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テレワークのビデオ会議で「声が聞こえにくい」「周囲の雑音が入る」と言われたことはありませんか?ゲーム中に「チームメンバーの声が聞き取れない」「マイクの品質が悪い」と感じていませんか?
ヘッドセット選びを間違えると、毎日のテレワークやゲームで大きなストレスを抱えることになります。しかし、市場には数え切れないほどのヘッドセットがあり、何を基準に選べばよいか分からないという方がほとんどです。
この記事では、テレワーク・ゲーム用ヘッドセットの選び方を完全解説します。マイク性能の比較から接続方式、ノイズキャンセリング性能まで、初心者でも分かるように丁寧にまとめました。この記事を読めば、自分にぴったりのヘッドセットを自信を持って選べるようになります。

この記事でわかること
- ヘッドセットの種類と基本的な違い
- テレワーク用・ゲーム用それぞれに必要なスペック
- マイク性能(指向性・ノイズキャンセリング)の見方と比較
- 有線・無線(Bluetooth / 2.4GHz)の選び方
- イヤーパッドの素材とフィット感の違い
- 価格帯別おすすめスペックの目安
- よくある失敗と回避方法
1. ヘッドセットとは?ヘッドフォンとの違い
ヘッドセットとは、ヘッドフォン(スピーカー部分)とマイクが一体になったデバイスです。通話・会議・ゲームなど、「聞く」と「話す」を同時に行うシーンに特化しています。
一方、ヘッドフォンはスピーカーのみで、マイクは内蔵されていない(またはオプション)のが一般的です。音楽リスニングには向いていますが、ビデオ会議やボイスチャットには不向きです。
ヘッドセットの主な用途別分類
| 用途 | 主な特徴 | 重視するポイント |
|---|---|---|
| テレワーク・ビデオ会議 | 長時間装着、軽量設計 | マイク品質、ノイズキャンセリング、装着感 |
| PCゲーム(FPS・MMO) | サラウンド音響、臨場感 | 定位感、音質、マイク性能 |
| コンシューマーゲーム(PS5・Switch) | コントローラー接続対応 | 接続方式、互換性 |
| スマートフォン通話 | 持ち運びやすさ | Bluetooth対応、バッテリー持続時間 |
| コールセンター業務 | 片耳タイプが多い | 耐久性、マイク明瞭度、軽量性 |
2. ヘッドセットの形状・タイプを理解する
ヘッドセットにはさまざまな形状があります。形状によって装着感、音の遮断性、持ち運びやすさが大きく変わります。
2-1. 両耳タイプ(ステレオヘッドセット)
左右両方の耳にイヤーパッドが付くタイプです。ゲームやオンライン会議に最もよく使われます。音の定位感(どの方向から音が来るかの感覚)が優れており、FPSゲームで敵の足音の方向を把握したり、音楽を没入感を持って聴いたりするのに向いています。
メリット:
- 音の定位感が高い
- 外部ノイズを遮断しやすい
- 長時間使用でも疲れにくい(パッドによる)
デメリット:
- 周囲の音が聞こえにくい(閉鎖型の場合)
- 片耳タイプより大きく重い傾向
2-2. 片耳タイプ(モノラルヘッドセット)
片方の耳だけをカバーするタイプです。コールセンター業務やテレワークに使われることが多く、もう片方の耳で周囲の音を聞きながら通話できるのが特徴です。
軽量で長時間装着しても疲れにくく、複数人と会話しながら作業するケースに向いています。
2-3. カナル型(インイヤー型)ヘッドセット
耳の穴に差し込むタイプで、有線イヤフォンにマイクが付いたものやワイヤレス型があります。持ち運びやすく、スマートフォン用途に向いています。ただし、長時間使用すると耳が疲れやすいという欠点もあります。
2-4. オーバーイヤー型とオンイヤー型
| タイプ | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| オーバーイヤー(耳を覆う) | 耳全体をパッドで包む。遮音性高い | ゲーム、在宅テレワーク |
| オンイヤー(耳に乗せる) | 耳の上にパッドを乗せる。軽量 | 外出先でも使うテレワーク |
在宅テレワーク・ゲーム用途ではオーバーイヤー型が主流です。長時間装着しても耳が痛くなりにくく、音の遮断性が高いため集中しやすい環境を作れます。
3. 接続方式の選び方(有線・無線・Bluetooth・2.4GHz)
