※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
iPhoneのeSIM設定でキャリアを自由に切り替えよう
iPhoneにeSIMを設定したいけど、どこから始めればいいのかわからない——そんな方のために、この記事ではeSIMの基本から実際の設定手順、キャリア切り替え方法まで徹底解説します。
eSIMを使えばSIMカードなしでキャリアを切り替えられ、海外旅行中のローミング費用の節約や、デュアルSIMによる仕事用・プライベート用の番号使い分けも可能になります。2026年現在、日本の主要キャリアすべてがeSIMに対応しており、設定も以前より格段に簡単になりました。
この記事を最後まで読めば、eSIMの設定から日常的なキャリア切り替えまで、迷わず操作できるようになります。
この記事でわかること
- eSIMとは何か、物理SIMとの違い
- iPhoneでeSIMを使える機種・条件
- eSIMの追加・設定手順(QRコード・通信事業者アプリ・転送方式)
- デュアルSIM運用の設定方法
- キャリア切り替え・削除・再インストールの手順
- 海外でのeSIM活用方法
- よくあるトラブルと解決策

eSIMとは?物理SIMとの違いを理解しよう
eSIMの基本概念
eSIM(Embedded SIM)とは、スマートフォン本体に内蔵された小さなチップです。従来の物理的なSIMカードとは異なり、カードを差し替えることなく、ネットワーク経由でキャリア情報を書き込んで使用します。
「Embedded(組み込まれた)」という名前の通り、端末製造時に基板に直接実装されているため、紛失したり折れたりする心配がありません。また、ネットワーク上でキャリア情報を切り替えられるため、1台のiPhoneで複数のキャリアを使い分けることができます。
物理SIMとeSIMの比較
| 項目 | 物理SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 形態 | カード型(nanoSIM等) | 端末内蔵チップ |
| キャリア変更 | カード差し替えが必要 | ネットワーク経由で変更可能 |
| 複数キャリア | 1枚につき1キャリア | 複数のプロファイルを保存可能 |
| 紛失リスク | あり | なし(内蔵型) |
| 海外利用 | 現地SIM購入または高額ローミング | 現地eSIMを遠隔追加できる |
| 手続き速度 | 店舗訪問または郵送(数日) | 最短数分でオンライン完結 |
eSIM対応iPhoneの機種一覧
eSIM機能を利用するには、対応機種を使っていることが前提です。以下の機種でeSIMが利用できます。
| 機種 | eSIM対応 | eSIMのみ(物理SIMなし) |
|---|---|---|
| iPhone XS / XS Max / XR | 対応 | 非対応 |
| iPhone 11シリーズ | 対応 | 非対応 |
| iPhone 12シリーズ | 対応 | 非対応 |
| iPhone 13シリーズ | 対応 | 非対応 |
| iPhone 14(米国モデル) | 対応 | 対応(物理SIMスロットなし) |
| iPhone 14(日本・他国モデル) | 対応 | 非対応 |
| iPhone 15シリーズ | 対応 | 一部モデルで対応 |
| iPhone 16シリーズ | 対応 | 一部モデルで対応 |
※ キャリアのSIMロックが解除されていることが必要です。2021年10月以降に販売された端末はSIMロックフリーが義務化されていますが、それ以前の端末はキャリアへの解除申請が必要な場合があります。
eSIM設定の前に確認すること
必要な準備
- キャリアのeSIM申込み完了:ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・各MVNOのオンライン手続きを先に済ませておく
- Wi-Fi接続:eSIM設定にはインターネット接続が必要
- iOSを最新版に更新:設定 → 一般 → ソフトウェアアップデートで確認
- QRコードまたはアクティベーションコード:キャリアから発行される
- SIMロック解除済み:設定 → 一般 → 情報 → SIMロック(「SIMロックなし」の表示を確認)
日本のキャリア別eSIM対応状況(2026年)
| キャリア | eSIM対応 | 設定方式 | 即日開通 |
|---|---|---|---|
| NTTドコモ | 対応 | QRコード・アプリ | 可能 |
| au | 対応 | QRコード・アプリ | 可能 |
| ソフトバンク | 対応 | QRコード・アプリ | 可能 |
| 楽天モバイル | 対応 | QRコード・アプリ | 可能 |
| IIJmio | 対応 | QRコード | 可能 |
| mineo | 対応 | QRコード | 可能 |
| povo2.0 | 対応 | アプリ | 可能 |
| LINEMO | 対応 | QRコード | 可能 |

eSIMの追加・設定手順
方法1:QRコードでeSIMを追加する(最も一般的)
キャリアからQRコードが発行される場合、以下の手順で設定します。QRコードはメールやキャリアのマイページで確認できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- カメラが起動するので、キャリアから発行されたQRコードをスキャンする
- 「続ける」をタップして確認画面を進める
- プランのラベル(「仕事用」「プライベート」など)を設定する
- 「完了」をタップ
