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【2026年最新版】Google Looker Studio(旧データポータル)でダッシュボードを作る方法【完全ガイド】

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「Googleのデータ可視化ツールって難しそう…」「Looker Studioって何から始めればいいの?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

Google Looker Studio(旧称:Googleデータポータル)は、無料で使えるデータ可視化・ダッシュボード作成ツールです。Googleアナリティクス、Google Search Console、スプレッドシートなどのデータを美しいグラフやレポートにまとめることができます。

この記事では、Looker Studioの基本から実際にダッシュボードを作るまでの手順を、初心者の方でもわかるように丁寧に解説します。設定方法から活用テクニックまで完全網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • Google Looker Studioとは何か・何ができるか
  • アカウント作成・ログイン方法
  • データソースの接続方法(Googleアナリティクス・スプレッドシートなど)
  • ダッシュボードの新規作成手順(ステップごとに解説)
  • グラフ・表・スコアカードの追加方法
  • デザインのカスタマイズ方法
  • レポートの共有・公開方法
  • よくあるトラブルと解決策
Looker Studioの基本操作

Google Looker Studioとは?基本を理解しよう

Looker Studioの概要

Google Looker Studio(旧称:Googleデータポータル/Google Data Studio)は、Googleが提供する無料のBIツール(ビジネスインテリジェンスツール)です。2022年10月に「Google Data Studio」から「Looker Studio」に名称変更されました。

主な特徴は以下の通りです:

  • 完全無料で利用可能(有料版のLooker Studio Proもあり)
  • Googleアカウントがあればすぐに始められる
  • 複数のデータソースを1つのダッシュボードに統合できる
  • リアルタイムでデータが更新される
  • チームでの共同編集・共有が簡単
  • インタラクティブなレポートが作れる

Looker StudioとLooker Studio Proの違い

無料版と有料版(Pro)の主な違いを表で確認しましょう。

機能 無料版(Looker Studio) 有料版(Looker Studio Pro)
料金 無料 有料(要問い合わせ)
レポート数 無制限 無制限
チームワークスペース なし あり
SLA(サービス保証) なし あり
サポート コミュニティのみ Google専任サポート
対象 個人・小規模チーム 企業・大規模チーム

個人利用や小規模なチームであれば、無料版で十分です。本記事は無料版を前提に解説します。

Looker Studioで接続できる主なデータソース

Looker Studioの大きな強みは、多様なデータソースに接続できることです。代表的なものを紹介します。

カテゴリ 主なデータソース
Googleサービス Googleアナリティクス 4、Search Console、Google広告、スプレッドシート、Bigquery
データベース MySQL、PostgreSQL、Microsoft SQL Server
ファイル CSVファイル、Googleスプレッドシート
SNS・広告 Facebook広告、Twitter広告(パートナーコネクタ経由)
その他 コミュニティコネクタ(サードパーティ製)で数百種類に対応

Looker Studioを始める前の準備

必要なもの

  • Googleアカウント(GmailアドレスまたはGoogle Workspace)
  • パソコン(スマートフォンでも一部操作可能だが、PC推奨)
  • モダンなウェブブラウザ(Chrome推奨)
  • 接続したいデータ(Googleアナリティクスなど)へのアクセス権限

Looker Studioへのアクセス方法

Looker Studioには以下のURLからアクセスできます:

https://lookerstudio.google.com/

ブラウザでこのURLを開き、Googleアカウントでログインするだけです。インストールは不要です。

【手順1】Looker Studioにログインする

ステップ1: Looker Studioにアクセスする

ブラウザ(Chrome推奨)で https://lookerstudio.google.com/ を開きます。

ステップ2: Googleアカウントでログインする

まだログインしていない場合は、Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力してログインします。すでにChromeでGoogleアカウントにログイン済みであれば、自動的にログイン状態になります。

ステップ3: 利用規約に同意する(初回のみ)

初めてLooker Studioを使う場合は、サービス利用規約の確認画面が表示されます。内容を確認し、「同意して続行」をクリックします。

ログインが完了すると、Looker Studioのホーム画面(マイレポート一覧)が表示されます。

【手順2】新しいレポートを作成する

ステップ1: 「作成」ボタンをクリックする

ホーム画面の左上にある「+ 作成」ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューが表示されるので、「レポート」を選択します。