ヘッドセットの接続方式は大きく3種類あります。それぞれに明確なメリット・デメリットがあるため、使用環境に合わせて選びましょう。

3-1. 有線(USB / 3.5mmジャック)
ケーブルで直接接続するタイプです。
USBタイプは、PCのUSBポートに接続します。デジタル信号で音声を処理するため、音質が安定しており、ドライバーやDACが内蔵されているモデルも多いです。バーチャルサラウンド機能を搭載しているゲーミングヘッドセットに多い接続方式です。
3.5mmジャック(アナログ接続)は、スマートフォン・ゲームコントローラー・ノートPCなど幅広いデバイスに接続できます。遅延がなく、バッテリー不要で使えるシンプルさが魅力です。
| 接続方式 | 遅延 | 音質 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| USB有線 | ほぼなし | 安定・高品質 | PC専用ゲーム・テレワーク |
| 3.5mm有線 | ほぼなし | 機器に依存 | マルチデバイス・コントローラー接続 |
| 2.4GHz無線 | 極めて低い | 高品質 | ゲーム・プロ用途 |
| Bluetooth | 数十〜数百ms | コーデックに依存 | テレワーク・スマートフォン |
3-2. 2.4GHz無線(USBドングル接続)
PCのUSBポートにレシーバー(ドングル)を挿し、そこから2.4GHz帯の電波でヘッドセットと通信します。
最大の特徴は遅延の低さです。 Bluetoothよりも圧倒的に遅延が少なく、FPSゲームなどの競技性の高いゲームでも使えます。接続範囲は10〜15m程度が一般的です。
ただし、PS5やNintendo Switchなどのコンソールゲーム機では対応していない機種もあるため、購入前に確認が必要です。
3-3. Bluetooth
スマートフォンやBluetoothが内蔵されたPCと接続できる汎用性の高い無線方式です。テレワーク用途では十分な品質ですが、ゲームにはやや遅延が大きいという点に注意が必要です。
Bluetoothのコーデックによって音質と遅延が変わります。
- SBC: 標準的なコーデック。遅延多め、音質普通
- AAC: Apple製品で高品質。iPhoneユーザーに向いている
- aptX / aptX LL: Androidで高品質・低遅延。ゲーム用途に比較的向いている
- LDAC: ソニー独自。高音質だが遅延あり
4. マイク性能の選び方と比較(最重要ポイント)
テレワーク・ゲームのいずれでも、マイク性能はヘッドセット選びで最も重要な要素の一つです。マイクの性能が悪いと、会議で相手に声が届かなかったり、ゲームのボイスチャットで聞き取ってもらえなかったりします。
4-1. マイクの指向性パターン
マイクには「どの方向の音を拾うか」という指向性があります。ヘッドセットでは主に以下の2種類が使われています。
単一指向性(カーディオイド)
前方(マイク正面)の音を中心に拾い、後方・横方向の音を抑えます。テレワーク・ゲームともに最もよく使われる指向性です。周囲の雑音を入れず、自分の声だけをクリアに送信したいときに向いています。
無指向性(全指向性)
すべての方向から均等に音を拾います。複数人での会議などに向いていますが、ヘッドセットの用途では背景ノイズを拾いやすいため、あまり好まれません。
4-2. ノイズキャンセリングマイク(NC)
ノイズキャンセリングには「マイクのNC」と「スピーカー側のNC」の2種類があります。混同しがちですが、働きが異なります。
| 種類 | 働き | 効果の対象 |
|---|---|---|
| マイクNC(送話側) | 自分が話す際に周囲の雑音を除去 | 相手に届く音を改善 |
| スピーカーANC(受話側) | 外部の騒音を打ち消して耳をブロック | 自分が聞く音を改善 |
テレワークで特に重要なのはマイクNCです。自宅の環境音(エアコン、子どもの声、ペットなど)が相手に届くのを防ぎます。
マイクNCの方式には大きく2つあります:
- ハードウェアNC: マイクが2つあり(メインマイクとリファレンスマイク)、差分演算でノイズを除去。物理的な仕組みのため信頼性が高い
- ソフトウェアNC(AIノイズキャンセリング): ドライバーやアプリがAIで音声を分析・フィルタリング。Logicool G HUB、NVIDIA RTX Voice、Zoom・Microsoft TeamsのAI NRなどが代表的
