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iPhoneで2回線を使いこなす!デュアルSIM・eSIM完全ガイド
「仕事用と私用で電話番号を分けたい」「海外旅行中に現地SIMを使いたいけど日本の番号も維持したい」——そんなニーズに応えるのが、iPhoneのデュアルSIM機能です。
この記事では、iPhoneのデュアルSIM・eSIMの設定方法から、2回線の使い分け方、通話・データ通信の回線切替方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

- iPhoneのデュアルSIM対応機種の一覧
- eSIMの追加・設定方法(キャリア別)
- デフォルト回線(通話・データ・SMS)の設定方法
- 2回線の切り替え方法と使い分けのコツ
- 仕事用とプライベート用の分け方
- よくあるトラブルと解決方法
iPhoneのデュアルSIM対応機種一覧
すべてのiPhoneがデュアルSIMに対応しているわけではありません。まずは自分のiPhoneが対応しているか確認しましょう。
| 機種 | デュアルSIM方式 | 備考 |
|---|---|---|
| iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max | eSIM×2(物理SIMスロットなし) | 米国・日本モデル |
| iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max | eSIM×2(米国モデルはSIMスロットなし) | 日本版は物理SIM+eSIM |
| iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | 物理SIM+eSIM(または eSIM×2) | 米国版はeSIMのみ |
| iPhone 13シリーズ | 物理SIM+eSIM | – |
| iPhone 12シリーズ | 物理SIM+eSIM | – |
| iPhone XS / XS Max / XR以降 | 物理SIM+eSIM | 初のeSIM対応モデル |
ポイント:日本で販売されているiPhone(SIMフリー・キャリア版)のほとんどは「物理SIM+eSIM」のデュアルSIMに対応しています。ただし、同時に使えるのは2回線まです。
eSIMとは何か?物理SIMとの違い
従来の物理SIM(nanoSIMカード)は、キャリアから発行されたカードをiPhoneのスロットに挿入して使います。一方、eSIM(Embedded SIM)はiPhone本体に組み込まれた電子的なSIMです。
| 項目 | 物理SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 形態 | カード(nano SIM) | 本体組み込み |
| 開通手続き | 店舗またはカード到着後に開通 | オンラインで即日開通可能 |
| 切り替え | SIMカードの差し替えが必要 | 設定画面から切り替え可能 |
| 保存できる回線数 | 1回線(SIM1枚) | 複数(ただし同時利用は2回線まで) |
| 紛失リスク | カードを紛失する可能性あり | 紛失なし |
eSIMを追加・設定する方法
eSIMの追加方法はキャリアによって異なりますが、基本的な流れは共通しています。
方法1:QRコードでeSIMを追加する(最も一般的)
多くのキャリアがeSIM開通用のQRコードを発行しています。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 「QRコードを使用」をタップ
- キャリアから提供されたQRコードを読み取る
- 画面の指示に従い、回線の名前(「仕事用」など)を設定する
- 「デフォルトの電話番号」の設定画面が表示されるので選択する
方法2:転送コードでeSIMを追加する
QRコードが使えない場合(別のスマートフォンでQRコードを表示できない等)、数字の転送コードを手動入力して設定できます。
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 「詳細情報を手動で入力」をタップ
- キャリアから提供されたSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力
方法3:eSIMクイック転送(iPhone間での移行)
古いiPhoneから新しいiPhoneにeSIMを移行する場合、QRコードなしで転送できます。
- 古いiPhoneと新しいiPhoneを近くに置く
- 新しいiPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」
- 「古いiPhoneから転送」または「近くのiPhoneを使う」を選択
- 古いiPhoneで転送を承認する
注意:eSIMクイック転送に対応しているキャリアとそうでないキャリアがあります。対応していない場合はキャリアのサポートに問い合わせてください。

