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【2026年最新版】Androidの位置情報プライバシー設定完全ガイド【アプリ別制御・精度設定】
「アプリが勝手に位置情報を取得しているかもしれない」「位置情報はオンにしたいけどプライバシーが心配」「特定のアプリだけ位置情報を使わせたくない」――Androidスマートフォンの位置情報設定は、プライバシー保護とアプリの利便性のバランスを取るうえで非常に重要な項目です。
本記事では、Android(Android 13〜15対応)の位置情報プライバシー設定を徹底解説します。アプリごとの権限制御・精度設定・危険なアクセスの見つけ方まで、初心者にもわかりやすくまとめました。

この記事でわかること
- Androidの位置情報の仕組みと「精度」の違い
- 位置情報のオン・オフの切り替え方法
- アプリごとに位置情報の権限を細かく設定する方法
- 「おおよその位置情報」と「正確な位置情報」の違いと使い分け
- バックグラウンドでの位置情報アクセスを制限する方法
- 位置情報を使用しているアプリを一覧で確認する方法
- よくある疑問と解決方法
Androidの位置情報の仕組みを理解する
Androidの位置情報には、取得精度と用途に応じて複数の種類があります。適切に設定するために、まず仕組みを理解しましょう。
位置情報の取得方法の種類
| 取得方法 | 精度 | バッテリー消費 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| GPS(衛星測位) | 非常に高い(数m〜数十m) | 高い | ナビ・ランニングアプリ |
| Wi-Fi測位 | 高い(数十m〜数百m) | 中程度 | 屋内測位・マップ |
| 基地局測位 | 低い(数百m〜数km) | 低い | 大まかなエリア特定 |
| Bluetooth測位 | 高い(屋内特化) | 低〜中程度 | 屋内ナビ・トラッキング |
Android 12以降で追加された「おおよその位置情報」権限
Android 12から、アプリへの位置情報権限を「正確な位置情報」と「おおよその位置情報」の2段階で付与できるようになりました。
- 正確な位置情報:GPS+Wi-Fi+基地局を組み合わせた高精度の位置(数m単位)。ナビや配達アプリに必要
- おおよその位置情報:Wi-Fi・基地局のみを使った大まかな位置(数百m〜3km程度)。天気アプリや地域情報アプリなどに十分
プライバシー保護の観点では、必要最小限の精度のみを許可することが推奨されます。
位置情報のオン・オフを切り替える方法
クイック設定パネルから切り替える(最速の方法)
- 画面上部から下にスワイプしてクイック設定パネルを開く
- 「位置情報」アイコン(ピンのマーク)をタップしてオン・オフを切り替える
アイコンが見当たらない場合は、パネルをさらに下にスワイプして全タイルを表示するか、タイルの編集から「位置情報」を追加してください。
設定アプリから切り替える
- 「設定」アプリを開く
- 「位置情報」をタップ(機種によっては「プライバシー」→「位置情報」)
- 「位置情報の使用」のスイッチをタップしてオン・オフを切り替える

アプリごとに位置情報の権限を設定する方法【重要】
位置情報をデバイス全体でオンにしながら、アプリごとにアクセス範囲を細かくコントロールできます。これがプライバシー保護の核心です。
アプリ権限の種類(Android 10以降)
| 権限の種類 | アクセス可能なタイミング | 推奨するアプリ例 |
|---|---|---|
| 常に許可 | バックグラウンド含む常時 | 家族の見守りアプリ・自転車ナビ |
| アプリの使用中のみ許可 | アプリを開いている間のみ | マップ・グルメアプリ・タクシー配車 |
| 毎回確認する | 毎回ダイアログで確認 | 使用頻度が低い位置情報アプリ |
| 許可しない | 完全にブロック | 位置情報が不要なSNSなど |
アプリごとの権限設定手順
- 「設定」→「位置情報」を開く
- 「アプリの権限」をタップ
- 設定を変更したいアプリをタップ
- 「許可」の項目で上記の権限レベルを選択する
- Android 12以降の場合は「正確な位置情報を使用する」のスイッチも表示される
別の方法(アプリ設定から):
- 「設定」→「アプリ」→対象のアプリをタップ
- 「権限」→「位置情報」をタップ
- 権限レベルを選択する
おすすめの権限設定方針
- SNSアプリ(Instagram・X等):「アプリの使用中のみ」+「おおよその位置情報」のみ。広告目的で高精度の位置情報を取得させる必要はない
- 天気アプリ:「アプリの使用中のみ」+「おおよその位置情報」で十分
- 地図・ナビアプリ:「アプリの使用中のみ」+「正確な位置情報」が必要
- ゲームアプリ:位置情報が必要なゲーム以外は「許可しない」を推奨
- ショッピングアプリ:「アプリの使用中のみ」+「おおよその位置情報」で十分なことが多い
バックグラウンドの位置情報アクセスを制限する(重要)
「常に許可」を設定しているアプリは、アプリを閉じていても位置情報を取得し続けます。バッテリーの消耗とプライバシーの両面で注意が必要です。
バックグラウンドアクセスを行っているアプリを確認する
- 「設定」→「位置情報」を開く
- 「アプリの権限」をタップ
- リスト上部に「常時」と表示されているアプリを確認する
見覚えのないアプリや、必要性の低いアプリが「常に許可」になっている場合は「アプリの使用中のみ」に変更することを推奨します。
バックグラウンド位置情報の権限を変更する
- 「設定」→「位置情報」→「アプリの権限」を開く
- 変更したいアプリをタップ
- 「常に許可」から「アプリの使用中のみ」または「毎回確認する」に変更する
注意:「常に許可」への変更は制限されており、アプリが要求した際にユーザーが手動で許可する必要があります。Android 11以降では、バックグラウンド位置情報へのアクセス権限を付与するには設定アプリを経由して行う必要があり、アプリ内ダイアログからは直接許可できないように設計されています。

