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【2026年最新版】Windows資格情報マネージャー管理完全ガイド

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【2026年最新版】Windowsの資格情報マネージャー(Credential Manager)活用完全ガイド

「Windowsにログインする際にパスワードが何度も聞かれる」「以前は自動でサインインできていたのに突然パスワードを求められるようになった」——Windowsユーザーなら一度は経験するこういった問題の解決策として欠かせないのが「資格情報マネージャー(Credential Manager)」です。

Windowsに保存されたパスワード・認証情報を一元管理するこのツールを使いこなすことで、ログイン問題の解決から日常的なパスワード管理まで様々な場面で役立ちます。この記事では、資格情報マネージャーの基本から実践的な活用方法まで徹底解説します。

この記事でわかること

  • 資格情報マネージャーの開き方(複数の方法)
  • Web資格情報とWindows資格情報の違い
  • パスワードの追加・編集・削除・確認方法
  • 資格情報のバックアップと復元
  • ログイン問題のトラブルシューティング
資格情報マネージャー起動

資格情報マネージャーとは何か

資格情報マネージャー(Credential Manager)は、Windowsに組み込まれたパスワードおよび認証情報の保管庫です。以下の情報を安全に保存・管理します:

  • Webサイトのユーザー名とパスワード(Internet Explorer・Edgeで保存したもの)
  • Windowsネットワーク共有フォルダへのアクセス情報
  • リモートデスクトップ(RDP)の接続情報
  • Microsoft Officeや他のWindows Appの認証情報
  • Microsoftアカウントの認証トークン

資格情報の種類

種類 保存される情報の例 主な用途
Web資格情報 Internet Explorer・Edge でのサイトパスワード Webサイトの自動ログイン
Windows資格情報 ネットワーク共有・RDP・Officeなど 社内ネットワーク・アプリ認証
証明書ベースの資格情報 デジタル証明書 企業VPN・SSL認証
汎用資格情報 アプリ固有の認証トークン クラウドサービス連携

資格情報マネージャーの開き方

資格情報マネージャーを開く方法は複数あります。目的に応じて使い分けましょう。

方法1:コントロールパネルから開く(最もわかりやすい方法)

手順1:「コントロールパネル」を開く

スタートボタンを右クリック→「検索」を開き、「コントロールパネル」と入力してEnter。

手順2:「ユーザーアカウント」をクリック

手順3:「資格情報マネージャー」をクリック

または「コントロールパネル」ホームから「資格情報マネージャー」を直接探してクリック。

方法2:検索バーから直接開く(最も素早い方法)

タスクバーの検索ボックス(虫眼鏡アイコン)をクリックし、「資格情報マネージャー」または「credential manager」と入力して「開く」をクリックします。

方法3:コマンドプロンプトまたはRunから開く

Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「control /name Microsoft.CredentialManager」と入力してEnterを押します。

方法4:設定アプリから開く(Windows 11)

  1. スタートメニュー→「設定」を開く
  2. 「アカウント」をクリック
  3. 「Windows Hello とセキュリティ キー」→「関連設定」→「資格情報マネージャー」
保存パスワード確認・追加

Web資格情報の管理

Web資格情報の確認方法

資格情報マネージャーを開いたら、「Web資格情報」タブをクリックします。Internet ExplorerやEdgeで保存されたWebサイトのパスワードの一覧が表示されます。

各エントリをクリックすると詳細が展開されます:

  • インターネットまたはネットワークアドレス(URL)
  • ユーザー名
  • パスワード(目アイコンをクリックして表示)
  • 保持期限

パスワードを表示する手順

  1. 確認したい項目をクリックして展開する
  2. 「パスワードの表示」の目アイコンをクリック
  3. Windowsのアカウントのパスワードを入力して認証する
  4. パスワードが表示される

Web資格情報の削除手順

  1. 削除したい項目をクリックして展開する
  2. 「削除」をクリック
  3. 確認ダイアログで「はい」をクリック

Windows資格情報の管理

新しいWindows資格情報を追加する手順

手順1:「Windows資格情報」タブを選択する

手順2:「Windows資格情報の追加」をクリック

手順3:接続先の情報を入力する

  • 「インターネットまたはネットワークのアドレス」:接続先のサーバー名またはIPアドレス(例:\\192.168.1.10 または \\SERVER01)
  • 「ユーザー名」:ログインユーザー名(ドメイン名付きの場合は DOMAIN\username 形式)
  • 「パスワード」:パスワード

手順4:「OK」をクリックして保存

Windows資格情報の編集手順

  1. 編集したい項目をクリックして展開する
  2. 「編集」をクリック
  3. パスワード等を修正して「保存」をクリック

よくあるWindows資格情報の使用例

使用場面 アドレス形式の例 注意点
ネットワーク共有フォルダ \\サーバー名\共有名 ドメイン名を含める場合あり
リモートデスクトップ 192.168.x.x または PCのホスト名 TERMSRV/を付ける場合も
Microsoft Office 365 MicrosoftOffice16_Data:SSPI 自動で登録される
OneDrive OneDrive Cached Credentials 自動で登録される

資格情報のバックアップと復元

PCの乗り換えやWindowsの再インストール時に備え、資格情報をバックアップしておくことをお勧めします。

バックアップ手順

手順1:資格情報マネージャーを開く

手順2:「Windows資格情報」タブを選択する

手順3:「資格情報のバックアップ」リンクをクリック

右側の「資格情報のバックアップ」をクリックします。

手順4:保存先を選択して「次へ」をクリック

保存先フォルダを選択し、バックアップファイル名(.crd拡張子)を指定します。USBメモリやクラウドストレージへの保存をお勧めします。

手順5:パスワードを設定して完了

バックアップファイルを暗号化するパスワードを設定します。このパスワードは復元時に必要になるため、必ず記録しておきましょう。

復元手順

  1. 資格情報マネージャーを開く
  2. 「Windows資格情報」タブで「資格情報の復元」をクリック
  3. バックアップファイル(.crd)を選択
  4. バックアップ時に設定したパスワードを入力
  5. 「完了」をクリック
削除・エクスポート方法

