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「自分のPCのマザーボードが何かわからない」「メモリやCPUを増設したいけど対応しているか調べたい」――パソコンのアップグレードやトラブル対応で、マザーボードの型番や仕様を確認する必要に迫られることがあります。
マザーボードはパソコンの心臓部ともいえる基板で、CPU、メモリ、ストレージ、グラフィックボードなど、すべてのパーツを接続する役割を担っています。マザーボードの型番がわかれば、対応するCPUやメモリの種類、拡張スロットの数など、パソコンの拡張性をすべて把握できます。
この記事では、マザーボードの基礎知識から型番の確認方法、規格やチップセットの見方、交換・選び方のポイントまで、初心者の方にもわかりやすく2026年最新の情報で解説します。
📖 この記事でわかること
- マザーボードの役割と基本的な仕組み
- Windows・Macでマザーボードの型番を確認する方法
- マザーボードの規格(ATX、Micro-ATX、Mini-ITXなど)の違い
- チップセットの種類と役割
- マザーボード交換・選び方のポイント
- よくあるトラブルと対処法

マザーボードとは?パソコンにおける役割
マザーボードの基本的な役割
マザーボード(メインボード、マザボとも呼ばれる)は、パソコンのすべての部品を接続し、データのやりとりを制御する基板です。パソコンの「背骨」や「土台」に例えられることが多く、以下のような部品がすべてマザーボード上に接続されています。
- CPU(プロセッサ):パソコンの頭脳。CPUソケットに装着する
- メモリ(RAM):作業領域。メモリスロットに差し込む
- ストレージ(SSD/HDD):データ保存領域。SATAポートやM.2スロットに接続
- グラフィックボード(GPU):映像処理。PCIeスロットに装着
- 電源ユニット:電力供給。ATX電源コネクタで接続
- 周辺機器:USBポート、オーディオ端子、LANポートなどを提供
マザーボードの主要パーツ
| パーツ名 | 役割 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| CPUソケット | CPUを装着する部分 | LGA1700、AM5など世代で異なる |
| メモリスロット | RAMを差し込む部分 | DDR4/DDR5対応、スロット数 |
| チップセット | CPU・メモリ・周辺機器間の通信を管理 | Z790、B650Eなど |
| PCIeスロット | 拡張カード(GPU等)を装着 | PCIe 4.0/5.0、x16/x1など |
| M.2スロット | NVMe SSDを装着 | Gen4/Gen5対応、スロット数 |
| SATAポート | SATA SSD/HDDを接続 | ポート数(通常4〜6個) |
| I/Oパネル | 背面のUSB・映像出力等の端子群 | USB Type-C、HDMI、LAN等 |
| BIOS/UEFIチップ | 起動時の初期設定を管理 | BIOSアップデート対応 |
マザーボードの型番を確認する方法
方法1:システム情報(msinfo32)で確認する【Windows】
Windowsに標準搭載されている「システム情報」ツールを使えば、ソフトウェアをインストールすることなくマザーボードの情報を確認できます。
- Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- msinfo32と入力してEnterキーを押す
- 「システム情報」が開いたら、右側の一覧で以下の項目を確認する:
- ベースボード製造元:マザーボードのメーカー名(例:ASUSTeK COMPUTER INC.)
- ベースボード製品:マザーボードの型番(例:ROG STRIX Z790-E GAMING WIFI)
- ベースボードバージョン:リビジョン番号
方法2:コマンドプロンプトで確認する【Windows】
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
wmic baseboard get manufacturer,product,version
実行結果の例:
Manufacturer Product Version
ASUSTeK COMPUTER INC. ROG STRIX Z790-E GAMING WIFI Rev 1.xx
方法3:PowerShellで確認する【Windows】
より詳細な情報を得たい場合は、PowerShellを使います。
Get-CimInstance -ClassName Win32_BaseBoard | Select-Object Manufacturer, Product, Version, SerialNumber
シリアルナンバーまで確認できるため、保証の問い合わせ時にも役立ちます。
方法4:DirectX診断ツールで確認する【Windows】
- Windows + R キーを押す
- dxdiagと入力してEnterキーを押す
- 「システム」タブの「システムモデル」欄にマザーボードの情報が表示される場合がある
⚠️ メーカー製PCの場合
Dell、HP、Lenovoなどのメーカー製PCでは、マザーボードの型番がメーカー独自の名称で表示される場合があります(例:「Dell Inc. 0X4M3W」など)。この場合は、メーカーのサポートサイトでサービスタグを使って正確な仕様を確認することをおすすめします。
