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Androidのデータ通信量を把握・節約するための基礎知識
「月末になるとデータ通信量の上限に達してしまう」「どのアプリがギガを消費しているかわからない」という悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。特に格安SIMや低容量プランを使っている場合、データ節約は毎月の課題です。
この記事では、Androidスマートフォンのデータ通信量を確認する方法から、アプリ別の内訳確認・警告設定・バックグラウンドデータ制限・データセーバーモードまで、通信量を節約するための設定を網羅的に解説します。
この記事でわかること
- データ使用量の確認方法(全体・アプリ別)
- データ警告・上限の設定手順
- アプリごとのバックグラウンドデータ制限
- データセーバーモードの設定と効果
- Wi-Fiと4G/5Gの切り替え設定
- ギガを節約するための実践的なヒント

データ使用量を確認する
全体のデータ使用量を確認する手順
Androidは標準でデータ使用量を記録・表示する機能を持っています。
※ 以下はAndroid標準(Pixel)の手順です。Samsung GalaxyなどメーカーによってUI名が異なる場合があります。
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「インターネット」または「SIM」をタップ
- 「データ使用量」をタップ
- 現在の請求期間でのモバイルデータ使用量が表示される
アプリ別のデータ使用量を確認する
どのアプリがデータを消費しているかを把握することが節約の第一歩です。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「インターネット」を開く
- 接続中のSIMをタップ→「データ使用量」をタップ
- 「アプリのデータ使用量」セクションに使用量の多い順でアプリが表示される
- 各アプリをタップするとフォアグラウンド(使用中)とバックグラウンド(非使用中)の内訳を確認できる
Samsung Galaxyでのデータ使用量確認方法
- 「設定」→「接続」→「データ使用量」をタップ
- 「モバイルデータ使用量」で全体量と期間を確認
- 下にスクロールするとアプリ別の使用量一覧が表示される
クイック設定パネルからデータ使用量を確認
通知バーを2回下にスワイプするとクイック設定パネルが開きます。「モバイルデータ」をタップすると今月の使用量が確認できる機種もあります。
データ警告・制限を設定する
データ警告を設定する(使いすぎ防止アラート)
設定した容量に達したときに通知を受け取れます。たとえばプランが5GBなら4GBで警告を受け取るよう設定しておくと、上限オーバーを防げます。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「インターネット」を開く
- 接続中のSIMをタップ→「データ使用量の警告と上限」をタップ
- 「データ使用量の警告を設定」をオンにする
- 「データ使用量の警告」をタップして警告を受け取る容量(例:4GB)を入力
- 「設定」をタップ
データ上限を設定する(強制的に停止)
上限を超えたら自動でモバイルデータをオフにする設定です。追加料金の発生や速度制限を防ぎたい場合に有効です。
- 同じ「データ使用量の警告と上限」画面を開く
- 「データ上限を設定」をオンにする
- 「データ上限」をタップしてプランの上限容量(例:5GB)を入力
- 「設定」をタップ
注意: 上限に達するとモバイルデータが完全にオフになります。緊急時に通信が必要な場合は設定を見直してください。
請求期間の開始日を設定する
データ使用量のリセット日(請求期間の開始日)をキャリアの請求日に合わせると、より正確に管理できます。
- 「データ使用量の警告と上限」画面を開く
- 「モバイルデータの使用量のリセット日」をタップ
- 毎月の請求開始日(例:毎月1日)を選択

バックグラウンドデータを制限する
バックグラウンドデータとは
バックグラウンドデータとは、アプリを使っていない間(バックグラウンド)に発生するデータ通信のことです。メールの自動受信・SNSの通知取得・アプリのアップデートダウンロードなどがこれに当たります。
意識していなくてもバックグラウンドでかなりのデータが消費されていることがあります。
特定アプリのバックグラウンドデータを制限する
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「インターネット」→SIMを選択→「データ使用量」を開く
- 制限したいアプリをタップ
- 「バックグラウンドデータ」をオフにする
注意: バックグラウンドデータをオフにすると、アプリを開いたときのみデータ通信が行われます。メールやSNSの新着通知が遅れる場合があります。
バックグラウンドデータの制限効果が大きいアプリ
| アプリの種類 | バックグラウンドデータの目安 | 制限の影響 |
|---|---|---|
| 動画ストリーミング(YouTube等) | 高(プリロード機能) | 起動時の読み込みが遅くなる |
| クラウドバックアップ(Googleフォト等) | 高(写真自動アップロード) | バックアップがWi-Fi接続時のみに |
| SNS(Instagram、Twitter等) | 中(フィード更新) | 通知が若干遅れる |
| 音楽ストリーミング(Spotify等) | 中(キャッシュ更新) | 再生開始が遅れる場合あり |
| ニュースアプリ | 中(記事プリロード) | 最新ニュースが即時表示されない |
データセーバーモードを使う
データセーバーとは
データセーバーはAndroidに標準搭載されているデータ節約機能です。有効にすると、ほとんどのアプリのバックグラウンドデータ通信を一括でブロックします。
データセーバーを有効にする手順
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開く
- 「データセーバー」をタップ
- 「データセーバーを使用」をオンにする
- ステータスバーに「◎」アイコンが表示される
データセーバー中も通信を許可するアプリを設定する
データセーバーをオンにしていても、特定のアプリは制限なく通信させることができます。
- 「データセーバー」画面で「無制限のデータ」をタップ
- 制限を除外したいアプリをオンにする(例:電話・緊急連絡アプリ)
Googleフォトの自動バックアップをWi-Fiのみにする
Googleフォトの自動バックアップはデータを大量消費する原因のひとつです。Wi-Fi接続時のみバックアップするよう設定しましょう。
- 「Googleフォト」アプリを開く
- 右上のアカウントアイコンをタップ
- 「フォトの設定」→「バックアップ」をタップ
- 「モバイルデータを使用したアップロード」をオフにする