または、ホーム画面中央の「空のレポート」カードをクリックしても同じ画面に遷移します。

ステップ2: テンプレートから始めるか、空白から始めるかを選ぶ

新規レポート作成時に、以下の2つの方法を選べます:

  • 空白のレポート:一から自分でデザインする。自由度が高い
  • テンプレートを使用:Googleが用意したサンプルレポートをベースに編集する。初心者に推奨

初めての方は、テンプレートから始めるのがおすすめです。特にGoogleアナリティクス用のテンプレートは完成度が高く、すぐに実用できます。

本記事では「空白のレポート」から作成する手順を解説します。

データソースの接続方法

【手順3】データソースを接続する

空白のレポートを選択すると、「データをレポートに追加」という画面が表示されます。ここでレポートに表示するデータの接続元を選びます。

Googleアナリティクス 4(GA4)を接続する場合

ステップ1:「Googleアナリティクス」コネクタを選択します。

ステップ2:Googleアカウントのアクセス許可を求められる場合は「承認」をクリックします。

ステップ3:アカウント一覧からGA4のアカウント → プロパティ → データストリームの順に選択します。

ステップ4:「追加」ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されたら「レポートに追加」をクリックします。

Googleスプレッドシートを接続する場合

ステップ1:コネクタ一覧から「Googleスプレッドシート」を選択します。

ステップ2:接続したいスプレッドシートを選択します。Googleドライブに保存されているスプレッドシートの一覧が表示されます。

ステップ3:シートを選択し、「ヘッダー行を使用」にチェックが入っていることを確認します(1行目が列名の場合)。

ステップ4:「追加」をクリックして接続完了です。

Google Search Consoleを接続する場合

ステップ1:コネクタ一覧から「Search Console」を選択します。

ステップ2:サイトの一覧から対象のプロパティを選択します。

ステップ3:「表タイプ」として「サイトのインプレッション」「URLのインプレッション」「サイトのデバイス」などから目的に合ったものを選びます。

ステップ4:「追加」をクリックして接続完了です。

CSVファイルを接続する場合

CSVファイルを直接アップロードして使うことも可能です。

ステップ1:コネクタ一覧から「ファイルのアップロード」を選択します。

ステップ2:「ファイルをアップロード」ボタンをクリックし、CSVファイルを選択します。または、ドラッグアンドドロップで追加できます。

ステップ3:プレビューでデータが正しく読み込まれているか確認し、「追加」をクリックします。

データソース接続時のよくある注意点

  • 接続するサービスへのアクセス権限が必要です(自分のGA4プロパティは自動的に表示されます)
  • 他のユーザーのデータに接続するには、そのアカウントで「編集者」または「閲覧者」権限をもらう必要があります
  • CSVファイルは最大100MBまで対応しています

【手順4】グラフ・チャートを追加する

データソースを接続すると、レポート編集画面が開きます。ここからグラフや表などのコンポーネントを追加していきます。

グラフの追加方法

ステップ1:上部メニューの「グラフを追加」をクリックします。

ステップ2:ドロップダウンメニューからグラフの種類を選択します。主なグラフ種類は以下の通りです:

グラフ種類 用途 おすすめ場面
折れ線グラフ 時系列での変化を表示 日別・月別のPV数推移
棒グラフ カテゴリ間の比較 ページ別のセッション数比較
円グラフ 割合・構成比の表示 デバイス別・流入元別の割合
スコアカード 単一の数値を大きく表示 総セッション数・直帰率
複数データを一覧表示 ページ別詳細データ
地図 地域別データの可視化 国・都道府県別のユーザー数
散布図 2指標の相関関係 PV数とコンバージョンの関係

