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【2026年最新版】Windowsの共有フォルダ・ネットワークドライブ設定完全ガイド

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Windowsの共有フォルダ・ネットワークドライブを設定する方法

「家のPCからオフィスのファイルにアクセスしたい」「複数のPCでフォルダを共有したい」——Windowsの共有フォルダ機能を使えば、同じネットワーク内のPC同士でファイルを簡単に共有できます。

この記事では、フォルダ共有の設定からアクセス権限の管理、ネットワークドライブのマウント方法、よくあるトラブルの対処法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • ワークグループ環境でのフォルダ共有設定
  • アクセス権限(読み取り専用・フル権限)の設定方法
  • ネットワークドライブのマウント(ドライブ文字の割り当て)
  • 共有フォルダにアクセスできないときの対処法
  • セキュリティに配慮した共有設定のポイント
フォルダ共有の設定とアクセス権限の設定手順

共有フォルダの仕組みを理解しよう

ワークグループとは

Windowsの家庭・小規模オフィス環境では「ワークグループ」という仕組みで複数のPCをグループ化し、ファイル共有を行います。ワークグループはドメイン(企業向けの集中管理方式)と異なり、各PCが対等に管理される方式です。

初期設定では全てのWindowsマシンが「WORKGROUP」という同じワークグループ名になっています。同じワークグループ内のPC同士でフォルダを共有できます。

事前確認:ネットワーク検出と共有の有効化

共有フォルダを設定する前に、ネットワーク検出と共有機能が有効になっているか確認します。

  1. スタートメニュー → 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「詳細なネットワーク設定」を開く
  2. 「ネットワーク検出」→「オンにする(推奨)」を選択
  3. 「ファイルとプリンターの共有」→「オンにする(推奨)」を選択
  4. 「変更の保存」をクリック
ネットワークプロファイルについて:設定はネットワークプロファイル(プライベート・パブリック)ごとに異なります。家庭内LANは「プライベート」に設定されていることを確認してください。パブリックネットワーク(カフェのWi-Fiなど)では共有機能はオフのままにしておくことを強く推奨します。

Step 1: フォルダを共有する設定

共有したいフォルダを右クリックで設定する

  1. 共有したいフォルダを右クリックする
  2. 「プロパティ」をクリック
  3. 「共有」タブをクリック
  4. 「共有(S)…」ボタンをクリック
  5. 「ネットワーク アクセス」ダイアログが開く
  6. ドロップダウンから共有するユーザーを選択する:
    • 「Everyone」:ネットワーク上の全ユーザーがアクセス可能
    • 特定のユーザー名:そのアカウントのみアクセス可能
  7. 「追加」をクリックしてユーザーを追加
  8. アクセス許可レベルを設定する(後述)
  9. 「共有」をクリック → 「完了」

詳細な共有設定(より細かい制御)

  1. フォルダのプロパティ → 「共有」タブ → 「詳細な共有(D)…」をクリック
  2. 「このフォルダーを共有する」にチェックを入れる
  3. 「共有名」を入力(ネットワーク上で見える名前。末尾に「$」をつけると非表示共有になる)
  4. 「アクセス許可」をクリックして権限を詳細設定
  5. 「OK」→「適用」をクリック

Step 2: アクセス権限を設定する

共有アクセス許可の種類

権限レベル できること 使いどころ
読み取り ファイルの閲覧・コピーのみ。変更・削除は不可 資料の閲覧専用フォルダ
変更 ファイルの読み取り・作成・変更・削除が可能 共同作業フォルダ
フルコントロール 変更権限に加え、アクセス許可の変更も可能 管理者向け

セキュリティタブでのNTFSアクセス許可

共有アクセス許可に加え、フォルダのプロパティの「セキュリティ」タブでNTFSアクセス許可も設定できます。最終的なアクセス権限は「共有アクセス許可」と「NTFSアクセス許可」のより制限の厳しい方が適用されます。

  • 共有アクセス許可:フルコントロール、NTFSアクセス許可:読み取り → 読み取りが適用
  • 共有アクセス許可:読み取り、NTFSアクセス許可:フルコントロール → 読み取りが適用
ネットワークドライブのマウント(ドライブ文字割り当て)

Step 3: ネットワークドライブをマウントする

ネットワークドライブとは

共有フォルダに「Z:ドライブ」「Y:ドライブ」などのドライブ文字を割り当てることを「ネットワークドライブのマウント」といいます。エクスプローラーから通常のドライブと同じように扱えるようになります。

ネットワークドライブのマウント手順

  1. エクスプローラーを開く
  2. 左ペインの「PC」を右クリック → 「ネットワーク ドライブの割り当て(M)…」をクリック
  3. 「ドライブ」欄で使用するドライブ文字を選択(例:Z:)
  4. 「フォルダー」欄にUNCパスを入力:
    \\コンピューター名\共有フォルダ名
    例: \\DESKTOP-ABC123\Documents
  5. 「サインイン時に再接続する」にチェック → 次回起動時も自動でマウントされる
  6. 「別の資格情報を使用して接続する」にチェック → 異なるユーザーアカウントで接続する場合
  7. 「完了」をクリック
  8. ユーザー名・パスワードを求められたら入力して「OK」