4-3. ブームマイク vs 内蔵マイク
マイクの形状にも大きな違いがあります。
| マイクタイプ | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| ブームマイク(アーム式) | 口元まで引き寄せられる。クリアな音声収録 | ゲーム・ビジネス通話 |
| フレキシブルブームマイク | 曲げて位置調整可能。汎用性高い | テレワーク・ゲーム両用 |
| 格納式マイク | 使わないときハウジング内に収納。見た目スッキリ | テレワーク・音楽兼用 |
| 内蔵(固定)マイク | イヤーカップに内蔵。見た目はスマート | カジュアル通話・スマートフォン |
本格的なテレワーク・ゲーム用途では、口元まで近づけられるブームマイク付きモデルを強く推奨します。内蔵マイクは口から遠くなるため、音量が小さくなったり周囲の雑音を拾いやすくなります。
5. テレワーク用ヘッドセットの選び方
テレワーク・ビデオ会議用のヘッドセットに求められる条件をまとめます。
5-1. テレワーク用に必要なスペックチェックリスト
テレワーク用ヘッドセット 選定基準
- ✅ マイクNC(ノイズキャンセリング)内蔵: 自宅の環境音が相手に届かないように
- ✅ USB接続またはBluetooth対応: PCに直接接続して音声品質を安定させる
- ✅ 長時間装着でも疲れない軽量設計: 1日6〜8時間以上の使用に耐える
- ✅ マイクミュートボタン・音量調整がヘッドセット本体にある: 会議中に素早く操作できる
- ✅ ブームマイク付き: 口元に近づけてクリアな音声を録音
- ✅ Zoom・Teams・Slack認定モデル(任意): 動作保証がある
5-2. 重さと装着時間の目安
テレワークでは1日を通じて断続的にヘッドセットを使います。重すぎると首や耳への負担が大きくなります。
- 150g以下: 長時間装着に最適。疲れにくい
- 150〜250g: 標準的な重量。2〜3時間使用ならほぼ問題なし
- 250g以上: やや重い。高性能ゲーミングモデルに多い。長時間テレワークには向かない場合も
5-3. テレワーク向けスペック早見表
| チェック項目 | 必須 | あると嬉しい |
|---|---|---|
| マイクNC | ◎ 必須 | AIノイズキャンセル対応 |
| ブームマイク | ◎ 必須 | 角度調整・格納式 |
| 接続方式 | USB または Bluetooth | 両対応(有線・無線切替) |
| 重量 | 250g以下 | 150g以下 |
| ミュートボタン | ◎ 必須 | LEDインジケーター付き |
| 装着時間 | 8時間以上対応設計 | ANC(スピーカー側)搭載 |
| 互換性 | Windows / Mac対応 | Zoom / Teams認定 |
6. ゲーム用ヘッドセットの選び方
ゲーム用ヘッドセットはテレワーク用と求める性能が異なります。音の定位感や臨場感、低遅延接続などが重要になります。
6-1. ゲーム用ヘッドセットに必要なスペックチェックリスト
ゲーム用ヘッドセット 選定基準
- ✅ 7.1chバーチャルサラウンド対応(PCゲーム): 敵の足音・方向感が分かる
- ✅ 低遅延接続(有線USB または 2.4GHz無線): コンマ数秒の遅延が勝敗に影響
- ✅ 大口径ドライバー(40mm以上推奨): 迫力ある低音と広いサウンドステージ
- ✅ ブームマイクまたは高品質マイク内蔵: チームメンバーに声が届く
- ✅ 対応プラットフォーム確認(PC / PS5 / Xbox / Switch)
- ✅ ゲーミングソフトウェア対応(EQ設定): 音質のカスタマイズができる
6-2. ゲームジャンル別のヘッドセット選び方
| ゲームジャンル | 重視すべき機能 | 接続方式の推奨 |
|---|---|---|
| FPS(射撃系) | 音の定位感、足音の方向認識、7.1chサラウンド | USB有線 または 2.4GHz |
| MMORPG・オンラインRPG | ボイスチャット品質、長時間装着感 | USB有線 または 2.4GHz |
| MOBA(League of Legendsなど) | 音質、定位感、ボイスチャット | USB有線 |
| コンソールゲーム(PS5) | Tempest 3D Audio対応、3.5mm または USB-C接続 | 3.5mm または PS5対応ドングル |
