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Web会議やオンライン通話で「相手に声が届かない」「雑音がひどいと言われる」「マイクが認識されない」といったトラブルを経験したことはありませんか?
テレワークの普及により、PCのマイク設定は誰もが知っておくべき基本スキルになりました。しかし、マイクの設定はOS側・アプリ側の両方で行う必要があるため、どこを確認すれば良いのか分かりにくいのが実情です。
この記事では、WindowsとMacの両方でのマイク設定方法に加え、ノイズ除去(ノイズキャンセル)の方法、Web会議でクリアな音声を届けるためのコツまでを網羅的に解説します。マイクの種類選びから実際の設定まで、この記事を読めばマイクに関する悩みがすべて解決します。
この記事でわかること
- PCマイクの種類と選び方
- Windows 10/11でのマイク設定手順
- macOSでのマイク設定手順
- マイクの動作テスト方法
- ノイズ除去ソフト・機能の使い方
- Web会議(Zoom、Teams等)向けのマイク最適化設定

PCマイクの種類と特徴
接続方式による分類
| 種類 | 特徴 | おすすめ用途 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 内蔵マイク | ノートPCに標準搭載。追加機材不要 | 簡単な通話、臨時の会議 | 無料(PC付属) |
| USBマイク | USB端子に挿すだけで使える。ドライバー不要なことが多い | Web会議、ゲーム実況、配信 | 2,000〜30,000円 |
| 3.5mmジャック(アナログ)マイク | ヘッドセットに多い。マイク端子に接続 | ヘッドセット通話、ゲーミング | 1,000〜10,000円 |
| Bluetoothマイク | ワイヤレスで使える。ヘッドセットに搭載されていることが多い | 移動しながらの通話、ワイヤレス環境 | 3,000〜30,000円 |
| XLR(コンデンサー)マイク | オーディオインターフェース経由で接続。プロ向けの高音質 | 音楽制作、プロの配信、ポッドキャスト | 10,000〜100,000円以上 |
指向性(音を拾う方向)の違い
| 指向性 | 特徴 | 適した場面 |
|---|---|---|
| 単一指向性(カーディオイド) | マイク正面の音を集中的に拾い、側面や背面の音を抑える | Web会議、1人での配信、通話 |
| 全指向性(無指向性) | 全方向の音を均等に拾う | 会議室での収録、複数人の会話 |
| 双指向性 | マイクの前面と背面の音を拾い、側面の音を抑える | 対面インタビュー |
Web会議やオンライン通話には単一指向性のUSBマイクがおすすめです。周囲の生活音やキーボードの打鍵音を抑えつつ、自分の声をクリアに拾ってくれます。
Windowsでのマイク設定方法
マイクの基本設定(Windows 11)
- 「設定」アプリを開きます(Windowsキー + I)
- 左メニューの「システム」をクリックします
- 「サウンド」をクリックします
- 「入力」セクションで、使用したいマイクを「入力デバイス」として選択します
- 選択したマイクの横にある「>」をクリックして詳細設定を開きます
- 「入力の音量」スライダーでマイクの音量を調整します(推奨:70〜80%)
マイクの基本設定(Windows 10)
- 「設定」アプリを開きます
- 「システム」→「サウンド」をクリックします
- 「入力」セクションで入力デバイスを選択します
- 「デバイスのプロパティ」をクリックして音量を調整します
マイクのプライバシー設定(重要)
Windowsにはマイクのプライバシー設定があり、アプリがマイクにアクセスすることを許可する必要があります。マイクが認識されているのに声が拾えない場合は、この設定を確認してください。
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」(Windows 11)または「プライバシー」(Windows 10)を開きます
- 「マイク」をクリックします
- 「マイクへのアクセス」がオンになっていることを確認します
- 「アプリにマイクへのアクセスを許可する」がオンになっていることを確認します
- 使用したいアプリ(Zoom、Teamsなど)の横のトグルがオンになっていることを確認します
- 「デスクトップアプリにマイクへのアクセスを許可する」もオンにします
サウンドコントロールパネルでの詳細設定
より細かい設定を行いたい場合は、従来のコントロールパネルを使用します。
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定」を開きます
