Home / ネットワーク・IT / IT基礎知識 / 格安SIM / 格安SIMに乗り換える手順|MNP予約番号の取得から開通まで【2026年版】

格安SIMに乗り換える手順|MNP予約番号の取得から開通まで【2026年版】

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

「格安SIMに乗り換えたいけど、MNP予約番号の取り方が分からない…」「手続きが難しそうで不安…」そんな悩みを抱えていませんか?

実は、格安SIMへの乗り換え(MNP)は、たった3ステップで完了します。MNP予約番号の取得から回線の開通まで、早ければ30分〜1時間で完了するケースも珍しくありません。

この記事では、2026年最新の情報をもとに、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から格安SIM(楽天モバイル・ahamo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル・mineo・IIJmio・povo)への乗り換え手順を、初心者の方にも分かりやすく完全解説します。

この記事でわかること

  • MNP予約番号の取得方法(ドコモ・au・ソフトバンク別)
  • 格安SIMの申し込みから開通までの完全手順
  • MNPワンストップ方式の使い方と対応事業者
  • 乗り換え前に確認すべき注意点とチェックリスト
  • 乗り換えにかかる費用と月額料金のシミュレーション
  • SIMカードとeSIMの違いと選び方

格安SIMへのMNP乗り換えとは?基本知識を解説

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは

MNP(Mobile Number Portability)とは、今使っている電話番号をそのまま別の携帯会社に引き継げる制度です。2006年に開始されたこの制度により、電話番号を変えることなく自由に携帯会社を乗り換えられるようになりました。

つまり、ドコモからmineoへ、auからUQモバイルへ、ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えても、今の電話番号がそのまま使えます。友人や仕事先への番号変更連絡は一切不要です。

MNP乗り換えの全体像(3ステップ)

格安SIMへの乗り換えは、大きく分けて以下の3ステップで完了します。

ステップ やること 所要時間
1 MNP予約番号を取得する 5〜15分
2 格安SIMに申し込む 10〜20分
3 SIM到着後に回線を切り替える(開通手続き) 5〜30分

MNPワンストップ方式とは?(2023年5月開始)

2023年5月24日から開始されたMNPワンストップ方式は、従来必要だった「MNP予約番号の取得」を省略できる新しい仕組みです。

対応事業者間での乗り換えであれば、乗り換え先の申し込み画面だけで手続きが完結します。予約番号の発行や有効期限を気にする必要がありません。

MNPワンストップ対応事業者(2026年3月時点)

分類 対応事業者
大手キャリア ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
サブブランド UQモバイル、ワイモバイル
オンライン専用 ahamo、povo、LINEMO
MVNO mineo、IIJmio、日本通信SIM、NUROモバイルなど

ただし、ワンストップ非対応の事業者から乗り換える場合は、従来どおりMNP予約番号の取得が必要です。念のため、従来方式の手順も把握しておきましょう。

【事前準備】乗り換え前に確認すべき5つのポイント

1. 端末のSIMロック解除

2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックフリーですが、それ以前に購入した端末はSIMロック解除が必要な場合があります。

SIMロック解除の確認方法:

  • iPhone:設定 → 一般 → 情報 → 「SIMロック」の項目が「SIMロックなし」と表示されていればOK
  • Android:設定 → デバイス情報 → SIMカードの状態 → 「SIMロックの状態」を確認

SIMロック解除は各キャリアのマイページから無料で手続きできます。ショップでは3,300円の手数料がかかるため、オンラインでの解除がおすすめです。

2. 対応周波数帯(バンド)の確認

格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営しています。乗り換え先の格安SIMが使う回線と、お使いの端末が対応する周波数帯が一致していることを確認しましょう。

回線 主要バンド(4G LTE) 対応格安SIM
ドコモ回線 Band 1, 3, 19, 21 ahamo、IIJmio(D)、mineo(D)
au回線 Band 1, 3, 18, 26 UQモバイル、povo、mineo(A)、IIJmio(A)
ソフトバンク回線 Band 1, 3, 8 ワイモバイル、LINEMO、mineo(S)
楽天回線 Band 3, 18(au) 楽天モバイル

3. メールアドレスの移行

キャリアメール(@docomo.ne.jp、@au.com、@softbank.ne.jp)は、キャリアメール持ち運びサービスを利用すれば乗り換え後も使えます。ただし、月額330円の有料サービスです。

費用を抑えたい方は、乗り換え前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスに移行しておくことをおすすめします。各種サービスの登録メールアドレスも、事前に変更しておきましょう。

4. 違約金・解約金の確認

2022年7月以降、大手キャリアの解約違約金は撤廃されています。ただし、端末の残債(分割払いの残り)がある場合は、引き続き支払いが必要です。

5. 必要書類の準備

格安SIMの申し込みに必要なものは以下の通りです。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • クレジットカード(一部は口座振替対応)
  • MNP予約番号(ワンストップ非対応の場合)
  • メールアドレス(連絡先用)

【Step 1】MNP予約番号の取得方法(キャリア別)

