合は、組戻しとは別の経路として、振り込め詐欺救済法に基づいて振込先口座を凍結し、口座に残った資金を被害者へ分配する(被害回復分配金)という仕組みもあります。誤送金でも詐欺被害でも、気づいた時点でできるだけ早く、取引先の金融機関や警察へ連絡することが大切です。

なお、手続きの可否・所要期間・手数料・受付窓口(店頭か、ネットバンキングか)は金融機関によって異なり、変更されることもあります。最新の取り扱いは、ご自身が利用している金融機関の公式案内で確認してください。

具体的な場面

ネットバンキングで家賃を振り込んだ直後、口座番号の下一桁を打ち間違えていたことに気づきました。慌てて銀行に連絡すると組戻しの依頼は受け付けてもらえましたが、「相手の方の承諾が必要なので、戻るまで日数がかかりますし、承諾いただけない可能性もあります」と説明されました。数日後に受取人の同意が得られ、手数料を差し引く形で資金は戻ってきました。振込は送信前の確認が何よりの防御だと痛感した一件です。

別の呼び方

組戻し(くみもどし)
Recall of Remittance
組戻し
組み戻し
振込の組戻し

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