ステップ3:グラフの種類を選んだ後、レポートの好きな場所でドラッグしてサイズと位置を決めます。

スコアカード(KPI表示)を追加する

スコアカードは、「総セッション数:12,345」のように重要な数値を大きく1つだけ表示するコンポーネントです。ダッシュボードの上部に並べると見やすくなります。

ステップ1:「グラフを追加」→「スコアカード」を選択します。

ステップ2:右側の設定パネルで「指標」を選択します(例:「セッション」「ユーザー数」「直帰率」など)。

ステップ3:「比較期間」を設定すると、前期比(増減)も一緒に表示できます。

表を追加する

ステップ1:「グラフを追加」→「表」を選択します。

ステップ2:右側の設定パネルで、表示する「ディメンション」(行の軸、例:ページのURL)と「指標」(数値、例:セッション数、直帰率)を設定します。

ステップ3:「行数」を設定して、何行まで表示するか決めます。

フィルター(絞り込み)コントロールを追加する

インタラクティブなダッシュボードを作るには、閲覧者が自分でデータを絞り込めるフィルターコントロールが便利です。

ステップ1:上部メニューの「コントロールを追加」をクリックします。

ステップ2:「期間設定コントロール」(日付範囲の選択)または「プルダウンリスト」「チェックボックス」などを選択します。

ステップ3:コントロールを配置し、どのグラフに適用するかを設定します。デフォルトでは同じページ内の全グラフに適用されます。

【手順5】グラフの設定・カスタマイズ

ディメンションと指標を設定する

グラフをクリックして選択すると、右側に「設定」パネルが表示されます。ここでグラフの中身を細かく設定できます。

  • ディメンション:データを分類する軸。例:「日付」「ページ名」「デバイス」「国」など
  • 指標:数値データ。例:「セッション数」「ページビュー数」「直帰率」「コンバージョン数」など
  • 並べ替え:どの指標で並べ替えるか、昇順または降順か
  • フィルター:特定の条件でデータを絞り込む

期間フィルターを設定する

各グラフに独自の期間を設定することも可能です:

ステップ1:グラフを選択し、右側「設定」パネルの下部にある「デフォルトの期間」を探します。

ステップ2:「カスタム」を選択すると、特定の期間(例:過去30日間、今月など)を固定できます。

グラフの見た目をカスタマイズする(スタイル設定)

グラフを選択した状態で、右側パネルの「スタイル」タブをクリックすると、見た目の細かい設定ができます:

  • グラフの色:系列ごとの色を自由に変更できます
  • フォント・文字サイズ:軸ラベルやデータラベルのフォント設定
  • 背景色・枠線:グラフエリアの背景色や枠線の太さ・色
  • データラベル:グラフ上に数値を表示するかどうか
  • 凡例の位置:凡例を上・下・左・右・なしから選択

【手順6】ダッシュボードのレイアウトとデザインを整える

テキストとタイトルを追加する

ダッシュボードにタイトルや説明文を追加すると、見やすさが大幅に向上します。

ステップ1:上部メニューの「テキストを追加」(「T」アイコン)をクリックします。

ステップ2:レポート上でドラッグしてテキストボックスを配置します。

ステップ3:ダブルクリックしてテキストを入力します。フォント、サイズ、色、太字/斜体なども設定できます。

図形・画像を追加する

ダッシュボードに図形(四角形、線など)や会社ロゴなどの画像を追加することもできます。

  • 図形の追加:上部メニューの「図形を追加」から四角形・円・線を選択
  • 画像の追加:「画像を追加」からローカルファイルまたはURLで画像を追加

ページを追加して複数ページのレポートにする

1つのレポートに複数のページを追加することで、テーマ別のダッシュボードを作れます。

ステップ1:左側パネルの「ページ」セクションにある「+ ページを追加」をクリックします。

ステップ2:ページ名をダブルクリックして変更します(例:「概要」「トラフィック分析」「コンバージョン」など)。

レポート全体のテーマ・カラーを設定する

ステップ1:上部メニューの「テーマとレイアウト」をクリックします。

ステップ2:用意されたテーマから選ぶか、カスタムでプライマリカラーやフォントを設定できます。

ステップ3:「ページサイズ」を変更することで、A4縦・横・ワイドスクリーンなど、用途に合わせたサイズにできます。

グラフとフィルターの設定

【手順7】レポートを共有・公開する

特定のユーザーと共有する

ステップ1:右上の「共有」ボタンをクリックします。

ステップ2:「ユーザーやグループを追加」の欄に、共有したいユーザーのGmailアドレスを入力します。

ステップ3:権限を設定します:

権限 できること おすすめ用途
閲覧者 レポートを見るだけ。日付範囲の変更などインタラクティブ操作は可能 クライアント・上司への共有
編集者 レポートの編集・グラフの追加・削除も可能 チームメンバーとの共同作業