MNPワンストップ対応の事業者間での乗り換えなら、この手順はスキップできます。非対応の場合は、以下の方法でMNP予約番号を取得してください。

ドコモからMNP予約番号を取得する方法

方法1:My docomo(オンライン)★おすすめ

  1. My docomoにログイン
  2. 「契約内容・手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択
  3. 注意事項を確認し、「手続きを進める」をタップ
  4. MNP予約番号と有効期限が表示される

方法2:電話で取得

  • ドコモの携帯から:151(無料)
  • 一般電話から:0120-800-000
  • 受付時間:9:00〜20:00

auからMNP予約番号を取得する方法

方法1:My au(オンライン)★おすすめ

  1. My auにログイン
  2. 「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容 / 手続き」
  3. 「お問い合わせ / 手続き」→「MNPご予約」を選択
  4. MNP予約番号が発行される

方法2:電話で取得

  • 電話番号:0077-75470(無料)
  • 受付時間:9:00〜20:00

ソフトバンクからMNP予約番号を取得する方法

方法1:My SoftBank(オンライン)★おすすめ

  1. My SoftBankにログイン
  2. 「契約・オプション管理」→「MNP予約関連手続き」
  3. 「MNP予約番号の発行」を選択
  4. 予約番号が表示される

方法2:電話で取得

  • ソフトバンクの携帯から:*5533(無料)
  • 一般電話から:0800-100-5533
  • 受付時間:9:00〜20:00
注意:MNP予約番号の有効期限は15日間
予約番号を取得したら、なるべく早く申し込みを行いましょう。多くの格安SIMでは、有効期限の残りが10日以上ないと申し込みを受け付けない場合があります。取得したら当日中の申し込みがベストです。

【Step 2】格安SIMへの申し込み手順

申し込みの基本的な流れ

  1. 公式サイトにアクセス:乗り換え先の格安SIMの公式サイトを開く
  2. プランを選択:データ容量・音声通話の有無を選ぶ
  3. SIMタイプを選択:SIMカード(物理SIM)またはeSIMを選ぶ
  4. MNPを選択:「他社から乗り換え(MNP)」を選ぶ
  5. MNP予約番号を入力:取得した予約番号・有効期限・電話番号を入力(ワンストップなら不要)
  6. 本人確認書類をアップロード:運転免許証やマイナンバーカードの画像を提出
  7. 支払い情報を入力:クレジットカード情報を入力
  8. 申し込み完了:確認画面で内容を確認して申し込み

SIMカードとeSIMの違い

項目 SIMカード(物理SIM) eSIM
開通までの時間 2〜5日(配送待ち) 最短即日
物理カード あり(差し替えが必要) なし(端末に内蔵)
対応端末 ほぼ全機種 一部機種のみ
デュアルSIM対応 SIMスロットが2つ必要 物理SIM+eSIMで併用可能
おすすめな人 初心者、古い端末を使う人 すぐに開通したい人

主要格安SIMのMNP乗り換えプラン比較

サービス 月額料金(税込) データ容量 回線
楽天モバイル 1,078〜3,278円 3GB〜無制限 楽天
ahamo 2,970円 20GB ドコモ
LINEMO 990〜2,728円 3GB〜20GB ソフトバンク
UQモバイル 1,628〜3,828円 4GB〜20GB au
ワイモバイル 2,178〜4,158円 4GB〜30GB ソフトバンク
mineo 1,298〜2,178円 1GB〜20GB 3回線対応
IIJmio 850〜2,000円 2GB〜20GB ドコモ・au
povo 基本0円〜 トッピング式 au

【Step 3】SIM到着後の開通手続き

物理SIMカードの場合

  1. SIMカードを受け取る:宅配便で届いたSIMカードパッケージを開封
  2. 回線切り替え手続き:乗り換え先の会員ページやアプリで「回線切り替え」ボタンをタップ
  3. 端末の電源をオフにする
  4. SIMカードを差し替える:SIMピンでトレイを開け、新しいSIMカードをセット
  5. 端末の電源をオンにする
  6. APN設定を行う:乗り換え先の案内に従ってAPN(アクセスポイント名)を設定
  7. 動作確認:電話の発着信・データ通信・SMSの送受信を確認

eSIMの場合

  1. 回線切り替え手続き:会員ページやアプリで「回線切り替え」を実行
  2. eSIMプロファイルをダウンロード:メールで届くQRコードを別の端末で表示し、使用する端末で読み取る
  3. 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加(iPhoneの場合)
  4. APN設定:必要に応じて設定(自動設定の事業者も多い)
  5. 動作確認:電話・データ通信・SMSをチェック
回線切り替えのタイミングに注意
回線切り替えを行うと、元のキャリアの回線はすぐに使えなくなります。Wi-Fi環境がある場所で作業することをおすすめします。また、切り替え可能な時間帯(多くは9:00〜21:00)にも注意しましょう。

乗り換え後にやるべきこと

1. 動作確認チェックリスト

  • ☑ 電話の発信・着信ができるか
  • ☑ データ通信(4G/5G)ができるか
  • ☑ SMSの送受信ができるか
  • ☑ Wi-Fiに接続できるか
  • ☑ テザリングが使えるか
  • ☑ LINEやメールアプリが正常に動作するか