- 「詳細設定」または「サウンドの詳細設定」をクリックします
- 「録音」タブをクリックします
- 使用するマイクを右クリックし、「プロパティ」を選択します
- 各タブで以下の設定を行います:
- 「レベル」タブ:マイクの音量とブースト(増幅)を調整
- 「拡張」タブ:ノイズ抑制やエコーキャンセルの設定
- 「詳細」タブ:サンプルレートとビット深度の設定
| 設定項目 | 推奨値 | 説明 |
|---|---|---|
| マイク音量 | 70〜90 | 高すぎると音が割れる、低すぎると聞こえにくい |
| マイクブースト | 0〜+10dB | 音量が足りない場合のみ使用。上げすぎるとノイズが増える |
| サンプルレート | 48000Hz / 16bit | Web会議なら十分な音質 |

Macでのマイク設定方法
マイクの基本設定(macOS Ventura以降)
- メニューバーのAppleアイコン→「システム設定」を開きます
- 左メニューの「サウンド」をクリックします
- 「入力」セクションで使用するマイクを選択します
- 「入力音量」スライダーでマイクの音量を調整します
- マイクに向かって話し、「入力レベル」のメーターが動くことを確認します
マイクのプライバシー設定(macOS)
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開きます
- 「マイク」をクリックします
- マイクを使用するアプリ(Zoom、Teams、Chrome等)のトグルがオンになっていることを確認します
Macの内蔵マイク設定のコツ
MacBook Proには高品質なスタジオマイク配列が搭載されており、外部マイクなしでもかなりクリアな音声を収録できます。ただし、以下のポイントに注意してください。
- マイクの位置を確認する:MacBookの内蔵マイクはキーボードの上部やベゼル部分にあります
- マイクを手で覆わない:無意識にマイク位置を手で覆ってしまうと声がこもります
- 適切な距離を保つ:画面から30〜50cm程度の距離が最適です
マイクの動作テスト方法
Windowsでのテスト方法
方法1:設定画面で確認
- 「設定」→「システム」→「サウンド」を開きます
- 「入力」セクションのマイクの横にある音量メーターに向かって話します
- メーターが動いていれば、マイクは正常に動作しています
方法2:ボイスレコーダーアプリで確認
- スタートメニューから「ボイスレコーダー」(Windows 11では「サウンドレコーダー」)を起動します
- 録音ボタンを押して数秒間話します
- 録音を停止して再生し、自分の声がクリアに録音されているか確認します
Macでのテスト方法
- 「システム設定」→「サウンド」→「入力」で入力レベルメーターを確認します
- またはQuickTime Playerを起動し、「ファイル」→「新規オーディオ収録」で録音テストを行います
オンラインテストツール
ブラウザでマイクをテストできる無料のWebサービスもあります。ブラウザで「マイク テスト オンライン」と検索すると、マイクの動作確認ができるサイトが見つかります。ブラウザからマイクへのアクセス許可を求められたら「許可」をクリックしてください。
ノイズ除去(ノイズキャンセル)の方法
Web会議で最も多い不満の一つが「相手の背景ノイズがうるさい」ということです。以下のノイズ除去方法を活用して、クリアな音声を届けましょう。
方法1:OS標準のノイズ抑制機能
Windows の場合:
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック→「サウンドの設定」
- 「詳細設定」→「録音」タブ→マイクのプロパティを開く
- 「拡張」タブ(または「改善」タブ)で以下を有効化:
- 「ノイズ抑制」:背景ノイズを自動的に低減
- 「音響エコーキャンセル」:スピーカーの音がマイクに回り込むのを防止
Mac の場合:
- macOS Sonoma以降では、コントロールセンター(メニューバー右上)からマイクモードを選択できます
- 「声の分離」:背景ノイズを除去して声だけを強調
- 「ワイドスペクトラム」:周囲の音もすべて拾う
- 「標準」:通常のマイク収音
方法2:Web会議アプリのノイズ抑制機能
| アプリ | ノイズ抑制機能 | 設定場所 |
|---|---|---|
| Zoom | 背景ノイズの抑制(低・中・高・自動) | 設定→オーディオ→「背景雑音を抑制」 |
| Microsoft Teams | ノイズ抑制(自動・高・低・オフ) | 設定→デバイス→「ノイズ抑制」 |
| Google Meet | ノイズキャンセル(自動) | 設定→オーディオ→「ノイズキャンセル」 |
