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通信回線を使って衛星の位置情報(軌道データ)を事前に取得し、GPSの測位を高速化する補助技術。Assisted GPSの略。スマホやスマートウォッチが屋外で素早く現在地を確定できるのはこの仕組みのおかげ。データが古いと測位が遅くなったり位置がずれたりする。
詳しい解説
AGPS(Assisted GPS/アシストGPS、A-GPS)とは、携帯電話回線やWi-Fiを通じて、GPS衛星の軌道情報(エフェメリス・アルマナック)をあらかじめダウンロードしておき、測位(現在地の確定)にかかる時間を大幅に短縮する補助技術です。
## なぜ必要か
本来、GPS受信機は空にある衛星から軌道情報を直接受信しますが、これには数十秒〜数分かかり、ビル街や曇天では特に時間がかかります。AGPSは、この軌道情報をインターネット経由で先回りして取得することで、電源を入れてすぐに(数秒で)測位を完了できるようにします。
## スマートウォッチでの重要性
Amazfit、Garmin、Apple Watchなどのスマートウォッチは、ランニング開始時に素早くGPSを掴むため、専用アプリ(Zepp、Garmin Connect等)と同期したときにAGPSデータを更新します。
## データの鮮度
AGPSの軌道情報には有効期限(数日〜1週間程度)があり、古くなると以下の問題が起きます。
– 測位に時間がかかる(衛星をなかなか掴まない)
– 走行ルートが大きくずれる・ガタガタになる
– 距離やペースが不正確になる
## トラブルとの関係
スマートウォッチで「GPSがずれる」「測位が遅い」場合、アプリと同期してAGPSデータを更新する、屋外の開けた場所で測位を待つ、という対処が有効です。
Amazfitのランニング記録でルートがずれていたのは、AGPSデータが古かったためで、Zeppアプリと同期して更新したら正確になりました。
別の呼び方
A-GPS
アシストGPS
Assisted GPS
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