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Windows Liveメールで「送信できない」「送信エラーが出る」とお困りではありませんか?
Windows Liveメール(Windows Live Mail)は、2017年1月にMicrosoftによるサポートが完全終了したメールクライアントです。2026年現在、セキュリティ更新プログラムの提供も停止しており、公式にはすでに使用が推奨されていません。しかし、長年使い慣れたメールソフトをそのまま利用し続けている方も少なくないのが現状です。
サポート終了後も利用を続けている場合、メールプロバイダー側の仕様変更やセキュリティ強化によって突然送信できなくなるトラブルが増えています。この記事では、Windows Liveメールで送信できない場合の原因と対処法を網羅的に解説するとともに、安全な代替メールクライアント(Outlook・Thunderbird等)への移行手順もあわせてご紹介します。
まだWindows Liveメールを使い続けている方は、この記事をきっかけに環境の見直しをおすすめします。
この記事でわかること
- Windows Liveメールのサポート終了状況と現在のリスク
- 送信できない主な原因7つと、それぞれの対処法
- エラーコード別(0x80070057、0x800CCC15など)の具体的な解決手順
- SMTPサーバー設定・認証設定の正しい構成方法
- Outlookへのデータ移行手順(メール・アドレス帳の引き継ぎ)
- Outlook・Thunderbird・Gmail・Yahoo!メールの代替メールクライアント比較
- よくある質問と回答(FAQ 10問)
Windows Liveメールとは?サポート状況について
Windows Liveメールの概要
Windows Liveメール(Windows Live Mail)は、Microsoftが無料で提供していたメールクライアントソフトです。Windows 7時代に「Windows Essentials」パッケージの一部として広く普及し、Outlook Expressの後継として多くのユーザーに利用されてきました。
POP3やIMAPに対応し、複数のメールアカウントを一元管理できる利便性から、個人ユーザーだけでなく小規模ビジネスでも活用されていました。
サポート終了の経緯と現在のリスク
Microsoftは2017年1月10日をもってWindows Essentials 2012(Windows Liveメールを含む)のサポートを完全に終了しました。これにより、以下のような状況が生じています。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| セキュリティ更新 | 提供終了。脆弱性が発見されても修正されない |
| 新規ダウンロード | 公式サイトからの配布終了 |
| テクニカルサポート | Microsoftへの問い合わせ不可 |
| OAuth2対応 | 非対応。Gmail・Outlook.comの最新認証方式に未対応 |
| TLS 1.2以降 | 一部環境で非対応。メールサーバーとの通信に失敗する場合あり |
特に重要なのがOAuth2認証への非対応です。GmailやOutlook.com(Hotmail)では、セキュリティ強化のためOAuth2認証が必須となっており、従来のパスワード認証を無効化する動きが進んでいます。そのため、Windows Liveメールではこれらのサービスに接続できなくなるケースが急増しています。
セキュリティ面でもリスクが高いため、可能であれば早めにOutlookやThunderbirdなどの現行メールクライアントへの移行を検討してください。
Windows Liveメールで送信できない主な原因一覧
Windows Liveメールで送信エラーが発生する原因は多岐にわたります。以下の表で主な原因とその概要を確認し、該当する項目の詳細対処法を参照してください。
| 原因 | 症状 | 発生頻度 |
|---|---|---|
| SMTPサーバー設定の誤り | 送信ボタン後すぐにエラーが表示される | 非常に多い |
| 認証設定の問題 | パスワードの入力を繰り返し求められる | 非常に多い |
| セキュリティソフトの干渉 | 送信中に接続がタイムアウトする | 多い |
| 添付ファイルのサイズ超過 | 特定のメールだけ送信に失敗する | やや多い |
| インターネット接続の不具合 | すべてのメール送受信が不可 | やや多い |
| メールサーバー容量オーバー | 受信はできるが送信だけ失敗する | 時々ある |
| プロバイダー側の仕様変更 | ある日突然送信できなくなる | 増加傾向 |
それでは、各原因の詳細な対処法を順番に解説していきます。
原因1:SMTPサーバー設定の確認・修正