アプリの自動更新をWi-Fiのみにする
Play Storeのアプリ自動更新もモバイルデータを消費します。Wi-Fi時のみ自動更新するよう設定します。
- 「Play Store」アプリを開く
- 右上のアカウントアイコンをタップ
- 「設定」→「ネットワーク設定」をタップ
- 「アプリの自動更新」→「Wi-Fi経由のみ」を選択
YouTubeの画質を下げてデータを節約する
- YouTubeアプリを開く
- 右上のアカウントアイコン→「設定」→「動画の画質設定」をタップ
- 「モバイルネットワーク上での動画の画質」→「データ節約」を選択
データ節約の実践ヒント一覧
| 対策 | 節約効果 | 設定の難易度 |
|---|---|---|
| データセーバーを有効化 | 大 | 簡単 |
| Googleフォト自動バックアップをWi-Fiのみに | 大 | 簡単 |
| アプリ自動更新をWi-Fiのみに | 中 | 簡単 |
| YouTube動画画質をデータ節約に | 大 | 簡単 |
| 音楽をWi-Fi時にオフラインダウンロード | 大 | 中 |
| SNSの動画自動再生をオフ | 中 | 中 |
| Chromeのデータ節約モードを使用 | 小〜中 | 簡単 |
よくある質問(FAQ)
Q1. キャリアのアプリとAndroid設定のデータ使用量に差があるのはなぜ?
Androidの「設定」で表示されるデータ使用量とキャリア(docomo・au・SoftBankなど)が計測するデータ量は、計測タイミングや方法の違いから若干異なる場合があります。請求に関わる正確な数字はキャリアのMyページや公式アプリで確認することを推奨します。
Q2. Wi-Fiに接続していてもデータ使用量が増えることがありますか?
Wi-Fi接続中はモバイルデータ通信は使用されません。ただし、Wi-Fiの電波が不安定な場合にモバイルデータに自動切り替えされることがあります。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→「Wi-Fiの詳細設定」→「モバイルデータへの自動切り替え」をオフにすると防げます。
Q3. データセーバーをオンにするとLINEの通知は届きますか?
データセーバー中もプッシュ通知のような軽いデータは通常届きます。ただし受信が若干遅れる場合があります。LINEを「無制限のデータ」の除外リストに追加することで通常通りの通信を確保できます。
Q4. テザリング(モバイルホットスポット)でのデータ使用量も含まれますか?
はい、テザリングで他のデバイスに共有したデータもモバイルデータ使用量に含まれます。テザリング使用時は特に通信量の消費が速いため注意が必要です。
Q5. 5Gに接続するとデータの消費が速くなりますか?
5G接続自体がデータ消費量を増やすわけではありません。ただし、通信速度が速くなることで動画の高画質化・アプリの大量データ受信が発生しやすくなり、結果として消費量が増える傾向があります。
Q6. SIMを2枚使っている場合、それぞれのデータ使用量は別々に確認できますか?
はい、デュアルSIM対応端末では各SIMのデータ使用量を「設定」→「ネットワークとインターネット」→SIMをそれぞれ選択することで個別に確認できます。
Q7. 通信量ゼロカウントアプリとは何ですか?
キャリアが指定するアプリ(例:dTV、U-NEXT等)は通信量がカウントされない「カウントフリー」サービスが提供されることがあります。使っているキャリアの公式サイトでカウントフリー対象アプリを確認しましょう。
まとめ
Androidのデータ通信量を節約するには、まず「どのアプリが何GBを使っているか」を把握することが重要です。その上で、データセーバーの有効化・Googleフォトのバックアップ設定・YouTube画質の変更など、効果の大きい設定から順番に対応していきましょう。
データ警告を設定しておけば、月末に慌てることなく通信量を管理できます。まずは今月の使用量を確認して、消費量の多いアプリを特定することから始めてみてください。
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