トラブルシューティング:よくある問題と解決方法

問題1:パスワードが何度も聞かれる

ネットワーク共有やリモートデスクトップに接続するたびにパスワードを求められる場合の対処法:

  1. 資格情報マネージャーを開く
  2. 「Windows資格情報」タブで当該サーバーの資格情報を確認する
  3. 古い・間違った資格情報がある場合は削除する
  4. 「Windows資格情報の追加」から正しい情報を再入力する

問題2:Outlookのパスワードが保存されない

Office/Outlookのパスワードが毎回求められる場合:

  1. 資格情報マネージャーを開く
  2. 「Windows資格情報」タブでMicrosoft関連の資格情報(MicrosoftOffice16_Data等)を確認
  3. 古い資格情報をすべて削除する
  4. Outlookを再起動してメールアドレスとパスワードを再入力する
  5. 「このパスワードを記憶する」にチェックを入れる

問題3:OneDriveが同期されなくなった

OneDriveのサインインエラーが起きている場合:

  1. 資格情報マネージャーで「OneDrive Cached Credentials」を削除する
  2. タスクバーのOneDriveアイコンを右クリック→「サインアウト」
  3. OneDriveアプリを再起動してサインインし直す

問題4:資格情報マネージャーが開けない

管理者権限がない場合や、グループポリシーで制限されている場合に起こります:

  • 管理者権限でログインしているか確認する
  • コントロールパネルを管理者として実行する
  • IT管理者に権限付与を依頼する(会社のPCの場合)

セキュリティに関する注意事項

資格情報マネージャーのセキュリティリスク

資格情報マネージャーに保存されたパスワードは、Windowsへのログインで保護されています。しかし以下の点に注意が必要です:

  • Windowsアカウントのパスワードが弱いと危険:Windowsにログインできれば資格情報を閲覧できるため、強力なWindowsパスワードまたはPINを設定する
  • 共有PC では使用注意:複数人が使うPCでは資格情報マネージャーにパスワードを保存しない
  • マルウェアによる搾取リスク:PCがマルウェアに感染すると資格情報が盗まれる可能性がある。セキュリティソフトを最新の状態に保つ

よくある質問(FAQ)

Q1. ChromeやFirefoxのパスワードは資格情報マネージャーで管理されますか?

A. Google ChromeとFirefoxは独自のパスワードマネージャーを持っており、原則として資格情報マネージャーとは別に管理されます。資格情報マネージャーにはInternet ExplorerおよびEdge(レガシー版)で保存したWeb資格情報が表示されます。Microsoft Edgeは一部資格情報マネージャーと連携します。

Q2. 会社のドメインに参加しているPCで資格情報マネージャーを使ってもいいですか?

A. 基本的には使用可能ですが、会社のITポリシーによっては制限されている場合があります。特にビジネス上の重要なパスワードを保存する前に、IT管理者に確認することをお勧めします。

Q3. Windowsを再インストールしたら資格情報はどうなりますか?

A. Windowsを再インストールすると資格情報マネージャーの内容は失われます。事前に「資格情報のバックアップ」でバックアップしておき、再インストール後に復元することができます。

Q4. 資格情報マネージャーのパスワードはどのくらい安全ですか?

A. Windows Data Protection API(DPAPI)という暗号化技術で保護されています。Windowsのログインアカウントに紐付けて暗号化されているため、同じアカウントでログインしないと複合化できません。ただし、Windowsアカウント自体のセキュリティが最重要です。

Q5. 資格情報を削除してしまったら元に戻せますか?

A. 事前にバックアップを取っていれば復元できます。バックアップがない場合、削除した資格情報は元に戻せません。削除前に必要なパスワードをメモするか、バックアップを作成することをお勧めします。

Q6. 同じPCを複数のユーザーで使う場合、資格情報は共有されますか?

A. いいえ、資格情報はユーザーアカウントごとに独立して管理されます。ユーザーAの資格情報はユーザーBからはアクセスできません(管理者アカウントを除く)。

Q7. PowerShellから資格情報マネージャーを操作できますか?

A. はい、PowerShellモジュール「CredentialManager」(PSGalleryからインストール)を使えばコマンドラインから資格情報の管理が可能です。IT管理者や上級者向けの方法です。

まとめ

Windowsの資格情報マネージャーは、知っているだけで多くのログイン問題を自分で解決できる便利なツールです。主なポイントをまとめます:

  • 資格情報マネージャーは検索バーで「資格情報マネージャー」と入力するだけで素早く開ける
  • 「Web資格情報」はEdge・IEで保存したWebパスワード、「Windows資格情報」はネットワーク共有・アプリの認証情報
  • 資格情報の追加・編集・削除・パスワード表示が簡単にできる
  • 「資格情報のバックアップ」でPC移行・再インストール前にバックアップを必ず取ること
  • Outlookのパスワード問題・ネットワーク共有のパスワード繰り返し入力問題は資格情報マネージャーで解決できることが多い
  • Windowsアカウントのパスワードを強力に設定してセキュリティを確保する

資格情報マネージャーを正しく活用することで、Windowsでの認証関連のトラブルをスムーズに解決できるようになります。ぜひ今後のトラブルシューティングに役立ててください。

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