| Nintendo Switch | 3.5mm接続対応、軽量 | 3.5mm有線 |
| カジュアルゲーム | 価格と品質のバランス | Bluetooth または 2.4GHz |
6-3. バーチャルサラウンドについて
物理的にスピーカーが複数配置されている「マルチドライバー」型と、1〜2つのドライバーでソフトウェア処理する「バーチャルサラウンド」型があります。
ゲーミングヘッドセットのほとんどはバーチャルサラウンドです。専用ソフトウェアやDSP処理で7.1chの音場を再現します。効果には個人差がありますが、FPSなどで足音の方向がわかりやすくなる効果があります。
7. イヤーパッドの素材と快適さ
長時間使用では、イヤーパッドの素材と形状が装着感に直結します。素材によって通気性・耐久性・音の遮断性が大きく異なります。

| 素材 | 通気性 | 遮音性 | 耐久性 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| 合成皮革(PUレザー) | 低め | 高い | 普通(加水分解あり) | ゲーム、短時間集中使用 |
| 本革(レザー) | 低め | 高い | 高い | 高級モデル・ビジネス |
| ファブリック(布地) | 高い | やや低め | 普通(汚れやすい) | 長時間テレワーク・夏場使用 |
| メモリーフォーム | 素材による | 高い | 高い | 長時間装着・眼鏡使用者 |
眼鏡をかけている方は特に注意が必要です。 硬いイヤーパッドだと眼鏡のフレームが当たって耳が痛くなります。メモリーフォーム素材や、眼鏡スリット付きイヤーパッドを選ぶと快適に使えます。
8. 価格帯別スペックの目安と選び方
ヘッドセットは数千円〜数万円まで幅広い価格帯があります。価格帯ごとに期待できる性能の目安を解説します。
エントリークラス(3,000〜8,000円)
日常的なテレワーク・カジュアルなゲームには十分な品質です。マイクNC性能や音質に限界はありますが、コストを抑えてまず試したい方に向いています。
特にこれから在宅勤務を始める方や、ゲームを始めたばかりの方におすすめのゾーンです。
ミドルクラス(8,000〜20,000円)
テレワーク・ゲーム用に本格的に使うなら、このゾーンが最もコストパフォーマンスが高いです。マイクNCが実用的に効き、音質もクリアで、長時間使用を考慮した設計のモデルが揃っています。
特に1日4時間以上ヘッドセットを使う方には、ここへの投資が長期的に見て最も賢いと言えます。
ハイエンドクラス(20,000円以上)
プロゲーマーレベルの音質・定位感が必要な方、またはビジネス用途でハイエンドの通話品質を求める方向けです。
Bluetoothの場合は高音質コーデック(LDAC)対応や、マルチポイント接続(複数デバイス同時接続)などの機能が付くことが多いです。
| 価格帯 | 期待できる音質 | マイクNC | 無線品質 |
|---|---|---|---|
| 〜8,000円 | 実用的な音質 | 限定的なNC | Bluetooth基本対応 |
| 8,000〜20,000円 | クリアで立体的 | 実用レベルのNC | 2.4GHz または aptX |
| 20,000円〜 | ハイファイ音質 | 強力なNC(AI含む) | 2.4GHz + LDAC両対応 |
9. テレワーク・ゲーム両用ヘッドセットの選び方
「テレワークでも使えて、仕事終わりにゲームでも使いたい」という方向けの両用選びのポイントを解説します。
両用で重視すべき3つのポイント
- 接続方式の柔軟性: USB-C有線 + Bluetooth(またはUSBドングル)に両対応しているモデルが理想的です。PCにはUSBで接続して低遅延ゲームプレイ、スマートフォンにはBluetoothで接続するといった使い方ができます。
- マイクの取り外し・格納: ゲーム用のブームマイクは会議中は便利ですが、外出先では邪魔になります。取り外し可能またはハウジング内に格納できるマイクを選ぶと両用で使いやすくなります。
- デザインの汎用性: 派手なゲーミングデザイン(LEDライトなど)はビジネスシーンに向かない場合があります。両用を考えるならシンプルなデザインを選ぶのが無難です。
有線・無線 どちらを選ぶべきか(用途別まとめ)