方法5:Macでマザーボード情報を確認する
MacではWindowsのように型番が直接表示されませんが、以下の方法でハードウェア情報を確認できます。
- 画面左上のAppleメニュー(りんごマーク)をクリック
- 「このMacについて」を選択
- 「詳細情報」→「システムレポート」をクリック
- 「ハードウェア」セクションで以下を確認:
- モデル名:Mac本体のモデル名
- モデル識別子:内部的なハードウェア識別子(例:MacBookPro18,1)
- チップ:搭載チップ(Apple M1/M2/M3など)
AppleはMacのマザーボードを「ロジックボード」と呼んでおり、ユーザーが個別に交換することは基本的に想定されていません。

方法6:フリーソフトで詳細情報を確認する
より詳細なマザーボード情報を知りたい場合は、専用のシステム情報ツールを使う方法もあります。
| ソフト名 | 対応OS | 確認できる情報 | 料金 |
|---|---|---|---|
| CPU-Z | Windows | CPU・マザボ・メモリ・GPU詳細 | 無料 |
| HWiNFO | Windows | 温度・電圧含む超詳細情報 | 無料 |
| Speccy | Windows | 全パーツ一覧を見やすく表示 | 無料版あり |
特にCPU-Zは長年使われている定番ツールで、「Mainboard」タブを開くだけでマザーボードのメーカー名、型番、チップセット、BIOSバージョンなどを一覧で確認できます。
方法7:BIOS/UEFI画面で確認する
Windowsが起動できない場合でも、BIOS/UEFI画面からマザーボードの情報を確認できます。
- パソコンを再起動する
- 起動直後にDelキーまたはF2キーを連打する(メーカーによって異なる)
- BIOS/UEFI画面が表示されたら、メイン画面やシステム情報にマザーボードの型番が記載されている
方法8:マザーボードを目視で確認する
デスクトップPCの場合、ケースの側面パネルを開けてマザーボード上に印刷されている型番を直接確認する方法もあります。通常、型番はCPUソケットの近くやメモリスロットの間に大きく印刷されています。
マザーボードの規格(フォームファクタ)を理解しよう
マザーボードには「フォームファクタ」と呼ばれるサイズ規格があり、PCケースとの互換性に直結します。
| 規格 | サイズ(mm) | 拡張スロット | 用途 |
|---|---|---|---|
| E-ATX | 305×330 | 7〜8 | ハイエンド・ワークステーション |
| ATX | 305×244 | 7 | 標準的なデスクトップPC |
| Micro-ATX | 244×244 | 4 | コンパクトデスクトップ |
| Mini-ITX | 170×170 | 1 | 小型PC・HTPC |
規格選びのポイント
ATXは最も一般的な規格で、拡張スロットが豊富なため、グラフィックボードや拡張カードを複数搭載したい方におすすめです。自作PC初心者にもATXが扱いやすいでしょう。
Micro-ATXは少しコンパクトになりますが、多くのATXケースにも装着可能です。コストパフォーマンスに優れた製品が多く、一般的な用途には十分な拡張性を備えています。
Mini-ITXは非常にコンパクトで、小型PCを組みたい方向けです。ただし、拡張スロットが1つしかないため、拡張性は限られます。小さいケースに収まる分、エアフローの管理がやや難しくなります。
チップセットの種類と選び方
チップセットとは
チップセットは、CPUと各種デバイス(メモリ、ストレージ、USB等)の間のデータ通信を制御する半導体チップです。マザーボードの機能や性能を大きく左右する重要なパーツです。
Intel用チップセット(2026年現在の主要モデル)
| チップセット | 対応世代 | 特徴 | 対象ユーザー |
|---|---|---|---|
| Z790 | 第12〜14世代 | オーバークロック対応・全機能 | ハイエンドユーザー |
| B760 | 第12〜14世代 | コスパ良好・一般用途向け | メインストリーム |
| H770 | 第12〜14世代 | Z790に近い機能・OC非対応 | 上位メインストリーム |
| H610 | 第12〜14世代 | 必要最低限の機能 | エントリー・ビジネス向け |
AMD用チップセット(2026年現在の主要モデル)
| チップセット | 対応CPU | 特徴 | 対象ユーザー |
|---|---|---|---|
| X670E | Ryzen 7000/9000 | PCIe 5.0フル対応・全機能 | ハイエンドユーザー |
| B650E | Ryzen 7000/9000 | PCIe 5.0対応・コスパ良好 | メインストリーム |
| B650 | Ryzen 7000/9000 | PCIe 4.0中心・コスト重視 | 一般ユーザー |
| A620 | Ryzen 7000/9000 | エントリー向け・OC非対応 | エントリー・ビジネス向け |

マザーボードの交換・選び方のポイント
マザーボード選びで確認すべき5つのポイント
- CPUソケットの互換性
使用したいCPUに対応するソケット(LGA1700、AM5など)のマザーボードを選ぶ必要があります。ソケットが合わないとCPUを装着できません。
- フォームファクタ(サイズ規格)
