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MacでWi-Fiに繋がっているのにページの読み込みが遅い、特定のサイトだけ開くのに時間がかかるという場合、DNSサーバーが原因のことがあります。
この記事では、MacのDNSを最速のパブリックDNSに変更してインターネット速度を改善する方法を解説します。
この記事でわかること
- DNSがインターネット速度に影響する理由
- MacでのDNSサーバー変更手順(詳細)
- Google DNS・Cloudflare DNSの比較
- DNSキャッシュのフラッシュ方法
DNSとは?なぜ速度に影響するのか
DNS(Domain Name System)は、「google.com」などのドメイン名をIPアドレス(数字)に変換する仕組みです。Webサイトにアクセスするたびに必ずDNS照会が行われるため、DNSサーバーの応答速度がページ読み込み全体に影響します。
プロバイダー(ISP)が提供するデフォルトのDNSサーバーは、混雑していたり応答が遅かったりすることがあります。GoogleやCloudflareのパブリックDNSは世界各地にサーバーが分散されており、多くの場合でデフォルトより高速・安定しています。
主要パブリックDNS比較
| DNSプロバイダー | プライマリDNS | セカンダリDNS | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Google Public DNS | 8.8.8.8 | 8.8.4.4 | 安定・高速・世界最大規模 |
| Cloudflare | 1.1.1.1 | 1.0.0.1 | 最速・プライバシー重視 |
| OpenDNS | 208.67.222.222 | 208.67.220.220 | フィルタリング機能あり |
| ISP(プロバイダー) | 自動 | 自動 | 地域によって速度が異なる |
MacでDNSを変更する手順(macOS Ventura以降)
- Appleメニュー →「システム設定」を開く
- 「ネットワーク」をクリック
- 使用中のネットワーク(Wi-FiまたはEthernet)を選択し「詳細…」をクリック
- 「DNS」タブをクリック
- 「DNSサーバー」の「+」ボタンをクリックして新しいDNSアドレスを追加する
- Cloudflare の場合:
1.1.1.1と1.0.0.1を追加 - 既存のISPのDNSエントリーは削除するか、新しいDNSの下に移動させる
- 「OK」→「適用」をクリック
MacでDNSを変更する手順(macOS Monterey以前)
- Appleメニュー →「システム環境設定」→「ネットワーク」を開く
- 左側のリストから使用中のネットワークを選択
- 「詳細」ボタンをクリック →「DNS」タブ
- 左下の「+」をクリックして
1.1.1.1と1.0.0.1を追加 - 「OK」→「適用」をクリック
DNSキャッシュをフラッシュする
DNSを変更した後、古いDNSキャッシュが残っていると効果が出ない場合があります。ターミナルで以下のコマンドを実行してキャッシュをクリアします。
sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
パスワードの入力を求められたら、Macのログインパスワードを入力してEnterを押してください。
DNS変更の効果を確認する
ターミナルで以下のコマンドを実行することでDNS応答速度を測定できます。
dig @1.1.1.1 google.com | grep "Query time"
dig @8.8.8.8 google.com | grep "Query time"
「Query time: XX msec」の数字が小さいほど応答が速いDNSです。
それでもページ読み込みが遅い場合
- Wi-Fiルーターの再起動(DHCPリースの更新)
- Macの再起動(全ネットワーク設定のリセット)
- ブラウザのキャッシュ・Cookieのクリア
- スピードテスト(fast.com等)でインターネット速度自体を確認
よくある質問(FAQ)
Q. DNSを変更するとセキュリティは大丈夫ですか?
A. GoogleやCloudflareのパブリックDNSは世界中で広く使われており、セキュリティ面でも信頼性が高いです。特にCloudflare(1.1.1.1)はログを保持しないプライバシーポリシーを採用しています。
Q. DNSを変更したら一部のサイトにアクセスできなくなりました
A. 企業のVPNや内部ネットワーク向けのドメインがパブリックDNSで解決できない場合があります。VPN接続時は元のDNS設定に戻すか、VPNソフトのDNS設定を確認してください。
Q. 子どもの有害サイトブロックに使えますか?
A. OpenDNSの「FamilyShield」(208.67.222.123 / 208.67.220.123)を使うと、フィルタリング付きのDNSが利用できます。ただし完全ではないため、別途ペアレンタルコントロールソフトの併用を推奨します。
Q. MacだけでなくWi-Fiルーター全体のDNSを変えることはできますか?
A. できます。Wi-Fiルーターの管理画面(通常 192.168.1.1 または 192.168.0.1)にアクセスし、「DNS設定」または「DHCP設定」からDNSサーバーのアドレスを変更すると、ルーターに接続するすべてのデバイスに適用されます。
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まとめ
MacのDNSをCloudflare(1.1.1.1)またはGoogle(8.8.8.8)のパブリックDNSに変更することで、ページ読み込み速度の改善が期待できます。設定後はDNSキャッシュをフラッシュすることを忘れずに。インターネット全体が遅い場合はルーター側のDNS変更も検討してみてください。
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