位置情報の精度設定を調整する
「Googleの位置情報の精度」設定
Googleサービスが提供する位置情報精度の向上機能(Wi-Fiスキャン・Bluetoothスキャンの利用)を制御できます。
- 「設定」→「位置情報」を開く
- 「位置情報サービス」をタップ
- 「Googleの位置情報の精度」をタップ
- 「位置情報の精度を改善する」のスイッチで有効・無効を切り替える
この機能をオフにすると、位置情報の精度がやや下がりますが、バックグラウンドでのWi-FiスキャンとBluetoothスキャンが行われなくなるため、バッテリー節約とプライバシー保護に繋がります。
Wi-Fiスキャン・Bluetoothスキャンの制御
- 「設定」→「位置情報」→「位置情報サービス」を開く
- 「Wi-Fiスキャン」をタップ→「Wi-Fiスキャン」をオフにする
- 「Bluetoothスキャン」をタップ→「Bluetoothスキャン」をオフにする
この設定をオフにすると、位置情報がオフの状態でもWi-FiやBluetoothを使ったスキャンが行われなくなります。
位置情報の履歴を管理する(Googleタイムライン)
Googleアカウントでログインしている場合、「Googleタイムライン」(以前の「ロケーション履歴」)が位置情報の履歴を保存している場合があります。
Googleタイムラインの設定確認・無効化
- 「設定」→「位置情報」→「位置情報サービス」を開く
- 「Googleの位置情報の精度」内、またはGoogle Mapsアプリ→プロフィールアイコン→「タイムライン」から設定を確認
- Google アカウントの設定(myaccount.google.com)→「データとプライバシー」→「ロケーション履歴」→「オフにする」で無効化できる
プライバシーダッシュボードで位置情報アクセスを一覧確認する(Android 12以降)
Android 12で導入された「プライバシーダッシュボード」を使うと、過去24時間に位置情報にアクセスしたアプリを一目で確認できます。
- 「設定」→「プライバシー」→「プライバシーダッシュボード」をタップ
- 「位置情報」をタップ
- 過去24時間に位置情報にアクセスしたアプリとアクセス時刻が表示される
- 気になるアプリがあれば直接タップして権限を変更できる
この機能を定期的にチェックする習慣をつけることで、不審なアクセスを早期に発見できます。
よくある質問と解決方法
Q1. 位置情報をオフにするとどんな機能が使えなくなる?
以下の機能が使えなくなる、または制限されます。
- Google マップのナビ・現在地表示
- 天気アプリの現在地の天気表示
- 「デバイスを探す」機能(紛失時の端末追跡)
- 近くのお店・施設の検索(グルメアプリ等)
- タクシー配車・フードデリバリーアプリの現在地設定
緊急通報(110・119等)は位置情報がオフでも位置を特定できる場合があります。
Q2. 位置情報をオンにしているとバッテリーが減りやすい?
位置情報のオンオフ自体よりも、「常に許可」に設定しているアプリ数と、GPSを頻繁に使用するアプリによってバッテリー消費が変わります。バッテリーを節約したい場合は、必要なアプリ以外を「アプリの使用中のみ」または「許可しない」に変更し、Wi-FiスキャンとBluetoothスキャンをオフにすることが効果的です。
Q3. 特定のアプリが位置情報を要求してくるのが鬱陶しい
一度「許可しない」を選択したアプリは、次回起動時に再び要求してくることがあります。完全に要求を表示させないようにするには:
- 「設定」→「アプリ」→対象アプリ→「権限」→「位置情報」をタップ
- 「許可しない」を選択し、「今後表示しない」または「再度確認しない」にチェックを入れる
Q4. 「正確な位置情報」をオフにしても地図は使える?
Googleマップなどは「おおよその位置情報」でも動作しますが、ナビゲーションや現在地の正確なピン表示には「正確な位置情報」が必要です。目的地の検索や大まかなエリア把握なら「おおよその位置情報」で問題ありません。
Q5. 子どものAndroidの位置情報を管理したい
Googleの「ファミリーリンク」を使うと、親のスマートフォンから子どものAndroidの位置情報を確認・管理できます。
- 親のスマートフォンにGoogleファミリーリンクアプリをインストール
- 子どものGoogleアカウントと連携する
- ファミリーリンクアプリから子どもの位置情報・アプリ使用時間を管理できる
まとめ
Androidの位置情報プライバシー設定を適切に行うことで、アプリの利便性を維持しながらプライバシーを守ることができます。
| 設定項目 | 推奨設定 | 設定場所 |
|---|---|---|
| SNSアプリの位置情報 | 「アプリ使用中のみ」+「おおよその位置情報」 | 設定→位置情報→アプリの権限 |
| ナビアプリ | 「アプリ使用中のみ」+「正確な位置情報」 | 設定→位置情報→アプリの権限 |
| Wi-Fi・Bluetoothスキャン | オフ(バッテリー節約時) | 設定→位置情報→位置情報サービス |
| プライバシーダッシュボード | 定期的に確認(月1回以上) | 設定→プライバシー→プライバシーダッシュボード |
まずはプライバシーダッシュボードで「どのアプリが位置情報にアクセスしているか」を確認し、不審なアプリや不必要に高い権限を持つアプリを一つずつ見直すことから始めましょう。定期的なチェックがプライバシー保護の基本です。
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