デフォルト回線(通話・データ・SMS)の設定方法
デュアルSIMを設定した後、どちらの回線をデフォルトで使うか設定する必要があります。
デフォルトの音声通話回線を設定する
- 「設定」→「モバイル通信」をタップ
- 「デフォルトの音声回線」をタップ
- デフォルトにしたい回線をタップ(例:「個人用」「仕事用」など)
この設定で、発信時に自動で選ばれる回線が決まります。電話をかける際に毎回回線を選択することも可能です。
デフォルトのiMessage・FaceTime回線を設定する
- 「設定」→「モバイル通信」をタップ
- 「iMessage と FaceTime」をタップ
- 使用する回線を選択
モバイルデータ通信の回線を設定する
- 「設定」→「モバイル通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信」をタップ
- データ通信に使用する回線を選択
ポイント:データ通信は1回線のみ選択できます(両方同時使用は不可)。データ通信量の安い格安SIMをデータ回線に、通話品質の高いキャリアを音声回線に設定するという使い分けが人気です。
各アプリで使用する回線を個別に設定する
アプリごとにどちらの回線でデータ通信するかも設定できます。
- 「設定」→「モバイル通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信」→「カスタムデータモード」をONにする
- 各アプリをタップして使用する回線を選択
通話中に回線を切り替える方法
デフォルト以外の回線で発信したい場合は、電話をかけるときに回線を選べます。
発信時に回線を選択する
- 「電話」アプリでキーパッドを表示
- 番号を入力または連絡先を選択
- 通話ボタンの上に回線名が表示されている場合はタップして切り替え
- または、現在の回線名をタップして別の回線を選択
連絡先を開いて「電話」ボタンの横に現在の回線が表示されます。長押しすると回線を選んで発信できる機種もあります。
着信時の回線切り替えについて
着信はそれぞれの回線番号にかかってきます。両方の回線が着信できる状態であれば、かかってきた回線で自動的に受話されます。
仕事用とプライベート用の回線を分ける設定
デュアルSIMの最も人気な使い方が、仕事用とプライベート用の番号を1台のiPhoneで管理することです。
回線に名前を付けて区別する
- 「設定」→「モバイル通信」をタップ
- 設定した回線名(「プライマリ」「セカンダリ」など)をタップ
- 「ラベル」をタップして名前を変更(例:「仕事」「個人」「海外」など)
わかりやすい名前をつけておくと、発信・着信時にすぐに判断できます。
仕事時間外は仕事用回線の着信を止める
「集中モード」を活用すると、仕事時間外に仕事用番号への着信を止められます。
- 「設定」→「集中モード」→「おやすみモード」(または新規作成)
- 「通話を許可」で仕事用連絡先のみ許可するよう設定
- スケジュールを設定して自動ON/OFFにする
| 用途 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 仕事用SIM | 音声通話のデフォルト回線に設定、平日日中のみ着信許可 |
| プライベートSIM | データ通信のデフォルト回線に設定(格安SIMでコスト削減) |
| 海外旅行用eSIM | 渡航時のみ追加・有効化、帰国後は削除 |

よくあるトラブルと解決方法
eSIMが認識されない・追加できない
原因と対処法:
- iPhoneを再起動してから再試行する
- Wi-Fi接続を確認する(eSIM追加にはインターネット接続が必要)
- キャリアの開通手続きが完了しているか確認する
- QRコードの有効期限が切れていないか確認する
デュアルSIM設定後に一方の回線だけつながらない
対処法:
- 「設定」→「モバイル通信」で該当回線が「オン」になっているか確認
- 機内モードを一度ONにして、数秒後にOFFにする
- iPhoneを再起動する
- キャリアの設定アップデートがないか確認(「設定」→「一般」→「情報」)
2回線同時に通話できますか?
iPhoneのデュアルSIMは、2回線同時に通話することはできません(ただし、一方で通話中に他方に着信が来た場合、着信通知を受け取ることは可能です)。
eSIMを削除・再追加したい
eSIMを削除するには:
- 「設定」→「モバイル通信」→削除したい回線名をタップ
- 「モバイル通信プランを削除」をタップ
- 確認ダイアログで「モバイル通信プランを削除」をタップ
重要:eSIMを削除すると、そのプランの情報が消えます。同じeSIMを再度追加するには、キャリアへの再申請が必要な場合があります。削除前にキャリアに確認することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. 格安SIM(MVNO)でもeSIMは使えますか?
はい、多くの格安SIMがeSIMに対応しています。IIJmio、楽天モバイル、ahamo、povo、LINEMOなどはiPhoneのeSIMに対応しています。ただしすべてのMVNOが対応しているわけではないので、契約前に確認してください。
Q2. 海外旅行中に現地SIMをeSIMで追加できますか?
できます。現地通信会社のeSIMを追加すれば、日本のSIM(物理SIMまたはeSIM)はそのまま維持しながら現地の安い料金でデータ通信できます。Airaloなどの海外向けeSIMサービスも人気です。
Q3. デュアルSIMにするとバッテリー消費は増えますか?
はい、2つの回線を常に受信状態にするため、シングルSIMと比べてわずかにバッテリー消費が増えます。使わない回線は「設定」→「モバイル通信」でOFFにすることでバッテリー消費を抑えられます。
Q4. eSIMと物理SIMでどちらを仕事用にすべきですか?
どちらでもかまいません。ただし、会社支給のSIMカードが物理SIMの場合はそのまま物理SIMスロットに挿入し、個人用の回線をeSIMとして追加するのが一般的です。
Q5. iPhoneを売却・機種変更する際のeSIMの扱いは?
機種変更の場合はeSIMクイック転送を利用するか、キャリアでeSIMの再発行手続きを行います。iPhoneを売却する場合は、事前に「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」でiPhoneを初期化してください(eSIMも削除されます)。
Q6. データローミングはどちらの回線に適用されますか?
データ通信のデフォルト回線に設定されている回線のローミング設定が適用されます。「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」→「データローミング」で確認できます。
まとめ
iPhoneのデュアルSIM・eSIM機能は、仕事とプライベートの番号分離、海外旅行での現地SIM活用、データ通信コストの削減など、多くのメリットがあります。
設定のポイントをおさらいしましょう:
- eSIMはQRコードで簡単に追加できる
- デフォルト回線(音声・データ・SMS)はそれぞれ個別に設定できる
- 回線に「仕事」「個人」などわかりやすい名前をつけると管理しやすい
- データ通信は1回線のみ選択(格安SIMをデータ回線にするとコスト削減になる)
- 集中モードと組み合わせると仕事用番号の着信を時間帯で制御できる
まだデュアルSIMを試したことがない方は、ぜひこの機会にeSIMを追加して、快適な2回線ライフをお試しください。
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