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Windows 11でWindows Terminalが起動しない、アイコンをクリックしても反応しない、一瞬開いてすぐ閉じるなどの問題が発生していませんか?この記事では、Windows Terminalが開かない原因を網羅的に解説し、初心者でも実行できる対処法をステップごとに詳しく紹介します。
この記事でわかること
- Windows Terminalが起動しない・開かない主な原因8つ
- Microsoft Storeからの修復・リセット方法
- PowerShellを使った再インストール手順
- Windows Terminal設定ファイル(settings.json)の修復方法
- Visual C++ランタイムの更新による解決方法
- 代替ターミナル(コマンドプロンプト・PowerShell)の使い方
- Windows Terminalのプロファイル設定の初期化方法

Windows Terminalが起動しない主な原因
Windows Terminalが起動しない問題には複数の原因があります。自分の状況に合った原因を特定して、適切な対処法を実行しましょう。
| 原因 | 主な症状 | 頻度 |
|---|---|---|
| アプリのキャッシュ破損 | クリックしても無反応 | 非常に多い |
| settings.jsonの構文エラー | 一瞬開いてすぐ閉じる | 多い |
| Windows Updateの不具合 | アップデート後に起動不可 | 多い |
| Visual C++ランタイムの不整合 | エラーメッセージ表示 | 普通 |
| Microsoft Storeの問題 | 更新できない、再インストール不可 | 普通 |
| ユーザープロファイルの破損 | 特定ユーザーだけ起動しない | まれ |
| セキュリティソフトのブロック | 起動がブロックされる | まれ |
| システムファイルの破損 | 複数のアプリが起動しない | まれ |
対処法1:Windows Terminalの修復とリセット(最初に試す)
最も簡単で効果的な方法が、Windowsの設定画面からアプリを修復・リセットすることです。多くの場合、これだけで問題が解決します。
ステップ1:設定画面を開く
- キーボードのWindowsキー + Iを押して「設定」を開く
- 左側メニューから「アプリ」をクリック
- 「インストールされているアプリ」をクリック
- 検索バーに「Terminal」と入力
- 「Windows Terminal」の右側にある「…」(三点メニュー)をクリック
- 「詳細オプション」を選択
ステップ2:修復を試す
- 画面を下にスクロールして「リセット」セクションを探す
- まず「修復」ボタンをクリック
- 修復が完了したら、Windows Terminalの起動を試す
- 起動できれば問題解決
ステップ3:リセットを試す(修復で直らない場合)
- 同じ画面の「リセット」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで「リセット」をクリック
- リセットが完了したら、Windows Terminalを起動してみる
注意:「リセット」を実行すると、Windows Terminalのカスタム設定(テーマ、フォント、プロファイルなど)がすべて初期状態に戻ります。重要な設定がある場合は、事前にsettings.jsonをバックアップしておきましょう。

対処法2:settings.jsonを修復する
Windows Terminalの設定ファイル(settings.json)に構文エラーがあると、起動直後にクラッシュすることがあります。特にJSON形式の書き間違い(カンマの有無、括弧の閉じ忘れなど)が原因になりやすいです。
settings.jsonの場所
settings.jsonは以下の場所にあります。
%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\LocalState\settings.json
settings.jsonにアクセスする方法
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開く
- 以下をコピーして貼り付け、Enterキーを押す:
%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\LocalState - 開いたフォルダ内のsettings.jsonを見つける
settings.jsonを初期化する
- 上記フォルダ内のsettings.jsonを右クリック
- 「名前の変更」でsettings.json.bakに変更する(バックアップ)
- Windows Terminalを起動する(新しいsettings.jsonが自動生成される)
settings.jsonの構文チェック方法
バックアップしたsettings.jsonの構文を確認したい場合は、以下の方法が使えます。
- メモ帳でsettings.json.bakを開く
- 全内容をコピー
- ブラウザで「JSON validator」と検索してバリデーターサイトにアクセス
- コピーした内容を貼り付けて「Validate」をクリック
- エラーがある行が指摘されるので、その部分を修正する
対処法3:Windows TerminalをPowerShellから再インストールする
修復やリセットで解決しない場合は、Windows Terminalを完全に再インストールしましょう。Windows TerminalはPowerShellからアンインストール・再インストールできます。
ステップ1:PowerShellを管理者として開く
- スタートメニューを右クリック(またはWindowsキー + X)
- 「Windows PowerShell(管理者)」をクリック
- ユーザーアカウント制御の確認で「はい」をクリック
ステップ2:Windows Terminalをアンインストール
# Windows Terminalのパッケージを確認
Get-AppxPackage *WindowsTerminal* | Select-Object Name, Version, PackageFullName
# アンインストール
Get-AppxPackage *WindowsTerminal* | Remove-AppxPackage
ステップ3:再インストール
再インストールには以下の方法があります。
方法A:Microsoft Storeから
- Microsoft Storeを開く
- 「Windows Terminal」で検索
- 「入手」をクリックしてインストール
方法B:wingetコマンドで
# wingetで再インストール
winget install Microsoft.WindowsTerminal
方法C:PowerShellコマンドで
# Microsoft Storeアプリを使って再インストール
Add-AppxPackage -RegisterByFamilyName -MainPackage Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe
対処法4:Microsoft Storeのキャッシュをクリアする
Microsoft Storeのキャッシュが破損していると、Windows Terminalの更新やインストールが正常に行われず、起動に問題が生じることがあります。
方法1:wsresetコマンド
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開く
- wsreset.exe と入力してEnter
- コマンドプロンプトのウィンドウが表示され、自動的にMicrosoft Storeが開く
- 完了後、Windows Terminalの起動を試す
方法2:PowerShellでMicrosoft Storeを修復
# PowerShell(管理者)で実行
Get-AppxPackage -AllUsers Microsoft.WindowsStore | Foreach {
Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"
}
対処法5:Visual C++ランタイムを更新する
Windows Terminalは内部でVisual C++ランタイムを使用しています。このランタイムが古かったり壊れていたりすると、起動時にエラーが発生します。
最新版のインストール手順
- ブラウザで「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」を検索
- Microsoftの公式ダウンロードページにアクセス
- お使いのWindowsに合ったバージョン(x64またはARM64)をダウンロード
- ダウンロードしたインストーラーを実行
- 画面の指示に従ってインストール
- PCを再起動
| CPUタイプ | ダウンロードするファイル | 確認方法 |
|---|---|---|
| Intel / AMD 64ビット | vc_redist.x64.exe | 設定 → システム → バージョン情報 → システムの種類 |
| ARM64(Snapdragon等) | vc_redist.arm64.exe | 同上 |
対処法6:システムファイルの修復
Windowsのシステムファイルが破損していると、Windows Terminalに限らずさまざまなアプリが正常に動作しなくなります。
SFCスキャン(System File Checker)
- スタートメニューを右クリック → 「Windows PowerShell(管理者)」
- 以下のコマンドを入力してEnter:
sfc /scannow
スキャンには10〜30分かかります。完了後、結果が表示されます。
| 表示メッセージ | 意味 | 次のアクション |
|---|---|---|
| 整合性違反は検出されませんでした | システムファイルは正常 | 他の対処法を試す |
| 破損したファイルが見つかり、正常に修復されました | 問題が修復された | PCを再起動して確認 |
| 破損したファイルが見つかりましたが、修復できませんでした | 深刻な破損 | DISMコマンドを実行 |
DISMコマンド(SFCで修復できない場合)
# DISMでシステムイメージを修復
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
# 完了後、再度SFCを実行
sfc /scannow
対処法7:Windows Updateを確認する
Windows 11の特定のアップデートがWindows Terminalの不具合を引き起こしている場合があります。最新の更新プログラムで修正されていることもあるため、Windows Updateを確認しましょう。
手順
- Windowsキー + I で「設定」を開く
- 左メニューから「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 利用可能な更新があればインストール
- PCを再起動
問題のある更新プログラムをアンインストールする
特定のアップデート後にWindows Terminalが起動しなくなった場合は、その更新プログラムをアンインストールする方法もあります。
- 「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」
- 「更新プログラムをアンインストールする」をクリック
- 問題が発生した時期の更新プログラムを選択して「アンインストール」