| 状況・用途 | 推奨接続方式 | 理由 |
|---|---|---|
| 在宅テレワーク(固定PC) | USB有線 | 音質安定・バッテリー不要 |
| 在宅テレワーク(動き回る) | Bluetooth または 2.4GHz | ケーブルなしで自由に動ける |
| 外出先での会議 | Bluetooth | 持ち運びやすく汎用性高い |
| 競技性の高いFPS・MOBA | USB有線 または 2.4GHz | 遅延が致命的になる可能性あり |
| カジュアルゲーム・RPG | 2.4GHz または Bluetooth | 遅延の影響が少ない |
| コンシューマーゲーム機 | 3.5mm有線 | 互換性が最も高い |
10. ヘッドセット選びでよくある失敗と回避方法
実際に購入した後に後悔しやすいポイントを事前に把握しておきましょう。
失敗1: マイクNCのない安いモデルを購入してしまう
テレワークで一番多い失敗です。「聞こえれば良い」と思って購入すると、会議中にキーボードの打鍵音、エアコンの音、ペットの声などが相手に筒抜けになります。
回避方法: 購入前に「ノイズキャンセリングマイク」という記載があるか確認する。ない場合はソフトウェアNC(NVIDIA RTX Voice等)で補える。
失敗2: 重すぎて2時間で首が疲れる
スペックばかり見て重量を確認しなかった場合に起こります。250g超のヘッドセットを1日8時間付け続けると、首への負担が大きくなります。
回避方法: テレワーク用途なら必ず重量を確認する。ヘッドバンドの素材(金属・プラスチック・パッドの厚さ)も確認する。
失敗3: 接続方式が対応していない
「2.4GHz対応」と書いてあるのに、PS5やNintendo Switchで使えなかった、というケースが多いです。また、最近のUltrabook系PCにはUSB-Aポートがなく、2.4GHzドングルを挿せない場合もあります。
回避方法: 使用するデバイス・プラットフォームへの対応を購入前に必ず確認する。USB-A非対応なら変換アダプターも用意する。
失敗4: ゲームの音質にこだわりすぎてマイクが粗末
「音質最高!」でも「マイク音質が最悪」というモデルが存在します。特にゲーミングヘッドセットに多く見られます。チームプレイのあるゲームや、配信・ボイスチャットを重視するなら、マイク品質のレビューも確認しましょう。
回避方法: 購入前にYouTubeやレビューサイトでそのモデルのマイクテスト動画を確認する。
失敗5: イヤーパッドが加水分解して剥がれる
合成皮革(PUレザー)のイヤーパッドは、1〜3年で表面がボロボロに剥がれてくることがあります(加水分解)。特に高温多湿の日本の夏に劣化が早まります。
回避方法: ファブリック素材またはメモリーフォームファブリック素材を選ぶ。もしくはイヤーパッドが交換可能なモデルを選ぶ。
11. ヘッドセットのお手入れ・メンテナンス方法
ヘッドセットを長持ちさせるためのメンテナンス方法を紹介します。
日常のケア
- 使用後はケーブルを無理に折り曲げずに収納: 断線防止のため、ゆるくまとめて保管する
- イヤーパッドは定期的に乾拭き: 汗や皮脂が付くと劣化が早まる。週1回程度、乾いた布で拭く
- マイクの保護: ブームマイクを使わないときは所定の位置に格納するか、マイクミュートに設定する
本体・イヤーパッドの洗浄方法
- まずヘッドセットの電源をオフにする(有線の場合は接続を外す)
- 取り外し可能なイヤーパッドは取り外す
- 布素材のパッドは薄めた中性洗剤で優しく手洗いし、十分に乾燥させる
- PUレザー素材は水気が劣化を早めるため、固く絞った布で軽く拭くだけにする
- マイクグリル(金属メッシュ部分)は柔らかいブラシで埃を払う
⚠️ 注意: 電子部品(スピーカー・マイク・PCB)に直接液体をかけないでください。内部に水が入ると故障の原因になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. テレワーク用とゲーム用は別々に買うべきですか?
A. 予算があれば別々が理想ですが、両用モデルを選べば1台で対応できます。選ぶ際は、マイクのノイズキャンセリング性能(テレワーク重視)と音の定位感(ゲーム重視)の両立を意識してください。USB接続対応で、ブームマイクが格納できるモデルが両用向きです。
Q2. ゲーム中のボイスチャットにBluetoothヘッドセットは使えますか?