Windows Liveメールで送信できない原因として最も多いのが、SMTPサーバー(送信メールサーバー)の設定ミスです。特にプロバイダー側がサーバー設定を変更した場合、以前の設定のままでは送信できなくなります。
SMTPサーバー設定の確認手順
ステップ1:Windows Liveメールを開き、メニューバーの「アカウント」タブをクリックします。
ステップ2:「プロパティ」をクリックして、該当するメールアカウントの設定画面を開きます。
ステップ3:「サーバー」タブを選択します。ここで以下の項目を確認してください。
| 設定項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 送信メール(SMTP)サーバー | プロバイダー指定のSMTPサーバー名が正しいか |
| 送信メールサーバーのポート番号 | 587(STARTTLS)または465(SSL)が一般的 |
| セキュリティで保護された接続(SSL) | チェックが入っているか確認 |
| 送信メールサーバーの認証 | 「このサーバーは認証が必要」にチェック |
ステップ4:「詳細設定」タブに移動し、送信メール(SMTP)のポート番号を確認します。
主要プロバイダーのSMTP設定一覧
代表的なメールプロバイダーの正しいSMTP設定を以下にまとめます。ご利用のプロバイダーに合わせて設定を見直してください。
| プロバイダー | SMTPサーバー | ポート番号 | 暗号化方式 |
|---|---|---|---|
| OCN | smtp.ocn.ne.jp | 465 | SSL |
| @nifty | smtp.nifty.com | 587 | STARTTLS |
| BIGLOBE | mail.biglobe.ne.jp | 587 | STARTTLS |
| So-net | mail.so-net.ne.jp | 587 | STARTTLS |
| ぷらら | secure.plala.or.jp | 587 | STARTTLS |
| Yahoo!メール | smtp.mail.yahoo.co.jp | 465 | SSL |
| さくらインターネット | ユーザー名.sakura.ne.jp | 587 | STARTTLS |
| XSERVER | sv***.xserver.jp | 465 | SSL |
※ サーバー名はプロバイダーの公式サイトで最新情報をご確認ください。設定変更が行われている場合があります。
ポート25がブロックされている場合
古い設定のままポート25を使用している場合、多くのプロバイダーで「Outbound Port 25 Blocking(OP25B)」が実施されており、送信がブロックされます。
対処法として、ポート番号を587(サブミッションポート)に変更し、SMTP認証を有効にしてください。手順は以下のとおりです。
ステップ1:アカウントのプロパティで「詳細設定」タブを開きます。
ステップ2:「送信メール(SMTP)」のポート番号を「25」から「587」に変更します。
ステップ3:「サーバー」タブに戻り、「このサーバーは認証が必要」にチェックを入れます。
ステップ4:「OK」で設定を保存し、テストメールを送信して確認します。
原因2:メールアカウントの認証設定の問題
メールのパスワードを変更した後や、プロバイダー側で認証方式が変更された場合、Windows Liveメールに保存されている認証情報が古いままになっていることがあります。
パスワード変更後の再設定手順
ステップ1:Windows Liveメールの「アカウント」タブから「プロパティ」を開きます。
ステップ2:「サーバー」タブで、受信メールサーバーと送信メールサーバーの両方のパスワード欄に新しいパスワードを再入力します。
ステップ3:「パスワードを保存する」にチェックが入っていることを確認します。
ステップ4:「OK」で保存し、テストメールを送信します。
Windowsの資格情報マネージャーをクリアする
パスワードを再入力しても解決しない場合、Windowsの資格情報マネージャーに古い認証情報がキャッシュされている可能性があります。
ステップ1:Windowsの「コントロールパネル」を開きます。
ステップ2:「ユーザーアカウント」→「資格情報マネージャー」を選択します。
ステップ3:「Windows 資格情報」タブを開き、メールサーバー関連の項目を探します。
ステップ4:該当する資格情報を削除します。
ステップ5:Windows Liveメールを再起動すると、パスワードの再入力を求められるので、最新のパスワードを入力します。
GmailやOutlook.comの場合の注意点
GmailやOutlook.com(Hotmail、Live.com)では、OAuth2認証が標準となっています。Windows Liveメールはこの認証方式に対応していないため、以下の対応が必要です。