- eSIMのアクティベーションが始まる(数秒〜数分かかる場合あり)
注意点:QRコードは通常1回しか使えません。スキャンに失敗した場合はキャリアに再発行を依頼してください。
方法2:通信事業者アプリでeSIMを追加する
楽天モバイルやpovo2.0など、専用アプリ経由でeSIMを設定できるキャリアもあります。
- キャリアの公式アプリをApp Storeからインストール
- アプリ内でeSIM申込み・発行の手続きを完了させる
- 「eSIMを設定する」ボタンをタップ
- 「設定」に移動するよう促されるので、指示に従って設定を完了する
方法3:アクティベーションコードを手動入力する
QRコードが読み取れない場合やキャリアからコードが提供される場合は、手動入力も可能です。
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 画面下部の「詳細を手動で入力する」をタップ
- SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力
- 「次へ」をタップして設定を進める
方法4:eSIM転送機能でiPhoneからiPhoneへ移行する
iPhone同士の機種変更の際、eSIMを簡単に転送できる機能があります。この方法ではキャリアへの手続きが不要なケースもあります。
- 新しいiPhoneで「設定」→「モバイル通信」を開く
- 「iPhoneからSIMを転送」をタップ
- 古いiPhoneを新しいiPhoneの近くに置く
- 古いiPhoneに転送の確認通知が届くので「続ける」をタップ
- キャリアの確認ページで承認する
- 転送完了まで数分待つ
注意:転送後は古いiPhoneのeSIMが無効になります。対応キャリア・機種の組み合わせによっては利用できない場合があります。
デュアルSIMの設定と使い分け方
デュアルSIMとは
iPhoneでは物理SIM+eSIM、またはeSIM+eSIM(eSIM only端末)という構成でデュアルSIMを実現できます。仕事用と個人用の番号を1台で持てるため、携帯を2台持ち歩く必要がなくなります。
デュアルSIM設定手順
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 「モバイルデータ通信」で、通常のデータ通信に使うプランを選択する(どちらのSIMでデータ通信するか決める)
- 「通話」で使うプランを選択する(デフォルトで電話をかける番号)
- 「SMS/MMS」で使うプランを選択する
- 各プランに「仕事用」「プライベート」「海外用」などのラベルを付けると管理しやすい
デュアルSIMの動作仕様
- 同時にデータ通信できるのは1つのプランのみ
- 片方のプランで通話中でも、もう片方のプランへの着信は可能(Wi-Fiまたはデータ通信経由)
- 4G/5Gは設定したプランのみで使用
- iMessage・FaceTimeは両番号で受信可能
回線の手動切り替え
電話をかける際に使う回線を都度変更する方法:
- 電話アプリで相手の番号を入力する
- 発信ボタンの上に現在選択されているプランが表示される
- プラン名をタップすると使用する回線を切り替えられる

キャリア切り替え・eSIMの削除方法
別のキャリアへeSIMを切り替える手順
キャリアを乗り換える際の大まかな流れは以下の通りです。
- 新しいキャリアでeSIMの申し込み・MNP転入手続きを完了させる(この時点では回線切り替えはまだ)
- 新しいキャリアからQRコードまたはアクティベーションコードを受け取る
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」で新しいeSIMを追加する
- 新しいeSIMが有効化されたことを確認したら、古いeSIMを削除する
MNP(番号持ち運び)の場合、旧キャリアの回線は新キャリアで開通した時点で自動的に停止します。データのバックアップは事前に済ませておきましょう。
eSIMを削除する手順
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 削除したいプランをタップ
- 「モバイル通信プランを削除」をタップ
- 「モバイル通信プランを削除」を再度タップして確認
注意:削除したeSIMは基本的に元に戻せません。eSIMのプロファイルは1回しか使えないため、削除前にキャリアサポートに確認することをおすすめします。
海外でのeSIM活用術
渡航前に現地eSIMを追加する
海外渡航時に現地キャリアのeSIMをあらかじめ追加しておくと、空港到着と同時に現地の格安データ通信を利用できます。
おすすめの方法:
- Airalo:140以上の国・地域に対応したeSIMアプリ。日本語対応あり
- eSIM Shark:格安プランが豊富
- 現地キャリアのeSIM:その国のキャリアが提供する旅行者向けプラン
設定の流れ:
- 旅行前にアプリで目的地のeSIMプランを購入
- QRコードをスキャンしてeSIMを追加(Wi-Fi環境で行う)
- 現地では「設定」→「モバイル通信」で現地eSIMをオンにし、日本のSIMをオフにするだけ
- 帰国後は日本のSIMをオンに戻す
よくある質問(FAQ)
Q1. eSIMって何枚まで登録できますか?
iPhoneに保存できるeSIMプロファイルの数は機種によって異なります。iPhone 15・16シリーズでは最大8個のeSIMプロファイルを保存できますが、同時にアクティブにできるのは2つまでです。古い機種(iPhone XS〜13シリーズ)では保存できる数が少ない場合があります。
Q2. eSIMを設定したら物理SIMはどうなりますか?