| Discord | ノイズ抑制(Krisp搭載) | ユーザー設定→音声・ビデオ→「ノイズ抑制」 |
方法3:専用ノイズ除去ソフト
OSやアプリの標準機能より強力なノイズ除去が必要な場合は、専用ソフトを使うことで大幅に改善できます。
| ソフト名 | 特徴 | 対応OS | 料金 |
|---|---|---|---|
| NVIDIA Broadcast | AIベースの強力なノイズ除去。NVIDIA GPU搭載PCで使用可能 | Windows | 無料 |
| Krisp | AIベースのノイズ除去。あらゆるアプリで使える仮想マイク | Windows / Mac | 無料プランあり(月60分) |
| SteelSeries Sonar | ゲーミング向けのオーディオ管理ソフト。ノイズゲート搭載 | Windows | 無料 |
方法4:物理的なノイズ対策
ソフトウェアのノイズ除去だけでなく、物理的な環境改善も重要です。
- ポップフィルター(ポップガード):マイク前に設置して「ぱ行」「ば行」の破裂音を防ぐ
- マイクアーム:マイクを口の高さに固定し、キーボードから遠ざける
- 吸音材:部屋の反響(エコー)を減らす
- マイクを口の近くに:口とマイクの距離が近いほど、相対的に背景ノイズが小さくなる

Web会議向けのマイク最適化設定
Zoomのオーディオ設定
- Zoomアプリを起動し、「設定」(歯車アイコン)をクリックします
- 「オーディオ」タブを選択します
- 「マイク」のプルダウンで使用するマイクを選択します
- 「マイクの音量を自動調整」のチェックを外し、手動でスライダーを調整します(自動調整は音量が不安定になることがある)
- 「背景雑音を抑制」を「自動」または「中」に設定します
- 「マイクのテスト」ボタンで動作確認します
Microsoft Teamsのオーディオ設定
- Teamsアプリの右上にある「…」→「設定」を開きます
- 「デバイス」タブを選択します
- 「マイク」のプルダウンで使用するマイクを選択します
- 「ノイズ抑制」を「高」に設定します(キーボード音やファンの音を効果的に除去)
- 「テスト通話を開始」で動作確認します
Google Meetのオーディオ設定
- Google Meetの会議画面で、画面下部の「︙」→「設定」を開きます
- 「オーディオ」タブを選択します
- 「マイク」のプルダウンで使用するマイクを選択します
- 「ノイズキャンセル」をオンにします
マイクトラブルの対処法
| 症状 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| マイクが認識されない | 物理的な接続不良、ドライバー問題 | USBポートを変えて再接続。デバイスマネージャーでドライバーを更新 |
| 声が相手に聞こえない | プライバシー設定でマイクがブロック | 「プライバシー設定」→「マイク」でアプリのアクセスを許可 |
| 音が小さすぎる | マイク音量が低い | OS設定でマイク音量を上げる。必要ならマイクブーストを使用 |
| 音が割れる・ビリビリする | マイク音量が高すぎる | マイク音量を下げる。マイクブーストをオフにする |
| エコー(自分の声が返ってくる) | スピーカーの音をマイクが拾っている | イヤホンまたはヘッドセットを使用。エコーキャンセル機能を有効化 |
| ノイズ(ザーッ・ジーッという音) | 電気的なノイズ、低品質なマイク | USBマイクに変更。ノイズ除去ソフトを使用 |
| 特定のアプリだけマイクが使えない | アプリ内でマイクが正しく選択されていない | アプリの設定画面で入力デバイスを確認・変更 |
よくある質問(FAQ)
まとめ
PCのマイク設定とノイズ除去は、Web会議やオンライン通話の品質を大きく左右する重要な要素です。OS側の設定・アプリ側の設定・ノイズ除去の3つを正しく行えば、相手にクリアな音声を届けることができます。
この記事のポイントをまとめると:
- Web会議には単一指向性のUSBマイクがおすすめ
- マイクが使えない場合はプライバシー設定をまず確認
- Windows:「設定」→「システム」→「サウンド」→「入力」で設定
- Mac:「システム設定」→「サウンド」→「入力」で設定
- ノイズ除去はOS機能、アプリ機能、専用ソフト(NVIDIA Broadcast、Krisp等)の3段階で対応
- マイク音量は70〜80%を目安に、メーターで確認しながら調整
- エコー対策にはイヤホンやヘッドセットの使用が効果的
適切なマイク設定とノイズ除去を行えば、Web会議の品質が劇的に向上します。相手に「声が聞き取りやすい」と言われるような、快適な通話環境を整えましょう。
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