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MacのディスクユーティリティでHDD/SSDをフォーマット・修復する方法【2026年最新版】
「外付けHDDをMacで使えるようにしたい」「ディスクエラーが出て起動が遅い」「新しいSSDをパーティション分割したい」——こういった場面で活躍するのが、macOSに標準搭載されている「ディスクユーティリティ」です。
この記事では、ディスクユーティリティを使ったフォーマットの種類と選び方、パーティションの作成・管理、First Aidによるディスク修復、外付けドライブの初期化まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

- ディスクユーティリティの起動方法と画面構成
- フォーマット形式の種類と使い分け
- パーティションの作成・削除・サイズ変更
- First Aidによるディスク修復の手順
- 外付けドライブ(HDD/SSD/USBメモリ)の初期化手順
1. ディスクユーティリティとは
ディスクユーティリティ(Disk Utility)はmacOSに標準搭載されているディスク管理ツールです。主に以下の操作が行えます。
- ディスクのフォーマット(初期化)
- パーティションの作成・削除・サイズ変更
- ディスクエラーの診断と修復(First Aid)
- ディスクイメージ(.dmg)の作成・マウント
- RAID構成の設定
2. ディスクユーティリティの起動方法
2-1. Finderから起動する
Step 1:「Finder」を開きます。
Step 2:メニューバーから「移動」→「ユーティリティ」を選択します。
Step 3:「ディスクユーティリティ」をダブルクリックして起動します。
2-2. Spotlightから起動する(最も手早い)
Step 1:Command(⌘)+スペースキーでSpotlightを開きます。
Step 2:「ディスクユーティリティ」と入力してEnterを押します。
2-3. 画面構成の説明
| エリア | 内容 |
|---|---|
| 左サイドバー | 接続されているすべてのディスク・パーティションの一覧 |
| 右メインエリア | 選択したディスクの詳細情報(容量・空き・フォーマットなど) |
| ツールバー(上部) | First Aid・パーティション・消去・復元などの主要操作ボタン |
3. フォーマット形式の種類と選び方
ディスクをフォーマットする際、用途に合わせてファイルシステムを選ぶ必要があります。
| フォーマット形式 | 主な用途 | Windows互換 |
|---|---|---|
| APFS | Mac専用SSD(macOS 10.13以降の標準) | × |
| Mac OS拡張(HFS+) | Mac専用HDD・古いMacとの互換 | × |
| exFAT | MacとWindowsの両方で使う外付けドライブ | ○ |
| MS-DOS(FAT32) | 古いデバイス・ゲーム機との互換(32GB以下推奨) | ○ |
3-1. フォーマット選択の指針
- MacのみでSSDを使う → APFS(最速・スナップショット対応)
- MacのみでHDDを使う → Mac OS拡張(ジャーナリング)
- MacとWindowsの両方で使う → exFAT(4GB以上のファイルも扱える)
- 古いデバイスやゲーム機で使う → MS-DOS(FAT32)