A. 使えますが、競技性の高いゲーム(FPSなど)ではBluetoothの遅延(20〜200ms程度)が気になる場合があります。カジュアルなゲームや、Discord・LINEのボイスチャット程度であれば問題ないレベルです。できれば2.4GHzワイヤレスか有線USB接続を推奨します。
Q3. マイクのノイズキャンセリングとスピーカー側のANCは別ですか?
A. はい、別物です。マイクNCは「相手に送る音声から雑音を除去」する機能です。スピーカー側のANC(アクティブノイズキャンセリング)は「自分の耳に届く外部の騒音を電気的に打ち消す」機能です。テレワークで「相手に雑音が入る」問題にはマイクNCが必要で、「周囲がうるさくて会議の声が聞こえない」問題にはスピーカーANCが必要です。
Q4. 眼鏡をかけていますが、長時間でも痛くならないヘッドセットはありますか?
A. メモリーフォーム素材のイヤーパッドで、かつオーバーイヤー型(耳全体を覆うタイプ)を選ぶと快適です。また、一部のモデルには眼鏡用の切り込みや、フレームの逃げ加工がされたイヤーパッドがあります。可能であれば実店舗で試着することをおすすめします。
Q5. ノイズキャンセリングが「強すぎて」自分の声が聞こえなくなることはありますか?
A. スピーカー側のANCが強いと、自分の話し声が聞こえにくくなる「オクルージョン効果」が起きることがあります。これを防ぐため、上位モデルでは「ヒアスルー機能(外音取り込み機能)」が搭載されていることがあります。また、「シモンカリング機能」とも呼ばれる、マイクで拾った自分の声をスピーカーに返す機能が付いているモデルもあります。
Q6. USB-CとUSB-Aの違いは何ですか?ヘッドセット選びで気をつける点は?
A. USB-Cは最近のMacBook・ゲーミングノートPC・スマートフォンに多く採用されている細長い楕円形のコネクタです。USB-Aは従来の長方形のコネクタです。購入するPCやデバイスのポートを事前に確認し、対応するコネクタのヘッドセットを選んでください。変換アダプターでも対応可能ですが、接続の安定性を考えると直接対応のコネクタが望ましいです。
Q7. ヘッドセットのドライバーを最新に保つ必要はありますか?
A. はい、定期的なドライバー・ファームウェアの更新をおすすめします。特にUSB接続のゲーミングヘッドセットは、専用ソフトウェア(Logicool G HUB、Razer Synapse、SteelSeries GGなど)からファームウェアを更新できます。更新によりマイクNC性能の改善、音質の改善、新機能の追加などが行われることがあります。
Q8. マイク単体(コンデンサーマイク)と比べて、ヘッドセットのマイクはどうですか?
A. 一般的に、単体のコンデンサーマイク(USBマイクスタンド型)の方が音質は優れています。ただし、ヘッドセットのマイクは口との距離が一定に保てること、頭の動きに追随すること、場所を取らないことが利点です。テレワーク・ゲームの通話品質としてはヘッドセットで十分ですが、配信・録音など「音質を最優先する場合」は別途マイクの購入を検討してください。
まとめ
ヘッドセット選びで最も重要なのは、自分の主な用途を明確にすることです。テレワーク専用なら軽量・マイクNC重視、ゲーム専用なら定位感・低遅延重視、両用なら接続方式の柔軟性とデザインの汎用性が大切です。
この記事のまとめ
- テレワーク用: マイクNC・ブームマイク・軽量設計・ミュートボタン搭載を優先
- ゲーム用: 低遅延接続(USB有線・2.4GHz)・定位感・バーチャルサラウンドを優先
- 両用: 複数接続方式対応・格納式マイク・シンプルなデザインを選ぶ
- マイクの指向性: 単一指向性(カーディオイド)がテレワーク・ゲームともに最適
- イヤーパッド: 長時間使用にはメモリーフォームまたはファブリック素材が快適
- 予算の目安: 本格使用なら8,000〜20,000円のミドルクラスがコスパ最高
- 眼鏡使用者: メモリーフォームのオーバーイヤー型を選ぶ
- 接続確認: 使うデバイスのポート(USB-A / USB-C / Bluetooth)を事前確認
ヘッドセットは毎日使うデバイスだからこそ、少し時間をかけて自分の用途に合ったモデルを選ぶことが重要です。この記事のチェックリストを参考に、快適なテレワーク・ゲーム環境を手に入れてください。
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