物理SIMとeSIMは独立して動作します。デュアルSIMとして両方を同時に使うこともできますし、eSIMをメインにして物理SIMをサブ回線として残すことも可能です。物理SIMを抜いてもeSIMは引き続き使えます。
Q3. eSIMの設定中にエラーが出ました。どうすればいいですか?
以下を順番に試してみてください。
- Wi-Fi接続を確認する(モバイルデータのみでは設定できない場合がある)
- iPhoneを再起動してから再試行する
- QRコードの有効期限を確認する(期限切れの場合はキャリアに再発行を依頼)
- iOSを最新バージョンに更新する
- SIMロックが解除されているか確認する
Q4. iPhoneを修理・初期化したらeSIMはどうなりますか?
工場出荷状態へのリセット(初期化)を行うと、eSIMのプロファイルも削除されます。再設定にはキャリアへの問い合わせが必要になる場合があります。修理前にはバックアップを取っておき、修理後のeSIM再設定方法をキャリアに確認しておくことをおすすめします。
Q5. 格安SIM(MVNO)でもeSIMは使えますか?
2026年現在、IIJmio・mineo・NUROモバイル・OCNモバイルONEなど多くのMVNOがeSIMに対応しています。各社の公式サイトで対応状況を確認してから申し込んでください。物理SIMより手続きが早く、最短即日で使えるメリットがあります。
Q6. eSIMの通信速度は物理SIMと比べて遅くなりますか?
eSIMと物理SIMで通信速度に差はありません。速度はSIMの種類ではなく、キャリアのネットワーク品質・料金プラン・場所の電波状況によって決まります。同じキャリア・同じプランであれば、eSIMでも物理SIMでも速度は同等です。
Q7. iPhoneを売る・手放す際のeSIMの処理は?
端末を売却・譲渡する前に必ず「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行してください。この操作でeSIMプロファイルも削除されます。eSIMの解約手続きはキャリアのマイページまたはカスタマーサポートで行ってください。
Q8. 海外で購入したSIMロックフリーiPhoneでeSIMは使えますか?
SIMロックフリー端末であれば、日本のキャリアのeSIMを設定できます。ただし、国や地域によっては対応している周波数帯(バンド)が異なる場合があるため、事前に各キャリアの対応端末リストで確認することをおすすめします。
トラブルシューティング
eSIMが「アクティベートできません」と表示される
- Wi-Fiに接続していることを確認する
- QRコードが正しく読み取れているか確認する(明るい環境でスキャン)
- キャリア側の手続きが完了しているか確認する(申し込みから数時間かかる場合あり)
- iPhoneを再起動してから再試行する
eSIM追加後に「通信なし」と表示される
- 「設定」→「モバイル通信」でeSIMが「オン」になっているか確認する
- 機内モードをオン→オフと切り替えて電波を再取得する
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「ネットワーク設定をリセット」を試す(Wi-Fiパスワードが消えるので注意)
- キャリアサポートに連絡して開通状況を確認する
デュアルSIM設定後に一方の回線に着信しない
- 「設定」→「モバイル通信」→「通話」で着信に使うプランを確認する
- 「着信時の回線の確認」をオフにして固定の回線で受信するよう設定する
- キャリアのオプション(転送・着信設定)を確認する
まとめ
iPhoneのeSIM設定は、慣れれば数分で完了できる簡単な操作です。この記事のポイントをまとめます。
- eSIMは端末内蔵型:物理カード不要で、ネットワーク経由でキャリア情報を設定できる
- iPhone XS以降の機種でeSIMが使用可能(機種・モデルによって仕様が異なる)
- 設定方法は3通り:QRコードスキャン・通信事業者アプリ・手動入力
- デュアルSIMで2回線を1台に:仕事用・プライベート・海外用を使い分けられる
- 海外旅行では現地eSIMが最安値:Airaloなどのアプリで渡航前に準備しておくと便利
- 削除は慎重に:一度削除したeSIMプロファイルは再発行が必要になる場合がある
eSIMを活用することで、キャリア変更の手間が大幅に減り、海外渡航時のコストも抑えられます。まずはキャリアのオンラインページでeSIM申込みから始めてみてください。この記事が皆さんのeSIM活用のお役に立てれば幸いです。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!