Gmailの場合:
- Googleアカウントの「セキュリティ」設定で「アプリ パスワード」を生成する
- 生成された16桁のパスワードをWindows Liveメールのパスワード欄に入力する
- ただし、Googleは段階的にこの機能を制限しており、将来的に利用できなくなる可能性がある
Outlook.comの場合:
- 2023年以降、Outlook.comはWindows Liveメールからの接続を段階的に制限
- アプリ パスワードの生成で一時的に接続できる場合があるが、恒久的な解決にはならない
- Outlookアプリへの移行を強く推奨
原因3:セキュリティソフト・ファイアウォールの干渉
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、Windows Liveメールの送信通信をブロックしている場合があります。特にメール保護機能(メールスキャン)を搭載しているセキュリティソフトで発生しやすい問題です。
セキュリティソフトが原因かどうかの確認方法
ステップ1:セキュリティソフトを一時的に無効化します(タスクバーのアイコンを右クリック → 「保護を一時停止」など)。
ステップ2:Windows Liveメールでテストメールを送信します。
ステップ3:送信に成功した場合、セキュリティソフトが原因です。
※ セキュリティソフトを無効にしたまま長時間使用するのは危険です。確認が終わったらすぐに有効に戻してください。
セキュリティソフト別の対処法
| セキュリティソフト | 対処法 |
|---|---|
| ウイルスバスター | 「メール詐欺対策」のメールクライアント設定でWindows Liveメールを除外する |
| Norton | 「ファイアウォール」→「プログラムルール」でWindows Liveメールを「許可」に設定 |
| ESET | 「電子メールクライアント保護」の設定でSMTPポートの監視対象からWindows Liveメールを除外 |
| カスペルスキー | 「ネットワーク設定」→「暗号化された接続のスキャン」を一時的に無効化して確認 |
| Windows Defender | 「ファイアウォールとネットワーク保護」→「アプリにファイアウォール経由の通信を許可」でwlmail.exeを追加 |
Windowsファイアウォールの確認
セキュリティソフトとは別に、Windowsの標準ファイアウォールがWindows Liveメールの通信をブロックしている場合もあります。
ステップ1:「スタート」メニューから「Windows セキュリティ」を開きます。
ステップ2:「ファイアウォールとネットワーク保護」を選択します。
ステップ3:「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」をクリックします。
ステップ4:一覧の中から「Windows Live Mail」を探し、「プライベート」と「パブリック」の両方にチェックが入っていることを確認します。
ステップ5:一覧にない場合は「別のアプリの許可」から wlmail.exe(通常は C:\Program Files (x86)\Windows Live\Mail\ にあります)を追加します。
原因4:添付ファイルのサイズ制限
添付ファイルが大きすぎる場合、送信に失敗することがあります。Windows Liveメール自体にはファイルサイズの上限設定がありませんが、メールサーバー側に送信サイズの制限が設けられています。
一般的なメールサーバーの添付ファイル上限
| メールサービス | 添付ファイル上限 |
|---|---|
| Gmail | 25MB |
| Outlook.com | 20MB(OneDrive経由なら最大2GB) |
| Yahoo!メール | 25MB |
| OCN | 10MB |
| @nifty | 20MB |
| BIGLOBE | 20MB |
添付ファイルが大きい場合の対処法
- ファイルを圧縮する:ZIPなどに圧縮してサイズを削減する
- ファイルを分割する:複数通に分けて送信する
- クラウドストレージを利用する:OneDrive、Googleドライブ、Dropboxなどにファイルをアップロードし、共有リンクをメール本文に記載する
- 画像の解像度を下げる:高解像度の写真を添付する場合、画像編集ソフトでリサイズしてから添付する
原因5:インターネット接続の問題
基本的なことですが、インターネット接続が不安定だったり切断されていたりすると、メールの送信に失敗します。
接続状態の確認手順
ステップ1:ブラウザ(ChromeやEdge)を開き、任意のWebサイトにアクセスできるか確認します。Webサイトが表示されない場合、インターネット接続自体に問題があります。
ステップ2:Wi-Fiを使用している場合、一度接続を切断してから再接続してみてください。