対処法8:新しいユーザーアカウントで試す
ユーザープロファイルの破損が原因の場合、新しいローカルアカウントを作成してWindows Terminalが起動するか確認します。
新しいアカウントの作成手順
- 「設定」→「アカウント」→「他のユーザー」
- 「アカウントの追加」をクリック
- 「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリック
- 「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリック
- ユーザー名とパスワードを設定して「次へ」
- 作成したアカウントでサインインしてWindows Terminalを起動
新しいアカウントで正常に起動する場合は、元のアカウントのWindows Terminalの設定やキャッシュに問題があります。
対処法9:セキュリティソフトの除外設定
サードパーティ製のセキュリティソフト(ウイルスバスター、Norton、ESET、カスペルスキーなど)がWindows Terminalの起動をブロックしていることがあります。
確認方法
- セキュリティソフトを一時的に無効化する
- Windows Terminalの起動を試す
- 起動できた場合は、セキュリティソフトの設定でWindows Terminalを除外リストに追加する
Windows Defenderの除外設定
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windows セキュリティ」
- 「ウイルスと脅威の防止」→「設定の管理」
- 「除外の追加または削除」をクリック
- 「除外の追加」→「フォルダー」を選択
- Windows Terminalのインストールフォルダーを指定
対処法10:環境変数を確認する
環境変数の設定が不正だとWindows Terminalが正常に動作しないことがあります。
PATH環境変数の確認
- スタートメニューで「環境変数」と検索
- 「システム環境変数の編集」をクリック
- 「環境変数」ボタンをクリック
- 「システム環境変数」の「Path」を選択して「編集」
- 以下のパスが含まれているか確認:
%SystemRoot%\system32
%SystemRoot%
%SystemRoot%\System32\Wbem
それでも解決しない場合:代替ターミナルを使う
Windows Terminalがどうしても起動しない場合は、代替のターミナルアプリを使うことも検討しましょう。
| 代替手段 | 開き方 | 特徴 |
|---|---|---|
| コマンドプロンプト | スタート → cmd と検索 | 最も基本的なターミナル |
| PowerShell | スタート → PowerShell と検索 | 高機能、スクリプト対応 |
| Windows PowerShell ISE | スタート → ISE と検索 | スクリプト開発向け |
| VS Code統合ターミナル | VS Code → Ctrl + ` | 開発者向け、複数タブ |
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まとめ
Windows 11のWindows Terminalが起動しない問題は、アプリのキャッシュ破損、settings.jsonの構文エラー、Windows Updateの不具合など、さまざまな原因で発生します。
解決するためのポイントは以下の通りです。
- まず修復とリセット:「設定」→「アプリ」からWindows Terminalの修復・リセットを試す(対処法1)
- settings.jsonの初期化:設定ファイルをリネームして新規生成させる(対処法2)
- 再インストール:PowerShellからアンインストール後、Microsoft Storeから再インストール(対処法3)
- システム修復:sfc /scannow でシステムファイルの整合性をチェック(対処法6)
上記の対処法を順番に試していけば、ほとんどのケースでWindows Terminalが正常に起動するようになります。それでも解決しない場合は、コマンドプロンプトやPowerShellを代替手段として利用しつつ、Microsoftのサポートに問い合わせることをおすすめします。
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