ステップ4:「送信」をクリックすると、相手に招待メールが届きます。

リンクで誰でも見られるように公開する

URLを知っている人なら誰でも閲覧できるようにする方法です。

ステップ1:「共有」ボタンをクリックし、「リンクを管理」タブを選択します。

ステップ2:「リンクを知っている全員」に変更し、権限を「閲覧者」に設定します。

ステップ3:「リンクをコピー」してURLを共有します。

ウェブサイトへの埋め込み

ダッシュボードをウェブサイトに埋め込むこともできます。

ステップ1:右上の「…(その他のオプション)」メニューから「埋め込む」を選択します。

ステップ2:表示されるiframeコードをコピーして、ウェブサイトのHTMLに貼り付けます。

ただし、埋め込みを使う場合は事前にレポートを「リンクを知っている全員が閲覧可能」に設定する必要があります。

【実践】Googleアナリティクスダッシュボードの作り方

ここからは、Googleアナリティクス 4(GA4)を使った実用的なダッシュボードの作り方を解説します。ウェブサイト運営者に最も役立つ構成です。

おすすめダッシュボード構成

位置 コンポーネント 表示する指標
上部(KPIエリア) スコアカード×4 総セッション数、ユーザー数、直帰率、平均セッション時間
中段左 折れ線グラフ 日別セッション数の推移
中段右 円グラフ デバイス別・流入元別の割合
下部 ページ別のPV数・セッション数・直帰率

ステップ1:KPIエリアを作る(スコアカード4つ)

まずレポート上部に、サイトの主要KPIを一目で確認できるエリアを作ります。

  1. 「グラフを追加」→「スコアカード」を選択し、左上に配置
  2. 右側「設定」の指標に「セッション」を選択
  3. スコアカードを選択した状態でCtrl+C → Ctrl+Vで3回コピーし、横に並べる
  4. 2つ目:指標を「アクティブユーザー数」に変更
  5. 3つ目:指標を「直帰率」に変更
  6. 4つ目:指標を「平均エンゲージメント時間」に変更

ステップ2:トレンドグラフを作る(折れ線グラフ)

  1. 「グラフを追加」→「折れ線グラフ」を選択し、中段左に配置
  2. ディメンション:「日付」を選択
  3. 指標:「セッション」を選択
  4. 期間設定コントロールをレポート上部に追加し、閲覧者が期間を自由に切り替えられるようにする

ステップ3:流入元の内訳を可視化する(円グラフ)

  1. 「グラフを追加」→「円グラフ」を選択し、中段右に配置
  2. ディメンション:「デフォルトチャネルグループ」を選択
  3. 指標:「セッション」を選択
  4. スタイルタブで「データラベルを表示」をONにする

ステップ4:人気ページ一覧を作る(表)

  1. 「グラフを追加」→「表」を選択し、下部に広めに配置
  2. ディメンション:「ページタイトルとスクリーン名」を選択
  3. 指標:「表示回数」「セッション」「直帰率」を追加
  4. 並べ替え:「表示回数」の降順に設定
  5. 行数:25に設定

【実践】Search Consoleダッシュボードの作り方

SEO担当者に欠かせない、Google Search Consoleのデータを可視化するダッシュボードの作り方です。

おすすめ構成

  1. 折れ線グラフ:クリック数と表示回数の推移(2軸グラフ)
  2. スコアカード:合計クリック数、合計表示回数、平均クリック率、平均掲載順位
  3. :クエリ(検索語句)別のクリック数・表示回数・クリック率・平均順位
  4. :ページ別のクリック数・表示回数・平均順位

データソースの設定ポイント

Search Consoleのデータソースを追加する際は、「表タイプ」の選択が重要です:

  • サイトのインプレッション:日別の集計データ(折れ線グラフに最適)
  • URLのインプレッション:ページURL別のデータ(ページ分析に最適)
  • サイトのクエリ:検索語句別のデータ(キーワード分析に最適)

1つのレポート内で複数の表タイプを混在させる場合は、データソースをそれぞれ別途追加する必要があります。

Looker Studioの便利な機能・テクニック

計算フィールドで独自の指標を作る

Looker Studioには「計算フィールド」機能があり、既存のデータから新しい指標を作れます。

例1:コンバージョン率の計算

数式:コンバージョン数 / セッション数 * 100

例2:1セッションあたりのページビュー数

数式:ページビュー数 / セッション数

設定方法:データソースを開き(鉛筆アイコン)→「フィールドを追加」→数式を入力→保存

データのブレンド(複数データソースの結合)