ステップ3:それでも改善しない場合、ルーターの電源を切って30秒待ってから再起動します。
ステップ4:コマンドプロンプトを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行してDNSキャッシュをクリアします。
ipconfig /flushdns
※ 「DNSリゾルバー キャッシュは正常にフラッシュされました。」と表示されれば成功です。
ステップ5:ネットワーク接続を再確認し、Windows Liveメールで送信テストを行います。
原因6:メールサーバーの容量オーバー
メールサーバー上のメールボックスが容量上限に達していると、新しいメールの送信(場合によっては受信も)ができなくなります。
容量オーバーの確認と対処法
ステップ1:ご利用のプロバイダーのWebメール画面にログインし、メールボックスの使用容量を確認します。
ステップ2:容量が上限に近い場合、以下の方法で空き容量を確保します。
- 不要なメールを削除:特に添付ファイル付きの大きなメールから削除すると効果的です
- ゴミ箱を空にする:削除したメールはゴミ箱に残っており、容量を消費し続けています
- 迷惑メールフォルダを空にする:自動で振り分けられた迷惑メールが溜まっている場合があります
- 送信済みフォルダを整理:不要な送信済みメールも削除対象です
ステップ3:POP3接続を使用している場合、「サーバーにメッセージのコピーを残す」設定を見直します。アカウントのプロパティ →「詳細設定」タブで以下を確認してください。
- 「サーバーにメッセージのコピーを置く」がチェックされている場合、受信済みのメールがサーバーに蓄積し続けています
- 「サーバーから削除する ○日後」にチェックを入れ、適切な日数(14日程度)を設定します
- または「[削除済みアイテム]から削除されたら、サーバーから削除」にチェックを入れます
原因7:プロバイダー側の仕様変更
2026年現在、多くのメールプロバイダーがセキュリティ強化のために認証方式やプロトコルの仕様変更を行っています。サポートが終了しているWindows Liveメールは、これらの変更に追従できません。
よくある仕様変更と影響
- TLS 1.0/1.1の廃止:多くのサーバーがTLS 1.2以上を要求するようになっており、古いWindows環境ではTLS 1.2に対応していない場合がある
- OAuth2認証の必須化:GmailやOutlook.comでは従来のパスワード認証が段階的に廃止
- SMTP認証の厳格化:OP25B(Outbound Port 25 Blocking)の対象拡大
対処法
プロバイダー側の仕様変更が原因の場合、Windows Liveメールの設定変更だけでは対処できないことが多いです。以下の選択肢を検討してください。
- プロバイダーに問い合わせ:現在のSMTP設定(サーバー名・ポート番号・暗号化方式)の最新情報を確認する
- アプリ パスワードの利用:Gmail等で提供されている場合、アプリ専用パスワードを生成して設定する
- メールクライアントの移行:根本的な解決としてOutlookやThunderbirdへの移行を推奨
エラーコード別の対処法
Windows Liveメールで送信エラーが発生すると、エラーコード(0xから始まる番号)が表示されることがあります。以下に代表的なエラーコードとその対処法をまとめます。
| エラーコード | 意味 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| 0x80070057 | パラメータが正しくない | アカウント設定の破損 | アカウントを削除して再作成する |
| 0x800CCC0E | サーバーに接続できない | サーバー名の入力ミス、ファイアウォールのブロック | SMTPサーバー名とポート番号を再確認。ファイアウォール設定を見直す |
| 0x800CCC15 | サーバーへの接続がタイムアウト | ネットワーク不安定、セキュリティソフトの干渉 | インターネット接続確認。セキュリティソフトの一時無効化で切り分け |
| 0x800CCC18 | SSL接続エラー | SSL設定の不一致、TLSバージョンの非対応 | 暗号化方式(SSL/TLS/STARTTLS)をプロバイダー指定のものに変更する |
| 0x800CCC19 | サーバーのタイムアウト | サーバーの応答が遅い、ポート番号の誤り | サーバーのタイムアウト値を長くする(詳細設定で120秒に変更) |
| 0x800CCC78 | 送信者が拒否された | 送信元メールアドレスがサーバーに登録されていない | アカウント設定の送信者メールアドレスが正しいか確認する |
| 0x800CCC79 | 受信者が拒否された | 宛先メールアドレスの形式エラー | 宛先メールアドレスに入力ミスがないか確認する |