4. ディスクのフォーマット(消去)手順
4-1. 外付けドライブをフォーマットする手順
Step 1:ディスクユーティリティを起動します。
Step 2:左サイドバーからフォーマットしたいドライブを選択します。パーティションではなく、親のドライブ(ディスク全体)を選択してください。
Step 3:ツールバーの「消去」ボタンをクリックします。
Step 4:以下の項目を設定します。
- 名前:ドライブの名前(例:「MyDrive」「外付けHDD」)
- フォーマット:用途に合わせて選択(上記の表を参照)
- 方式:GUIDパーティションマップ(Mac標準)またはMBR(古いWindowsとの互換)
Step 5:「消去」をクリックして確認します。
Step 6:消去が完了したら「完了」をクリックします。
5. パーティションの作成・管理
5-1. パーティションを追加する手順
Step 1:ディスクユーティリティでパーティションを追加したいディスクを選択します。
Step 2:ツールバーの「パーティション」ボタンをクリックします。
Step 3:パーティションレイアウト画面が表示されます。円グラフの下の「+」ボタンをクリックして新しいパーティションを追加します。
Step 4:各パーティションのサイズ・名前・フォーマットを設定します。
Step 5:「適用」をクリックして確認します。
Step 6:「パーティション」をクリックして実行します。
5-2. パーティションを削除してサイズを拡張する手順
Step 1:「パーティション」画面で削除したいパーティションを選択します。
Step 2:「−」ボタンをクリックします。
Step 3:削除されたパーティションのスペースが隣接するパーティションに自動割り当てされます。
Step 4:「適用」→「パーティション」をクリックして実行します。
6. First Aidによるディスク修復
Macの動作が遅くなった、ディスクエラーが出た、ファイルが壊れているといった場合に、First Aid機能でディスクの診断と修復を行います。
6-1. First Aidの実行手順
Step 1:ディスクユーティリティを起動します。
Step 2:左サイドバーから診断・修復したいディスクまたはパーティションを選択します。
Step 3:ツールバーの「First Aid」ボタンをクリックします。
Step 4:「実行」をクリックして確認します。
Step 5:診断・修復が始まります。問題が見つかった場合は自動的に修復を試みます。
Step 6:「完了」をクリックします。結果のログが表示されます。
6-2. First Aidの結果の見方
| 結果メッセージ | 意味と対処 |
|---|---|
| ディスクは正常です | 問題なし。そのまま使用可能 |
| 修復しました | 問題が修復されました。念のため再度実行を推奨 |
| 修復できませんでした | 深刻なエラー。データバックアップ後、フォーマットを検討 |
| ディスクをアンマウントできません | 使用中のファイルあり。macOS復旧モードで実行する |
6-3. 起動ディスクをFirst Aidで修復する方法(復旧モード)
Macの起動ディスク自体にFirst Aidを実行する場合は、macOS復旧モードで起動する必要があります。
Apple Silicon Macの場合:
Step 1:Macの電源を切ります。
Step 2:電源ボタンを長押しして「起動オプション」画面が表示されたら離します。
Step 3:「オプション」→「続ける」→「ディスクユーティリティ」を選択します。
Intel Macの場合:
Step 1:Macを再起動します。
Step 2:起動音が鳴ったらすぐにCommand(⌘)+Rを長押しします。
Step 3:macOS復旧モードで「ディスクユーティリティ」を選択します。

7. 外付けドライブ初期化の実践ガイド
7-1. 新品の外付けHDD/SSDをMac用に初期化する
新品の外付けHDD/SSDはWindowsフォーマット(NTFS/exFAT)で出荷されることが多いです。Mac専用として使う場合は以下の手順で初期化します。
Step 1:外付けドライブをMacに接続します。
Step 2:ディスクユーティリティを起動し、左サイドバーから外付けドライブを選択します。
Step 3:「消去」をクリックします。
Step 4:設定を入力します。
- 名前:任意(例:「BackupDrive」)
- フォーマット:APFS(SSDの場合)またはMac OS拡張 ジャーナリング(HDDの場合)
- 方式:GUIDパーティションマップ
Step 5:「消去」→「完了」をクリックして完了です。
7-2. USBメモリをMac/Windows両対応にフォーマットする
Step 1:USBメモリをMacに接続します。
Step 2:ディスクユーティリティで選択し「消去」をクリックします。
Step 3:フォーマットに「exFAT」を選択します。
Step 4:「消去」→「完了」で完了です。
8. よくある質問(FAQ)
Q1. First Aidで修復できなかった場合はどうすればよいですか?
まずデータをバックアップし、再度フォーマット(消去)を試みてください。それでも問題が続く場合、ディスク自体の物理的な故障が考えられます。メーカーのサポートや専門業者に相談してください。
Q2. APFSとMac OS拡張はどちらが良いですか?
SSDにはAPFS(高速・スナップショット対応)、HDDにはMac OS拡張(ジャーナリング)が適しています。古いmacOS(Sierra以前)との互換が必要な場合はMac OS拡張を選んでください。
Q3. パーティションを変更するとデータは消えますか?
パーティションの追加や縮小ではデータは保持されることが多いですが、削除するパーティションのデータは消えます。重要なデータは必ずバックアップしてから操作してください。
Q4. NTFSフォーマットのドライブはMacで使えますか?
読み取りは可能ですが、書き込みには標準では対応していません。書き込みも行いたい場合は、サードパーティ製のドライバ(Paragon NTFS for Macなど)が必要です。
Q5. ディスクユーティリティで消去したデータは復元できますか?
通常の消去では復元ツールで回収できる可能性があります。完全消去したい場合は「セキュリティオプション」からゼロ書き込みなどの上書き消去を選択してください。
まとめ
ディスクユーティリティはMacに標準搭載されているにもかかわらず、非常に多機能なツールです。定期的にFirst Aidを実行してディスクの健全性を確認する習慣をつけると、予期せぬトラブルを防ぐことができます。
| 操作 | ボタン | 注意点 |
|---|---|---|
| ディスク診断・修復 | First Aid | 起動ディスクは復旧モードで実行 |
| フォーマット(初期化) | 消去 | 全データが削除される |
| パーティション管理 | パーティション | 操作前にバックアップを |
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