GA4とSearch Consoleのデータを1つのグラフで比較したい場合など、複数のデータソースを結合して表示できます。

設定方法:グラフを選択 → 右側パネルの「データソース」横の「ブレンドデータ」アイコンをクリック → 結合する条件(日付など)を指定

レポートフィルターを活用する

特定の条件のデータだけを表示したい場合は、フィルターを設定します。

設定方法:グラフを選択 → 右側パネル「フィルター」→「フィルターを追加」→ 条件を設定(例:「国」が「Japan」と一致)

テンプレートとして保存・再利用する

作ったレポートを他のプロパティでも使い回したい場合は、テンプレートとして共有できます。

方法:共有 → 「レポートのコピーを作成」のオプションを有効にしてリンクを共有。受け取った人がそのリンクを開くと「コピーを作成」ボタンが表示され、自分のアカウントにコピーして使えます。

スケジュール配信メールで自動レポートを送る

レポートを定期的にメールで自動配信できます。毎週月曜日に先週のデータをチームに送る、といった使い方が便利です。

設定方法:右上「…」→「メールの配信スケジュール」→ 頻度(毎日・毎週・毎月)と送信先を設定

Looker Studio活用のコツとベストプラクティス

ダッシュボード設計の基本原則

原則 ポイント
目的を明確にする 「何を知りたいか」を先に決めてからグラフを選ぶ。目的なしに全データを詰め込まない
重要情報を上に配置 KPI・スコアカードは上部に。スクロールしないと見えない位置に重要データを置かない
グラフ数は絞る 1ページに詰め込みすぎない。7〜10個程度が見やすさの目安
色の統一 会社・ブランドのカラーに統一すると見た目がプロらしくなる
閲覧者に合わせる 非エンジニアが見る場合は専門用語を避け、わかりやすいラベル名にする

パフォーマンスを改善するコツ

Looker Studioのレポートが重い・遅い場合の対策です:

  • グラフの数を減らす(特に1ページに多数配置している場合)
  • 日付範囲をデフォルトで「過去30日」などに絞る(全期間は読み込みが遅い)
  • BigQueryのデータを使う場合は、集計済みのテーブルを参照する
  • 不要なフィールドをデータソースから除外する

よくあるエラーとトラブルシューティング

「データの読み込みに失敗しました」エラー

原因と対処法:

  • データソースへのアクセス権限が失効している → データソースを再認証する
  • 元のスプレッドシートやGA4のプロパティが削除された → データソースを更新する
  • 一時的なサーバーエラー → しばらく待ってからページを再読み込みする

グラフに「データなし」と表示される

確認ポイント:

  • 日付範囲の設定が正しいか確認する(データが存在しない期間を見ていないか)
  • フィルターが厳しすぎて全データが除外されていないか確認する
  • ディメンションまたは指標の名前が変わっていないか確認する(GA4のアップデートで変更されることがある)

グラフが正しく表示されない・数値がおかしい

  • データソースの「データの鮮度」設定を確認する(デフォルトは12時間。リアルタイムに近い値が必要な場合は短くする)
  • GA4の「サンプリング」が適用されていないか確認する(大量データの場合、精度が下がることがある)
  • 計算フィールドの数式に誤りがないか確認する

共有したレポートが相手に見えない

  • 共有設定が「特定のユーザーのみ」になっている場合、相手のGmailアドレスが招待リストに含まれているか確認する
  • データソースの閲覧権限も必要な場合がある(レポートの閲覧権限だけでなく、元データへのアクセス権も必要なケースがある)
  • 「資格情報の所有者」設定を「レポートの閲覧者」から「レポートのオーナー」に変更すると、閲覧者が自分のGA4権限なしでもレポートを見られるようになる

よくある質問(FAQ)

Q1. Looker Studioは無料で使えますか?

A. はい、基本的な機能は完全無料で使えます。Googleアカウントがあれば今すぐ始められます。有料版の「Looker Studio Pro」もありますが、個人や小規模チームであれば無料版で十分です。

Q2. スマートフォンでも使えますか?