| 0x800CCC0D | サーバーが見つからない | SMTPサーバー名が間違っている | 正しいSMTPサーバー名をプロバイダーの公式サイトで確認して再入力する |
| 0x800CCC90 | 認証に失敗した | ユーザー名やパスワードの誤り | 正しいユーザー名・パスワードを再入力。資格情報マネージャーのクリアも有効 |
| 0x800CCC6F | 不明なエラー | Windows Liveメール自体の不具合 | Windows Liveメールを再起動。改善しなければ再インストールを検討 |
エラーコードが表示されない場合の対処
エラーコードが表示されず「メッセージを送信できませんでした」とだけ表示される場合は、以下の手順で問題を切り分けてください。
- 別のメールアカウントで送信テスト:Windows Liveメールに別のアカウントを追加して送信できるか確認する。他のアカウントで送信できれば、問題のあるアカウントの設定に原因がある
- Webメールから送信テスト:プロバイダーのWebメールにログインして同じメールアドレスから送信できるか確認する。送信できれば、Windows Liveメールの設定に原因がある
- 別のパソコンで送信テスト:同じメールアカウントを別のパソコンに設定して送信できるか確認する。送信できれば、パソコン環境(セキュリティソフト、ファイアウォール等)に原因がある
Outlookへの移行手順【詳細ガイド】
Windows Liveメールのサポートは2017年に終了しており、セキュリティリスクが年々高まっています。ここでは、Microsoftが公式に推奨しているOutlookへの移行手順を詳しく解説します。
移行前の準備
移行をスムーズに行うために、事前に以下の情報を準備してください。
- メールアカウント情報(メールアドレス、パスワード、サーバー設定)
- 現在のメールデータのバックアップ
- アドレス帳のエクスポート
ステップ1:Outlookの準備
Microsoft 365版Outlookの場合:
- Microsoft 365のサブスクリプションを契約します(月額1,490円/年額14,900円、個人向けの場合)
- Microsoft 365のWebサイトからインストーラーをダウンロードして実行します
- インストール完了後、Outlookを起動します
新しいOutlook(Windows標準)の場合:
- Windows 10/11にはOutlookアプリがプリインストールされています
- スタートメニューから「Outlook」を検索して起動します
- メールアドレスを入力してアカウントを設定します
ステップ2:Windows Liveメールからメールデータをエクスポート
メールデータのエクスポート手順:
- Windows Liveメールを起動します
- 左上の「ファイル」メニュー(青いボタン)→「電子メールのエクスポート」→「電子メール メッセージ」を選択します
- エクスポート形式として「Microsoft Exchange」を選択します(※ Outlookがインストールされている場合に表示されます)
- エクスポートするフォルダを選択します(「すべてのフォルダ」を推奨)
- 「完了」をクリックしてエクスポートを実行します
Outlookが未インストールの場合の代替方法:
- Windows Liveメールのメールデータは
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows Live MailフォルダにEML形式で保存されています - このフォルダをバックアップとしてコピーしておきます
- Outlookインストール後に、EMLファイルをドラッグ&ドロップでOutlookに取り込めます
ステップ3:Outlookにメールアカウントを設定
- Outlookを起動し、「アカウントの追加」画面が表示されたらメールアドレスを入力します
- Gmail、Outlook.com、Yahoo!メールなどの主要プロバイダーは自動設定でサーバー情報が自動入力されます
- 独自ドメインやプロバイダーメールの場合は、「詳細オプション」→「自分で自分のアカウントを手動で設定」にチェックを入れて、SMTP・POP3/IMAP設定を手動で入力します
- パスワードを入力して「接続」をクリックすれば設定完了です
ステップ4:アドレス帳(連絡先)の移行
Windows Liveメールからのエクスポート:
- Windows Liveメールの左下にある「アドレス帳」(人のアイコン)をクリックします
- メニューバーの「エクスポート」→「カンマ区切り (.CSV)」を選択します
- 保存先を指定し、エクスポートするフィールド(名前、メールアドレス、電話番号など)を選択して「完了」をクリックします
Outlookへのインポート:
- Outlookを開き、「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」を選択します
- 「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択して「次へ」をクリックします
- 「テキストファイル(コンマ区切り)」を選択して「次へ」をクリックします
- 先ほどエクスポートしたCSVファイルを選択します
- インポート先として「連絡先」フォルダを選択します
- フィールドの対応付けを確認して「完了」をクリックします
代替メールクライアント比較表
Windows Liveメールからの移行先として検討できるメールクライアントを比較しました。
| メールクライアント | 料金 | 対応OS | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| Outlook(Microsoft 365) | 有料(月額1,490円〜) | Windows、Mac、iOS、Android | Microsoft公式。Word・Excelとの連携が強力。ビジネス向け機能充実 | ビジネス利用、Microsoft製品を多く使う人 |
| 新しいOutlook(無料) | 無料 | Windows 10以降 | Windows標準搭載。シンプルなUI。基本的なメール機能を網羅 | 個人利用、コストを抑えたい人 |
| Mozilla Thunderbird | 無料(オープンソース) | Windows、Mac、Linux | 高いカスタマイズ性。アドオンで機能拡張可能。プライバシー重視 | 無料でPOP3対応を求める人、Linux利用者 |
| Gmail(Webメール) | 無料(15GB) | ブラウザベース(全OS) | 高性能な迷惑メールフィルター。Googleサービスと連携。インストール不要 | 手軽に使いたい人、スマホとの連携重視の人 |
| Yahoo!メール(Webメール) | 無料(無制限容量) | ブラウザベース(全OS) | 容量無制限。日本語サポートが充実。使い慣れたUI | 日本語環境を重視する人、大量のメールを保存したい人 |
移行先の選び方ガイド
ビジネスで使う場合は、Outlook(Microsoft 365)がベストです。Word・Excel・Teamsなどとの連携が強力で、ビジネスシーンで必要な機能(カレンダー共有、会議招集など)がすべて揃っています。
個人利用で無料にこだわる場合は、ThunderbirdかGmailの活用がおすすめです。ThunderbirdはWindows Liveメールと同じくPOP3/IMAP対応のデスクトップアプリなので、操作感が近く移行しやすいでしょう。
パソコンにソフトをインストールしたくない場合は、GmailやYahoo!メールのWebメールが最適です。ブラウザさえあればどこからでもアクセスでき、スマートフォンとの同期も自動で行われます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Windows Liveメールは2026年でも使い続けられますか?
技術的にはインストール済みのWindows Liveメールを起動・使用すること自体は可能です。しかし、2017年にサポートが終了しているため、セキュリティ更新が一切提供されません。脆弱性を突いたサイバー攻撃のリスクが高まっており、特にビジネスでの利用は推奨されません。また、GmailやOutlook.comのOAuth2認証に対応していないため、これらのサービスには接続できなくなっています。できるだけ早くOutlookやThunderbirdへの移行をおすすめします。
Q2. Windows Liveメールで受信はできるのに送信だけできません。なぜですか?
受信と送信では使用するサーバーが異なります。受信はPOP3サーバー(ポート110/995)、送信はSMTPサーバー(ポート25/587/465)を使用します。送信だけ失敗する場合は、SMTPサーバーの設定(サーバー名・ポート番号・認証)が正しくない可能性が高いです。特にOP25B(Outbound Port 25 Blocking)により、ポート25が使えなくなっているケースが多いため、ポート587に変更してみてください。
Q3. エラーコード「0x800CCC0E」が表示されます。どうすればいいですか?
「0x800CCC0E」はサーバーに接続できないことを示すエラーです。原因として多いのは、SMTPサーバー名の入力ミス、ポート番号の誤り、ファイアウォールによるブロックです。まずSMTPサーバー名とポート番号をプロバイダーの公式サイトで確認してください。それでも解決しない場合は、セキュリティソフトを一時的に無効化して送信テストを行い、ファイアウォールが原因かどうか切り分けてください。
Q4. GmailをWindows Liveメールで使い続ける方法はありますか?