PCケースに収まるサイズのマザーボードを選びましょう。ATXケースにはATX/Micro-ATX/Mini-ITXのいずれも装着できますが、Micro-ATXケースにATXマザーボードは入りません。
- メモリ対応
DDR4とDDR5は互換性がありません。使いたいメモリの規格に対応したマザーボードを選んでください。最大搭載容量やメモリスロット数も確認しましょう。
- 拡張スロットとストレージ
グラフィックボードを搭載する場合はPCIe x16スロット、NVMe SSDを使う場合はM.2スロットの数と対応規格(Gen4/Gen5)を確認します。
- I/O端子の種類と数
背面パネルのUSBポート数(Type-A/Type-C)、映像出力端子(HDMI/DisplayPort)、LANポート(2.5G対応か)、Wi-Fi内蔵かどうかなどを確認しましょう。
マザーボード交換時の注意点
⚠️ マザーボード交換の重要な注意事項
- Windowsのライセンス:マザーボードを交換すると、Windowsのデジタルライセンスが無効になる場合があります。交換前にMicrosoftアカウントにライセンスを紐付けておきましょう
- OSのクリーンインストール:マザーボード交換後はWindowsのクリーンインストールを推奨します。ドライバーの不整合によるトラブルを避けるためです
- CPUクーラーの互換性:CPUソケットが変わると、CPUクーラーの取り付け金具も変わる場合があります
- 静電気対策:作業前に金属に触れて静電気を放電し、静電気防止リストバンドの使用を推奨します
マザーボードの主要メーカー
| メーカー | 特徴 | 代表ブランド |
|---|---|---|
| ASUS | 最大手。高品質・BIOS使いやすい | ROG、TUF、Prime |
| MSI | ゲーミング向けに強い | MEG、MPG、MAG |
| GIGABYTE | コスパ優秀・耐久性重視 | AORUS、GAMING |
| ASRock | 独自機能・低価格帯に強い | Taichi、Steel Legend |
よくある質問(FAQ)
Q. マザーボードの型番がわかると何ができますか?
A. 型番がわかれば、対応するCPU・メモリの種類、拡張スロットの数、BIOSアップデートの情報など、パソコンの拡張性や互換性をすべて把握できます。パーツの増設やドライバーのダウンロードに必要な情報が得られます。
Q. ノートパソコンでもマザーボードの型番は確認できますか?
A. はい、msinfo32やコマンドプロンプトの方法でノートパソコンのマザーボード情報も確認できます。ただし、ノートPCのマザーボードはメーカー独自設計のため、交換や拡張の選択肢は非常に限られます。
Q. マザーボードのBIOSアップデートは必要ですか?
A. 新しいCPUへの対応やセキュリティ修正が含まれる場合はアップデートが必要です。ただし、正常に動作している場合は無理にアップデートする必要はありません。BIOSアップデートに失敗するとPCが起動しなくなるリスクがあるため、必要な場合のみ慎重に行いましょう。
Q. DDR4とDDR5のマザーボードはどちらを選ぶべきですか?
A. 2026年現在、新しくPCを組むならDDR5対応マザーボードがおすすめです。DDR5メモリの価格も下がっており、帯域幅はDDR4の約2倍です。既存のDDR4メモリを流用したい場合はDDR4対応モデルを選んでも問題ありません。
Q. マザーボードの寿命はどのくらいですか?
A. 一般的に5〜10年程度は問題なく使用できます。ただし、コンデンサの劣化や埃の蓄積による故障のリスクは年々高まります。定期的なクリーニングと適切な温度管理で寿命を延ばすことができます。
Q. マザーボードが故障するとどんな症状が出ますか?
A. 主な症状として、電源が入らない、画面が映らない、突然のフリーズやブルースクリーン、USBポートが認識しない、起動時にビープ音が鳴るなどがあります。これらの症状が出た場合は、まず他のパーツ(メモリ、電源)を疑い、最後にマザーボードの故障を検討しましょう。
Q. マザーボード選びで予算はどのくらい必要ですか?
A. エントリーモデルで1万円前後、メインストリーム(B760/B650クラス)で1.5万〜2.5万円、ハイエンド(Z790/X670Eクラス)で3万〜6万円が目安です。ゲーミングPCには2万円前後のミドルレンジモデルがコスパ的におすすめです。
まとめ
マザーボードはPCの土台となる重要なパーツです。この記事のポイントをまとめると以下の通りです。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 型番確認方法 | msinfo32、コマンドプロンプト、CPU-Z、BIOS画面、目視 |
| 主な規格 | ATX(標準)、Micro-ATX(小型)、Mini-ITX(超小型) |
| チップセット選び | 用途とCPUに合わせて選択(Z/X=上位、B=中位、H/A=下位) |
| 交換時の注意 | Windowsライセンス、CPUソケット互換性、静電気対策 |
マザーボードの型番を把握しておくことは、パーツ増設・トラブル対応・将来のアップグレードすべてにおいて役立ちます。まだ自分のPCのマザーボード型番を確認したことがない方は、この記事の手順を参考に、ぜひ一度チェックしてみてください。
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