コンピューター名の確認方法

共有フォルダを持つPCのコンピューター名を確認します。

  1. スタートメニューを右クリック → 「システム」を開く
  2. 「デバイス名」に表示されている名前がコンピューター名

IPアドレスでの接続

コンピューター名での接続がうまくいかない場合、IPアドレスで直接指定できます。

\\192.168.1.10\共有フォルダ名

接続先のIPアドレスは、そのPC上でコマンドプロンプトを開き「ip​config」コマンドで確認できます。

よくあるトラブルと解決策

トラブル1: 「\\コンピューター名」にアクセスできない

原因と対処:

  • ネットワーク検出がオフ → 上述の手順でオンにする
  • ファイアウォールがブロック → Windowsセキュリティ → ファイアウォール → 「ファイルとプリンターの共有」を許可
  • SMBv1が無効化されている(Windows 10 以降のデフォルト) → 「Windowsの機能の有効化または無効化」でSMB 1.0の有効化(古い機器との接続時)
  • ワークグループ名が異なる → 設定 → システム → バージョン情報 → 「ドメインまたはワークグループ」でWORKGROUPに統一

トラブル2: アクセス時にパスワードが求められる

Windowsのパスワード保護共有が有効な場合、相手のPCのユーザー名・パスワードの入力が必要です。

パスワード保護を無効にする場合(セキュリティリスクに注意):

  1. コントロールパネル → ネットワークと共有センター → 共有の詳細設定の変更
  2. 「すべてのネットワーク」を展開
  3. 「パスワード保護共有」→「パスワード保護共有を無効にする」を選択
  4. 「変更の保存」
セキュリティ注意:パスワード保護共有を無効にすると、ネットワーク上の誰でもアクセス可能になります。家庭内の信頼できるネットワーク内でのみ使用してください。

トラブル3: 再起動後にネットワークドライブが切断される

  • 「サインイン時に再接続する」にチェックが入っているか確認
  • 共有側PCの電源が入っていないと接続できない(スタートアップで自動起動するよう設定)
  • IPアドレスが変わっている場合は、共有側PCに固定IPを設定する

固定IPアドレスの設定方法

  1. 設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fiまたはイーサネット → 接続中のネットワークをクリック
  2. 「IPの割り当て」→「編集」→「手動」に変更
  3. IPv4をオンにして、IPアドレス(例:192.168.1.10)、サブネットマスク(255.255.255.0)、デフォルトゲートウェイ(ルーターのIP、例:192.168.1.1)を入力
  4. 「保存」をクリック

トラブル4: 権限エラーでファイルを編集できない

  • 共有アクセス許可が「読み取り」になっていないか確認(「変更」以上が必要)
  • NTFSアクセス許可でユーザーに書き込み権限があるか確認
  • ファイル自体が読み取り専用になっていないか確認(ファイルを右クリック → プロパティ → 「読み取り専用」のチェックを外す)
共有フォルダが見えない時のトラブルシューティング

セキュリティに配慮した共有設定のベストプラクティス

  • 必要最小限の権限を付与する:閲覧だけでよいユーザーには「読み取り」のみを付与
  • Everyoneの使用を避ける:特定のユーザーアカウントのみに共有を制限する
  • パブリックネットワークでは共有をオフにする:ネットワークプロファイルを「パブリック」に設定することで自動的に無効化される
  • 不要な共有フォルダは削除する:使わなくなった共有はプロパティ → 共有タブ → 「詳細な共有」→「このフォルダーを共有する」のチェックを外す
  • Windowsファイアウォールを有効にする:外部からの不正アクセスを防ぐ

よくある質問(FAQ)

Q1. MacからWindowsの共有フォルダにアクセスできる?

はい。MacのFinderで「移動」→「サーバへ接続」を選び、「smb://WindowsのIPアドレス/共有フォルダ名」と入力することでアクセスできます。Windowsのユーザー名・パスワードの入力が必要です。

Q2. NASを使った共有とWindowsの共有フォルダの違いは?

Windows共有フォルダはPCの電源が入っている間しかアクセスできません。NASは24時間稼働できるため、常時アクセスが必要な環境や複数ユーザーでの共有に向いています。

Q3. VPN経由で自宅から会社の共有フォルダにアクセスできる?

はい。VPNで会社のネットワークに接続すれば、自宅からでも会社内の共有フォルダにアクセスできます。VPNの設定は会社のIT担当者に確認してください。

Q4. 共有フォルダへのアクセスログを確認したい

イベントビューアー(Windowsキー + R → 「eventvwr.msc」)→「Windowsログ」→「セキュリティ」で、ファイルアクセスの監査ログを確認できます(監査ポリシーを事前に設定する必要あり)。

Q5. 共有フォルダの名前に日本語は使える?

使えますが、一部の環境(特にMacやLinuxからのアクセス)で文字化けが起きることがあります。英数字の共有名を使うことが推奨されます。

まとめ

やること 手順のポイント
ネットワーク検出の有効化 設定 → ネットワーク → 詳細設定でオン
フォルダの共有設定 右クリック → プロパティ → 共有タブ → ユーザーを追加
アクセス権限の設定 読み取り / 変更 / フルコントロールを用途に応じて設定
ネットワークドライブのマウント エクスプローラー → PCを右クリック → ドライブ割り当て
接続できない場合 ファイアウォール設定・ワークグループ名・IPアドレスを確認

設定のポイントをひとつずつ確認しながら進めれば、初心者でも問題なく構築できます。セキュリティに気をつけながら、便利な共有環境を整えましょう。

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