2. 旧キャリアの最終請求を確認

MNPによる乗り換えが完了すると、旧キャリアは自動的に解約されます。最終月の料金は日割りではなく月額満額で請求されるケースが多いため、月末近くに乗り換えると無駄がありません。

3. 不要なオプションの解約

旧キャリアで加入していた有料オプション(端末補償、セキュリティサービスなど)のうち、キャリアと紐づいていないもの(App Store経由の契約など)は自動解約されません。不要なものは個別に解約しましょう。

MNP乗り換えでよくあるトラブルと対処法

トラブル1:MNP予約番号の有効期限が切れた

MNP予約番号の有効期限は15日間です。期限切れの場合は、もう一度予約番号を取得し直せば問題ありません。費用はかかりません。

トラブル2:SIMカードを入れたがデータ通信ができない

ほとんどの場合、APN設定の未設定や誤りが原因です。乗り換え先の公式サイトで正しいAPN情報を確認し、手動で設定してください。

トラブル3:回線切り替えボタンが見つからない

事業者によって回線切り替えの方法が異なります。SIMカードに同梱されているスタートガイドを確認するか、各事業者のサポートページで手順を確認しましょう。

トラブル4:乗り換え後に電話ができない

回線切り替えが完了していない、またはAPN設定の問題が考えられます。端末を再起動し、回線切り替えが完了しているか確認してください。

月額料金シミュレーション:大手キャリアvs格安SIM

項目 大手キャリア 格安SIM(IIJmio 15GB)
月額基本料金 7,315円 1,800円
通話オプション 1,980円 500円
月額合計 9,295円 2,300円
年間合計 111,540円 27,600円
年間の節約額 約83,940円のお得!

格安SIMに乗り換えるだけで、年間約8万円以上の節約が可能です。2年間で約17万円、5年間で約42万円の差額になります。

よくある質問(FAQ)

Q1. MNP乗り換えにかかる費用は?

2021年4月以降、MNP転出手数料(3,300円)は原則無料になりました。格安SIMの初期事務手数料(3,300円程度)がかかりますが、キャンペーンで無料になることも多いです。

Q2. 乗り換え中にスマホが使えない期間はある?

回線切り替え手続き中の数分〜数時間のみ使えなくなります。eSIMなら最短数分で完了します。SIMカードの場合も、到着後に切り替えボタンを押すまでは旧回線が使えるので安心です。

Q3. 格安SIMに乗り換えたら電話番号は変わる?

MNPを利用すれば、電話番号はそのまま引き継がれます。変わることはありません。

Q4. スマホの端末はそのまま使える?

SIMロックが解除されていて、対応する周波数帯が一致していれば、今の端末をそのまま使えます。乗り換え先の公式サイトで動作確認済み端末リストを確認しましょう。

Q5. MNPワンストップと従来方式、どちらを使うべき?

対応事業者間での乗り換えなら、予約番号が不要なワンストップ方式が圧倒的に楽です。非対応の事業者から乗り換える場合のみ、従来方式を使いましょう。

Q6. 格安SIMに乗り換えるベストなタイミングは?

旧キャリアの最終月は満額請求されることが多いため、月末近くに乗り換えると無駄がありません。また、格安SIM側はキャンペーン中に申し込むとさらにお得です。

Q7. 家族で一緒に乗り換えたほうがお得?

UQモバイル、ワイモバイル、mineoなどでは家族割引があるため、家族でまとめて乗り換えると月額料金がさらに安くなります。

Q8. 格安SIMに乗り換えたらLINEは使える?

LINEはそのまま使えます。ただし、一部の格安SIMではLINEの年齢確認ができないため、ID検索が使えない場合があります。LINEMOやワイモバイルなどは年齢確認に対応しています。

Q9. 格安SIMでも緊急電話(110番・119番)はかけられる?

音声通話対応SIMであれば、110番・119番への緊急通報は問題なくできます。データ通信専用SIMでは緊急通報はできませんのでご注意ください。

Q10. 乗り換え後にやっぱり元に戻したくなったら?

格安SIMから大手キャリアへの出戻り(MNP)も可能です。最低利用期間がない事業者がほとんどなので、いつでも再度乗り換えできます。

まとめ

格安SIMへのMNP乗り換えは、MNP予約番号の取得→申し込み→回線切り替えの3ステップで完了します。MNPワンストップ方式を使えば、予約番号の取得すら不要で、さらに簡単に乗り換えられます。

大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、年間8万円以上の節約が期待できます。通信品質も大手キャリアの回線を使っているため大きな差はありません。

「手続きが面倒そう」と感じている方も、この記事の手順通りに進めれば、30分〜1時間で乗り換えが完了します。ぜひこの機会に、格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。

Check Also

格安SIM iPhone設定方法

格安SIMでiPhoneを使う方法|対応機種と設定手順【2026年版】

「iPhoneで格安SIMを使 …