A. レポートの閲覧はスマートフォンのブラウザからもできます。ただし、レポートの作成・編集はパソコンでの操作が推奨されます。スマートフォンでの編集は操作しにくく、表示が崩れることがあります。

Q3. Googleアナリティクス(UA)とGA4の両方に対応していますか?

A. ユニバーサルアナリティクス(UA)は2023年7月にデータ収集を終了しており、既存のUAデータへのアクセスも2024年7月に終了しました。現在はGA4(Googleアナリティクス 4)のみ接続できます。

Q4. データは自動で更新されますか?

A. はい、自動更新されます。デフォルトの更新頻度はデータソースによって異なりますが、Googleアナリティクスの場合は最大12時間のキャッシュが設定されています。より新鮮なデータを見たい場合は、データソースの設定で「データの鮮度」を短く設定するか、グラフ右上の「更新」ボタンをクリックします。

Q5. 複数のGoogleアカウントのデータを1つのレポートにまとめられますか?

A. 可能です。複数のデータソースを追加し、それぞれ別のGoogleアカウントのGA4プロパティやSearch Consoleプロパティに接続できます。ただし、各アカウントへのアクセス権限が必要です。

Q6. Excelやスプレッドシートのデータを使えますか?

A. はい、両方対応しています。Googleスプレッドシートはコネクタから直接接続できます。ExcelファイルはCSV形式で書き出してからLooker Studioにアップロードするか、一度Googleスプレッドシートにインポートしてから接続するのが一般的な方法です。

Q7. 作ったレポートをPDFでダウンロードできますか?

A. はい、可能です。右上の「…(その他のオプション)」メニューから「PDFをダウンロード」を選択すると、レポートをPDF形式で保存できます。また、「メールの配信スケジュール」機能を使えば、PDF形式で定期的に自動メール送信することもできます。

Q8. データソースの接続に失敗する場合はどうすればよいですか?

A. 以下の手順を順番に試してください:

  1. Googleアカウントのログイン状態を確認し、再ログインを試みる
  2. 接続しようとするサービス(GA4、Search Consoleなど)へのアクセス権限があるか確認する
  3. ブラウザのキャッシュとCookieをクリアして再試行する
  4. 別のブラウザ(Chrome推奨)で試みる
  5. Looker Studioの「データソース」設定ページで再認証を行う

Q9. 他のユーザーが作ったテンプレートを使えますか?

A. はい、Looker Studioギャラリー(https://lookerstudio.google.com/gallery)に多数の公開テンプレートがあります。また、Googleが公式に提供するGA4テンプレートも利用できます。テンプレートのURLを開いて「コピーを使用」をクリックするだけで自分のアカウントに複製できます。

Q10. Looker Studioでできないことはありますか?

A. 無料版では以下の点に制限があります:

  • チームワークスペース機能(組織単位での管理)は有料版のみ
  • リアルタイムデータの表示(更新に最大12時間のラグがある)
  • 高度なデータ変換・機械学習機能(BigQueryやLooker本体との連携が必要)
  • スマートフォンアプリは存在しない(ブラウザでのみ利用可能)

まとめ

Google Looker Studioは、無料で使えるにもかかわらず、プロレベルのデータ可視化ダッシュボードが作れる非常に優秀なツールです。

この記事でご紹介した手順をまとめます:

ステップ 内容
手順1 Looker Studioにアクセスし、Googleアカウントでログイン
手順2 「作成」→「レポート」で新規レポートを作成
手順3 GA4・Search Console・スプレッドシートなどのデータソースを接続
手順4 スコアカード・折れ線グラフ・円グラフ・表などを追加
手順5 ディメンション・指標・フィルターを設定してグラフをカスタマイズ
手順6 テキスト・タイトル・テーマを設定してデザインを整える
手順7 共有リンクまたはユーザー招待でレポートを公開・共有

最初は難しく感じるかもしれませんが、一度作ってしまえばデータは自動更新されるため、毎週・毎月の定期レポート作業が大幅に効率化されます。まずはGoogleアナリティクスのテンプレートを使って始めてみることをおすすめします。慣れてきたら少しずつカスタマイズして、あなただけのオリジナルダッシュボードを作ってみてください。

ぜひ本記事を参考に、Google Looker Studioでデータ活用を始めてみましょう!

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