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Androidスマートフォンを使っていて「画面のスクロールがなめらかだな」「バッテリーの減りが早い気がする」と感じたことはありませんか?それはリフレッシュレート(画面更新頻度)の設定が影響しているかもしれません。最新のAndroid端末には「アダプティブリフレッシュレート」という賢い機能が搭載されており、状況に応じて自動で画面の更新頻度を最適化します。
この記事では、アダプティブリフレッシュレートの仕組み・設定方法・バッテリーへの影響・メーカー別の設定手順まで完全解説します。
この記事でわかること
- リフレッシュレートとアダプティブリフレッシュレートの違い
- 主要Androidメーカー別の設定方法(Samsung・Google Pixel・Xiaomi・OPPO)
- 高リフレッシュレートとバッテリー消費の関係
- 用途別のおすすめ設定(ゲーム・動画・日常使い)
- リフレッシュレートに関するトラブルと対処法

リフレッシュレートとは?基礎から理解する
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に画面を更新(描き直す)する回数のことです。単位は「Hz(ヘルツ)」で表されます。
- 60Hz:1秒間に60回更新。従来のスマートフォンの標準
- 90Hz:1秒間に90回更新。スクロールがやや滑らか
- 120Hz:1秒間に120回更新。非常に滑らかな動き
- 144Hz以上:ゲーミング向けの高性能ディスプレイ
リフレッシュレートが高いほど画面の動きがなめらかになりますが、その分プロセッサとディスプレイへの負荷が増え、バッテリー消費が増加します。
アダプティブリフレッシュレートとは
アダプティブリフレッシュレート(Adaptive Refresh Rate)とは、コンテンツの内容や操作状況に応じてリフレッシュレートを自動的に変化させる技術です。
| 状況 | リフレッシュレート | 理由 |
|---|---|---|
| 静止画・テキスト表示 | 1〜10Hz(超低速) | 動きがないため低頻度で十分 |
| SNSをゆっくりスクロール | 30〜60Hz | 中程度の動き |
| 高速スクロール・アニメーション | 90〜120Hz | 滑らかな表示が必要 |
| ゲームプレイ | 120〜144Hz | 高速な反応が必要 |
| スリープ・画面オフ | 0Hz | 表示不要 |
常に120Hzで動作させると電力を多く消費しますが、アダプティブ設定にすることで不要な時は自動的にリフレッシュレートを下げてバッテリーを節約できます。
メーカー別:アダプティブリフレッシュレートの設定方法
Samsung Galaxy(One UI)での設定
Samsung Galaxy端末(S・A・Zシリーズなど)では「モーションスムーズネス」という名称で設定できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「モーションスムーズネス」をタップ
- 以下から選択:
- アダプティブ:コンテンツに応じて自動で1〜120Hz(または1〜144Hz)
- 標準:60Hzに固定(バッテリー消費を抑えたい場合)
- 「適用」をタップして設定を保存
Galaxy S24シリーズ以降では「Vision Booster」機能との連動で、屋外でも見やすい自動輝度調整も合わせて機能します。
Google Pixel での設定
Google Pixel 4a 5G以降の対応機種では「スムーズディスプレイ」として設定できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「スムーズディスプレイ」をタップ
- トグルをオン(有効)にする
Pixelでは「スムーズディスプレイ」をオンにすると、自動的にアダプティブリフレッシュレートが有効になります。Pixel 8以降ではLTFO(Low Temperature Frame Output)技術により、1〜120Hzの広い範囲でアダプティブに制御されます。
Xiaomi(MIUI / HyperOS)での設定
- 「設定」アプリを開く
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「リフレッシュレート」をタップ
- 「デフォルト(動的)」を選択
「デフォルト(動的)」がアダプティブモードに相当します。「60Hz」「90Hz」「120Hz」などを選択すると固定リフレッシュレートになります。
OPPO / OnePlus での設定
- 「設定」アプリを開く
- 「ディスプレイ&輝度」をタップ
- 「リフレッシュレート」をタップ
- 「スマート60Hz」または「Auto Select」を選択

リフレッシュレートとバッテリー消費の実際
高リフレッシュレートがバッテリーに与える影響を正しく理解しておきましょう。
固定120Hz vs アダプティブ vs 固定60Hzの違い
| 設定 | バッテリー消費 | 表示品質 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 固定120Hz | 多い(+15〜25%程度) | 常に最高品質 | ゲーム・動画・UI体験重視 |
| アダプティブ | 普通〜少ない | 状況に応じて最適化 | 日常的な使用(推奨) |
| 固定60Hz | 少ない | やや鈍い動き | バッテリー節約最優先時 |
最近のAndroid端末はAMOLED(有機EL)パネルを採用しており、LTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)技術により1Hzまでリフレッシュレートを下げられるため、アダプティブ設定でも日常使用では60Hzとほぼ同等のバッテリー持ちを実現できます。
バッテリーセーバーとリフレッシュレートの関係
Androidのバッテリーセーバー(省電力モード)を有効にすると、多くの端末ではリフレッシュレートが自動的に60Hzに制限されます。これは意図した動作ですが、滑らかさが低下するため、バッテリー残量が十分な場合はアダプティブモードのまま使用することをおすすめします。
ゲームでのリフレッシュレート設定
ゲームプレイ時は最高のリフレッシュレートを使いたい一方で、バッテリーへの影響も気になります。端末のゲームモード設定を活用しましょう。
Samsung Game Boosterでの設定
- 「設定」→「便利な機能」→「Game Booster」を開く
- 「ゲームプレイのおすすめ」をタップ
- リフレッシュレートを「最大」に設定
- 特定ゲームだけ高リフレッシュレートにすることも可能
ゲーム対応リフレッシュレートの確認方法
プレイするゲームが高リフレッシュレートに対応しているかを確認するには、ゲームの設定(グラフィック設定)でフレームレートオプションを確認してください。ゲーム側が60fps固定の場合は、端末を120Hzにしても恩恵はありません。
開発者オプションでリフレッシュレートを確認する方法
現在の実際のリフレッシュレートをリアルタイムで確認したい場合は、開発者オプションを活用します。
開発者オプションの有効化
- 「設定」→「デバイス情報」(またはシステム→デバイス情報)を開く
- 「ビルド番号」を7回連続でタップ
- 「開発者になりました」と表示されたら有効化完了
リフレッシュレートのオーバーレイ表示
- 「設定」→「開発者向けオプション」を開く
- 「リフレッシュレートを表示」をオンにする
- 画面の端に現在のリフレッシュレートが数値で表示される
この表示を見ながら操作することで、アダプティブリフレッシュレートがどのように変化しているか実際に確認できます。

