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インターネットで送受信されるデータの小さなまとまり(パケット)が、通信の途中で失われてしまう現象です。回線速度の数値が十分でも、パケットロスが多いとビデオ会議の途切れやオンラインゲームのラグにつながるとされています。pingコマンドなどで損失率を確認できます。
詳しい解説
インターネットの通信では、データは「パケット」と呼ばれる小さな単位に分割されて送受信されます。パケットロスとは、このパケットの一部が相手に届かず、途中で失われてしまう現象を指します。
失われたパケットを再送する仕組みもありますが、再送には時間がかかるため、映像や音声のようにリアルタイム性が求められる通信では、途切れやラグとして体感されやすくなります。回線速度(Mbps)の数値が十分に出ていても、パケットロスが多いと快適に使えないことがあるのが特徴です。
パケットロスの度合いは「損失率」として表され、WindowsやMacに標準搭載されているpingコマンドなどで測定できます。一般的には損失率0%台が正常の目安とされ、数%を超える状態が続く場合は何らかの問題が疑われます。
原因は、Wi-Fiの電波状況やLANケーブルの劣化、ルーターの不調といった宅内の要因と、夜間の回線混雑など宅外の要因に大きく分けられます。有線接続に切り替えて改善するか試す、ルーターを再起動するなど、宅内要因から順に切り分けていくのが一般的です。
測定方法や正常値の目安は、利用環境や機器によって異なる場合があります。慢性的にパケットロスが発生する場合は、契約中のプロバイダーや回線事業者の公式サポートで最新の情報を確認することをおすすめします。
在宅勤務のビデオ会議で、速度テストでは100Mbps出ているのに、自分の声だけ相手に途切れて聞こえる、という場面が典型例です。pingコマンドで確認すると損失率が数%あり、Wi-Fiから有線LANに切り替えたところ0%になって会議が安定した、といったケースがあります。回線速度が十分でも通信の品質が悪いことはある、と覚えておくと切り分けに役立ちます。
別の呼び方
Packet Loss
パケロス
パケット損失
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