Googleは段階的にOAuth2認証を必須化しており、Windows Liveメールからの接続が難しくなっています。一時的な対処法としてGoogleアカウントの「アプリ パスワード」を使う方法がありますが、この機能も将来的に制限される可能性があります。長期的にはGmailのWebインターフェースを使うか、Thunderbird・Outlookなど、OAuth2に対応したメールクライアントに移行することをおすすめします。
Q5. Windows Liveメールのデータ(メール・アドレス帳)を移行する方法を教えてください。
メールデータの移行は「ファイル」→「電子メールのエクスポート」→「Microsoft Exchange」でOutlookに直接エクスポートできます。Thunderbirdに移行する場合は、ImportExportToolsアドオンを使用してEMLファイルをインポートできます。アドレス帳は「アドレス帳」→「エクスポート」→「CSV」で書き出し、移行先のメールクライアントでインポートします。詳細な手順は本記事の「Outlookへの移行手順」セクションをご参照ください。
Q6. 送信メールが「送信トレイ」に溜まったままで送信されません。
「送信トレイ」にメールが溜まる原因として考えられるのは、オフラインモードになっている、添付ファイルが大きすぎる、サーバー設定が間違っているなどです。まず画面下部のステータスバーが「オフライン」になっていないか確認してください。オフラインの場合は「オンラインで作業する」に切り替えます。それでも解決しない場合は、送信トレイのメールを開いて再送信するか、一度下書きに移動してから新しいメールとして送り直してください。
Q7. Windows 11にWindows Liveメールをインストールできますか?
公式サポートは終了しており、MicrosoftのWebサイトからはダウンロードできません。サードパーティのサイトからインストーラーを入手できる場合もありますが、セキュリティリスクが伴うため推奨されません。Windows 11では標準搭載の「新しいOutlook」アプリが無料で利用でき、基本的なメール機能は十分にカバーされています。新規インストールではなく、OutlookやThunderbirdの利用を強くおすすめします。
Q8. セキュリティソフトを変更したらメールが送信できなくなりました。
新しくインストールしたセキュリティソフトがメール通信をブロックしている可能性があります。セキュリティソフトの「メール保護」「メールスキャン」機能の設定を確認し、Windows Liveメール(wlmail.exe)を例外として登録してください。また、セキュリティソフトが独自のプロキシを使ってSMTP通信を中継している場合、ポート番号が変更されていることがあります。セキュリティソフトのヘルプやサポートサイトで、メールクライアントとの共存方法を確認してください。
Q9. 特定の相手にだけメールが送信できません。
特定の相手にだけ送信できない場合は、以下の原因が考えられます。(1) 宛先メールアドレスが間違っている(スペルミス、全角文字の混入など)、(2) 相手側のメールサーバーがあなたのメールを拒否している(迷惑メールフィルターに引っかかっている)、(3) 相手のメールボックスが容量オーバーになっている。まずは宛先アドレスを一文字ずつ確認してください。正しい場合は、電話やSNSなど別の手段で相手に確認を取ることをおすすめします。
Q10. ThunderbirdとOutlook、どちらに移行するのがおすすめですか?
用途によって最適な選択が異なります。ビジネス利用やWord・Excelとの連携を重視するならOutlook(Microsoft 365)がベストです。無料で高機能なメールクライアントが欲しい場合はThunderbirdがおすすめです。ThunderbirdはWindows Liveメールと操作感が近く、POP3/IMAP対応で、アドオンによるカスタマイズも可能です。どちらもOAuth2認証に対応しており、GmailやOutlook.comとの接続も問題ありません。
まとめ
Windows Liveメールで送信できない問題の原因と対処法について詳しく解説しました。最後にポイントをまとめます。
この記事のポイント
- SMTPサーバー設定の確認が最優先。ポート番号は587(STARTTLS)か465(SSL)を使用する
- OP25Bによりポート25がブロックされているケースが非常に多い
- パスワード変更後はWindows Liveメールの認証情報を再設定する
- セキュリティソフトの一時無効化でファイアウォールの干渉を切り分けできる
- エラーコードは問題特定の重要な手がかり。コード別の対処法を参照する
- Windows Liveメールは2017年にサポート終了。セキュリティリスクが年々増大
- OutlookやThunderbirdへの移行が根本的な解決策。移行手順は本記事で詳しく解説
Windows Liveメールは多くの方に長く愛用されてきたメールクライアントですが、サポート終了から9年が経過した2026年現在、継続利用のリスクは無視できないレベルに達しています。
今回ご紹介した対処法で一時的に送信問題が解決したとしても、今後もプロバイダー側の仕様変更やセキュリティ強化によって、同様のトラブルが繰り返し発生する可能性があります。
この機会に、Outlook(Microsoft 365)やThunderbirdなどの現行メールクライアントへの移行をぜひご検討ください。メールデータやアドレス帳の移行手順は本記事で解説していますので、参考にしていただければ幸いです。
快適で安全なメール環境を整えて、安心してメールを使い続けましょう。
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