リフレッシュレートに関するトラブルと対処法
問題1: 120Hzに設定しても滑らかに感じない
アプリが60fps固定の場合があります。端末を120Hzに設定しても、アプリ自体が60fps(毎秒60フレーム)しか出力しない場合は滑らかさは変わりません。特に古いアプリや最適化が不十分なアプリで起こります。システムのUIは滑らかになりますが、アプリ内の動きが変わらない場合はアプリ側の制限によるものです。
問題2: アダプティブモードにしたのにバッテリーが減りやすい
他の要因を確認してください。バッテリー消費はリフレッシュレート以外にも、画面輝度・ネットワーク接続・バックグラウンドアプリなど多くの要因があります。「設定」→「バッテリー」→「バッテリー使用量」で何がバッテリーを消費しているか確認しましょう。
問題3: リフレッシュレートの設定項目が見当たらない
端末が高リフレッシュレート非対応の可能性があります。エントリーモデルや数年前の機種では60Hz固定ディスプレイを搭載しており、リフレッシュレートの変更オプション自体が存在しない場合があります。端末のスペック(ディスプレイのリフレッシュレート対応)を確認してください。
問題4: 動画視聴中に画面がチラつく
動画のフレームレートと端末のリフレッシュレートの不一致が原因の場合があります。例えば24fpsの映画を120Hzディスプレイで表示すると、フレームを均等に割り切れず若干のちらつきが生じることがあります。多くの端末では動画再生中に自動で適切なリフレッシュレートに切り替わりますが、うまくいかない場合は60Hzに固定してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 120Hzと60Hzの違いは肉眼で分かりますか?
スクロール時や高速な動きで明確に違いがわかります。静止状態では差はほとんどわかりませんが、SNSやWebページをスクロールした際に120Hzの方が格段に滑らかに感じます。特に60Hzから120Hzに変えると最初は大きな違いを感じますが、120Hzに慣れた後に60Hzに戻すと「カクカクしている」と感じるほどです。
Q2. アダプティブリフレッシュレートに対応しているか確認する方法は?
設定アプリで確認できます。「設定」→「ディスプレイ」に「アダプティブ」「動的」「スムーズディスプレイ」などのオプションが存在すれば対応しています。または端末のスペックシートで「LTPO」または「可変リフレッシュレート」の記載を確認してください。
Q3. ゲーム中だけ120Hzにして普段は60Hzにする方法は?
アダプティブモードを使うのが最もスマートです。アダプティブモードではゲーム中は自動的に高リフレッシュレートになり、静止・テキスト表示時には低リフレッシュレートになります。Samsung端末の場合はGame Boosterで「ゲームプレイ中のみ高リフレッシュレート」を個別に設定することもできます。
Q4. リフレッシュレートを上げると画面が見やすくなりますか?
動き・スクロールの見やすさは向上します。静止している文字や画像の見やすさ(解像度・色再現)はリフレッシュレートとは別の話です。高リフレッシュレートは「動きの滑らかさ」「タッチ操作のレスポンス感」の向上に効果があります。
Q5. タッチサンプリングレートとリフレッシュレートは違いますか?
別の概念です。タッチサンプリングレートは1秒間にタッチ入力を検出する回数(240Hz・360Hzなど)で、指の動きをどれだけ細かく検出できるかを示します。リフレッシュレートは画面の表示更新頻度です。両方が高い端末は、タッチ操作の遅延が少なく滑らかに感じます。
まとめ
Androidのアダプティブリフレッシュレートについて詳しく解説しました。
- アダプティブモードが最もバランスよい:滑らかさとバッテリー消費を両立できる
- 設定場所はメーカーによって異なる:「ディスプレイ」設定内を確認する
- 固定120Hzはゲーム・動画視聴の際に有効:バッテリーを気にしない場面で活用
- 固定60Hzは省電力が最優先の場合に使う:長時間使用時の節電に
- 開発者オプションで現在のレートをリアルタイム確認可能
自分の使い方に合ったリフレッシュレート設定を見つけることで、スマートフォンの使用体験とバッテリー持ちの両方を最適化できます。まずはアダプティブモードに設定してしばらく様子を見てみましょう。
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